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踊り子 キャロル に 3人が投票した(らしい)。
書生 ハーヴェイ に 2人が投票した(らしい)。
酒場の看板娘 ローズマリー に 1人が投票した(らしい)。
逃亡者 カミーラ に 2人が投票した(らしい)。
踊り子 キャロル は村人達によってたかってぶち殺された。
人狼は食い損ねてお腹が空いているようだ。
しぶとい奴は流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、学生 メイ、お尋ね者 クインジー、書生 ハーヴェイ、酒場の看板娘 ローズマリー、逃亡者 カミーラ の 7 人だと思っておこう。
[散歩から戻るとベッドに潜り込む。
しかし、程なく夜は開けそっと部屋から出ると仕事先に向かった]
あー。わかったから急ぐなー。
[半ば引き摺られながら展望台へと向かう]
んー。
[深夜に再び降ったらしい雪がキラキラと光を反射する。
彼の周囲を駆け回る犬達を苦笑して見やると、そのうちの一匹を捕まえて抱きしめる]
お前たちはいいねー幸せそうで。
…ん、ホントはちゃんと言わなきゃいけないんだよね。
でも、ねー。
[誰に言うでもなく呟いて、不思議そうに...を見る瞳に*笑った*]
[密着した状態から寝返り一つ。
さりげなくクインジーを蹴り飛ばしつつ、布団を巻き取って]
……ん……朝か……
[差し込む光にもそもそとベッドの上で体を起こして]
[水の流れる音]
[シャワー室の中には湯気が立ち込めて]
[頭上から注ぐ其れは肌を濡らしていく]
[打つ感覚と熱とを遠くに感じながら]
[身体に残る古い傷痕に強く爪を立てる]
[痛みは近いのか遠いのか]
[痛むのは過去か現在か]
[目を閉じ眉を寄せて、大きく、息を吐く]
[顔を上げれば滴が額から頬へと伝い落ち]
―ローズマリーの部屋―
[いつもより遅い朝。ぼんやりとしたまどろみから解放され、ゆっくりと目を開く。]
ん………ああ。おはよ。
[隣りで眠るローズマリーの寝顔を愛しそうに見つめ、頬にくちづけをする。]
………っと。そろそろ起きよ。
そういや余裕無くてすっかり忘れてたけど、独り者だけじゃなくて、カップルにも話聞いてこないといけなかったな……。
いや、ホントに余裕無かったんだなー……ヤバい……。
[ベッドから下りて頭を掻き、少しだけ乱れた服を整える仕草を見せる。]
それじゃ、いってきます。
[ローズマリーへのメモ書きを机に残し、ギルバートは彼女の部屋を出た。]
-------------------------------
ローズマリーへ
昨日はありがとう。
突然のことばかりでごめん。
これからもよろしくね。
ギルバート
-------------------------------
[顔を洗って服を着替えるとまだ寝てるらしいクインジーの顔を覗き込み]
……よく寝るヤツだな。
挨拶だけ先にしといてやるよ。
[ふに、と鼻をつまむとそのまま口付けて]
よし、行くか。
[1Fで軽く食事を済ませると、*準備会場へと*]
……さてと。
[新しいシーツと枕カバーを持って部屋に戻った。部屋の中で半乾きになったシーツを椅子の上に置いた。
スキーウェアに身を包むと、外を見つめてにこりと笑う。]
そういや、数日ぶりのスキーだな。作業…さぼっていいのかな?っていうか、彼女ができても準備作業やってもいいのかな?
……まいっか。
[集会所を出る。パウダースノーを踏みしめる心地良さを感じながら、スキー板を担いでカップルたちが集う場所へと向かった。*]
[ぼんやりしていれば視界の端に人の動くのを捉え
ゆるりと身を起こせばはらはら粉雪が舞い落ちる]
あ…ハーヴェイ…
こんにちは、んーん、待ってた訳じゃ無いよ。
[ふんわり微笑んで]
ハーヴェイは、お仕事、終ったところ?
>>7
[カミーラが部屋から出て行くのを待って。
ぱちり、と目を開ける]
…全く、苦労するぜ…。
[カミーラの感覚が残る唇に、そっと触れて。
これからは毎朝、狸寝入りだなと呟いて]
そ。
これから祭りの準備にも行かなきゃね。
[疲れる、と肩を落として]
あ、そーだこれお土産。
あんまんまーん。
他にも色々あるけど。食べない?
[持っていた紙袋を見せた]
またお出かけなの?
…なんだか大変そう…無理しないでね?
[ふるふる頭を振って髪についた雪を払い]
え?お土産?!
そう言えば、ご飯、まだだった。
食べる食べる!
[嬉しそうに瞳を輝かせ勢い良く立ち上がり]
…早く戻って食べよう?
アーヴァインさんがこき使うんだ。
むしろエッタに…。
[めそめそと泣くふりをするが、嬉しそうな姿にすぐに笑みを返し]
ん、じゃ。戻ろうか。
[...も立ち上がって、集会所へ]
[のんびりと身支度を整えて階下へ降りると、既にカミーラの姿は無く]
もう出ちまったのか。はえーな…。
[キッチンに向かい、昨日のイイダコの下処理を始める。
慣れた手つきで墨袋を処理すると、1/3ほどは塩揉みして洗い、適当に刻んでおろしわさび、だし汁、酒、茎わさびとで和えて密閉容器に入れ、冷蔵庫に放り込む。
1/3はから揚げ用に下準備して酒と醤油をふりかけ、やはり冷蔵庫へ。
残りはタマネギやトマト、ズッキーニとともにマリネサラダにして、適当に人数分に皿に盛ると、ベーコンの目玉焼きとテーブルロールとともに席につき、食べ始める]
[入ってきたハーヴェイとメイに食事の手をとめて]
よぉ、食うか?
サラダは用意してるが、目玉焼きはこれから焼く。
冷めるとマズいからな。
[立ち上がると、キッチンに向かって]
エッタが手伝ってるバザー関係に借り出されて。
あっちいったりこっちいったり。
力仕事ではないからいいんだけど。
[苦笑しながら、集会所に入り]
あ、クインジーさんがおいしそうなもの食べてるー。
[こっちは中華まんっぽいもの一式です、と袋をテーブルに]
[フライパンを取り出し、かりかりベーコンと目玉焼きを二人分作ると、タコのマリネサラダとともにテーブルに並べる]
ほれ、どーぞ。
みんな朝がはえぇな。
[自分はカミーラが目覚めるのを待って狸寝入りしていたわけだが]
昨夜は降ってたみたいだが、また積もってるか?
[問いにこくこく勢い良く頷いて]
食べる食べる。
良かった、ご飯あって。
[ハーヴェイの苦笑にぱちぱち瞬き]
お祭りの準備、忙しいんだね。
今日は頑張って雪像作らないと…
[ありがとう、と目玉焼きを受け取り冷たいマリネをはむり]
ん、美味しい、ありがとう、クインジー。
何時もはもう少し遅いんだけど、今日はなんだか眼が覚めちゃって。
ハーヴェイの中華まんもあとで貰うね。
オヤツに持って行こうかな。
-林檎を見るや鈍い音を立て着地
齧りつこうとすれば林檎がコロコロコロ
必死で追いかけてまた齧りつこうとしてコロコロコロ-
>>22
[パパさんの言葉に]
…お前さんのようなデカい子供をもった覚えはねぇ。
[真面目に抗議しながら、自分の朝食をもぐもぐと食べる]
そうか、積もってたか。
そろそろまた雪かきの仕事が入りそうだな。
[りんごとおっかけっこをするリリィを見て、転がるりんごを拾い上げると。
両手で簡単にぱかっとふたつに割って、また目の前に置いてみる]
-割られた林檎に齧りついてカジカジカジカジカジカジ-
[クインジーをまぢまぢ見詰めて小首を傾げ]
カミーラも料理上手だし、パパとママと言うか、夫婦経営の雪山のペンションみたいだね。
>>25
[夫婦経営の雪山のペンション、という言葉に、脳内にぽんっとその光景が思い浮かび。
一瞬手を止めてその想像に没頭しかけ、はっと気付いて小さく頭を振って]
そんないいモンじゃねーだろ。この状況は…。
[わざとつっけんどんな調子で返事をする]
>>26
……カミーラが4歳のときの子かよ。
そいつぁすげぇ。
[くすりと笑いながら]
おお、気ぃつけて行け。
[窓の向こうの、銀世界]
[髪を乾かしながら、ぼんやりとしていたけれど]
[時計を見上げてみれば針は大分先へと進んでいて]
……………
[くしゃ、と青い髪を掻き上げた]
お疲れ様、気をつけて行ってらっしゃい。
[ハーヴェイに手を振り返して目玉焼きをふぅふぅ
クインジーが妄想空間に片足突っ込んでるのを見守り]
なんだかんだ言いつつお祭り前で浮き足立ってる気がするけどな?
