情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
色気がなくてごめんあそばせ?
あなたを黙って殺すことも出来たけど、
どこまでも私は命を賭けたがるみたい。
[顔をあげれば、浮かぶは色香を纏った微笑。
首を掻き切る仕草を見れば]
あら。
そんなことしなくても、負けたら死ぬわ。
私にも耐性のない毒を、複数合わせたんだもの――。
それとも、切られた方が苦しみも一瞬かしら?
[妖艶さをまとう少女のような笑顔で、首を傾げてみせる。]
――私から、振りましょうか。
[添えられる温かな手と冷めかけたホットサンド]
………
[答えを探す様に男の瞳を覗き紫水晶の瞳は揺れ]
「あの人は、優しかった、けど
同じだけ、セシリアを、傷つけた、から
愛してる、からって、セシリアに、痕を、残した、から」
[首を振る男を見詰めた侭にふるふる首を振るか]
見くびらないでくださいね。
黙って殺されるほど衰えちゃ居ませんよ。
[首を傾げる女にどうぞ、といわんばかりに手を差し出し]
――……緋を見たがってるお方がいらっしゃるものでね。
苦しもうと苦しむまいと切りますよ。
[事も無げに言うと彼女の挙動を見守って]
[揺れる紫水晶の瞳に映る、自分の言葉を失う顔。
少女の細い手を、少女の口が語る「あの人」へぶつけるように、壊れそうなほど強く握ってしまいそうになる]
――…ぁ、
[だが、それだけは避けねばならない事だと分かっている。
そうしてしまったら先ず爪の先が少女の白い手に残すだろう僅かな傷すらも、自分は彼女に与えたくなんかない。
震える己の唇をこじ開けて、深呼吸を一つ。
そして続ける]
あの人、か。
そいつがナイジェルにとってのどんな奴なのかはわからないけど…
「愛してる」って言葉に、意味はあったのかな。
…本心、だったのかな。
だっておまえに痕を残して……傷つけた、んだろう?
やれる自信がない…。
貴方と一緒だったから、壊れすぎずに居れたのに。
[結果はどうなったのか。ここからルーサーの声は聞こえてもそれは流石に分からず]
[部屋は嫌に静かで、サイコロを振る渇いた音と杯を飲む音だけが響く。]
――毒は遅効性。
もし今から飲んでも少しは生を楽しむ猶予はあるけど
もともと楽しみ方なんて知らない――
[はぁ、と甘い息を吐けば、ぞくり、興奮しているようで。]
これだけが、私が生を実感するもの。
[カラリ、サイを振る。]
[修道女の紡ぐ言葉に不思議そうに瞬き]
「良く、判らない、けど....
本当に、優しかったら、私は、誰も、傷つけなかったと、思う」
[――…本心、だったのかな]
………
[くしゃり]
[傷だらけの手の中でホットサンドは崩れ、男の手を握る力は強まり、浮かぶ笑みは甘く艶やかで冷たいか]
そうよ、あの人は心の底から、私を愛してた。
ナサニエル、貴方はナイジェルを傷つけはしないでしょうけれど、あの人を貶める様な言葉は止めて頂戴。
[凛と響く鈴の音を想わせる声音]
随分と買ってくださってるんですね、私のこと。
たまたま薬に当たったのが貴方と私でしたのに。
[盤上のお猪口の中身を一つ、飲み干して]
[一つ。サイを振れば杯を空にして。
濡れた口元を親指で拭うと]
――……遅効性、ね。
もっと早くお会いできていたら。
人生の楽しみ方の一つも教えて差し上げられたかもしれませんね。
[減っていく杯を見つめて]
[女の息を飲む気配に眼を細めた侭に首を傾げ]
ステラは私が怖いの?
ナイジェルに何もしなければ、別に私は手を出すつもりは無いわ。
其れとも――
[にっこりと微笑み]
――お父さんとお母さんが狼なのかしら?
そうかもしれないけれど…。
こうして薬に当たって、共通の目標を持って、話が出来ていたから壊れずに済んだ。
薬に当たってなければ、私はとうに壊れていただろうから…。
貴方とこうして話が出来るのが、楽しかった。
ふふっ、どうかしら。
――教えようとしてくれた馬鹿が一人、いたわ。
あの時はわからなかったけど。
[サイを振れば]
幸か不幸か、ここに来てから気付いた。
私は……これで彼の命を奪ってしまったけれど。
[杯を空け、少なくなった茶盤を眺めて。]
……な、
[少女の手の中でホットサンドが崩れ、ナサニエルの手を握る力の強さに声は上げぬまでも、眉を潜めて彼女を見る。
その顔に浮かぶのは、冷たい笑み]
セシリアか?
[反射的に腕を引きながら、
それでも鈴の音のように響く声色は――甘く艶やか]
ふざけるなよ。
だって、心の底から愛した相手を…
[ナサニエルの瞳は、自分以外の誰かを想い、
その口で貶める事は許さないと語る少女の姿だけを映して]
…傷つけたりするもんか!
そうだろ?
…怖いわけでは、無いわ。
急に変わったから、驚いただけ。
[少女を見据えて首を横に振り]
ナイジェルさんは、可愛い子。
手を出すなんて事、しないわ。
…私を人狼だと思うのは、何故?
そんなにすぐ壊れるほど柔な女性には見えませんでしたが。
[くすりと笑って残り少ない杯を見つめ]
きっとね、私以外の誰が薬にあたっても。
貴方を支えたと思いますよ。
――……根本的には、いい人たちばかりだと思いますから。
……悲しい人ですね。
[さらに杯を空ける。
もう毒はどちらかの体に回ったろうか。]
牧師の真似事初めてから――
自ら幸せから遠ざかる女性の多いことに気付きましたよ。
捨てられる女もいれば逃げる女もいる。
ほんの足元に、幸せは転がってるだろうにね。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新