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>>157
いや、曲がった方がいいかもしれない。
ちょっと思い返してみたら、宙に浮いてるは居るんだが、
地面で身体を引きずるようにやってくる奴も居る。
走って逃げる振りをして横に曲がる。
…て、おそろい?
[その言葉に首をかしげたその時、
ダニエルは結界が張られた事を告げ、先に学校へ。]
なんか俺、毎回タイミング悪いよな。
[ダニエルに従うようにして外に出。
走りながらラッセルに言われたリボンを確認する。]
…。
[赤いリボンに、顔まで赤くなりそうなのを
走る事で当たる風で誤摩化した。]
[パッと目についたのは長い髪の男と、不思議な服装の子供とチョココルネのような髪の子供。
一通り眺めてから、男は静かにただ頷く]
…付き合おう。
[こつこつと廊下を歩きつつ。
辺りを見回す。]
……さっきの金次郎像は何処行きやがった。
[廊下は真っ暗で何かが走っている気配すらない。
手近な教室の扉をがらり、とひきあけると――]
「どうもー、鈴木ジンコツでーす」
「佐藤はるおでーす」
[人体模型と人骨模型の漫才。
――思わず無言でドアを閉めた。]
[ダニエルに結界が張られた事を告げられれば、長い髪は後ろでひとつに纏められ、白い紙製の丈長で飾られ、懐に入れた色紙と懐紙を確認すれば瑠璃色の瞳は金色に変わり]
行きましょう。
[すっと背筋が伸びれば後を追い走る]
…まあいいや、とりあえず避けられる奴は
避けていこうか。数が多いし、銅像は堅い。
[誰にとも無くそう言い。
学校の怪談大集合の中に管持ちか…と、
いかにも怪談小説にありそうな取り合わせに苦笑する。]
…で、中なのかな?
[妖怪ではなく、人が居る気配。
…おそらくはヒューバートだろう。
続く人に手招きして、中に入る。]
[不快な悪寒にぞびぞびする身体をぎゅっと打ち掛けの中にしまい、校庭隅の木の陰に隠れつつ、先行く者達に尋ねてみる]
ま、待ち伏せ組って…
どこで待ち伏せたらいいと思いますかー!?
[結界内に入り、大量の金次郎をみると目を細め]
…邪魔だな。
[闘気を一気に解放し、掌底を放つ]
北 斗 豪 掌 波 !
[一直線に闘気の固まりが巨大な掌をかたどり、射線上の金次郎を破壊していく]
[...は、ダカダカと大きな足音が聞こえる気がして
校舎の2階へ。しかしそこで足音が聞こえなくなる。
おそらく、別の霊現象だったのだろう。肩を落とす。]
[ふと、ラッセルの大声が耳に届いて、
窓をガラガラと開け、身を乗り出す。]
よくわかんないけどさー!
自分が動きやすい場所で良いんじゃないかー!?
もし要望があれば中から外に出せるようにってー!
ヒューバートとか見かけたら言いますけどー!?
>>167
ひゃーすごい…
だいぶ減った。
[陀仁衛縷が北斗豪掌波で射線上の金次郎を破壊したのを確認し、きょろきょろしながら校庭隅の木の陰から出てきつつ]
>>168
[セシリアにこくりと頷く]
なるほど、そうですね。
ボスと戦う時に、こんなのにうじゃうじゃいられたら僕もたまらないと思いますもの…
>>169
あ、もうあんな所にコーネリアスさんが…
[耳を澄ませ伝言を受け取ると]
はいっそうしますー!ありがとうございます!
…っわー!
[大声に気付いて生き残った金次郎像がわらわら寄ってきた気がして、慌てて退避]
[という訳でラッセルは校庭に留まり、陀仁衛縷が始末して二宮金次郎密度が低くなった辺りに向かい、周りに気をつけながら、舞の構えを取る]
>>165
[しゃらりと響く、微かな金属音。
次の瞬間には、男の手に白く輝く弓が現れる]
…見たければ好きに。
俺の邪魔さえされなけりゃどうでもいい。
[冷たく吐き捨てるように呟くのは、薄い唇。
紅の瞳を微かに細めて、必要ならば弓を引くだろう]
[校庭に留まったラッセルに]
待ち受けは私とラッセルさんにヘンリエッタさん。
ヘンリエッタさんは高台がいいと思うのです。
「八陣の図」に従いキンジローを死門に誘い込むという事で、あの滑り台が死門の方位だと思います。
[校庭の一角を指し]
式で結界をゆるく張って罠にしましょう。その中に入り込んだ物を片して行きませんか?
[校舎の中を走りつつ。
しかし猛ダッシュで逃げた二ノ宮金次郎の姿は見えない。]
……何か校舎内で変に空間捩れたりしてねぇだろうなぁ……
[がらりと次の教室を開けるとそこは音楽室。
――ということは。]
……わぁ。ベタだなぁ。
[血の涙を流すベートーベン。
彼の指揮棒が上にあがると、一斉に楽器が襲いかかってきた。]
ベタのくせにやることはえげつねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
[リコーダーやらタンバリンやら。
賑やかしく音を立てて飛び回るのに慌てて教室を飛び出す。]
>>173
…待ち受けるほうが体力的な効率は良さそうだが…追い込み猟ならば猟犬が多い方がいいんだろうな。
[低く呟き眼鏡を押し上げ、光線のような白い輝きの矢を放つ。
あとはまかせる、そんな意味を含めた一瞥。
そして男は、校舎へと向かって行く]
[とんとんと跳ねるように走る...には
天井の低い校舎の中はあまり条件としてよろしくない。
ただでさえ足が速いことで有名なテケテケには
室内ではかなわないと悟り、パッと横に曲がる。
テケテケはやはり曲がれないらしく、
まっすぐ通り過ぎていった。]
…はー…
[避難した先は女子トイレで、まあ生徒が居ないのだから
女子トイレに入っても問題は無いのだが…
『カミをくれぇ〜カミを〜』
『ねえ、なにして遊ぶ…?』
『赤い紙、黄色い紙、青い紙、いらんかえ〜』
…ありがちな霊現象にげんなりし、出ようとするが
扉は鍵もかかってないのに開かない。]
あーあー、やっちまった…。
>>171
…お邪魔にならないよう、頑張ります。
[冷たく吐き捨てるような声に、ぐっと言葉を詰まらせる]
ヒューバートさんと同じタイプかなぁ…
[ともかく彼の手には白く輝く弓。
紅の瞳を微かに細める様子は、確かに頼りになりそうではある]
>>172
なるほど、ヘンリエッタさんは高台…
そして滑り台の辺りが死、死門の方位?
ともかく、良さそうな場所なんですね。
結界を張れるんですねセシリアさんも…お願いします。
あ、でもそうなると結界の中に入り込んだ金次郎達でまた密度は増しますよね。
ちょっとだけ…待って頂けますか。
[すぐに舞い終えることができる短い唄を選んで、目を瞑って集中はできないまま周りに気を配りつつ、扇を広げる]
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