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[ふ、と気がつくと甘いを通り越し甘ったるい香り。
それは、先日槍兵の主が遣した変わった味のブラマンジェの上に載っていた果物に似ていて、視線が香りのほうへと向かう]
……なんで、ここに。
[先日とは違う装いの槍兵がなんともがっかりしたような表情でそこにいた。
手には、クレープ。思わず、凝視]
(やれやれ、まさか俺が興奮して宗冬が冷静に応対とはな……)
[顔を伏せたケネスは自重気味に唇を吊り上げる。
気を取り直すと、シャルロットに顔を上げ]
第一条件は問題ねぇよ。
第二条件はまあ、よく言っとく。ただ目隠しってのはこいつなりの押さえる努力らしいので、認めてやってくれ。
これでも、生活には不自由しないみたいだから、問題は無いと思う。
……まあ、「切られる危惧」は良く解るよ。
第三条件は……
[ケネスはそこまで言って考える。共闘者を多くして倒すべき敵が見つからなくなっても、また困るからだ。]
(だがまあ、まだ4人いるか……ここで蹴っても始まるまい。)
そちらの第3者の好きにしてもらって良いぜ。
― 樹那川 ―
、、、、、、。
[ 土手にごろりと寝そべり、久仁彦はぼうっと流れる雲を眺めていた。
時折、顔を上げては周りに誰かいないかを確認してみる。不思議と、誰も通らない。]
なんなんだろうね、本当に。
[ 人が通らないことを、なぜに残念がる自分が居るのか。公園で壊れたビデオカメラを見つけた後になにをしようか考えてみれば、不思議とこの川原に来たくなった。
しかしなぜここに来たかったのか、ここに来てなにをしたかったのか、そして、なぜ人が来るのをやたらと気にするのか。
久仁彦はその理由が判らなかった。昨日出会ったアサシンの魅了により深層心理の一部が支配されているのだが、久仁彦はそれに気付いていない。]
ま、いいか。とにかくライダーを捜さなきゃだね。
[ 立ち上がると、久仁彦は土手の上に停めていた車に戻っていった。]
ご、ごめんなさい、……あまりにも可愛いから、つい……。
[抱擁から解放して少年に頭を下げる。]
【……困ったわ。
あんまり可愛いからつい抱きしめちゃったけど、さすがに大人としてどうかと思うわよ。】
[頭を上げ、少年の視線に「うっ」と呻いたりしつつ思案する。
そして一つの手段を思いついた。]
そ、そうだ!
驚かせちゃったお詫びに、お姉さんがクレープを奢ってあげるわっ!!
さ、行きましょう!!!
[ワゴンを指差し、少年を誘った。
続けてワゴンの方を振り返る。]
……あ、あなたは……っ!?
[小麦粉で作った薄い皮を破ると、中からは生クリームとマンゴーソースが飛び出てくる。だが、双方共に甘いだけとは。互いを引き立て合うものではなく、砂糖地獄スパイラル。評価はD相当だ。]
(酸っぱいのが好みだ)
[どうやらランサーの好みはうるさいらしい。
ライダーの視線がおかしい事に気づく。
もぐり。もぐもぐ。ごっくん。]
……。
[ワゴンから追加の2個が渡された。そのうちの1個を、ライダーに差し出してみた。]
[宗冬を指差し]
こいつはバーサーカーとでも呼んで貰えればいいさ。
[そこでソフィーの言葉を聞き]
気に障ったかい?まあ、悪かったよ。
そりゃ、あんたらにはあんたらの努力って物があるよな。
しかし、その若さで随分と悟りきってるじゃないか。
まるで菩薩様みたいだぜ。
あんたが聖杯で願い事とか、あんまりピンと来ないよな。
まあ、大きなお世話か。
[そうつぶやくと紅茶を飲む。]
[ケネスの言葉を聞くと、ソフィーを見た。]
……どうしますかマスター。
私としては、バーサーカーが私たち及び同盟を組んで居るサーヴァントのチームを傷つけることがあったら、その時点で同盟の話は終り、という条件が追加出来るのなら、反対はしませんが。
[そう言うと、何気なく駅前の人通りを眺めた。]
…!
