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ギルバートさん、ですね。
改めてよろしく。
[覗き込まれた顔はわずかに逸らす。自分が二日酔いで酒臭いかもしれないことも知られたくなかった]
大丈夫ですよ。少し経てば直りますから。
[それでも気分的にはまた吐き気がこみ上げてきていたのだが]
[少しだけ眉をはねあげて]
…似合う?
そんなに私は神経質そうに見えるのかしら。
[ギルのほうをちらりと見てから色々オーダーを受けていた商品を集め]
[顔を逸らしたハーヴェイをじっと見詰める。
しかしそれ以上は追求せずに、ニーナに向き直る。
突っかかってくるニーナに少しからかうように唇を歪め、]
何故、図書館に勤めてると「神経質そうに見える」って思うのかなあ?
俺はただ、本が好きそうな、きちんとした女性だなって思っただけさ。
それとも君は「神経質」ていつも言われてるのかい?
悪いね。後で何かお詫びするよ
[ニーナのつっけんどんな言い方はとうに慣れている。
それよりさっきから妙に寒気がする。流石に二日酔いではないだろう]
ごめん、タオルか何か貸してもらえる?
床これ以上ぬらしちゃいけないし。
家に帰ってさっさと風呂に入った方がよさそうだ。
[アンゼリカ名義で注文された商品を揃えると、またちらりとギルバートをみやり]
よく言われるし、そういう気質の同僚も多いわ。
それだけよ。
この回答では不満かしら。
…ずいぶん繊細な体をお持ちなのね。
[ハーヴェイの注文のリストを用意していれば小さく肩をすくめる。
カウンターから椅子を出すとそこに座れと言うように視線を向け]
長旅で疲れてたんだよ。久しぶりに戻ればこんな災害だし。繊細認定してくれるなら労ってほしいね。
[お言葉に甘え、椅子を拝借し]
相変わらず可愛くないな
[苦笑いしながらぼそりと聞こえないように。]
[ギルバートの言葉が不意打ち過ぎて思わずかぁ、と朱を頬にのせ。
しかし次の瞬間にはギルバートを睨んで]
…下らないこといってると、売らないわよ。
[カリキュレーターのボタンを押しながら合間あいまで睨み付け]
――居間――
『……誰かの声がする』
[雨音を背景に聞こえる会話音。僕はうっすらと目を開き、ロッキングチェアの上で膝を抱えていた事に気づいた]
ん……ウェンディ……?
[瞼をこするとタオルケットが床に落ちた。自分で持ってきたのかニーナが掛けてくれたのかも憶えていない。身体はひどく重かった]
[ローズマリーはギルバートを見送ると開店の準備を始める]
そういえば、ハーヴェイさんが缶切りを欲しがっていたんだわね…。
[ローズマリーは引き出しから予備の缶切りを取り出すとキッチンの端に置いた]
可愛くなくて結構よ。
それよりさっさと服脱いで。
叔父さんのでよければ、服の代え出してあげるわ。
[ちらりとハーヴェイを一瞥すればカウンターの奥へと少しだけ消えて、少しもしないうちに大判のバスタオルと洋服を用意して戻ってくるか]
[店の方からは従姉の声]
……ニーナだ。
……誰か、客?
[きぃっとチェアを揺らして床に降り、妙な癖が付いた髪を指先で解きほぐす。ウェンディの眠りは落ち着いているように見えた]
ちょっと離れるよ、ウェンディ。
[睨み付ける視線も柳に風と受け流し、悪戯な笑いは止まらない。琥珀色の瞳が楽しそうに煌めいている。]
下らなくないさ。君が可愛いってのはホントだからなあ。
嘘は言ってない。
売ってくれないと俺はともかくローズが困るな。
[声を立てずに笑ったところで。
店の奥から、昨日出会った金髪の少女と同じ顔立ちの少年が現れた。]
――雑貨屋――
『……服を脱げ?』
[店内にいる人物を認めたと同時に耳に飛び込んできたのはニーナのその台詞で、僕は幾度か目ばたきした。ともかく、お客に会釈する]
やあ、ハーヴェイ、それに……他所の人?
またひどい雨みたいだね。今度は早く去ってくれると良いんだけど。
[軽薄そうだが陽気な青年の口から出た名前に、僕は少し視線を弛めた]
ローズマリーの知り合いなのか、貴方。
ああ、――この伝票ね。
ごめんニーナ、手間掛けたな。あと他には何を出せばいい?
[従姉の横あいから発注書を覗き、アンゼリカからのものと確認。ニーナの指示通りに品物を揃えることにした]
あぁ。俺はギルバート・ブレイク。
ベアリングさんのところに世話になってる。
そいや、昨日君の妹さんが店番してる時に、ここで煙草買ったよ。可愛い妹さんだね。君に良く似てる。
[少年が視線を逸らすのも構わず、ニッコリと微笑んだ。]
お世話になりますね
[ニーナの申し出を大して悪びれもなく受け、タオルと着替えを受け取る。
この場で着替えるのは少し抵抗があったのか、戸惑っているとおくからリックの声が]
あぁ、リック、ご無沙汰。元気?
[愉快犯とも見えるギルバートの視線に青い瞳は強く歪められる。
微かに小さく言葉を呟き]
…まるで口から生まれたみたいね、貴方。
どうやったらそんなにひらひらと言葉がでてくるのかしら。
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