夫婦漫才がと美味しい料理がご自慢のペンションだね。
[祭り前なのが原因かどうかはともかく、浮き足立っているどころか完璧に舞い上がっているわけで]
料理はともかく、なんだその夫婦漫才ってのは…。
あいつがペンションのオーナーなんかやるかよ。
春になったら村から出ると言ってるし、俺は…。
[そんな裏事情をメイに言っても仕方がないことを思い出し、言葉をとめて]
メイもお相手とは仲いいみたいじゃねーか。
[話をそらす]
[気配に視線を移し其処に在る姿にふんわり微笑んで]
こんにちは、ナサニエル。
クインジーが作ってくれたご飯、食べる?
[言いよどむ様子に小首を傾げ]
カミーラは渡り鳥みたいに冬だけ此処に居る人だしね。
一緒に居たいなら引き止めるとか着いて行くとか色々あるんじゃない?
………心配事が減ればカミーラも素直になるかもね?
[続く言葉にぱちぱち瞬いてから頬を染めて]
えっと………
[なんとなく視線はナサニエルへ]
…引き止めるも付いて行くも、全部春になってから考える。
今あれこれ悩んでも…仕方のないことだ…。
[声は段々と先細ってゆき。しばし黙り込んで。
しかしメイの視線の先にナサニエルの姿を見つけ、自分の食事を平らげると]
よぉ、食うだろ?今用意するぜ。
[立ち上がり、キッチンへと向かい、目玉焼きを焼きだす]
[ナサニエルの食事を用意すると、テーブルに並べて]
俺はそろそろ出かけるかな…。
お得意さんまわりをして準備会場行き、ってところか。
[本日の予定を、頭の中で組み立てる]
ふぇっくしっ!!!!!
[盛大なくしゃみ一つ。]
……誰かまた母さんだの夫婦だのっていいやがったな……
[準備する手を止めると、鼻を啜り。
再び手を動かそうとして、ふと――
踊りの練習に興じるおばちゃんたちの姿。]
……。
[酷く懐かしいものを見た気がして。
ぼんやりと立ち尽くして。]
………そっか。
[頷いてクインジーの後姿によろしくと声をかけるも]
其の前に、手の薬、塗らないと。
…これかな?
[テーブルの片隅に置かれた紙袋を見て小首を傾げ
ナサニエルに紙袋を差し出し]
[訪れた沈黙に僅かに首を傾げるも]
[クインジーの申し出にうん、と頷いて]
ん、ありがとう。
[荷物を置いて、席に着いて]
[運ばれて来た食事に感謝の意]
ローズマリーに、御礼…言わないと、だね。
…家の方、行っていたから…皆と、殆ど…顔合わせてない、ような。
[独り言ちれば視線はクインジーへと向けられ]
いってらっしゃい?
[外出する身支度を整えると、広間の二人に手を振って]
んじゃ、出てくるぜ。
仲良くな?
[そんなこと、俺が言う必要もねーかと呟き。
外に出ると、道具を満載したソリを曳きつつ、雪道を歩き出す。
昨夜の雪で新しく塗り替えられた白銀の世界を、眩しそうに見ながら]
さーみー…。
[自分の吐き出す白い息に巻かれるようにしながら、まずはお得意様回りをしようと準備会場の脇を通り過ぎようとして]
…なにやってんだ?あいつは。
[立ち尽くすカミーラを見つけ。
雪球をひとつ作ると、その後ろ頭目がけて投げつけた]
ん、昨日、お昼間はちらほら人も居たけど、ナサニエル寝てたしね。
ローズマリーには随分と会って無い気がする。
[振られる手に安堵の笑みを浮かべ]
行ってらっしゃい、クインジー、気をつけて。
[雪球が当たっても暫くは気付いてなかったようで。
時間差で足元に崩れていく雪を見て振り返り]
……クインジーか。
何か……用か?
[はらはらと崩れて落ちていく雪を払い]
[カミーラの様子がおかしなことに気付き、用意していたからかいの言葉を飲み込むと。
側に寄り、しっかりと抱きしめて]
ただでさえ寒いっつーに、屋外で作業するんなら動いてねーと。
すぐに冷えて風邪ひいちまうぞ…。
[髪の毛についている、自ら投げた雪球の粉をそっと払い、自分の頬をカミーラのそれに当てて]
冷てーじゃねーか…。
[クインジーが去れば視線を戻して]
ん、…昨日…は…
[確かに暖炉のそばで眠りこけていたから]
[何があったかという記憶はさっぱりなくて]
…俺、寝惚けて…何か、してない、よね?
[問いに此方がきょとりとする番でぱちぱち瞬き]
…何か?夢でも、見たのかな?
少し寝惚けてたけど、何も………
[ふいに思い出して視線を逸らし]
…一寸だけ…ナサニエルの髪に…触っちゃった。
[ごめんね、と小さく呟いて]
其の後は少し外に出てたから解らないけど、戻って来ても気持ち良さそうに寝てたよ。
[何でもないと言われればこくりと頷いて]
[クインジーの頬が触れるのに、反対側の頬に触れて]
……あぁ。
そりゃ冬だしな。しょうがないだろ。
[クインジーの腕から抜け出すと、強く頭を振って。
放り出していた作業用の道具を拾い上げ]
……んじゃ、動くとするか。
ん…、俺、寝起き、悪い…
みたい、だから。
[続く言葉と、目を逸らす様子には瞬いて]
…そっか。
よく、眠れたの…その、おかげかな。
[そう言うと、漸く食事に手を付けて]
[窓の外へと視線はゆるり、向けられる]
…皆、手伝い、かな。
[はぐらかされたことに気付くも、強く聞き出すことは憚られて。
ふとカミーラが見ていた方向を見やると、おばちゃんダンサーズの姿があった。そこになぜかキャロルの姿が見えないことに少し首をひねるも、それを見て何を考えていたのかなど、思いつくこともあるはずなく]
………。
作業、頑張れな。
[ただし夜の分の体力は残しておけよと、軽く付け加えて、ソリの紐を持ち直す]
[そうなの?と小首を傾げ記憶をなぞればふんわり微笑んで]
可愛かったよ?
[続く言葉に彷徨っていた視線は青の瞳を覗き直ぐ逸らされ
肘を机につき頬杖をついた姿勢で緩む口元を白い手が隠す]
…そっか…なら良かった。
[窓の外へと視線を追いかけてうん、そうみたい、と呟いて]
ナサニエルの今日の予定は?
>>50
[てっきり一発が後ろ頭に炸裂するものと思って覚悟をしていたにも係わらず、いつまでたってもそれは無く。
気が抜けたように歩き出すカミーラを信じられないものを見るように見詰めて]
[こういうとき、どうすればいいか分からない。どう声をかければいいのか分からない自分に焦れて]
ああもう!来い、カミーラ。
[駆け寄って腕を取ると、そのままずんずんと集会所に向けて歩き出そうとする]
[少女の微笑む気配に、再び青の瞳は瞬かれ]
…俺、男だよ?
[声には僅かに困惑の色が含まれていたろうか]
[けれど窓から視線を戻し口許を隠すのを見れば]
[はくり、緩慢に食事を進めながらも不思議そうに]
メイを、送って…
…それから、…報告、行って…
[手伝う事ないか聞くかな、と付け加え]
[一つ息を吐いて頬杖をついたまま青を見上げ]
男でも、あどけない仕草とか、可愛かったよ?
[不思議そうな様子には緩緩首を振りはにかみ]
嬉しくて、はしゃぐ自分が、こそばゆかっただけ。
そっか、若し近かったら、帰りも一緒に帰ろう?
そろそろ雪像も完成するし、観に来てくれると嬉しいな。
>>54
バカやろう!そんな呆けたツラしやがって。
そんなんで作業ができるわきゃねーだろ!
コケて大怪我するのが関の山だ。
集会所に戻るぞ。戻って…。
[立ち止りカミーラに向き直ると]
抱く。
[ひとこと。
悲しいかな、この男の知っている慰め方など、そんなもんだった]
[続いたメイの科白にも、首を捻るばかりで]
[それから、はにかむ様子に青を僅かに細め]
そういう、…可愛い、とかは…
…メイみたいな、子に…言うべきだと思う、んだけど…な。
[一緒に、との言葉には一つ頷くも]
…そっか、雪像…
…………もう、大丈夫?
[首を捻る様子を柔らかな碧い眼差しが見詰めていたけれど
続く言葉に細められる青の瞳とは逆に碧の瞳は見開かれて
うろうろうろうろ視線を彷徨わせる間も耳まで淡く染まり]
………ありがとう。
[消え入りそうな声で囁くのが精一杯の様子で
問いに口元を隠していた手で火照る頬を摩り]
ん、まだ整理は出来てないけど、少し考えたから。
>>57
[カミーラの言葉を一切無視して、きつく胸の中に抱きしめると]
おかしーじゃねぇか。
どう見たっておかしーじゃねぇか。
カミーラは俺みたいな「病気」があるわけじゃねえんだろ?
