4日目 / 42 死びとの指─…屍鬼村2─

42 死びとの指─…屍鬼村2─

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視点：人狼墓全

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未亡人オードリー

[身支度を完全に終えると姿見の前を離れ、扉へと歩いていった。]

─3階・客室→3階・廊下─

(170) 2007/04/20(Fri) 21:34:47

医師ヴィンセント

―天賀谷自室戸口

[部屋を出て行く時、ふと、最後に雲井に振り返った。]

ああ、そうだ。

碧子さんがもし亡くなったとしても――
やっぱり君はそんな風に刀を振り下ろすんだろうかね。

――彼女を惜しむことなく。

[後ろを向いていた彼にその言葉が届いたかどうかはわからない。返答を聞かぬまま、私は階段を降りていった。]

(171) 2007/04/20(Fri) 21:38:48

逃亡者カミーラ

──二階…三階──

[ゆるゆると歩む。
ふと顔をあげると、枚坂の姿──。]

(172) 2007/04/20(Fri) 21:43:24

見習いメイドネリー

―二階→書斎へ―
[夜桜とは反対の方へと走る。
仁科は夜桜と共に行っただろうか、
それとも此方へ。
翠には確認する余裕がなかった。]

―――！！

[血文字。

藤峰の名が、血で抉られたように消えていた。
――屍鬼殺害。]

藤峰さん……！

[探すように、書斎を出た。]

(173) 2007/04/20(Fri) 21:50:40

逃亡者カミーラ

枚坂さま。
影にお気をつけ下さい──。

[枚坂の傍らを通り過ぎる時に囁いた。]

(174) 2007/04/20(Fri) 21:53:30

医師ヴィンセント

―階段

――夜桜さん。

[目の前には、夜桜の姿。]

君は……水盆を見ることができたんだね。
君の話を聞いてみたいが……その機会はあるだろうか。

気が向いたら、時間をつくってくれ。

(175) 2007/04/20(Fri) 21:54:26

医師ヴィンセント

……か…げ……

[夜桜の言葉に、ぞわりと背筋が凍った。怖ず怖ずと足下に目を落とす。

果たして、私の影はひどく薄らいで見えた。]

ば、馬鹿な……っ

[眼鏡を外して、ごしごしと目をこする。]

(176) 2007/04/20(Fri) 21:56:15

逃亡者カミーラ

枚坂さま。
あたしの話なんて下らないものが多いです。

[つ、と止まり。]

本当に、聞きたいのですか。

(177) 2007/04/20(Fri) 21:57:47

医師ヴィンセント

嘘だ……

そんなことがある筈がない。

[三階から落ちる光源と二階の天井灯、その狭間ゆえのことと無理に解釈する。

冷静さを取り戻すよう努め、夜桜の言葉に意識を定めた。]

ああ……
無論だ。

君は中国に居たと言っていた。
そこでなにを……
……なにを知ったんだ

(178) 2007/04/20(Fri) 22:01:21

逃亡者カミーラ

さあ。
男の温かさと理不尽さは知りましたけれど。

[ふふ、と蕾が綻ぶ。]

枚坂さまが中国で見たものと、場合によってはあまり変わらないかもしれません。

(179) 2007/04/20(Fri) 22:03:53

冒険家ナサニエル

［血文字に目を向ければ、由良とコルネールの名が消えているのが嫌でも目に入る。
　……殺した。

　由良の指先が食い入った胸の傷がひりつくように痛む］

［これは、生者と死者を全部書き表しているというのだろうか？だとしたら］

藤峰、さん。

［天賀谷のために泣いていた青年。首を斬らせまいとあんなにも抗って、縋った彼は……！？］

(180) 2007/04/20(Fri) 22:04:45