[知らない人から、食べ物をもらっていってもついていってはいけません。
幼稚園の子供でも知っている言葉、けれど今の騎兵にその言葉ほど意味のないものはないように思えた]
…そ、そういうことなら、奢ってもらわれてやってもいい。
[けれど、槍兵を凝視する瞳が差し出されたクレープに注がれる]
…?…何のつもりだ。
[条件をのむケネスに対し、微笑む。ぎこちない、笑み]
では、あちらのサーヴァントにお話を伺って参りましょうか。こちらに呼ぶ、事も考えましたが、あちらが顔を見られたくない、ということも考えられますので。
[そう言ってシャルロットへと目配せした。ケネスの呟きには特に気にした風もなく]
悟る、というのは違うと思います。そもそも私は人として欠陥がありますから。菩薩と言うよりも思考するロボット、なのでしょう。
[願いは未だ見つけられず、口にはしなかった]
[ランサーに微笑まれ、つられて微笑を返す。]
……お友達なの?
[無言でクレープを差し出す様子からそう推理して、二人を交互に見た。]
[シャルロットの言葉に頷き]
通常結ぶような同盟とは訳が違いますから、マリアの納得できる条件で構わないと思います。
私はそこまで条件を付けなお、反対を掲げるくらいならもとより話を持ち帰りはしません。
後は、彼でしょうね。
[ゆっくりキャスターがいる方向へと視線を向けた]
― 駅前 ―
うーん。帰ってきている様子はなさそうだな。
[ 迷惑にも、駅前ロータリーに車を停めたまま軽く歩き回る。付近にライダーらしき気配はない。]
どーこにいったのかね。
[ 心当たりが皆無というのは本当に厄介だ。苛立ちを隠そうと腕時計を見やる。
自分が起きた時間からでもそれなりに経っていた。ライダーが出掛けてどれだけの時間が過ぎたことだろうか?]
…今頃は腹でも空かせてんじゃないかね、あいつ。
クレープを欲しそうな顔で見つめていたので、食べたいのだと思ったのだが。
[そうか。と、ライダーに差し出したクレープを戻そうとする]
……マスター。
キャスターとの相談は任せます。失礼。
[ふと、駅前の雑踏に先日の男マスターの姿を見つける。
丁寧な動作で立ち上がり、バーサーカーとそのマスターに会釈をすると一瞬で気配を遮断しそのまま雑踏へと消えていった。]
…まぁ、それなりに。
[女の言葉を濁すようにしながら、クレープを引き戻そうとした手を見る]
…与えられるのならもらう。
貴方が食べるのなら、貴方が食べればいい。
…俺は、こちらが[といってちらりと女を見て]どうしても奢りたいというから奢らせてやるつもりなのだけど。
[バーサーカーの前でマスターを置き去りにしてもキャスターのバックアップがある。そう判断して、そのまま雑踏の中に佇む男に近寄った。]
ごきげんよう、約束通りまた会いましたね。
[シャルロットが雑踏に消えたのを見送り、ケネスの方を見た]
仕方がありませんね、私が彼と相談して参ります。少々、お待ち下さい。
[告げて立ち上がり、カフェテラスから出ていくと、キャスターの元へと向かった]
…否。友達ではない。
貴方には以前は失礼なことをしましたね。
[キャスターのマスターに柔らかに答える。ランサーの事を既に忘却してるかも?なんて気づきもせず、侘びを言った。]
今から奢られるところだったか。
分かった。このクレープはぼくが食べる。
[きっぱり言い切ると、お金を支払い、
ランサーは2人にワゴンへの道をあけた。]
今日は、貴方に話したい事があって来た。
[2個目のクレープを食べ始めながら、ライダーへ。]
…え?
あ、ああ。君は昨日の。
[ と、そこまで口にしたところで久仁彦は自分の顔にかあ、と血が昇ってくることに気がついた。
それは、試しにやった抵抗判定がピンゾロなほどに話し掛けてきた女性に目を奪われてしまったためか。]
あ、あれ。ええと… なにか用かい?
[ 必死に体裁を取り繕い、右手で顔を隠すようにしてようやくそれだけの言葉を口にした。]
[シャルロットの言葉に]
……まあ、別にかまわんぜ。そんな目にあったら信用も出来ないだろうからな。
[ケネスはソフィーの口から出た、マリアと言う名を認識する。
去り行くシャルロットとソフィーを見ながら「まあ、真名じゃ無いんだろうが……」と思いつつ、宗冬を見る。]
一瞬、フラれるかと思ったんだが、上手くまとまったな。
[そう言うと窓に映る自分の姿を見た。]
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