なのになんか、変じゃねぇか。
心配だろ?心配なんだよ。心配だから…。
[しっかりと抱きしめ、その肩に顔をうずめて、ぶつぶつと心配だと繰り返す]
[何処までも解っていない様子で]
[微かに顔を斜めにして見守って]
…どう、致しまして?
[一応はそう言葉を返しつつも、
先程とは別の意味で大丈夫?と問い掛けて、
青の眼差しを少女に向けつつ手を伸ばそうとするも]
…ん、そう…
俺に、出来る事、あれば…言ってね。
[触れるか否か迷い、*中空で止まって*]
>>63
[無言でカミーラを見詰め、そして抱きしめて口付けて]
…そうか。
[ぽつりと、それだけ搾り出し。
背を向けると、ソリの紐を持ち直し、歩き始めた]
[頬杖をついた体勢のまま空いた手を沿え両手で頬を摩り
問いに上目遣いに解ってない様子を見守り緩緩首を振る]
ん、大丈夫、ありがとう。
…行きと帰りに、一緒に居てくれると、嬉しいな。
[ふんわり微笑み中空で止まる手を見詰め碧い瞳は揺れて
身を起こしそうっと其の手に触れた伸ばされた白い指先は
直ぐ離れたけど何時もより微かに温かかったかも知れない]
>>66
………あ、ああ……。
[カミーラに限らず、誰かと手を繋ぐなんてことは初めてで。
しかも、カミーラのほうから。
先ほどまでの落ち込んでいた気分が簡単に吹き飛び、ガラにもなくどぎまぎした気分で、わずかに俯いて。
無言のまま、心持ちゆっくりと、足を運ぶ]
[バスケットに中華まんを詰めて重くなったリリィを肩に
食事と後片づけを終えたナサニエルと共に集会所を出て
手袋をした手にそうっと白い手を繋いで会場へと向かう]
[サクサク]
[キュキュ]
[サクサク]
[キュキュ]
[銀世界に足音も解けて後に残るのは二つの足跡ばかりか]
ありがとう、また後でね。
[報告に向かうナサニエルの後姿が見えなくなるまで見送り
随分と放って置いた雪山の前に立ちゆっくりと一度瞬く]
遅くなって、ごめんね。
[ふんわり微笑みカツカツカツカツ雪山を*削り始める*]
>>71
死別…じゃ、ないのか……。
[自分の目の前で、自分を庇い息を引き取っていった二人。
間違いなくもう会うこともなく、どんなに望んでも還っては来ない。
カミーラの両親は、カミーラを置いて居なくなった。
生きていて、会えるかもしれない、会えないかもしれない。
どちらが、残酷な現実なのだろう?]
[ふと、手が離れるのを感じ。
視線がその手を追い、腕を伝い、肩を辿り、やがて瞳が合って]
……。
[やはり、何も言えない。
ここで「どこにも行かない」と、そう言えたら。
そう、約束できたら。
どんなにか…]
>>73
[背を向けたカミーラと、急激に距離が離れたようで。
急激に、自分の周りの温度が下降し。
ぞくりと、寒気が背筋を伝いのぼり]
……ぅあああ!?
[いきなり素っ頓狂な声をあげると、首筋を押さえてしゃがみ込む]
>>75
何でもない…何でも……。
[少し震える声で、首を振り。
近づくその身体を抱きしめる]
なぁ、なんか、冷えちまった。帰って風呂はいらねーか?
ジャグジーにバスバブルを入れたら、一緒に入ってもいいだろ?
なぁ?
…先の約束なんか、できっこない。わりぃが、できない。
こうやって今、くっついて喧嘩して仲直りしてキスして抱き合って。…それが全てなんだ…。
>>77
[じっとカミーラを見詰めて、わずかに、悲しげな目をして]
……………。
そうだな、嫌だといったらまた服のまま投げ込むところだった。
[にやりと、いつもの顔を作って笑い。
おでんの言葉にちょっとだけぴくりと反応して]
お、おでんか、そりゃいいな…ははは…。
[立ち上がると、カミーラの手をしっかりと握り、ソリを曳いて歩き始める]
>>79
ははははは……。叩けばいくらでも埃が出るぜ…。
[半分やけくそになって言い放ち。
…首筋に唇の感覚を受けて、ぞくりと震えると]
………。
[わずかに不思議な顔をしたまま、カミーラの声を聞く。
そして、二人して手を繋いで、集会所へと歩き出した]
[その一部始終を固唾を呑んで見守る、おばちゃんダンサーズの姿など、かけらも視界に入らないままで]
[集会所に戻ると、早速ジャグジーにバスバブルを放り込み泡立てた。二階にすればいいのに、何となくいつもの調子で一階のジャグジーに泡を溜め。
まずは...が外で待たされて、カミーラが湯船に浸かった後、...が入る。出るときはその逆で]
見られるのはダメで、触られたり揉まれたりはいいのか?
その違いがわからねー。
[そんな...の呟きに、泡だらけの湯が頭から被せられ。
…後はもう、無邪気な子供の泡遊びと変わらない光景が]
[ひとしきりはしゃぎまわると、先に上がった...は料理をするカミーラを残し、キッチンからアクアヴィットとたこわさを手に、自分の部屋へ]
[はしゃいだ後の静寂の中、一人、いのちの水を口にしながら、カミーラの姿を思い出す。
結局、その悩みを解きほぐすことなどできず、かわりに零れた言葉は。
『傷を消してやれたらいいんだけど』]
……頼りねー男だもんな…。
[全てはカミーラの強さに任せきって、自分の我侭だけを押し通しての付き合いで。自分がカミーラにしてやれることなど、何もないのだということが、身に沁みて、辛い。
これまでは熱と力を与えてくれたいのちの水も、その効力を失い]
強く、なりてぇ…。
[強く強く、唇を噛む。
ただひとつ、カミーラが落とした唇の感覚が運んできた震えが、冷気ではない何か違うものだった。
そのことに*望みを託して*]
[ハーヴェイのお土産のあんまんを食べ終わればまた雪削り]
[ガリガリ]
[ゴリゴリ]
[ガリガリ]
[ゴリゴリ]
[暗がりに浮かぶ雪像は自身より大きな*人型のシルエット*]
[身体が求めるままに微睡むと、太陽は西に傾きかけていて。窓から差し込む柔らかくも眩しい光に、目を擦りながら...はゆっくりと起き上がる。]
んっ……久し振りに…寝すぎちゃった…。
――久し振りに…温かい布団で、…眠れたからかな…。
[人影の薄れたベッドを眺め、まだぼんやりとする頭で昨夜の事を振り返る。
ギルバートの思いを確認できた事。淡い口付け。そして人助けという言い訳で引き入れたベッドでのたわむれと優しいぬくもり。]
[記憶というには、まだ真新しすぎるそれらを一つひとつ大事に味わっては、...はたおやかな笑みを浮かべる。僅かな色香を漂わせながら。]
[大根や牛すじなんかを煮込みつつ]
……ん、そろそろ食べごろか。
にしても……
[ちらりと広間を振り返って]
……人が居なくなったもんだなぁ……
何かまだ…信じられないけど…、でも…不安に思ったら、今までと何も変わらないわよね…。
[過去に負けそうになる気持ちを、苦く笑って包み込む。
『もう、苦しまないで』
自らに言い聞かせるように――]
さて、と。動かないのに寝てばかりいたら、さすがに身体が鈍っちゃうわよね…。
今日からまた、お祭りの準備に行こうかなぁ。店の方はまだ…無理っぽそうだしね。
[一頻り感傷に浸ると、まるで何かを吹っ切るかのように明るく言い放ち、床に左足を軽く下ろし、トントンと軽く着いてみる。多少の痛みはあったが、歩けないほどではなく。
...は、両足を着けたまま勢い良く立ち上がり、シャワールームへと向かう。]
[途中、机に載せられていた紙に気付き、立ち止まって手に取る。
そこには、既に立ち去ってしまった相手が、確かに昨晩一緒に居た証と思える文章が綴られており、...は一通り目を通すとくすりと微笑みながら]
可愛い…人…。
[ただ一言。小さく呟き、紙に軽い口付けを施し浴室のドアを静かに開けた。]
[軽快な水音と、香り白百合の匂いを漂わせたシャワールームを出ると、...はまだ少し不自由さを味わいながらも身支度を整える。
手近な椅子に腰掛け靴を履いていると、ふと僅かな違和感を感じて立ち上がる。
その微かな感覚を頼りにある一方へ向かうと、...はすっとしゃがみこみ]
――覗きなんて…悪趣味…。
[誰に言う訳でもなく呟くと、溜め息を一つ吐いて集会場を後にした。]
[どれくらい、ぼんやりとしていただろうか。
ちびちびと飲んでいたはずのアクアヴィットの減りを見て]
やべ…。飲みすぎたぜ…。
…カミーラのおでんが待ってる。降りるか。
[一人で考えていたことを悟られないように。
ぷるぷると頭を振り、ばしばしと両手のひらで頬を叩き]
よっし、覚醒!
