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村の設定が「役職希望無視」のため、全ての役職希望が無視されます。
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が6人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人、狂人が1人、守護者が1人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
[男の声。アーヴァインの声。ロビーに響く声]
全員揃った、揃ったら、―――
[不意に呼吸が乱れ、過呼吸に陥る。
青褪めた表情で、丸い目を見開いて]
ッ、あ。……ぁ、ッ、は。
――……アーヴァインが来た、だから、ゲーム、が始まる。
コーネリアスさんは何か勘違いしてませんか?
免許証や身分証明書を見せれば男だって一発で、
あ、アーヴァインさん来るの遅いですよ、
みんなもう揃ってるんですから。
人狼が居る、ゲームが始まる。
まる、さんかく、
でも此処はネット上じゃないッ――
うあ、あッ……
殺し合いのゲームが始まる。
でも此処はリアル。画面なんて隔たりは存在しない。
殺し合いの、殺し合いが、あ、ァ、ッ
[ひゅ、と音のする息。
過呼吸で上手く吐き出せずに、
微かに吐いて、微かに吸って、過剰な速度で繰り返す]
人が居る、人が沢山居る、リアルの人、生きてる人
ゲームが、ころしあいが、えぅっ
[嘔吐感に口元を抑える。
目元には大粒の涙が溜まっていた。]
あー、アーヴァ……って、ぶっ……。
予想通りというか、……期待通りというか……
ないすこすぷれ、…だぜ。
特に、その頭。
[思わず、口元を押さえる。
ふと、様子の変わった少女の姿に気付く。
声を掛ける事は出来ないので、視線を投げるだけだが。]
[セシリアの言葉に首を傾げて]
ゲーム…?
アーヴァインさんが何か持って来たのでしょうか。
[そう言って外を見れば]
酷い、吹雪だ。
あは?
ねぇ、アーヴァインさん……!?
わたくしたちにコスプレをさせたのって人狼審問のキャラと同じ衣装よね?
それにその言葉……人狼審問のゲームの開演の言葉そっくり!!
まさか……人狼審問を再現しようって思って居たりとか。
ひょっとしてわたくしたち、嵌められたの!!
[新たに増えた参加者に気づき]
おー、やっと来たやっと来た。
アーヴァインくんだー。
凄い格好だけど、ひょっとしてその兜と腰のモノは武器やで買ったのかなー?
[その格好を眺め、にこりと笑う]
あ、免許証か!
でも僕今日免許証も保険証も持ってな―――
[言いかけて、セシリアの嗚咽を聞きとがめ]
セシリアさん?
セシリアさん?
ど、どうしたんです?
気持ち悪いの?
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