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[そのまま呆気に取られて聞いていたが――]
昔たくさん予言をした人の大きな予言も外れた。
だからエンディア、そんなもの来ないかもしれない?
収容所を出されたって、皆優れた力を持ってるんだから集まればどうにかできるかも?
出された事がおしまいじゃない?
は…
はは…!
[最後には笑い出した]
「頑張る…信じて頑張る。
離れても、シェルターが要らない事になったらまた会える。だからみんなで頑張ろう」!
…コーネリアス!
【無線通信】
それからもう一つ。
この集まりが解散した後、個人レッスンとして射撃訓練を行います。
お嫌でしょうが、辛抱してください。
身を守る手段を持っておくに越した事はないのですから。
[ふと。周りの反応を聞くのが怖くなった。
死ぬとかなんだとか言う言葉が飛んでいる中。
自分の発言はいったいどのように取られたのだろう。]
…ま、またねっ!
[全てふっきれてしまった今、シェルターどうのこうのは、もうなにも怖くない。だから、日々人が減るのであろう今この時「またね」と言った。残ろうが、残れまいが。誰かが去ってしまおうが。別れの時に泣く事はあるだろうが、絶対にまた会えるんだと確信を持った。
しかし、シェルターどうのこうの言う前に呆れられると…。ちょっとそれは彼もどうしようもない。
パッとネリーの分のタルトを手に取り、逃げるように食堂を出ようと思ったが、行動に移す前に呼ばれた。]
>>124
な、なぁに?
[心配になってきた。主に対人面。]
【無線通信】
[息をのむ音は聞こえなかっただろうが、長い長い沈黙が、...の身体が強張ったことを十分に物語っただろう]
………わかりました。
そう思うんなら、天文学や機械工学とかもっと真面目にやりなさいよ……。
そう言ってここを出ていった奴、結構いるわよ。
今更そんなこと言ってるからアンタはとろいのよ。
[立ち上がったコーネリアスの演説に耳を傾けた後、ため息をついた]
試験は皆では頑張れないの。
あんたが外に出たいなら、手を抜けば?
[言った後、と言っても受かる基準なんて分からないから落ちる基準も分からないけどね、と付け足した。
結局のところ、自分達に選択肢はないのだ。与えられた環境でただ生き、選ばれるのを待つだけ。
選ばれる為に何かする事さえできやしない]
>>127
[キャロルの声にがっくりと肩を落とす。
が、それはさっきまでと同じ凹みかたではなかった。]
…だよね!これから頑張る。気付くまで遅すぎた。
[ぐっと両手を握って、頷いた。
少し気持ちが浮ついた彼に取っては、キャロルのその言葉でさえも叱咤激励にしかならない。]
皆それぞれが頑張って…って、あれ?
手を抜けば良いのかな…?
[しかし早くも方向性を見失っている]
>>125
[弱々しいはずのコーネリアスの言葉に今どれほどの力を貰ったか、彼自身はわかっているだろうか?
…たぶん、わかっていない。
おどおどと聞き返す姿を見れば一目瞭然だ]
お前って奴は…滅茶苦茶言ってるよ。
[悪戯心で咎める顔をして、しかしすぐに、大きく名前を呼んで向けた顔が笑った]
…最高だ!
全くどいつもこいつも…お前までそう来たか。
これだからな……勝てる気しねぇよ。
参ったな?
[言いながらも表情はどことなく嬉しそうだ]
うん、そうだ。…頑張ろう。
俺らってば存在自体が希望なんだし…
一番良い希望が一つだけ選ばれることになったからって、残りが絶望になるわけでなし。
…外で頑張りゃいい。
ベリーを保険にしながらも、タルト生地達も中で培った事を利用して外で頑張ってる、二重戦線。
二つの作戦が同時進行中。そんなようなもんさ…なぁ?
【無線通信】
では、後程。
銃は得手ではないのですが、貴方に教えるレベルまでならば、
なんとか。
射撃訓練室は職員室の隠し扉からしか入れません。
防音も完璧です。
他の方に気付かれる事はありませんので、ご安心ください。
[淡々と。感情の色が全く見られない。]
[辛い、辛い、―――辛い!