[温かい湯気のこもる食卓を目指し、部屋を出て階段を下りた]
[おでんの入った鍋をコンロと一緒にテーブルに置いて。
階段を下りてくるクインジーを見ると]
……お前は飯を嗅ぎ分ける能力だけは一人前だな。
[昨日から御所望のおでんだぞー、とわざとらしく言いつつ取り皿に入れて]
生存本能に長けていると言ってくれるか?
[わざとらしくおでんの言葉を繰り返すカミーラをジト目で見ると、大根にがぶりと噛み付き]
っ…、っちい……。
[染み出るだし汁に、水、水とジェスチャーだけでじたばた]
[無言ですぱんとクインジーの頭を叩いてから]
……阿呆か、お前は。
見るからに熱いだろうに……
[キッチンへ行くと水を汲んでクインジーに差しだし]
大丈夫か?
[叩かれた拍子に熱いかけらをごくりと飲み込み]
の、喉!食道!
[今どこを通っているかを実況生中継状態。
水を受け取ってごくごく飲み干すと、ふーっと一息つき]
舌を火傷した。
カミーラが舐めてくれたら治る。
[真顔で、カミーラに向けて舌をべろりと差し出す]
[差し出された舌を箸でひょいと掴むと]
……液体窒素の中に突っ込んでやろうか?
[舌を解放して、少し顔を近づけると]
大したことないな。
氷でも舐めとけ。
[からっぽになったグラスに氷をいくつかいれて]
[箸先で摘ままれて、いひゃいいひゃいと抗議して]
それはないだろ、全く…。
[ぶつぶつと文句を言いつつ、氷を口の中に放り込み、がりごりばりっと噛み砕く]
…人いねーな。
今日も誰か強制連行食らったのかね?
[朝から出会った人の顔を思い出しつつ、良く吹き冷まして大根の残りを齧る]
そんなアルコールくさい舌なんか舐められるかっての。
[かすかに匂うアルコールの香りに目を細めて]
……いないな。
誰が行ったんだかな……
今日はまだ誰にも会ってないし。
[皿の中に卵をいれると箸で半分に割って]
アルコールは…こんなもん、俺にとっちゃ水みたいなもんだ。
あれだ、食前酒?カミーラの作ってくれた料理を更に美味しくたっぷり食べるための儀式ってやつだ。
[良く分からないので適当なことを言っている]
会ってねーのか?
俺は一応、ハーヴェイとナサとメイとは朝メシ一緒に食った。
準備会場にキャロルの姿が見えなかったな…。
ギルとローズは…無事まとまったのかね?
[ちくわぶにがぶりと食いつき、染み出る汁で口の周りが濡れるのをぺろりと舌で舐めつつ]
―スキー場にて―
[雪祭り――しかも10年に一度の大祭がもう間もなくであるということもあり、地元民だけでなく観光客も浮き足立っている様子で雪と戯れている。]
うーん……なんか見事に観光客ばっかりだな。デートしてる地元民もいるけど……。ま、ヒントになるから聞くだけ聞くか。
[祭りにどこか商業的なニオイが混ざっていることを感じつつ、ギルバートはカップルに話し掛けてはメモを取る。中には、]
……あ。はいはい。写真ですね。お安い御用。シャッターはここ?
[カップルに記念撮影を頼まれたりもしているが。]
(永遠の愛、か……。みんなそういうの信じてるのかな?それとも、それを原動力にしたいだけなのかな?……どっちにしろ、あてられるのはたまんないなぁ…)
(そういや、もしこの村の人間から独り者が居なくなったら、誰が準備するんだろ?……ま、そんなことはないかな?)
[雪祭りの日の予定や、それに対する想いを語るカップルの話を聞きながら、ギルバートはそんなことを思っていた。]
……ふぅん?
[真には受けてない様子で]
キャロルがつれてかれたのか……?
ギルとローズは……
まぁ、私がどうこういうことじゃないな。
[ぱくりと卵を口にいれて]
[パンパン、二度ほど雪まみれの手を払い雪像の前に立ち
宵闇の中で小首を傾げ雪像を見上げる碧い瞳は揺れるか]
…今でも………
[続く言葉は一陣の風に攫われふわりと闇に解けたけれど
桃色の唇は微かに柔らかな微笑みを浮かべて雪像を見る]
[あまりに簡潔な返事ゆえにその感情は読めず、人知れず心の中だけで溜め息を漏らして]
わかんねぇ。
昨日までは一度に二人ずつしょっ引かれていってたし…。
[牛筋を口にいれ、もぎゅもぎゅと咀嚼する]
[まだ本調子ではない身体で準備に参加すれば、おばちゃん達に過剰に心配され。
必要以上にくたくたになった...は、結局数時間もしない内に集会場へ帰る羽目になった。]
はぁ…。何でこんなにおばちゃん達ってパワフルなんだろう…。しかも何故かお尻とか胸とか触ってくるし…。キャロってこんなおばちゃん達を毎日相手してて疲れないのかな…。
[歩調を緩めた足で新雪を踏み踏み呟く。
空を見上げれば綺麗な夕焼け。開催間近の慌しい雰囲気が入り混じり、何処かノスタルジックな気分にさせられて、歩みは自然と止まってしまう。]
毎年…、始まるまでは大変だとしか思わないんだけど…。でも不思議よね…。終ってしまえばその忙しさすら良い思い出になるなんて…。
だからかな…?お祭り自体には良い思い出は無いけど、いつも心待ちにしてしまうのは…。
それに…
[と、言いかけて口を噤む。曖昧な笑み。しかしそれは悲観的ではなくて。]
集会場まであともう少しだから。頑張れ、私。帰ればカミーラさんの美味しいご飯が待っているから。
[自分自身に変な励まし方をすると、...は再び歩き始めた。]
―スキー場・その麓にて―
[カップルに散々目の前で惚気られたギルバートは、参ったと言わんばかりの表情で滑っていた。]
………ん?何だあれ。
[目の前には、スキーの授業を受けている小学生の群れ。彼の姿を見ては「祭りのことを調べてる人だー!」と指をさす。]
まあ、狭い村だし……見慣れないヤツが長いこといたら、噂になるのは当たり前か。
[小学生の群れの中で、彼は子ども達の言葉を耳にする。]
『ねーねー、兄ちゃんは誰とキャンドルつけるのー?僕はウェンディちゃんとつけるんだ!』
『何言ってんだよー!ウェンディちゃんとともすのは僕だよー!だって約束したもん!』
[半ば呆れ顔でその様子を見つめていると、]
『ごめんなさいね。この子達騒がしくて。……こんな風に雪祭りがあるでしょう?だからこの村では、幼馴染みと結婚する子たちが多いんですよ。』
[……と、引率の先生がにこやかに微笑みながらギルバートに語った。]
>>104
まぁ、そうだな。作業サボっちまったから詳しいことは分からんしな。
[結び昆布とつみれをまとめて口の中に入れてもぐもぐ]
……。
[子供たくさん生んで食わせれば、と言いかけて。
さすがに今の自分が言えるセリフではないと、咀嚼したおでんとともにごくりと飲み込む]
[集会所の入り口にローズマリーの姿を認め。
昨日までの法則からすれば、いなくなったのは…ギルバートとキャロルか?]
[しかし、ローズマリーの明るい表情が、それを否定する]
…うまく行きやがったか…。
[ぽつりと呟き]
[...は、中に入りコートとマフラーを取り、コート掛けへ。手を洗いホールに顔を出すと、鼻先を擽る良い匂いににっこりと微笑んで]
今日はおでんなのねぇ。美味しそう。
[器に取り分けると空いている席に座り]
頂きます。
[痛む右手でゆっくりと具材を切り分け、口に運ぶ。
と、そこでクインジーの言葉が耳に入り]
>>106 クイン
え?なんの事かしら。
[小首を傾げて咀嚼する。]
[一度は報告をしに行き、手伝いをしようとしたのだけれど]
[掃除用具を返し忘れた事に気付き墓守の元へと届けに]
「なんだ、案外早く終わったな?
まァいい。ついでだ、上がってけ上がってけ。
丁度、今日の分の仕事も片付いて酒飲んでたとこだしな。お前さんも飲むか」
[既に出来上がっているらしく、押しの強い男には敵わずに]
[小屋の一室へと上げられ、目の前にどん、と酒瓶を置かれる]
…いや、俺は、酒は…加減、解らない、から。
「そーいや、そーだったけっな。まだ治ってねェのか。
医者の奴が言うにゃ、神経がイカれてる訳じゃないんだろ?」
[頷きを返せば、面倒臭ェなとぼやきながら男はグラスを呷る]
[義父以外で知っているのは目の前の男と診療所の医師くらいで]
こんばんはっと。
んー、遠くからも漂ういい匂い。
これぞまさしく母の味。
[中に入るとコートを脱いで、いつもの場所に置く]
はぁー、寒かった。
「ショック療法、って手は駄目なんかね」
…例えば?
