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…あー!くそっ!
[治療を続けながら、マリアが落ちたと思われる場所へと駆け出そうとする。
目の前に敵がいても、優先すべきは背中の仲間だとキャスターは判断した。
全身から流れる血を半ば放置し、痛みを堪えながら走り出す。]
…おい、キャスター。
巻き添え喰らわせて、悪かったな?
こういう武器なもんだからよ。
クハッ。
[こちらも、満身創痍だ。
相手の宝具によって付けられた傷からは、
鮮血が溢れ続けている。]
お前、帰るならマスターを連れて帰れよ。
戦るつもりなら、さっさと来い。
[渾身の力を込め、左手にだけ銃を握る。
限界が近い。]
[アーチャーの言葉を背中に受けながら、返事をせずに駆け出した。
どれぐらい走っただろうか、勘を頼りにひたすら探し続ける。]
【……いた!】
[視界に映るのは、血を流し倒れるマリア。
すぐに駆け寄り、自分の治療と共にマリアの治療も行う。]
大丈夫か、マリアちゃん!?
[堕ちていったほうへと走り、その姿を視認する。動かない。動く気配などない。
ようやく辿り着き、シャルロットの名を呼んだ]
シャルロット!
[目は閉じられている。体中はぼろぼろで、あの宝具の痛々しい痕が目に映る]
シャルロット?
[呼ぶ。消えていない以上、無事であることはわかるのだが、その判断すら出来ずにいた]
ふん。
また来いよ。
次は、戦ろうぜ。
[銃が、自然に掻き消える。
限界、だな。
左手の中指で、眼鏡をつり上げる。]
殺せたかどうか、分かんねぇな…。
ま。
[空を舞う、漆黒の天使の姿を思い起こす。]
あれを撃てたと思えば、今日のところは、いいか…。
キャスター……。先ほどは、援護をありがとうございます。
[キャスターの姿をようやく認めて、礼の言葉を掛ける]
マリアは、シャルロットは、大丈夫、でしょうか。
[シャルロットの方へ視線を落とす。治癒を使いたかったが、魔力が足りなかった]
…大丈夫だ、致命傷までは行ってない。
流石に宝具の攻撃を至近距離で受け続けてたら消滅はどうしようもなかっただろうけど、途中で空に逃れたのが間に合ってよかった。
[治療魔術を続けながら、ソフィーの言葉に答える。
これならば何とか間に合う…が全快とまではいかないだろう。
流石に自分を治療しながらでの同時魔力行使では最後まで魔力が持たない。]
[ボロ布のように横たわっていた。
右手からナイフは消え、背中からは羽が消えている。
左手に、熱で溶けかけたクロスが力なく握られていたが、それもやがてカタリと小さな音を立てて落ちる。
遠くの方で、名前を呼ばれたような、気がした。
焼け爛れた全身の皮膚に、暖かいものを、感じる……]
[自身も息を整え、体内の魔力回復に努める。水ならば、体に含まれている。体内の水分と血流を魔術回路と同調させ、魔力回復のスピードを上げることは、教えられたことではなかったはずなのに、自然と憶えていた]
[倒れた露葉を左腕で抱え上げ、店内へ入る。]
お前、今日は、そこそこ、いい仕事をしたぜ。
クハッ。
[…相手が同じだから、戦うんだろ?
何かが変わると、信じられるから。
殺し合いでも、虐殺でもなく。
「彼」はきっと、そう思っている。]
…さぁ、出番だぜ、甘ちゃんよ。
しっかり、働きやがれ。
[剣呑な空気が、遠のいていく。]
うるせぇよ。
[纏うは、ごく、平凡な空気。]
よくもあんな綺麗なものを、撃つ気になれるな…!
[右手の中指で、眼鏡をつり上げる。
嫌な記憶も、残ってしまった。]
ふぅ。
[ひとまず、露葉を二階へ運ぶ。
血が付くが、勘弁してもらおう。
緊急事態だ。]
この傷は…参った、な。
[宝具によって付けられた傷。
普通でも、穏やかなものじゃない。
だが、これは…。]
[マリアと自分を包んでいた光が弱まっていく。]
【……そろそろ魔力が限界か。】
[と自分の持つ魔力の残量が空に近いのが分かる。
魔力そのものともいえる血を流しすぎた。
だが、もう少し…もう少しだけと思いながらマリアに治癒をかけ続ける。
が、それも限界だった。]
すまない、流石にもう魔力がないみたいだ。
[治癒が止まる…なんとか危険な状態が脱出したマリアを見ながら、2人に謝罪の言葉を告げた。]
しかも、魔力がほとんど皆無ときてる…。
こりゃ、厳しい。
…つってても、仕方ないな。
治療を、開始する。
[右手に針と糸を生成する。
やるだけ、*やってみるしかない。*]
キャスター、貴方も、自分の治療があるのではないですか?
同盟を組んでいるとはいえ、貴方がシャルロットのためにそこまで魔力を消費して、ご自身が危険にさらされてしまったら、申し訳が立ちません。
私の魔力も安定してきました。
後は、サーヴァントの回復力で何とかなるでしょう。
[頬に何か暖かいものが触れる……痛みに気を失いそうになりながら、薄っすらと、眼を開けた。]
う…つほ?
[すぐ傍にマスターの顔。]
(無事、だった……)
[涙が一筋零れた。
そして、もう一人…逆側で懸命に自分を癒そうとしている、ヴァイナの姿が霞んで見える。]
あり……が……
[ヴァイナへ伸ばそうとした手が、震えて、そして力なく*地面に落ちた*]
いいえ、キャスター、貴方は十分すぎるほど、力を貸してくださいました。
今は同盟を組んでいるとはいえ、いずれ戦う身。
だから、謝られる事など何一つないのです。
[シャルロットの頭をふわりと撫で、そしてキャスターへと視線をむける]
シャル、ロット?
[気がついたらしいシャルロットの方を見る。名前を呼ばれ、また目を閉じたのを見て、安心したように息をつく]
ん、まぁ大丈夫だろ。
俺は一応防御はしていたから致命傷と言うほどじゃなかったしな…!
気付いたか、マリアちゃん!
[かすかに聞こえた声に反応を示す。
そして自分に伸ばされた手を取ろうとしたが、その手は途中で地へと落ちてしまった。]
…眠っただけか。
いや、いずれ戦うと言っても今は仲間なんだ。
だったら全力で助けようとするのは当然だろ?
まー魔力も少し休めばそれなりには…って。
[疲れた顔をしてそう答えるキャスター。
そこまで言って「あ」と声をあげ振り返る。
そこにいたのは…。]
あー…魔力吸い上げすぎたか。
[フラフラとしながらへたり込んでいる美貴だった。
というか気絶一歩手前っぽい]
[それでも、まずは魔力を回復しなくては、と思い一旦家に戻ることにした]
キャスター、私たちは一度家まで戻ります。さすがに、マリアがこの様子では何も出来ませんから。
私も体を休めないと、その分マリアの回復が遅れてしまう。
[シャルロットを背負い]
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