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― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
あいよぅ。行ってらっしゃい。
[ぱたぱたと手を振って、その姿を見送った。
なぜ恥ずかしそうな顔をしていたのだろう、と思いながら。
電脳で姿を見つけられれば、気になる中枢への探索の様子を探ってはみたかったが。
現実世界の身はカフェで話をしながら、“来客”の姿を*待っている*。]
─ 現世 / 南部電脳街 "戎克" ─
[店内は相変わらず暗く、いつもと違う]
[奥行きのない、見たままの壁]
[器用に積み上げられた"売り物"を飛び越えて目隠しの向こう側へ][ほのかな光源]
よかった。生きてる。
[三角錐に似た外観のポッド]
[Utopiaへは義眼を通じての潜行も可能だけれど]
(疲れちゃうのよね。フィードバックも遅くなっちゃうし)
[ポッドと義眼を接続し操作パネルを立ち上げる][緩やかな起動音][一方で一枚一枚、衣服を脱いで]
……さむ。
[身に着けていたすべてをはずしてポッドの中へ]
[パネルを操作すると触媒の充填が開始]
非効率な気がするんだけどなぁ、このシステム。
最新技術のわりにアナクロすぎるって、さんざんだったもの。確かに、性能はいいんだけれど。
[ぼやきつつ眼を閉じる][一瞬の闇の後、意識は電脳空間──Utopiaへ]
―電脳世界/Closed Morgan's Space―
[硬直した平原の中で、動かない宇宙樹を
見つめている。サンスクリットのローブだけが靡く。]
そろそろだろうか。あの者は、必ず私を訪ねる。
[背中には「槍」。脈動を続ける。]
【赤い。
――恥ずかしがっているのかしら?】
[教えてもらった通信コードを、input/入力→save/保存]
[情報の整理のために、pick upしたものを引き出す。]
ヴィンセントさん(――こう呼ぶことにしてみた――)も、Utopiaへ行きますか?
[幾つもの情報――だがまだ足りない。]
――中央部も探らなければいけないとは思いますが。
Utopiaはコットお嬢様に任せてしまおうかしら。
気分次第カ。イイ身分ダ。
[髑髏から黒目へと向けられた視線を受け止める]
現実世界<Mundane>ニ興味ハナイガ、
[破壊も防衛も、電脳存在である黒には関係ないが]
電脳世界<Utopia>ニ手ヲ出ス者ヲ許シハシナイ。
[ホログラムが現実<Mundane>のトビーを傷つける事は不可能]
[それでも好戦的な言葉を放つ]
─ 理想郷<Utopia> / Closed・Morgan's Space ─
[設定通り、接続先は老人の個人空間]
[教えられたパスコードを使い、内部へ侵入]
きれいだけれど、さみしいところ。
お招きにあずかり、ありがとうございます。
──ってところかしら?
[老人とは、メートル法で約5〜6mといった距離]
[にこりと微笑み、一礼してみせる]
眠リノ神ヲ扱ウモノガ、眠ッテハイナイダロウ。
[周辺部のドーナツリングを巡る間にも徐々に広がっていた眠り]
[都市丸ごとダウンが目的なら、立っている者の中にいるはず]
[青空は動かない。草原も動かない。
宇宙樹も動かない。動くのはただ2つ。]
ようこそ”輪廻”の世界へ。
[「槍」を背中に備えたまま、向き直る。]
早速だがね。”手紙”…もらったろう?
文面を私に読み聞かせてもらえるかね。
【"主"でなく"私"であった理由。
"他の誰か"でなく"彼ら"であった理由。
五人、六人/双子/八人?
――コットに話しかけたもう一人=映像?】
本当に
[煩雑に並べたメモを整理する。]
[現世では紅茶に蜂蜜を垂らす。]
[かき混ぜる音が心地よい。]
何が原因か、わからなければいけないというのに。
[くじの当たりとはいえ、ここに来なければこうはならなかったに違いないと――]
[考え、瞬き/思考。]
[老人が左手を翳すと、中空に文字が浮かぶ。
空間は停止している。これは、”手紙”の機能。
願うなら、望みのものを与えよう。
対価は、不可侵領域への鍵で結構。]
このような”手紙”が私のもとへ届いた。
私は、これこそが原因と思っていたが…。
[失望したような眼で見据える。]
君は”手紙”をもらっていない…と?
どうやら私の見込み違いなのかねえ。
──回想(ヒュプノス前後)/現世<Mundane> /西部・空中庭園──
[メガロポリスの外壁に連なる故に、耐久性には定評があるはずの、空中庭園の透明通路を揺るがす──地震が起きた。
地揺れは、繰り返し。
けれども、庭園に被害を与えることなく止まる。
揺れの停止と共に、庭園の下から届いたのは、クラクションと悲鳴。
突如コントロールを失い暴走した何台かの車が、駅前の広場で玉突き事故を起こす光景を、通路の透明な床面から俯瞰して望む事が出来た。
煙があがり、自動スプリンクラーが消火をはじめる。
けれども、地上の悲鳴、怒声は大きくなるばかり。どうやら、南部の歓楽街へ続くステーションの前に設置された巨大スクリーンに、見た事も無い奇妙なヴィジョンが映っているらしい。]
「中央部でッ!」
「次々に人が倒れて行くッ!」
「テロなのか?」 「植民星の反乱軍よ、きっと!」
「《True end...PASS:REINCARNATION》って何、何、なんなのよォオおおッ」
―― 現実世界<Mundane>/中央部周辺・通り ――
そうかもしれないな。
[パイプからホログラムの煙が立ち昇る。暫し、沈黙。]
……僕への直接の連絡手段を教えておこう。
ドリスが、僕をその対象だと思わなければだが。
[ドリスの前に、仄か輝く
一小節の譜のホログラムが浮かぶ。
それは電脳世界のドリスの前に存在しているものだ。]
[トビーは、ドリスに向かい一歩踏み出すと、
その傍らを通り過ぎようとした。]
──回想(ヒュプノス前後)/現世<Mundane> /西部・空中庭園──
[セシリア咄嗟に、籠を抱えたままの信者たちを強く抱き寄せた。]
これは、教祖様がなさった事ではありません。
ま だ 、 粛 正 の 日 で は 無 い。
教祖様が私たちに何も告げず、メガロポリスにPGMを撒くような事はありません。──決して。
──回想(ヒュプノス前後)/現世<Mundane> /西部・空中庭園──
[更に、その目の前で──
半ばパニックになりながら、ステイションへ向けて移動を開始しはじめた、あの青い制服を着たマネキンのような子どもたちが──昏倒しはじめた。]
…──
[音も無く。
ドミノの駒ように。
次々にスカイブルーの制服の整った少年少女が倒れて行く。隙間に、あのセシリアが洗脳した教師や、観光客の身体も重なり、赤やブラウンの彩りとなる。]
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