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意味が違う。馬鹿は貴様だ。
何のために聖杯を欲するのか、それを聞いている。
[がしゃり、と甲冑は僅かに音を立てる。
けれど子供たちがあのままと聞けば舌ひとつ打って、強く男を睨む]
…この卑怯者。]
[そういうと、キャスターは氷に手を当てた。]
"Psalmista"
[キャスターが一言そう呟くと、犬の周りの氷が一瞬で解ける。
そして、淡い光に包まれた犬はゆっくりと地面に倒れこんだ。]
うむ、これで終わりだ。
場合によっては少しづつ解呪する必要もあるかと思ったが、単なる一小節で終わる程度だったな。
同時に簡単な治療魔術も使ったからすぐに眼も覚ますだろう。
引退はしていなかったと。
たぶん、ですけど、私の事があったからだと思います。
まだ全部教えてわけじゃない、といつも口癖のように言っておりましたから。
[駅前まで行くと、分かれた道が四方へ伸びている。開いてる店も多く、人通りも多かった]
あっちが教会と公園…それから霊園のようなものがあったと記憶しています。
[西への進路を取り、辺りに注意を払いながら歩く]
どうしてわからないのかな。
[小さくため息をつく。
自分が大切に育てているものを危険にあわせたこと、
聖杯戦争に関わり続けることを危うくさせたこと、
それを自覚させようとこちらはきちんと述べたはず。
なのにどうしてこの人はわかってくれないのだろう。]
あなたがあなたの願いを危うくしてると教えてあげてるのよ。
[ちりり、と杖をにぎる手のひらが痛む。
刻まれた令呪が熱を持つ。]
[ 相手の言葉に、ああ、と頷いて肩をすくめる。]
だったら最初からそう聞いてくれないか。
僕の望みはたいしたものじゃないよ。親の期待に応えたい…いや、少し違うな。親の期待を取り戻したい。それだけの話。それと、、、
[ ひと呼吸、間を空けて。]
卑怯者と思ってもらっても別に構わない。でも、だからと言って見下したりはしないでくれよ。正道を歩めなかった人間は、それでも成功を収めようと思ったら卑怯者になるしかないんだから。
あ、……ごめんなさい、お爺ちゃん。
タロはとっても大切な子なの、だから、つい……。
[手の中に残った髭をはらはらと落としながら、キャスターの後ろで見守っている。
やがてキャスターの魔術によって氷が溶かされると、倒れこんだ愛犬に駆け寄って抱きしめた。]
タロ……、ごめんね……、南極より寒かったね……。
もう、大丈夫だからね……。
[ぽろぽろと涙を流しながらタロの身体を撫でていると、徐々に体温が上昇してくるのが伝わってくる。]
お爺ちゃん、本当に、ありがとう……。
[愛犬を抱いたままキャスターに頭を下げた。]
と、そうだった。
[ しばらく真顔だったが、ふと思い出したように緊張を緩め、薄っぺらい笑顔を作る。いや、本人なりに微笑みかけているつもりなんだろうが。]
そういえば君の名前もまだ聞いていなかった。よければ教えてくれないか。できるなら、クラスと共にね。
後継者の育成、という事かしら。
貴女は随分、お爺様に期待されて育てられたのでしょうね。
[やんわりと目を細めてソフィーを見た。その瞬間目の前に、駅前の方からやってきた2人の若者が立ちはだかり、"これから一緒に飲みに行こうよ"といい始めた。]
……申し訳ありませんが、お退き下さいませんか?
[シャルロットは、2人の若者にやんわりと言葉をかけた。]
あなたがわかってくれないのなら……。
こうするしかないでしょう。
[杖をにぎる手のひらから光が溢れる。]
"戦いのとき以外に銃を撃たないで。"
[静かな声でそう命じると
手のひらから令呪が一画失われた。]
……撃ちたければ撃つといいわ。
それがあなたの最後の射撃になるだけだから。
あー、別にいいぞ。
サーヴァントがマスターにある程度尽くすのは普通だし…。
なにより、俺は女には優しいからな!
[ウンウンと、自分に頭を下げるマスターに頷くキャスター。]
どうだ、あまりのイイ男さに惚れただろう?
[シャルロットに声をかけてきた二人の若者を見――]
すみません、が、私たちは、貴方方と飲むに行く時間などありません。急いで、おりますので。
[普段であれば「申し訳なさ」を装って声をかけたであろう。けれど、どこかで流れる魔力を感じているのか、それほどの余裕がない。
珍しく緊張しているようだった]
……くだらん。
そんな些細な願いのために聖杯を使おうなどと。
[小さく一言つぶやく。溜息は、細く吐き出される。
出自を問う男に、英霊は逡巡の後に]
…俺の位階はライダー。
名は…そうだな、"ピュセル"とでも呼べばいい。
それとも、求めるのは俺の真名か?
