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あー…あの声ランサーのマスターだな。
[聞いたことのある声だなと思い、答えに辿り着く。
だったらなおさら逃がすわけには行かない。
むしろ、魔術を使ってキャスターから逃げられると思う方がおかしいだろう。]
"Kaikki on joutua"
[キャスターが呟くと同時に、水の人形は水の隼となり猛スピードで空を翔る。
そして、相手へと着弾すると水の拘束具と変わった。]
[ケネスは餃子を食みながら渋い顔をする。]
……お前、今初めて「マスター」って言葉を使ったんじゃないか?
お前にサーヴァントとしての自覚が在ったなんて、初めて知ったよ。
しかもこんな時だけかよ。
あの娘はなあ、俺の部屋にだけ来てマンションを立ち去った、怪しい新聞勧誘員だ。
しかも、なかなかかわい子ちゃんときている。
だからあとをつけたの、解った?
まあ、途中の教会で引き返してきたんだけどよ。
ああ、そういや一応話しておくが、あの晩、お前が戦ったガトリング野郎のマスターの住処も見つけたぞ。
住宅街のなんつったかな「魔女の巣」だっけか?
何かそんな名前の綺麗な店にいたぞ。
[ケネスはそう言うとビールを飲んだ。]
[…。
咄嗟に、撃ちそうになる。
これは、戦闘ではない。
抑止が働くが、また、手の震えが収まらなくなった。
目には昏い炎が宿り、露葉を睨みつけたまま、動けない。]
…それは、お前が、望んだことだ。
俺を、呼んだのは、お前なんだからな…。
俺を使いこなせるのは、そう…
[自ら引き金を引くことを厭わない、強い意思を持つ者だけだ。
…とは言わず、一気にぐるりと振り返り、店を出た。]
[愛犬に引かれるままに公園に行き着いた。
が、もはや例の挑発は記憶にない。]
タロってば、よっぽどこの公園が好きなんだね。
[瞬間、またも脱力感を感じた。
疑いようのない距離で魔術を行使するパートナーの存在を認識する。]
お爺ちゃんったら……。
― 中央ブロック・噴水 ―
――――。
[突如、ランサーの動きが止まる。]
…ヒサコ?
[すぅとランサー周辺の空気が停止した。何らかの危機が訪れているのは確かなようだ。「マスターの元に到達する」という目的の元、ランサーは行動を開始した。]
私のマスターに危機が訪れた。
[そう久仁彦とライダーに言い置き、ランサーは疾走した。広場の出口付近の繁みを揺らし、一陣の風が吹いた。
途中、何だか危ないサーヴァントとすれ違ったが、それどころではない。視認され、攻撃の意思も感じたように思うが、尚疾走。
全てを無視し、久子の元へ最短距離で移動する。]
[ドアの横にある排水用のパイプに手を当てる。溶解して穴を開けると、伝う水に指先で触れ]
Un courant, transportez un son
[わずかに震える水音。マンション内の人の声が聞こえてくる]
[このまま逃げ切れる。
と思った刹那、凄まじい勢いで背後にせまる気配。]
く!
[避けようとひきつけて右に体を投げ出す。
直進なら避けられるタイミングではあったが水の塊はほぼ直角にその進む方向を変え彼女に直撃し体の自由を奪う。]
・・・・・・ 来るな。
[キャスターが弄っている魔術師かどうかは彼には関係ない。
今急速に接近してくる魔力。まさしくそれは最初に剣を交えてランサーだと確信した]
[判ったのは、3人のうち、2人がサーヴァント。クラスは不明。少年のような風貌の1人が、お洒落な感じの男を詰るような空気で会話をしていた事、もう1人は物静かだった、という事だけだった。
すると、ふいに物静かだった青年が瞬時に姿を消した。
――否、消したように見えたのは俊足移動。
青年が、サーヴァントのうちの1人である事は明確に見て取れた。風貌から言って、キャスターから聞いていたランサーで間違いないだろう。
ソフィーの言葉を思い出す。]
公園で何か、起きているのだろうか?
[その場に残った2人を、さり気なく眺めた。]
[なおも諦めず拘束を逃れようと、その抵抗する時にこそその真価を発揮する魔力を全開にしてあがく。]
こんなものー!!
[しかし人の身と創世の神の力は比較にもならない。
無為に彼女の体からは魔力が失われていく。]
ねぇぉぇぃ!!
[宗冬の気合いが炸裂する。]
真殿!何をやってるでござるか!何故引き返したでござるか!
可愛い子だから付けたのでしょう。だったら、最後までつける!
いや、その教会で押し倒せばいいではないですか!
そして!その後!その場で!そう!悔い改めればいいだけです!
[色々な声が聞こえる中、どこかで聞いた声が耳に残る。あの時の、男性だ、と思い出し、その内容を確かめようと水の流れを緩やかにする]
……魔女の、巣?
館の、事だろうか。
ということは、バーサーカーのマスターも、あの場所は探し当てたらしい。
あそこの、サーヴァントのことが聞けるとよいのだけど。
[辺りを見回し、パイプを元に戻す]
……あ、おい?!
[疾駆する槍兵の後姿、追ったときには先ほどまでそこにいたという気配だけがそこにあり]
……なんなんだ。
[僅か唖然とはしたけれど、暫しの沈黙のあとあたりの気配を探る。
感じる違和感。
無言のまま、煩い主を促すと噴水を放れなるべく人気の少ない教会方面へと向かう細い路地へと足を踏み入れるために歩き出す]
[“戦場”に駆けつける。
やはり疼く右手首。
それでもその意味には気付かない。]
んもう!
お爺ちゃんったらどこにいるのよっ!?
[苛立ちながら周囲を見渡す。]
お、ヒット。
まー…これなら流石に隠れてても出てくるし、別行動でも令呪を使うだろー。
[まだ魔力は完全ではないとはいえ多少の魔力行使で相手の令呪を一個消耗させられるなら儲け物だろ…と考えての行動だったが、どうもそれは叶わないようだ。
凄まじい勢いで接近する魔力の気配。]
あー…もう来ちまったか。
ほれセイバー、お前の御所望の相手のご到着だぞ。
[ここまできては拘束の意味もない、というか戦いに参加するつもりもない。
着弾した水の隼を引き戻し、リュックを背負わせる。
そして視界に映る自分のマスターの姿。]
ああ、ボケマスター。
今はとりあえずこっち来とけ。
[地を駆け、塀から屋根へ跳躍し、並ぶ家屋の上空を駆け抜け、樹那森林公園へと向かう。
――タン。
最後に跳躍した家屋は遥か後方。
森林の入り口に、姿勢低く着地すると、間髪をいれずに低く再度疾走。久子が拘束された水を、槍を実体化させて打ち払った。]
――ヒサコ!!!
[創世の力であろうと、それは操られた水。多重詠唱でもない罠でなければ、打ち砕けよう。ランサーは、久子を抱きしめて、そのまま駆け抜けようと]
…何、だ。
[両手に握った銃を虚空へ向け、止まる。
今のは、サーヴァントだった。
間違いない。
濃密な、戦闘の空気。
差し迫った危機の感触。
だが…だったら、何故。]
…俺と、戦わない。
[ぎり、と歯を軋ませる。
何故、銃を撃つ、その許可証を目の前にして、その挙句に、立ち竦んでいなければならないんだ。]
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