[彼の問い掛けに、男は長い前髪を掻きつつ視線を巡らせる]
「崖から突き落とすとか」
それ、もし…感覚、…戻っても…
…危な過ぎる…というか、下手したら死ぬ…から。
[所詮は酔っ払いらしく、冗談とも本気ともつかない案ばかり]
[彼は酒には手をつけず、頬杖を突きながら酔った男の相手をして]
「けど、お前さんも変わったよなァ」
そう?
[突然の言葉に、彼は青の瞳を一度ゆっくり、瞬かせる]
「最近は特に、だねェ。雰囲気が柔らかくなった、つか。
何かあったのか?」
[其の問いには、今度は彼が小さく唸り視線を彷徨わせる番で]
[そんな彼の様子を、墓守は酒を飲みつつ興味深げに見遣る]
んー…、色々、あった…、かな。
…人を、…好きになる、って…どんな、感じ、なんだろう、って。
「…なんだそりゃ。お前さん、思春期の乙女か」
…………俺は、男…だってば。
[目を丸くして呟いた墓守の台詞に、思わず、溜息と共に返す]
[...は、大根とはんぺん、ちくわとこんにゃくをそれぞれ一つづつ、からしをたっぷりつけて食べ、最後に卵の卵白部分だけを口に入れると]
カミーラさん、ご馳走様。美味しかったわ。
[お茶を啜りながらにっこり微笑んで。食器を片すとマグカップを抱え、テレビのある方へ歩いていった。]
「…まァ。そんなん、言葉で説明出来りゃ、苦労しねェだろうさ。
人によっても違うだろうしな」
ん…、だろうけど、ね。
[微かに揺れる彼の視線は窓の外、雪景色へと向けられ]
[男はグラスの中の液体を見詰めた儘に、言葉をかける]
「なんか知らんが。
お前さんのしたいようにすりゃ、いいんじゃねェか? 心の思う儘に、ってな」
…………んー。
[其れが出来れば苦労はしないんだけど、という呟きは掻き消されて]
[やがて酔い潰れた男を寝台に運び布団を掛ければ、小屋を後にして]
[夜闇に覆われた空を見上げ、ランタンを燈し*碧い髪の少女を迎えに*]
[続いて餅きんちゃくやこんにゃくやがんもどきやあつあげやさつまあげや結びしらたきをばくばくと食べて、最後にまた大根で締めると]
ふー、食った。うまかった。
[食器を下げて、かわりに昨日掘り出したりんごとカキ氷器を取り出し、がりがりと削り始める。
皮は仕方がないが、芯は避けながら皿に盛り、グラッパを持ち出してふりかけて]
食後のデザートだ。カミーラも食うか?
[皿を掲げて聞く]
[どれくらい雪像を見上げていたのか宵闇にゆらめく灯り
足音にも気付かず声をかけられれば漸くゆるり振り返る]
ナサニエル…
[背後に佇み揺れるランタンの灯りに映し出される若い女]
[水中に漂うかのように長い髪を広げて胸元に両手を置き]
[伏せられた目蓋も][引き結ばれた唇も][柔らかな胸元も]
[今にも眼を覚まして動き出しそうな雪像の表情は穏やか]
お母さんだよ。
[向き直り其処に居る人を紹介するよう雪像を視線で示す]
お母さんは、人に恋をして、人に成って、眠ってしまったから。
お婆ちゃんは、人間に恋しちゃいけないって言ってた。
奇跡は起こったのに、お父さんは迷子だったんだって。
[僅か睫毛を震わせ雪像を見上げた侭に語る声音は静かで]
でも、きっと、お母さんは幸せだったんじゃないかな。
………そんな気がする。
[くるり振り返れば青を見上げて浮かぶ砂糖菓子の微笑み]
…帰ろうか?
[ラブラブカップルの幸せオーラにすっかりあてられたギルバートは、疲れた表情を隠さず集会所に戻って来た。]
ただいまー……。
あー。腹減ったー……
今日はカップルに話聞いてきたから、疲れたー……
[広間の中、クインジーとカミーラの様子を見て]
……って、あ。ここもか。
[なんだかげんなり。]
>>117
ま、できる範囲でやりゃいいよ。
[しれっとした顔で皿を渡しつつ。
じつはふりかけてあるものがアルコール度数の高い酒であるとは言わずに]
>>118
ここもか、って何だよ。
お前さんも、じゃねーのか?
[にやにやとした顔で、お帰りと]
[おでんを食べながら、クインジーをじと目で見る。]
……なんだよその言葉。
いいじゃん。すっかり……いや、そういうこと言うとカミーラからまた「メシ抜き」って言われるからやめとく。
>>120
ふーん…。で、ヤったのか?
[さらりと]
>>121
うまいだろ?
[にこにこしながら、自分もりんごシャーベットを口に運び]
[...は、流れているテレビ番組の詰らなさにうとうとして、ソファの角に頭をぶつける]
…いっ…っー…。
[ぶつけた所を擦る。あまりの痛さに目が覚めたのか、ふと何かを思い出したように]
一緒に居ないと…意味…、ないのかな…
[ぽつりと呟く]
ぶっ………あちっ!
[クインジーの言葉に、あやうくガンモドキを吹き出しそうになる。]
………してねーよ。
[箸をもつ手でドスンとテーブルを叩く。]
>>124
なんだ、つまらん。
[野次馬的興味があっさりなくなったようで。
しゃくしゃくとシャーベットを食べ食べ]
>>125
いてっ!
[…と言いつつも、全然堪えた風もなく]
ん?グラッパ。食後酒だ。
うまいだろ?食え食え。
[アルコール濃度が40度ということまでは言わない。
酔わせてみたかったらしい]
[世界を包む闇の中に焔に照らされるは雪の女の姿]
[揺らめく青の瞳に其れは、ゆらり、映し出されて]
[少女の口唇から紡がれる言葉を、黙って聞いて]
奇跡…、迷子…
[ぽつり、呟いたのは其の単語]
…幸せ、だった、のかな。
[青の眼差しは見詰めてくる少女の碧へと移され]
…………メイの、帰る場所は…何処?
[林檎シャーベットをかきこむクインジーに]
……つまらなくて結構。
見せモンじゃないし。
[おでんと目の前のカップルを交互に見やり、]
………あつっ。
うん…きっと…
そう信じたいだけだけどね?
[小さく呟いてちらりと雪像を見る
問う声に覗いた青と碧は交わるか]
………ナサニエルの居る所。
もう、あそこには帰らない。
帰ったら、出られないから。
[...は、考えても解らない事は
考えないようにしようと思い、マグカップの中身を飲み干そうとして既に空だったことに気付き]
お替りしようっと…。
[テーブルがある方に近付き、クインジーが口にしたグラッパに、耳を傾け]
大丈夫なの?カミーラさん。そんなの掛けて食べて…
[と言いつつ、いつの間にか帰ってきていたギルバートには「お帰りなさい」と微笑み。
キッチンへと向かう。]
>>128
ワインを作った後に残った葡萄の絞りかすから作ってるって言ってたかな?昔々、ワインはオエライさんのもので、作っていた庶民の口には入んなかった、らしい。だからこれは庶民の酒だな。
[うむうむと頷きつつ、マスターから聞いた文句をそのまま繰り返して話をそらす。間違っても蒸留酒とは言わない]
>>129
……。ま、いいけどな。
俺達よりもローズを見てやれよな。
[テレビの前のローズマリーをすり抜けて、真っ先におでんにとりつくギルバートを、呆れたように見て]
……だって腹減ってるし、今俺の目の前にいるのはローズマリーじゃなくてクインジーとカミーラじゃん。
……食い終わったら、言われなくても移動する。
[唇を尖らせて反論。]
さてと。ごちそうさま。
カミーラいつもありがと。
[そう言うと食器を片付けにキッチンへ向かった。]
>>133
[ほんのりと紅くなり始めた頬を、わくわくとした気持ちを抱えて見詰める。少しばかり胸にちくりと刺さる罪悪感が、かえってスパイスのように期待感を煽って]
>>134
[ギルバートの言い分を耳にしつつ]
…そういう問題じゃねーんだがなぁ…。
[確かに自分は食い意地が張ってるとは思うが、戻ってきたらまずカミーラの顔を見て挨拶をしたいと、そう思う。
それを考えると、ギルバートのほうがよっぽど食い気に向いてるんじゃねぇか?と]
確かにシャーべットに掛けて食べると美味しいけど…。グラッパってアルコール度高いのよねぇ…。大丈夫かしら?カミーラさん…。
ホールで大変なことが起きなければ良いけど…。
[キッチンに入り紅茶を入れながら、...は溜め息を吐いた。]
…………うん。
そう、だったら…、いいね。
[瞳は視界の端に映る焔の揺らめきを湛えるも、
彼の青は見詰めた少女の碧と視線は交わって]
…それで、いいの?
