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[聞き覚えのある声。そうだ、シャロン・ロックだ。
俺は完全に思い出していた。ホットピンクの車でKosha Cybernetics本社に乗り付け、俺っちを散々罵倒したあの女だ。こんちくしょー!
だが、振り返るとそこにいたのは透き通るほど真っ白な少女だった。]
(ゆ、幽霊――!?)
[俺はあわあわと言葉を喪う。
純白のシートに同化するように佇むそいつはとても現実に存在するもののようには思えなかった。
あれれ、だがなにか見たことがあるぞ、この感じは――]
[セシリアは自分の外見の印象がおよぼす効果、教団の衣装である白いボディスーツ──胸元に黒十字に赤い11の繭が配列されたマーク──を突然車に乗り込んだ事を気に留めた様子もなく、不可思議な現象を見るような目でヴィンセントを眺めた。]
…はじめまして、こんにちは?
―― Closed/"the Inquistion" ――
[少し、躊躇った後――…
右手で88の鍵盤を演奏しながら、左手をIrvineの頭部にひたりとあてた。ズブリ、と――手が入ってゆく。]
彼の防壁は生きている。
Styleは六重防御壁.....一般的なStyleだが、チリチリと灼ける感覚からもGoodJobな出来だ。
――。
[トビーの姿が半透明に揺れる。]
現実でも死んでいる。
――…だが、何だ、この違和感は。
[蹌踉めくように一歩、二歩と下がると同時に、姿は元通りに。]
―― 現実世界/中央部 ... 都市銀行 ――
[オードリーがその場を離れようとしたときだった。端末から突如、音声が ... ]
コノ .. ータ ... セス .. ヨウト .. ル キミ .. S級 .. 間 ... トメル .. カ?
ソレ .. ラ ... pia ノ ...... ヘ .. キナサ ..... ネムリ ... ルナ ... コンダクター ... 殺セ .... 密 .. 求メ ..... 知 .....
[そこでメッセージは途切れた ... ]
どなたかしら? どうもご親切に ...
[罠か、それとも、トビーの顔が浮かぶ。]
それにしても、坊やには、まだ聞かなきゃならないことがありそうね ...
― 現実世界<Mundane>/西部区域:UGV車内→ ―
[真紅の双眸が異界への入り口のように心を吸い寄せる。
人間離れした容貌に、ぞわぞわと心が騒いだ。
突如ネットワーク接続でカーオーディオが作動し、古い音楽がスピーカーから流れる。]
――もしも 願い一つだけ叶うなら
君の側で眠らせて――
[そうだ、アレだ。俺が一時期はまった古いジャパニメーションのアヤナミだ。それも真っ白ででかくて怖い方。リリス――
俺のインスピレーションは危険な暴走をはじめる。ヒイイと正体のわからない感情に叫びを上げる。
いったいなにが起きているんだ!
でっかい赤ん坊のおもりをして車に帰ったらリリスが乗っていてそいつがシャロン・ロックの生き霊となって俺を脅している!
まったく悪夢だ。わけがわからない――。]
ははは、はじめましてっつって、
だだだ誰――っ!!?
あんた、あのこのなんなのさ――
現実でも、死んでる……つまり、両方同時に襲われたってこと?
現実で襲われて、それからこちらに犯人が着たのか。
うん、そっちのが可能性としてはありかも。
現実で死んでるなら、本体に目的があったってことかな。
……違和感?
