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‐西ブロック・川原付近‐
くっそ、みつからねぇ。
こういう時こそ、マスターの令呪の反応が欲しいのにな…。
[まぁ、自分が置いて出てきたのだから仕方がない。
それでも居てほしい時に居ないマスターに軽く文句を言う。]
ん?
サーヴァントの気配……?
[そんな時、僅かに感じる魔力。
それは、紛れもなくサーヴァントの物だった。]
・・・・・・
[明らかにサーヴァントの魔力。
こういうものを感じる限り、自分が正統な人間という生物ではなく反英雄の魂を持っているのだな、と実感する。
だが、予想するにキャスターが戻ってきたのだろう。
場所が悪い、そう感じた]
やり合う、か。
[このアド・エデムの手元に戻った限り斬撃皇帝は無制限の武器では無くなった。その力は本来のものに戻ったが、その分大きな”代償”を支払う事をよく知っている。戦闘回数は出来るだけ避けたいからこそランサーを手ごまとして扱っているのだ]
とは言っても、キャスター戦はどちらにしても避けて通れる物ではないだろうが。
[少なくとも、キャスターがここに来るなら接触する覚悟をした]
[魔力はより川原の近い方から感じられる。
ゆっくりと近づき、目標を視界に捕らえた時…
そこに映ったのは
まだ見ぬサーヴァントの姿だった。]
[おかしい。
既に自分は他の六騎のサーヴァントを確認している。
・セイバー
・アサシン
・バーサーカー
・ランサー
確定はしていないが、確実にそうであろうアーチャー。
最後に、川原でランサーと共にいたサーヴァント…恐らくライダー。
ならば、目の前に居る男は一体何だというのか。
八騎目のサーヴァント…そんな物ありえない。]
おい…答えろ。
一体お前、何のクラスのサーヴァントだ。
残念ながら、俺は。
セイバーのマスターだ。
[襟を開き、その胸元の3画の痣を見せる]
話は聞いているよ、キャスター。うちのセイバーは君の事をいたく評価していた。一度会いたいと思っていたんだ。
マスター…だと?
[反論しようとするが、令呪を見て口を閉じる。
確かにあれは令呪だ、間違いない。
だがなんだ…この悪寒は。
人間ではありえない魔力と存在感は。]
だったら、なんでサーヴァント同士の共鳴が起こる?
お前も感じているんだろう?この共鳴を。
何の事かな、俺にはわからん。
ただ俺は挨拶をしに来ただけだ。
セイバーはキャスター、君と決着をつける事無く去った。楽しみにしていたのだろうが残念だったな。
セイバーが去った…?
本当なら有難いんだろうけどなぁ。
……それこそ、一番信じられないね。
[魔力を開放し、推し量れぬ目の前の相手を睨む。]
冗談は止めにしないか。
あの俺様野郎がそう簡単にくたばるタマかよ。
成る程、俺の予想通り君は随分セイバーに御執心だったようだな。
だが、残念ながらセイバーが去ったのは事実だ。
[右の掌を開いたままキャスターのほうへ差し出す。その上には剣種が静かに収まっていた]
だとすると、君はこの状況をどう推測するかな。
[冷静かつ淡々と言葉を続ける]
男に執着する趣味はないんだけどな。
…っ、それは…。
[目の前の男の手にあるもの、それは紛れもなくセイバーが使っていた宝具。
宝具とは英霊のシンボルであり切り札、それをたとえマスターといえども他人に渡す事などまず有り得ない。
あのセイバーの性格や言葉を考えればなおさらだ。]
なんでお前がそれを持っている…?
[そこで、一つの答えに行き着く。
それは有り得る筈の無い答え、考える事すら馬鹿馬鹿しい。
だが…なぜそれが"正解"だと思ってしまったのだろうか。]
お前…自分のサーヴァントの力を取り込んだのか?
その割には、中々敏感じゃないか。
取り込んだ、か。そういう言い方もあるかもしれないな。
[淡々と言葉を続ける]
だが勘違いして貰っては困る。あんな聖杯にこびりついていた魔力の残りカスがサーヴァントなどとんだ勘違いだ。
俺にとっては栄養分みたいなものだ。最初からそのつもりで召喚した。
そんな残りカスといい戦いを繰り広げたのかもしれないが、徒労に終わったな。
ほー…?
[相手の挑発にコメカミがピクリと動く。
明らかに此方を見下している発言。
思わず攻撃しそうになるが、まだ聞くことがある。]
お前がどれほどの物か知らないが…それだけの口を叩けば対したもんだなぁ。
[そう、何故か直感が告げている。
コイツこそが…ランサーのマスターが言った人物ではないのかと。]
それで、それも全て世界の滅亡とやらの為ってか?
