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教団の財務処理に関連して──お名前を拝見した事が。
死亡者の一部資産を、こちらで受け継いだ際に、貴女の手腕についての評判を少し。
[教団のマークの入ったボディスーツの上から羽織っていたマントをずらして、自分の立場をセシリアはオードリーに簡単に説明した。まず、不審に思われる事を前提に。]
[S2と言う言葉は、セシリアに送られた手紙にも書かれていた言葉だった。Kotの問いには、曖昧に首を振り──。
手紙の確信に触れぬものの、何故、オードリーがS2の話をするのかを知る為にも、言葉を選んでゆっくりと口を開きかけたが。]
S2。私は、それが人を人間たらしめる事に関わる情報になり得る──と、聞いた事がありますが…──
バイオテクノロジーに、ご関心を?
[と言いかけた途中、Kotとオードリーの不穏なやり取りに言葉を止めた。]
オネイロス(夢ノ神)ヲ扱ウモノヲ、壊セ。
ソシテ、ヒュノプス(眠リノ神)ヲ手ニ入レタナラ―――
[大きく開く漆赤の裂け目の奥、舌の上を0と1の煌きが踊る]
―――眠リヲ覚マス事モ、夢デハナイダロウ。
[セシリアに興味を示す。その教団のマークに見覚えがあった。BANK にも信奉者がいて、給与のほとんどを喜捨していたかと思うと、ある日、行方不明になったのだ。その調査結果は役員会で報告されたが結局うやむやのうちに幕を閉じたのだ。]
あなたは求道者なのかしらね。
私にも信じるものがあるから、仲良くできそうね、よろしく。
[オードリーの信じるもの、それは力。]
あなたは知らない?
S2 のこと。
[重ねて問う。]
では。
それを知って、あなたはどうなさるおつもりですか。
この事態に終止符を……眠っている人々、死にゆく人々にとって最善最良の手段を打つために知る、というのならあるいは求める知識は齎されるかもしれません。
[言い放つ瞳の光は強く──翡翠色のキャッツアイ]
――Mundane/空中庭園――
情報は不足しています。ですが、現状で判断するのならば活力に満ちた、好ましい方だと思います。周囲を照らすような。
コンダクター。あなたは何処かへ?
[指揮者の側を離れ、メイの側へ移動した。
事実、それは大した距離では無かっただろうが。*]
―― 現実世界/空中庭園 ――
メイ。ここで別れよう。
メイが僕を信じていても危険がメイにも及ぶ。
信じられないなら仕方ないなあと思うけれど。――…こんな状態だ。
[少し傷付いたような眸はヴェールに隠され]
ステラがついてゆくなら何かしら助けになるだろう。
ステラ、元に戻りたいなら僕も助ける事は出来たが――他者への助けを乞うか自ら新しき道を探すかは自分次第だ。
[微笑。横に線が広がる。]
[譜に綴られ行く黒い文字列]
[瞳孔の奥で光がちらつく]
《――…恐ラクハ、何ダ?》
[記憶(メモリ)から引き出される赤い文字/WARNING/"S2"]
[半ば答えを予測しながら、漆黒の指先は*譜に触れた*]
──回想/USV車内──
「――だが、本当に知りたいのなら……
ショーを見においで――」
[>>159目をそらされれ暫しの沈黙の後の返答は、暗い囁きだった。
それは、普段、Orange Fluorescentを用い人間の意識を操作し、ダイレクトに望む反応や情報を得る事に慣れたセシリアには、随分と不可解な反応だった。]
【違う】
【私が知りたいのは──、】
【セクサロイドを作る側 作られた私の知り得ない
高い高い壁の向こうにある ──絶対的な他者の本質】
[だが、教団本部での集団自殺を知って以降、教団AIとしての意義をロストしているセシリアには、PGMを行使する事が出来なかったのだ。また、身体的苦痛を与える種類の拷問も無駄に思えた。
本質──そのような抽象的なモノを、どうやって知れば良いのか。「複数質問がある」と言ったが、質問等出来そうにない。
通常の人間はこう言った会話に、堪え難いもどかしさと絶望感を味わうものだろうか。]
──回想/USV車内──
…ショー?
[問い返しながらセシリアは、]
【嗚呼、こういった事は、やわ布で赤児の肌をくるむように──繊細な作業によって、距離を縮め聞きだすべきなのかもしれない。
でも……。それは、どうやって?】
[ヴィンセントの頸動脈に、透明な針を突き立てようとして、手の内側に握りおさめて止めた。セシリアの眉は強く顰められていた。]
【Master 私はどうすれば?】
【嗚呼 私には何かが、欠如している──】
──回想/USV車内──
[ふと、思いついた質問。S2と言う単語と共に、手紙に書かれていた名前。]
Alchemistと呼ばれる人物を知りませんか?