ナサニエルとコーネリアスのやり取りが見ていられない。
彼らにはとても真実を伝えられない。
しかし、どの道彼らのうちどちらかがシェルターに行くことに決まれば、向こうで真実を知るだろう。
やはり、裏切られたと思うだろうか。私の言葉は全て偽善だったと感じるだろうか]
【無線通信】
[デスクワーク中心の...に、そんなものの存在があったなどと知るはずもなく。普通に考えればあっても不思議ではないのだが]
……そんなものが。
了解です。
個人的には、訓練中の音漏れよりも、万が一の場合の音漏れのほうが問題だと思いますけどね。
[努めて平静を装って]
>>130
[滅茶苦茶言っていると言われ、駄目だったのかな、と少し困ったように顎を引いて、しかしすぐに笑みに変わるナサニエルの表情につられて彼もパッと顔を明るくする。]
ね!ね!
[なにが、ね、なのかはわからないが、気持ちは高揚しているようで。勝てる気がしないという言葉にはお互い様だよ等と言ってみたり。存在自体が希望という言葉には、自分だけの事でないと知りながらも恥ずかしそうに笑む。]
うん。…うん!外でも頑張れば良い!
[そしてナサニエルのタルトを元にした例えには、おー、と感心して、皿の中のタルトを見る。]
…美味しそうな作戦だね。…うん!
ちょっとタルト生地が大きすぎるかもしれないけど、
つまり保険が少なくていいってことになるかな。
[いやならない。が、そんな事は今の彼には関係ない。
ただ嬉しげににっこりと笑っていう。]
[自分では上手い事を言ったつもりの謎の例え話に使ったタルトを一口で半分食べ、もう半分をキャロルから取り返しつつ]
>>119
似てるんなら大して違いはねぇ。
希望を持って叶えてやるさ、願望だろうが何だろうが!
>>120
ああ…悔いも残さない、無駄にもしない。
見てなよ先生、俺は出された奴も何とかしてくれると信じながら、最後の一人にも選ばれてみせるから。
[それは決して引き上げられないと絶望した後に垂らされた糸を見つけ、安易に縋っているだけかもしれないが。それでも二人の教官に返す声に勢いが戻っている]
>>121
そうか…キャロル。
正直に言うよ…友達以外は死んでいいって今まで思ってたよ、俺はね。
ここで生まれ育ってねぇ外の大したことない奴らも、ここで生まれ育っても友達でも何でもない奴らも、どうでもいい。自分と、大事な奴だけ生き延びればそれでってさ。
でも…コーネの言う通りだ。シェルターに入れない奴は絶対100%間違いなく死ぬなんてまだ決まっちゃいない。
選ばれても、選ばれなくてもできる事はあるはずだ。
だったら俺らはただ頑張りゃいい。誰が一番か…俺が最後まで選ばれるに値する一番だって証明してみせるぜ。
[拳を握りしめ元気良く言っていて、続いた言葉に>>127にやや勢いを失う]
ま…ま…マジで?
[コーネリアスに言われるまで気付かなかった事に気付かれたら、どう言われるだろう]
…いや、だよな。だよなぁ。とろいぞコーネ!
ばか、試験はたとえ皆が頑張ったって、俺は残っちゃうよ?俺はね。お前と違って。ほら凄いから。
>>129
いや頑張れよ!
ライバルが強くなきゃ甲斐がない。燃えないだろ!?
……さて、と。
[席を立つ。]
申し訳ありませんが、ワタクシはそろそろお暇致します。
残っている仕事も多いので、ね。
それでは、また。
[ちらりとソフィーの方を見てから、*食堂を出て行った。*]
[落ち込むかと思えば、すぐに浮上してきたコーネリアスに目を瞬かせる。
あれ?と、困った様子に吹き出した。
すぐにいつもの意地悪な笑みに代わられたそれは、何の悪意もない自然な笑み]
知らないわ。
あんたがやりたい事を頑張ればいいんじゃないの?
どうせあんたにできる事なんて対してないじゃない。
[言って、タルトを食べ終えると席を立つ。ナサニエルとコーネリアスを交互に見て]
ねえ、なんであんた達は今更、お互いがシェルターに入れない事に驚いてるの?
自分達分の席数があれば、それでいいと思ってた?
[心から不思議そうに、問いかけた]
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