メイには…帰れる場所が、…在るのに。
>>138
んー?んー…色っぽい。
[愛しげに微笑んで。
しかし柱にぶつかるのを見て慌てて立ち上がり]
お、俺がするから。
[手から皿を奪い取ると、カミーラの腰に腕を回して身体を支える]
[ありがとう、と桃色の唇は音も無く紡いで
ゆるり瞬けば刹那だけ交わった視線は途切れ
小首を傾げれば何時も通りふんわり微笑む]
全てを凍らせてあそこに居れば、解けてしまう事も、哀しみに飲まれて消えてしまう事も無いけど、あそこにはナサニエルが居ないよ。
帰る場所はナサニエルの傍が良いの………駄目かな?
[一抹の不安を抱えながら、茶葉の抽出を待っていると、背後から肩を叩かれる。
その感触に少し驚きながらも、ふと振り返りふわっと微笑んで]
おかえりなさい。
グラッパは葡萄から取れる蒸留酒のことよ。
葡萄から取れる蒸留酒……
それって強いの?弱いの?
……ぶっちゃけ、俺飲めないから酒のこと知らないんだよね。
[恥ずかしそうに笑いながら、紅茶を淹れるローズマリーをじっと見つめる。]
……あ。これ運ぼうか?
[...はギルバートの謎の呟きにハリセンで叩きながら]
普通はストレートで飲むんだけど、あんな風にシャーベットに掛けたり、エスプレッソと一緒に飲んだりするの。
ただ、アルコール度がかなり高いから…
[と、クインジーとカミーラのやり取りを見て、溜め息を吐く。]
ここは常春ね…。
ううん…
[向けられる笑みから逃れるように瞳を閉じて]
[少し顔を俯かせれば、ゆるり、一度首を振る]
…駄目じゃない、けど…
俺は、凍って…るよ…、メイの心みたいに、温かくない…。
>>142
[カミーラの勘違い行動を目にして、ちょっとだけ「面白い…」と不謹慎にも思いながら]
いや、どう見ても危ない……って、言わんこっちゃない。
[くにゃりと崩れかけるカミーラを片手で抱きかかえると、もう片手の食器をさらに遠ざけて]
とにかく、これは俺がやる。
カミーラは作ってくれたんだから、片付けは俺!
[言い諭し、とりあえず皿をシンクに置くと、カミーラを抱えてソファーに運び横たえる]
強いお酒よ。40度もあるんですもの。
でも最近はアルコール度の低いものもあるみたいだけどね…。
[と一通り説明をして、アルコールに弱いと話すギルバートの言葉に、首を横に振り]
お酒の薀蓄は知らない方が良いかもよ?
あ、じゃぁあなたの分も入れたから、持って行ってくれるかしら?
[カップに入れたアールグレイを指差す]
[ハリセンで叩かれた場所をさすりながら、キッチンの方にひょいと顔を出す。]
………だね。
まったく、あの2人にも幸せオーラにあてられてたまらないよ。
しっかしクインジー、そんな強い酒をカミーラに飲ませてどうす……
……うん。魂胆はひとつだ。
[最後はボソっと呟いた。]
[首を振るのにあわせて揺らぐ濃い青の髪にか睫毛は震え]
…ナサニエルは温かいよ。
其の心も今は凍って眠っていても、眼を覚ませば温かいよ。
[真っ直ぐに青を覗き静かな声は幼子をあやす様に紡がれ]
雪と一緒に、ナサニエルの心も、きっと解けるよ。
別にあの二人なら、今更って感じもしないけど…。
[ギルバートから魂胆という言葉を聞き、やっぱり呆れたように呟く。]
それはそうと、調べ物は捗ったのかしら?
[話題を変えるように訊ねてみた。]
あ、俺の分も淹れてくれたんだ。ありがと。じゃあ運ぶね。
[ギルバートと入れ替わりでキッチンに入るクインジーに]
………どうした?
>>153
ん、分かってる。しかしこれは俺がそうしたいんだ!
[いつも通りの我侭のせいにして、キッチンにとって返し]
>>152
どうしたと言うか、どうなるんだと言うか。
ああいう酔い方するとは思わなかったぜ…。
[この先どう転ぶか分からんと呟きつつ、洗い物を手早く済ませてまたカミーラの元へ]
カミーラ、部屋に戻ろうぜ?
ん?調査はそこそこ……かな。
村の人達に話聞いてるうちに、だんだん雪祭りのことが分かってきたような、余計に分からなくなったような……。つくづく奥が深いなって思うよ。
この祭りはただの祭りじゃなくてさ。村人の結婚やら何やらに関わってたりして、なにかとその人の人生に大きく影響する場合もあるみたいだしね。
……だからこそ、難しい。
そうねぇ…。
この村って僻地でしょう?だからどうしても他との交流が少ないから…結婚とか人生観にまで関わってきちゃうのよ…。
ギルバートさんみたいに都会に住んでいる人には、ちょっと理解し難いかもしれないわね…。
[少し寂しそうに笑い、マグカップに口を付けた。]
>>156
[うわー、という顔をして]
こ、こりゃ放置したらダメだぜ…。
[さっくりとお姫様抱っこで抱えあげると、とっとと階段を上り、部屋に入ってキングサイズのベッドに横たえる]
ん…
[揺らめき彷徨っていた視線は、やがて碧に辿り着いて]
[紡がれる言葉に、微かに声を零して、緩やかに手を伸ばし]
…………ありがとう、メイ。
[其れは、躊躇いながらも少女の背へと回されて、
壊れてしまわないようにと、そっと、抱き寄せる]
>>159
あー、カミーラ、気分は悪くないか?
[好きなように頭を弄られつつも、様子のおかしさゆえに心配になって]
……ちょっと酒が入って口が滑らかになったら、本音が聞きだせるかと思ったんだが…。
[ここまで弱いとは、と大後悔中]
そうなんだ……。
住人が少ないから、結婚適齢期の人間もおのずと限られてくるし、その分結婚のチャンスも限られてくるのか。
ただ村人同士で見合いをするのではなくて、少しでもシアワセに…ってのもあるのかな?
我が侭だから、したい事、してるだけだよ。
[伸ばされる手は青を覗く視界の端に映ったから
そうっと迎え入れるるように白い手を伸ばして]
………温かい。
[呟きは胸に顔を埋めて安堵の溜息と共に零れる]
そうね…。最近は雪祭りみたいなイベントを行って、村の活性化を図りながら他との交流も深めようとしているみたいだけど…。
でもまぁ…村公認のお見合いみたいな物だけどね、雪祭りって。ただ見合いって言っちゃうと実も蓋も無いから…。
[くすくすと笑いながら、再びカップに口付け…]
>>163
そうか、悪くないんならいいんだが…。
とりあえずちょっと水でも飲んどけ。
[サイドテーブルに置いていた水差しからひと口水を口に含むと、カミーラに口移しで飲ませる]
本音……。いや、何でもない。
もういいんだ、もう。
やっぱこういうやり方は良くないよな…。
[すまないな、と髪を撫でて]
なんていうか、こういう山の中の村だからこそ興った祭りなんだなーって。最初は「なんで山の中で愛のキューピッドの祭り?」って思ってたけど、なんかやっと分かってきた気がする。
……やっぱり、ちゃんと村に住んでる人の感覚って、1ヶ月やそこらじゃ身につかないね。
[背後から、ハーヴェイが起き上がった声がした。]
あ、おはよう。ハーヴェイ。
寝ながらメシ食うにも、寝ぼけて鍋に顔突っ込むなよー?
[ギルバートの言葉に、何処か困ったような微笑を浮かべ]
…そうね。きっと…ギルバートさんと私もその内…
[と、言いかけて口を噤む。カップに残っていた紅茶を飲み干し、ふらりと立ち上がると]
ごめんね、今日はもう…、疲れたから…休みたい…かも。
[カップを持ち、キッチンへと向かった。]
…………うん。
[彼は冷たさを感じていたか温もりを感じていたか]
[けれど、唯、少女の科白に静かに頷いて、
もう片方の手は碧い髪に触れ其れを撫ぜる]
…俺も、今は…こう、したかった。
…………ごめん、ね?
[謝罪の言葉を呟けば、緩々と離れようかと]
>>169 ハーヴェイ
ううん。私はまだ…。
あ、でもクインジーさん達は食べていたわよ…。
えぇ、それは大変な事になりながらね…
[二人が上って行った階段を見ながらぼそりと]
そういえば、ハーヴェイさんはあの後……、風邪、引かなかったようで良かったわ。
[何か言いた気にして居たが、ふわりと微笑んで]
ハーヴェイ。ホントに無理とかすんなよ?……なんかめちゃくちゃ眠そうだし。
[ローズマリーを見て]
……あ。ローズマリーも寝る?
その……うん。
[こっそりと耳打ち]
……昨日はお邪魔しました。
>>170
ん?一人で飲めるか?