[硬玉の瞳、軽く睨むように詩ながら男を見遣る]
チックショォォォォォ!
…まぁいい、いやよくないけど。
悲しいけど予想範囲内さ…。
[フッっと自嘲気味な笑みを漏らすキャスター。
その背中ははっきり言って哀れだ。]
…んで、どうすんだマスター。
これでマスターの聖杯にする予定だった願いはなくなってしまったわけだが。
まぁ、俺もマスターが男なら放って置いたんだけどなー。
これで万が一聖杯戦争リタイアなんてされたら俺もたまったもんじゃないし。
[腕を組んで考えるような仕草をするキャスター]
でもまぁ、女が困ってるのに助けずに知らない振りってのは俺にはできんしな、運が良かったな。マスター。
[冷水を浴びせられるような感覚。
―――抑止。]
貴様、
[少し遅れて、女の言葉の内容とその意味が、自らの意識に浸透するのを感じた。]
…っち。
[舌打ち。
この時代、この場所。
自分は、何も知らない。
彼女の言う事が、真っ当なのであろうと、理解できてしまう。]
成程、な。
[ぐ、ぐ、と、銃を向ける時とは正反対のぎこちない動きで、銃口が心臓から逸れていく。
やがて右腕はだらりと垂れ、力を失った手から銃が落ちる。
その銃も、床に接する直前に、再び煙となって散ってしまった。]
[酷く事務的なソフィーの物言いに察したように、シャルロットは、尚も食い下がってくる若者達の正面に立ち、ゆっくりと目を細めて小さな唇の端を上げ、凛と微笑んだ。
[――スキル"魅了"発動]
私が最も望むことは、貴方方が私の願いを聞き届けて下さる事なのです。
今は、そっとしておいて下さいませんか?
[小さな鈴を転がすような、その美しい容貌に酷く不釣合いな幼い声。シャルロットの微笑みに魅入られ、その声を聞いた瞬間、若者達はぽうっとなったように放心し、その場に立ち尽くした。]
……お待たせしました、マスター。行きましょう。
[久しぶりの愛犬の手触りにうっとりしながら、キャスターの問いかけに応える。]
そうねぇ、……目的はなくなっちゃったけど、聖杯に頼んで素敵な王子様でも出してもらおうかしら、うふふっ。
――安心して、お爺ちゃん。
お爺ちゃんはアタシの願いを叶えてくれたんだから、今度はアタシがお爺ちゃんの願いのために協力する番よ。
[愛犬を撫でていた手をキャスターに差し出す。]
改めて、この聖杯戦争を一緒に戦いましょう。
よろしくね、お爺ちゃん。
……と言っても、アタシにできるのは魔力の供給くらいだけどね。
…ふん。こうも躊躇いなく、令呪を使うとはな。
面白いじゃないか。
ならば、戦わせるがいい。俺を。
この時代、この場所、その戦い方。
すぐに見極めてやる。
そして俺は俺の存在意義を存分に見せつけてやろう。
…やがて、お前ももっと強く、感じるがいい。
銃が火を吐く、その感覚をな。
[十分に機が熟したところで、きっと、殺してやろう。
その時が来るのを想い、心を鎮める。]
ふむ、ライダーか。乗騎があるようには見えないが、と、すまない。思ったことが口からぽんぽんと出てしまうタチで思わず…て。
[ 見た目について言及し気を悪くされたことを思い出し、謝っているんだか言い訳ているんだかもごもごと喋っていたがふと我に返り。]
ピュセルぅぅ?!
まさかプロケルのことか? ソロモン72柱じゃないか。真名じゃないってことは通り名かなにかか? なかなか大それた御仁のようじゃないか君は。
[ 予想していなかった名前を聞き、思わず身を乗り出してしまった。改めて椅子に深く腰を下ろし。]
で、本当の名前はなんなんだい? やっぱり真名はきちんと聞いておきたいところだね。
まぁ、確かに人の願いってのは幾らでも在る物だからな。
別の願いがあるならそれで良いか。
[納得したように頷くキャスター。
そして、その後に続いた言葉を聞くと愉快そうに笑った。]
うん、そういう義理堅い性格って言うのは俺は好きだな。
それじゃ一つ、俺の輝かしい第二の人生の為に協力してくれよ?
よろしくな!
[そう言って、キャスターは差し出された手を確りと握った]
まぁ、魔力以外にもいざと言う時の令呪のブーストとかも重要だからいいんじゃないか?
はっきり言おう、俺の魔法の応用力は途轍もなく広い。
故に…令呪によるブーストの方向性も多岐に渡るわけだ。
中々判断力が問われるかもしれないぞ?
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