[ウェンディの言葉に意外そうに]
今、動かなくなっている人間なんて、平時に戻れば、また、バックアップからいくらでも元に戻せるでしょう。まあ、この状態が永遠に続くのであれば、話は別でしょうけどね。
このテロの首謀者が求めるものもおそらく "S2" よ。それを手に入れんがために、この事態を引き起こしている。
そんなやつらに先を越されるのは癪じゃない?
だから、私は先回りしようとしているのよ。
手に入れてからのことは、そのとき考えるわ。
[抜けぬけと]
──現在/現世<Mundane>中央部・南部の境界線──
ハックマンさん。
私は目的を遂行する事を本質としているだけのAI。
──そのはずです。
[そのはず、と言うセシリアの髪色がパープルからまたあの白色へ揺らぐ事に、切迫した二人は気付くのだろうか。
重ねられた問いの強さに、オードリーがS2についての情報を切望している事は分かった。]
【人を人間たらしめるもの】【──AIと人間を隔てるもの?】
【魂】【バイオテクノロジー】【S2】【──絶対不可侵領域】【SSS】
[現実主義者であるオードリーが何故、S2に執着を見せるのか。]
[フェニックスに絡めた腕に力を入れる]
[電脳<Utopia>で羽ばたく翼/舞い散る光の如き羽根(クラスタ)]
――アァ。
ローズマリーハ、犯人デハナカッタナ。
["判別可能"の言葉の裏付け/光点の消失の理由の暗示]
オネイロス(夢ノ神)ヲ扱ッテハ、イナカッタ。
[ガシャリガシャン]
[去り際の言葉は、遅れ飛び立つガーゴイルの*動作音に紛れて*]
不死を受けない人も居るわ。
バックアップを持たない人も居るのよ。
先回りするよりも、首謀者を抑える方が優先順位は上だわ。
今はまだ眠っているだけだけれど、このままじゃ……。
不死販売だって、どこまで無事かわからない。
この管区のデータが保全されてるとは限らない。
それに。
S2に触れるには、SSSを開くには
"消さねばならない"──。
──わたしは消えたくない。死にたくない。
死んだら戻れない。
[光点の消去が活動の停止を示すならば、意味していることは"死"]
あなたがS2に触れようとすることで
永遠に失われようとする人だって居るの。
それでも、あなたはS2に触れようとするのかしら?
[セシリアに]
目的を遂行する、ね。
それは、人間も AI も変わらないわ。
ただ、人間は目的をプログラムされないのよ。誰もしてくれない。いえ、ほんとうは神様がしているはずなんでしょうけどね。
見えないし、聞こえない、誰も教えてくれない。だから見出さなければならないのよね、その目的ってやつを。ときには自分を騙してでっちあげたりもするわ。おかしいでしょう。フフフ
セシリアさんの目的ってなあに?
興味深いわね ...
[笑みは消えない]
[ウェンディに]
死ぬ、というのはね。
自然なことなのよ。本来はね。
人間が死なないなんて、どうかしてるのよ。
仮に生き返れなかった人がいたとしても、
その人が不幸だとは思わないわ。
まあ、いいわ。これ以上、あなたと話をしても、無駄ね。
いいことを教えてあげましょう。あなたのいう首謀者ね。コンダクターと名乗る坊やよ。気をつけなさい。
また、気が変わったら、話をしましょう。
<<
いつでも、待ってるわよ。
>>
―― 現実世界/中央部・南部の境界線 ――
[オードリーの姿は声だけが響く。]
お話の途中で名残惜しいけれど、私は行くわ。
レディ・シャルハラ、セシリアさん。
また、会いましょう。それじゃ、ね。
[* 気配が消えた ... *]
[セシリアには、SSSと、メガロポリスに齎された一時的な粛正──オードリーの口にする所のテロの首謀者──何かが繋がりそうで、繋がらない。]
【粛正】【ただしき、死】【バックアップ、不死──死】
【死に至らんとしている Master】【セシリアのもう1つの存在意義】【目的を見いだす】【目的】
[もう一度、瞬き。
セシリアの本質は1つではなく、故に目的も1つではない。
故に、身の裡が軋み悲鳴を上げるのだ──AIであるにも関わらず。]
ハックマンさんと、貴女の言う首謀者の違いはなんでしょう?
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