[コップに酌んで、カミーラに持たせる]
いや、隠し事って訳じゃ……。
[さみしいのひとことに、わずかに口ごもって]
…すまん…。
[何からどう言えばいいのか分からず、出てくるのはそんなありきたりな言葉だけで]
[撫ぜられれば碧い髪に乗った白い結晶がはらはら零れ
眼を細め青を覗けば言葉に不思議そうに小首を傾げる]
…何で、謝るの?
[華奢な腕は離れて行く身を引きとめはしなかったけど
其れでも名残を惜しむようにそうっと背を撫ぜて滑る]
[こっそり耳打ちされれば、更に困ったような悲しそうな顔で微笑んで]
ううん…困った時は…お互い様…だから…
うん…。気に…しないで…?
[それだけ言うとマグカップを片し、ホールを後にする。]
>>177 ハーヴェイ
[白雪姫と聞いて、曖昧に微笑みながら]
じゃぁ、私がりんごを喉に詰らせたら、ハーヴェイさんが王子様になってくれる?
[小さく笑いながら囁き]
…冗談よ。本当は食べそびれちゃったのよ。
昼過ぎまで寝ててね。だから…ハーヴェイさんの苦労…無駄にしちゃった…。
[ごめんね?と謝り]
やっぱりこの村で育ってると、自然と寒さには強くなっちゃうわよね。
[自分の手を見つめて]
じゃぁ私先に寝るね。ハーヴェイさんも…お休み…。
[手をひらひら振って二階へ。]
[背を撫ぜられる感覚にか、動きは途中で止まり]
[少女の不思議そうな様相に青は再び揺らめいて]
…メイが、想って、くれている…って、解るのに…
俺は…自分の心が、解らない…。
…………好き、って言って、くれても…ちゃんと、解ってない…。
[紡ぐ言葉は子供の言い訳めいていて]
なのに、こうやって…、自分の…したい事ばかり、して…。
[だから、ごめん、と口唇を微かに震わせる]
>>180
[カミーラの様子を見て、あれ?がっかりしているのか?と、少しだけ混乱して。抱きしめられると、嬉しいような、気恥ずかしいような、でも情けないような…そんな複雑な気分になって]
話したくないって訳じゃないんだ。
ただ、何からどう話せばいいのか…分からん。
[自らもカミーラの背に手をまわし抱きしめ、まだ熱を帯びた頬に口づける]
まあな……
[紅茶を飲み終え、カップをソーサーに置く。]
……ったく、実行委員会からも「カップルになったから抜けます♪」なんてやつらが出てきてるんじゃないかという邪推すら……。
いや、それが村の慣習とはいえ、なんか間に合わなくなったらどうするんだという心配すらする。
[揺らぐ青を覗いて幼子の言い訳を聞けば緩緩首を振り]
ナサニエルと、こうしてるの、嬉しいよ。
其れに、ナサニエルの欲しいもの、あげられるなら、もっと嬉しい。
[再び謝罪の言葉を紡ぎ震える口唇へと視線は一度下り
戻される碧い眼差しが青の瞳を覗けばゆっくりと瞬き]
…ナサニエルは、他の人とも、こうしていたい?
ちょっ………!
「そこのお兄さん」って誰のことだよハーヴェイ。俺はそんなに簡単に怒らないし!
[ローズマリーがハーヴェイを挑発する言葉を耳にし、明らかにムッとした表情を浮かべながらハーヴェイを小突く。]
……っていうかさ。
ハーヴェイはそういう人いないの?
[煙草に火をつけながら問うてみた。]
――二階 自室――
[部屋に入るなり、鍵をかけてそのまま床に座り込む。
目にはうっすらと涙が滲んで、雪明りに照らされた青白い肌を伝っていく]
――ギルバートさんにとって…私は何?
ただ村の情報を得る為だけの…それだけの…存在?
じゃぁ…昨日のあのキスは?告白は…?
一体なんだったの…?
[一度口にすれば、止め処なく溢れていく感情に戸惑いながらも、...はただ一人*泣き崩れていた*]
>>188
ん…いや、聞いてくれても構わんのだぞ?
そっちのほうがいいかもしれん。
俺が頭使い出すとロクなことにならんばかりか、いつまでたっても答えなんぞ出そうにねぇ。
全部、話す。聞きたいことかあったら、全部聞いてくれ。
それで…少しでも、カミーラが安心するんなら…。
[頭を撫でる手の感覚に、くすぐったそうにふるりと震え。
カミーラの頬に、ひんやりとした手をあててこちらを向かせると、深く口付けて]
[ハーヴェイをハリセンでメッタ打ち]
ふざけるなハーヴェイっ!!!
何バカなこと言ってるんだ!?
仮にジョークでも俺は嫌だッ!!
[さらにハリセンでメッタ打ち]
[二度、瞬いて戸惑う青を覗き緩緩首を振って]
多分コレは、ナサニエルが自分で、答えを見つける事だよ。
早く、答え、見つかると良いね。
[碧い瞳は揺らぐ前にゆっくりと睫毛を下ろす]
>>196
[カミーラの告白を切なげに聞いて、ベッドに横になるカミーラの頬の輪郭をなぞり]
…俺も、カミーラが居なくなるのが怖い。
そんなの、耐えられない…。
[目を瞑り、カミーラの胸元に額をつけて]
なぁ…本当にこれは一時の気の迷いなのか?
本当に、春がきたら、雪が融けたら、この思いも融けて消えてなくなっちまうのか?
わからねぇ。自分が…わからねぇ…。
そうやってからかうのが悪い。
[痛がるハーヴェイにしれっと言ってのけた。]
……ま、そもそも無理やりカップル作らなくちゃならなくなった、アーヴァインの要求自体がおかしいんだけどさ。「恋人できなかったヤツは全員俺のもの♪」なんて、理不尽極まりない。
…………ん。
[まるで困難な宿題を与えられた児童のように]
[眉は僅かばかり顰められたけれども、小さく頷き]
頑張って、みる…。
[影になる碧の瞳を惜しんでか手は碧い髪に僅か触れ]
…集会所、戻る…?
[微かに首を傾けて、問い掛ける]
[眉を顰めるのすら以前は殆ど見られなかったから
そんな表情にすらも嬉しそうにふんわり微笑んで]
ん、応援してる。
…ふぁいと。
[さらり零れる碧い髪の気配に目蓋を持ち上げれば
問い掛けにもう一度だけ睫毛が下り持ち上がるか]
家には、帰らなくて、良いの?
10年毎の大祭って、アーヴァイン的にも「大祭」だったのか……。もうちょっとアーヴァイン氏にも自制心があれば、あんな危険人物になることは無かったろうに……
[遠い目をして呟いた。]
ああ……だからカップルが「私達シアワセです!」って、過剰なまでに主張するのはアーヴァイン氏の襲撃を避けるためか。
……って、そんなはずないな。
[自らの変化には気付かないものだから、
微笑みの理由が解らず、些か不思議そうにして]
[けれども応援の言葉を掛けられれば、ん、と頷き]
家には…
…帰ろう、と思えば…何時でも、帰れる…から。
[迷う気配はあるけれども、ぽつぽつ、言葉を零して]
…メイは、家の方が…いい?
>>206
そう…そうだよな…。
ただ人肌恋しいだけならば、カミーラじゃなくてもいいんだ。
どうしようもないなにかを発散させるためだけに、カミーラを抱いたわけじゃねぇ。
…なぁ?キス…してくれるか?…首筋に。
[カミーラにまた口付けて。頭を横にずらし肩に顔を埋める]
[ぽつりぽつり零される言葉に睫毛が震える]
んーん、ナサニエルが居れば、何処でも良いよ。
ただ………
ナサニエルの帰る場所は、あの家じゃないのかなって、思ったから。
ん。おやすみハーヴェイ。
[あくまでハリセンはしまわず、ハーヴェイに手を振った。]
……さてと。
俺もカップ片付けるか。
そういやメイとナサニエルの姿をここ数日見てない気が……。気のせいかな?実行委員会に強制連行されてなきゃいいけど。
[カップを片付けにキッチンに向かう。]
>>212
[首筋に触る少しひやりとして、次いでじんわりと温かい感触にぞくぞくと背筋を震わせて。
顔を伏せたまましばし何かに耐えて]
……なんか、…もう、たまんねー……。
[ぅぅーと小さく呻き。
意を決した様子でがばりと顔を上げると]
カミーラが可愛すぎる。我慢の限界だ。
だきてー!サルで構わん!
[言うなり、首筋に唇を這わせ]
[掛けられた言葉に、暫しの間、黙り込んで]
…誰も、居ない家なら…
帰る、場所じゃ…ないんだと、思う…。
…………義父との、想い出は…ある、けど。
[メイからそっと離れれば、地に転がっていたランタンを拾い]
[焔はゆらり、揺らめいて]
[煙草を咥えたまま、ハリセンを床にポイっと投げる。]
……まったく。
ここには皆居るんだぞ……。少しは皆に挨拶しておかないと、ただのベタベタしたヤツらになっちまう。そんなの俺嫌だし。
それに……ローズマリーにいきなり近付いたら、何もかも忘れるだろうが。本当は2人きりで居たいんだー…って思ってるのに。
………妬かせる真似しやがって。
[ソファに座ってぶつくさ呟いている。]
[そっかと小さく呟いたきり離れて行くのに白い手を下ろし
ランタンを拾い上げるのを見詰め揺らめく灯りに影も揺れ]
じゃあ、ナサニエルの、帰る場所は、何処?
