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双子 ウェンディ に 2人が投票した
隠者 モーガン に 1人が投票した
藪医者 ビンセント に 4人が投票した
藪医者 ビンセント は村人の手により処刑された……
次の日の朝、隠者 モーガン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、牧童 トビー、双子 ウェンディ、文学少女 セシリア、のんだくれ ケネス、学生 メイの5名。
―― Closed/Central Tower (専用領域/電波塔) ──
[没入(ダイヴ)と同時に肉体の感覚は消え、ツールとプログラムがそれらに置き換えられる。塔内の壁に凭れて座り込んだ自身の姿を一瞥し、視野を塞ぐ防壁を見上げた]
"Through the Looking-Glass."
[名を呼び、コード群を呼び出す]
―― Closed/Central Tower (専用領域/電波塔) ──
[男の前に六角水晶が浮かび、周囲の様相が一瞬揺らいだ。
波紋のように伝わる波が静まり、彼は歩を進める。隙間ひとつ無いかに見えた防壁は、何らの抵抗もなく男の身体(アヴァター)を通過させた]
……ここじゃない。もっと奥の――そう、あの通廊の先。
……あそこに。居る。
[巨大なデータ構造体をぐるりと見回し、対象となるべき座標を確認する。手付かずの情報群には目もくれず、ただ奥底へと進んでいった]
―→ Closed/Morgan´s Space (専用領域/老人の部屋) ──
痛み/刺激/電気信号/疑似信号
創造/維持/破壊 次なる世界へ明け渡す為の 再度/新しく来たる世界を齎す為の神の槍を、何故あなたが選んだのか。
[向かい来る槍.歪んだcodeは殺意.素直に読み取らせてはくれない。φを減速し破壊し、Möbius Ringを縦方向から切り裂いてゆく]
Blue in Blue ...... 凍り漬けの司書
[蒼黒の布で覆われた巨塊]
[四方下部に相似/同型の氷の破片が浮かんでいる]
『Morgan Ustumi = S∴T∴ Iesod 』
[蒼黒の布が真ん中からゆるりと僅か開き]
[1.2.3.4.]
[4色の表紙の色が褪せたグリモワールが四角形をえがき、Morganに示された]
――Mundane/中央部・あるビルの一室――
[栄養補給を終えて、ゴーグルを嵌める。片目は開けたまま、単なる端末としてPGMを構築する]
あのPGMの構成とかわかれば手のうちようもあるんだけど。全くわかんないし。
Utopiaで戦闘にならないようにしないと。
仕掛けるなら不意を付きたいけど、地図だってあるし無理だろうなぁ。
[4冊の本の交差点から現れ出だすのは蒼き女神]
[相貌/妖艶さを漂わす美女、紅は差していない]
一つ 謝らなくていけない事がある。
[そう言うと、蒼き女神によって受け止められた槍に皹が入った。Morgan's Spaceにnoiseが走る]
[呻き声とも歓喜の声ともつかぬ叫びをあげるMorgan]
[黒いグリモワールからは瘴気染みた靄が発生]
[Spaceを覆い、破壊してゆく]
[同様][3つのグリモワールが夫々の効果を齎す]
[澄んだ音を立て、偽りの空間は罅割れてゆく]
[空に浮かぶ赤い月][漆黒の森]
[周辺のClosed領域へも皹が走る]
[硝子が砕ける音][月は雫に][流される血の涙]
[奈落へ落ちてゆく――虚無へ還る隠者の空間/無]
―― Closed/Morgan´s Space ──
[そこに見えたのは怒れる老人と、二人の子供]
≪――そうだな。君は加わらないのか?≫
[ウェンディに応えと問いを送信。己の存在に要する領域を確保しようと、周辺のモジュールを押し退けた。その間にも飛び交うコマンドの群。戦闘の様子を観察しようと見つめる]
[蒼い女神が刃なき鎌を掲げMorganの胸へ]
[水の中に入るようにすっと抉りこむ]
[停止][微笑むMorgan]
[グリモワールが追加で3冊]
[槍を掲げた3体の王/Androgynous]
[双方の脇腹][――そして][脳]
[地図を切り替えて、Utopiaの様子を映し出す。場所を正確には映し出さず、光点が3つ、一箇所に集まっている。Mundaneの方には未だ光点は7つ。いや、もう7つしかないのだと思った]
……今までの情報から、7つの点が誰だかはもうわかった。
この3つは、おじいちゃんとKot、それにとビー……。
仲良く歓談とか。
あのおじいちゃんじゃしそうにないんだよね。
これじゃあ手の出しようがないもの。
それに自分がどちらの立場につけば良いのか、わからないのよ。
[視線の先では、"師"が"怪物"は愚か空間までも巻き込んだ破壊を]
[S2.彼が守護し彼が得た/過去の産物と言えなくもないData.内包され続ける秘密は今、蒼き女神によって奪われ――]
[斬]
[Morganの体が斬られる]
[その体は/意識は/魂は→何処に送られゆくのか]
[Morgan's Spaceは、砕けてゆく]
[砕けて砕けて][夢のように消えてゆく]
[0ではなく無に還ってゆき続ける]
[落ちてゆく][Blankとして][落ちてゆく]
[黒き肢体を持つMorganは落ちてゆく]
[鈍い筈はないのに][その姿は緩慢に緩慢に遠ざかり]
[その間も皹割れ、罅割れ――]
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