そうだ。
[その発言に躊躇いは無かった]
ガイアは近い将来死ぬ。だが人と亜麗百種は環境に対応しながらも2000年以上繁栄し続け、枯れた大地をさらに搾取し続ける。
英霊のお前に聞く。お前にとって平和とは何だ?
この大地を食い散らかす人間が繁栄する事か?
それとも、この大地が生きるために人間が滅びる事か?
だからこそ俺は今ここにいる。カウンターガーディアンにして反英雄のこの俺が。
ハッ、くだらねぇ!
[相手の言葉を聞いて、馬鹿馬鹿しくて笑ってしまった。]
なんだ、結局は"なんで俺が死ぬのにお前ら楽しそうに暮らしてるんだ"って嫉妬してるだけだろうが。
それで世界を滅ぼすだ?ヒステリーも良い所だ。
答えてやるよ…平和ってのはな。
昨日を懐かしさを語り、
明日の楽しみに思いを馳せ
そして今を笑って過ごす。
それさえ出来れば上等だ。
少なくとも…他人が力でどうこうするものじゃねぇ!
[叫びと同時に川から無数の水の刃が出現する。
それらは等間隔でキャスターの周りに浮かぶと、その切っ先全てを目の前の男へと向けた。]
・・・・・・
神殺し
”斬撃皇帝”
[一瞬にして生成された刃は、アンリ・マユが生成していた片刃のものとは全く異なる形状であり、柄側にも刀身の約半分ほどの刃が生成された両刃剣であった。
アンリ・マユが生成した剣ほどのサイズには成らなかったが、それでも圧倒的な存在感を放つその異形の剣は、一瞬にして全てのキャスターから放たれた水刃に対して光速の突きを打ち込み、霧散させた]
それはエゴでしか無いな、英霊。
1を助け多を犠牲にするのと同じだ。
[同時に、大地に振動が起こる。
川の形が変形していく。いや、正確にいえば地形にヒビが入り”陥没”していく。
大地を食らいその剣の威力を保つ。まさにそれは人間の愚考を象徴するような悪魔の剣。それが斬撃皇帝の真の姿。
視界内に数十メートルの断層が現れ、川は。
既に原形を留めていなかった]
チッ…!
[得意とする場が崩れ去る。
幸運だったのは、自分が位置していた場所が川上に位置していた事か。
後方にはまだ水がある。だが―― ]
【そんなんじゃどうしようもねぇ…な。】
[その程度で有利に動く相手じゃないだろう。
正直、明らかに前のセイバー以上だ。
相手の言葉が真実ならば、相手の力は世界の意思そのもの。
ならば…こちらも"世界"を出すしか対抗する手段は無い。]
威張って三下の悪党の台詞みてぇな物掲げてるんじゃねぇよ……!
[だが、それになぜか抵抗を感じた。
俺が使うと誓った相手は"セイバー"であって"コイツ"じゃない…!]
クソッ…なにしてやがんだよ『セイバー』!!!
この世全ての悪なんて大仰な名前しやがって、
こんな野郎に吸収されてんじゃねぇ!
俺との勝負…するんだろうが!
[心の底から叫ぶ。
こんな詰まらない奴に、勝負に水を差させるのか。
お前はその程度の"悪"なのかと。]
悪、か。
俺にしてみれば、セイバーだったあいつも肯定すべき一つの存在の可能性でしかない。
もしあいつが全ての人類を飲み込むほどの意思であったとしても、ガイアにとってはそれは粛清でしかなかっただろう。
ならば、人間は勝手にあいつを悪と罵っているだけだ。この世界における尊厳ある意思ではなく、ただの破滅衝動の象徴でしか無い。
・・・・・・ 悪いが、一度抜いたからにはこれ以上大地を侵食するのは不本意だ。生前のように”大陸を二つに裂くほどの底の見えぬ大断層”を作るわけにはいかないんでな。
次の一撃で終わらせる。
[構えは一撃必殺の平正眼。次に放たれるのは必然的に・・・・・・
光速の三段突。]
!?
[割れた大地から、まるでキャスターとセイバーを分かつように火柱が立ち上がる]
・・・・・・ 小物め、カスはカスか。
[それが誰の所業か理解し、内なる敵までも相手にするには不利と踏んだ]
無駄に剣を行使してしまったか。
[火柱は次第に弱まっていくが、セイバーは既に下がろうとしていた]
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