[ぽつり静寂の中に零れ落ちていく問い掛け]
>>217
…や、優しく……ッ!?
[どーーーーーーん!!!!!]
[…と、...の背後で火山爆発でも起きたような衝撃が走り]
あああああ、ああ、も、もちろんッ!
[その視線に仕草に、翌日どんな目に合うかなんてことはすっかり吹っ飛び、がばりとカミーラに覆いかぶさると、むしゃぶりつくように*その肢体に没頭し*]
…………捜してる。
[小さく返せば、ランタンに着いた雪を払って]
[行こう?と少女に向けもう片方の手を差し出す]
前に、メイが言った、ように…
…俺が、家族を…捜してる、なら…
[揺らめくのは瞳か、瞳に映し出された焔か]
家族の居る場所、…なのかな。
[ソファに横たわる。咥えた煙草の煙が真っ直ぐに天井へと昇るのを、ぼんやりと眺めて呟いた。]
………どうしたもんかな。
無理やり押し倒すわけにはいかな……
[長い溜息。]
……なんでローズマリーの話を聞いた時、「夜這いの風習」を思い出したんだ、俺。いくら昔に婚姻までのステップで行われてたからって……この村の祭りとは関係ないだろ。
しかし…あやうく言いそうになったけど、口に出して言わなかっただけ偉いと思え自分。……って、無理か。
……そしてこの脈絡でまた思い出した俺も最低。
[煙草に飽きたのか、ソファから起き上がり、火をもみ消した。]
………そうなのかもね。
[差し出された手を見詰め揺れるのは瞳か映す焔か
ゆるり瞬きふんわり微笑みそっと白い手を伸ばす]
早く、見つかると、良いね。
[囁く声は優しいけれど微かに震えたかも知れない]
[伸ばされた白い手をそっと取れば、
目前に焔を翳し歩を進めようとするも]
…………メイ?
[耳に届く微かに揺らぎを持った声に首を傾げ]
[眠そうな顔をしながら、階段を昇る。]
……しっかし、何すればいいんだか。
フツーに抱き締めても、またちょっとあってもまたすーぐゴネるし……。何も求めないフリして、実はいちばんワガママなのな。
あの気まぐれなお姫様はどうやって捕らえればいいんでしょ。悪の帝王は随時思案中です。
[階段を昇りきる。]
うーん……連れ出しても組み敷いても、多分結果はそんなに変わらなさそうな予感。刹那的なことをやっても、一時的には効果あっても持続はしないし。何をしてあげれば喜ぶんだか。
……いきなり、結婚?
そりゃあまりに急展開すぎだろ……。
[ある扉の方から、………な声が聞こえるのを無視しつつ、ローズマリーの部屋に向かう。]
…ん?
………やっぱり…ナサニエルは優しいね。
ほんの少し違うだけでも気付いてくれる。
[編み上げのブーツのつま先を見詰め俯いた侭に囁き
ゆっくりと顔を上げれば焔に照らされる青を見上げ]
巧く、嘘、吐けないじゃない。
[微笑みを浮かべようと試みるも泣き笑いの表情で]
優しく、ないよ…
[僅かに瞳を伏せれば、ゆるりと首を振って]
[顔を覗き込むように顔を少し斜めに傾ける]
…優しかったら、…メイに、そんな顔…させない。
[ごめんね、と囁く言葉は自己満足だろうかと]
[覗かれ紡がれる言葉に珍しく声を荒げ]
違うよ!
ナサニエルは悪くない…悪くないの。
[繋いだ手をそうっと白い頬に引き寄せ]
大好きなの。
でも、だから………
[首を振りごめんね、と同じ言葉を返す]
[一転した声の調子に、瞳を幾度か瞬かせる]
[手が緩く引き寄せられるのを見送れば、
手袋越し伝わるのは少女の頬の柔らかな感触]
…だから…?
[眇めた青の眼差しを向けるも、直ぐに首を振り]
…………ん。
メイが…言いたくない、なら…聞かない、よ?
[問い掛けに青を見上げれば揺れる濃い青
桃色の唇は幾度か躊躇った後に開かれる]
大好きだから、手に入らないものまで、望みそうになって…
苦しくて、哀しくて、寂しくなる。
でも、其れは、ナサニエルのせいじゃなくて、欲張りな自分のせい。
…だからナサニエルは悪くないの。
[頬に触れていた手を僅かに滑らせれば、
指先は少女の耳元に零れた碧をそっと掬う]
手に、入らない…もの?
[首を傾げ鸚鵡返しに問えば彼の青い髪は微かに揺れ]
―ローズマリーの部屋の前―
ローズマリー……ごめんな。
こんな時、俺はどうしていいのか分からない。
抱き締めればいいのかな?
2人で何処かに抜け駆けとかしようか?
……違うよね。
ローズマリーが求めてるのは、そんなんじゃない。
それは俺も分かってる。
[ジッポの蓋を、カチンと1回開ける。]
誰よりも好きだよ、ローズマリー。
……それだけじゃ、足りない?
[ローズマリーの部屋の前から立ち去った。]
じゃ、また明日な。
―自室―
[ギルバートは、ベッドの上に自分の身体を投げ出した。]
………ヤバ。
なんでまた「夜這いの風習」を思い出すんだ俺!
あー………………サイアク。
[腕で目の辺りを塞ぎ、乱暴に寝返りをうつ。]
なんかこう、キレイな白い肌だったなー……。すごく柔らかくて。
……やっぱりあの時ヤッちゃえば良かったかなー……
[昨日の温もりを思い出しつつ、悶々とした何かを持て余しながら、ギルバートは眠れるんだか眠れないんだかよくわからない夜を過ごして居た――*]
[矢張り上手く意味は取れないのか緩々と首を傾げ]
[何と返せばいいものか迷い、口唇は言葉を紡げず]
[唯、碧の双眸からは目を離せずにいて]
[首を傾げるのに碧い双眸は優しげな色を浮かべ
名を紡がれるのに青の瞳を見詰めたまま微笑み]
ナサニエルが大好きなの。
只、其れだけ。
変な事、言って、ごめんね。
[引き寄せたままの手にもう一度だけ頬寄せて]
あの家に、帰ろう、ナサニエル。
待つ人は居なくても、今は一人じゃないよ。
[手を下ろし小首を傾げればふんわり微笑んだ]
……、…………うん。
ううん。
[曖昧な、返事ともつかない声を返しながら、
彼の浮かべる表情は微笑とも何とも言えないもので]
ごめん、…ありがとう、メイ…。
[謝罪と感謝を述べるも、其の意味は自分でも解らずに]
[ゆらり、青の瞳を揺らめかせて、少女の微笑を見詰めて]
…………解った。帰ろう。
[瞳を細めて、頷く]
[謝罪と感謝とどちらに対してなのか緩緩と首を振って]
んーん、ありがとう、ナサニエル。
[ごめんね、と同じ様に逆の言葉を並べても意味は違い
揺れる青の瞳を柔らかな色を浮かべ碧い双眸が見詰め]
…ん、一緒に、帰ろう。
お腹、減っちゃった。
ナサニエル、冷えちゃったね、帰ったら温まらないと。
[頷けば揺れる濃い青にか眼を細め漸く歩き出そうかと]
そう、だね。
…ああ、でも…家、何もない…かも。
[会場に寄って行けば何かあるかな、と呟いて]
[少女が歩み出すのに合わせ、彼も歩を進める]
…………うん、一緒に…。
[小さく返した言葉は躊躇いがちだったけれど、
繋いだ少女の白い手を握り直すのに躊躇いはなく]
[ランタンの灯火を見詰める横顔は物思いに耽る様子で]
[遅くまでも元気な実行委員に夜食の御裾分けを貰えば]
[彼の家へと帰り、ただいま、と声をかけて*食卓を囲むのだろう*]
[握り直される手をそうっと握り返して頷いて
焔に揺れる横顔を時折覗き見ながら帰りつき
会場で貰った食事を居間で並んで軽く摂って
食後はミルクを解かした闇の薄まった珈琲と
冷たいレモネードを飲んで客間に案内される]
パジャマも着替えも、集会所だった。
[青の瞳を見上げ何時も通りふんわり微笑み]
ありがとう、おやすみ、ナサニエル、素敵な夢を。
[自室に戻るナサニエルに告げ静かに扉を閉め室内を見回し
ベットに腰掛ければ窓の外を眺め碧い双眸はゆらり揺れる]
…ありがとう………ごめんね。
[呟きは何に対してか其の内にはころりとベットに横たわり
胎児のようにか仔猫のようにか丸まり何時しか*夢の中へ*]
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