人狼物語


42 死びとの指─…屍鬼村2─

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冒険家 ナサニエル

[翠から伸ばされた手に戸惑いの色]

俺に、触れると汚れる。

[けれど、逃げることは出来ない]

(189) 2007/04/21(Sat) 21:33:06

医師 ヴィンセント、メモを貼った。

2007/04/21(Sat) 21:36:16

お尋ね者 クインジー

心から?

最後の頼みを聞いて遣りたくなる程度にはね。
それを愛と謂うなら、そうなんだろう。

屍鬼は蘇えらない様、処置しなくちゃいけないが。
首は切られたくないと、言われてしまったからね。

(190) 2007/04/21(Sat) 21:36:58

冒険家 ナサニエル

負担というのなら、ただ一人彼岸に対峙し続ける翠さんだって同じことだろう。

それを、俺は代わってやることが出来ないんだから。

(191) 2007/04/21(Sat) 21:41:33

見習いメイド ネリー

[翠の手が、
そっと望月の頬に触れた。]

……かまいません。

[見上げて、泣きそうな顔のまま微笑んだ。]

(192) 2007/04/21(Sat) 21:42:30

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/04/21(Sat) 21:43:18

冒険家 ナサニエル

[少し、震えている]

……よせ、俺は……

[……翠の手が暖かい]

(193) 2007/04/21(Sat) 21:44:33

医師 ヴィンセント

確かに――彼女が最期を託したのは貴方だったな。

[苦笑した。]

彼女へのアプローチが少々まずかったかね。
女の口説き方をもう少し勉強しておくべきだったな。


[私は、やけくそぎみに自嘲して冗談に紛らわせた。]

(194) 2007/04/21(Sat) 21:46:48

見習いメイド ネリー

……望月様は、とても、お優しい。
私などに、そんな。

[由良も、肩代わりさせてくれと謂った。
あの後、どうして追い掛けなかったろう。
今はもう其の言葉も彼岸へと渡ってしまった。]

……大丈夫です。
そう謂っていただけるだけでも、私は……

(195) 2007/04/21(Sat) 21:47:49

見習いメイド ネリー

……あたたかいですよ。

[場違いだろうか。
頬を撫でて、翠はそんな事を謂った。]

(196) 2007/04/21(Sat) 21:51:13

冒険家 ナサニエル

……鍔鳴りを、聞いただろう?
何度も、何度も。

[こんなことを言えば、この温もりをなくしてしまうかもしれない。
 そう思ったが、伝えなければと思った]

あの鍔鳴りはきっと、血に飢えた刀が鞘走るときを伝えていたんだ。
……俺、という、望月龍一という存在は、今、鞘から抜けた刀に過ぎないんだ。

「……望月様は、とても、お優しい。」

[首を横にふる]

俺は、優しくなど。

(197) 2007/04/21(Sat) 21:53:33

医師 ヴィンセント

失敗は……高くついたものだ……。

[まだわずかにブスブスと燻る残り火を見つめて呟く。その表情はひどく憔悴していた。]

(198) 2007/04/21(Sat) 21:56:31

医師 ヴィンセント

雲井さん、貴方は聢りとした人だ。
屹度、碧子さんのこともすぐに忘れる。

省みる者がなければ、碧子さんも未練なく成仏できるだろう。

[私は雲井に背中を向け――]

それが、正しいことなんだろうね。

[呟いた]

(199) 2007/04/21(Sat) 21:56:49

冒険家 ナサニエル

―玄関―

[頬を撫でられて、顔が切なそうに歪む]

俺は羅刹で――屍鬼かもしれない。

(200) 2007/04/21(Sat) 21:56:58

見習いメイド ネリー

……それなら、
刀が戻る鞘が必要ではありませんか。
いつかは、鞘に収まるのでしょう……?

[ゆっくりと、確かめるように謂った。]

……いいえ。
お優しいです。
……とても。

[手を、退くことはせず、見上げたままで]

(201) 2007/04/21(Sat) 22:00:07

鍛冶屋 ゴードン

―3階自室―

[来海は部屋で独り酒を飲んでいた。
しかし、いくら飲んでも酔えない。]

さてと…… どうするかな……
最後の晩餐か…… ククッ。

[彼の脳裏にその半生が走馬灯のように駆け巡る。妾の子と蔑まれ、周囲を見返すために駆け抜けた人生。]

俺がここで死ぬ、か。まさかな……

[首を振る]

出て行けば殺される、かといって、あの力、あの異常な力が及ばない場所が、安全な場所がこの屋敷にあるか?

(202) 2007/04/21(Sat) 22:01:36

医師 ヴィンセント、雲井に後ろ手に手を振ると、歩き去っていった。

2007/04/21(Sat) 22:03:49

冒険家 ナサニエル

[俯いて、翠と目を合わせる]

鞘に、納まる……?
俺は戻れないよ。江原さんもそういっていた。

[触れた手の温もりがにじんできて……苦しい]

どこにも、鞘などないんだから。

(203) 2007/04/21(Sat) 22:04:07

鍛冶屋 ゴードン、メモを貼った。

2007/04/21(Sat) 22:04:49

見習い看護婦 ニーナ

──三階・江原の部屋──

[口唇をなぞるうち、其のまま口付けになった。]

『 ──…心地良い。』

[抱き寄せられる。
 仁科が思わず目を閉じそうになった其の時、江原が驚くべき話を始めた。]

[それは、以前、江原が少し触れた、天賀谷と江原の関係の詳細…──、] 

[天賀谷の過去に「少女」の存在が有った事がまず驚きだった。「心の琴線」とは美しい表現だ。其れは恐らく通俗的にあらわすなら、恋愛なのだろう。自分が拾われた時の印象や、仁科が知る十三が碧子と言う大人の女性に執着していた事から、少女と天賀谷が結びつかず。]

(204) 2007/04/21(Sat) 22:08:40

見習い看護婦 ニーナ

──三階・江原の部屋──

『旦那様にも、お若い時が有ったって事で。』

[瞬きをするうちに、話は現在と繋がる。]
    [屍鬼の影] [悪意を感じる] [手応え] 

[水滴が首筋に触れた。]

(205) 2007/04/21(Sat) 22:10:02

見習い看護婦 ニーナ

──三階・江原の部屋──

[温かい、水滴…。其れは。

 自分は今、重要な話を聞いている。
 仁科は両の目を半ば閉じ、江原の背にゆっくりと腕を回す。]


江原様ァ。
──…続けて下さい。

(206) 2007/04/21(Sat) 22:10:37

見習いメイド ネリー

―玄関―

[苦しそうな、
切なげな表情を浮かべる望月の髪に触れる。
羅刹で、屍鬼かもしれない。
天鵞絨の眼を、望月の眼と合わせて。]

私が、鞘にはなれませんか。
望まれるなら、
……もし貴方が違えてしまいそうになったら、
止めます。

屍鬼であれば、
……私、貴方の首を―――

[唇を噛む。
先は言葉に出来なかった。]

(207) 2007/04/21(Sat) 22:10:41

見習いメイド ネリー

―――それまで。
其のときが来るまで、
私は刀を、手放します。
それでは、いけませんか……。

[最後の方は、自身無げに、消え入るようになっていった。]

(208) 2007/04/21(Sat) 22:12:55

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処刑者 (6)

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