――名称:"Blue Water"
――製作者:UNKNOWN
……しかし謎なのは、どうやって奴がこれを作り/見つけ出したか、だな。まあ、今となっちゃ知る術も無くなってるが。
さてと。
だが、『誰がそうなのか?』
それが一番の問題だな。
―― Closed/"the Inquistion" ――
いや。
Underでよく行われているGameで知られているように、此方<Utopia>での死は彼方<Mudane>での死ではあるのだけれど。
"彼"が何処か遠いところへ行ってしまったような……。いや、忘れて欲しい。
現実世界へ戻ろう。
[メイを見つめる。]
―― 現実世界<Mundane>/南部 ――
[電脳<Utopia>サイドに近い階層を一気に飛ぶ]
[黒が現れたのはウェンディ―――小さな少女の遥か頭上]
[ホログラムは影を落とす事はない]
[現実<Mundane>で見えぬ魔獣に腕を絡めた姿で空から見下ろす]
違ッタカ。
――次ダ。飛ベ。
[移動した光点は中央方面に集っていた]
[適当な女性名の座標を選び、飛ぶ]
[遅れてきたガーゴイルの影が路面に落ち、中央へと旋回した]
[紅] [緑] [交差する黒]
[闇の中] [悪夢][押し潰す][圧迫感] [燦然な蒼]
[透明な鎌] [捩れゆく翼] [紡錘型の貫き]
[全身に広まり窄まって抜ける] [邂逅]
[蒼い女神は眸を瞑り][男の傍らに降り立つ]
[Dammy][掲げる結晶][遥かな直線]
―― *memory off* ――
―― 現実世界/中央部 ... 都市銀行 ――
[オードリーは、再度、データベースを開こうとしたが、端末は自動的に作業を始めた ... ]
これは、何の冗談かしら。
[サスペンドを何度コマンドしても、フォーマットは止まらない。そして、銀行の入り口・防火壁が一斉に閉じだした。]
チッ ... 冗談じゃないわよ ...
[どうに転がり出ることに成功した ... 建物の外に]
[トビーの言葉を不思議そうに聞いていたが]
うん、じゃあ、今は忘れとく。
【あたしが、Utopiaで殺されたら、あたしはどうなるんだろ。
意識不明? 脳死?】
[考えた事は顔に出さずに、トビーの視線を受けて頷く]
[...Silent...]
さて、彼と彼らはどう振る舞う?
[..Riddle..]
[盤上の12の駒] [指同士は組まれ]
[.誰かの選択を待つかのように.]
[選択の指は未だなく 何かの啓示/計算結果を待つ]
― 現実世界<Mundane>/西部区域:UGV車内→ ―
[先ほどからずっと沈黙していた双子がゆっくりと振り返り、フィルムに覆われた顔のない貌を“リリス”に向ける。]
「お会いするのは初めてですね。」
「――お姉様。」
[そう言って、ゆっくりとフィルムを剥がした。目の前の少女よりは若干人肌に近い色ながら白皙のおもて。眼窩には、同じく真紅の瞳が輝いている。
そこには、整ってはいるが奇妙に印象に残らない凡庸な顔があった。]
[美人と評価される女性数千人からのサンプリングデータから算出した平均値を元にして立体化された無個性な平均顔。
表情筋が少しずつ微調整され、みるみるうちに目の前の少女と同じ顔へと変貌する。
なんだ? こいつら-双子-はなにを言っている?
series Mannequin以前のモデルにこの少女と類似したガイノイドは存在しない。俺は記憶違いを確認するため、瞬時にデータベースを検索しその事実を確認した。そもそも、こいつは人間なのか、義体なのか――?]
――Mundane South-Area 電脳街――
≪何故、私の”名前”を……≫
[ドリスへ向け、信号のかたちで。
目を開くモーション。
グリフォンの唸りは既に消え、辺りにはまた静寂が漂っている。
”地図の意味”
分かったとでも言うのだろうか。それとも、あのAIはそれをそもそもから知っていたのだろうか。どうやって名前を入手したと言うのだろう。そも、名前を呼ばれたことなど――
――ともすると、内へ内へと沈み込みかねない思考/推測行為を中断した。
――――複数の光点が存在する場所へ、移動する。]
――Mundane West-Area 空中庭園――
[ちらちらと、目を動かすようなモーション。
幾つかの光点を確認した。]
─ 現世<Mundane> / 南部学術区域電脳街 ─
[すうっとホログラムが消え、吐息]
消されるために、繋がれる。トリガーは──。
[と、はるか上空を見上げ言葉を切る]
なにかしら、あれ。
[翼持つ異形]
[しばらく見つめていると、やがてそれは飛び去って]
……魑魅魍魎?
あ、そうだ。
[連絡を忘れていた、と通信を開く]
≪師匠、聞こえますか?≫
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