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[厨房へと向かうところでナイジェルの視線を感じれば
謝罪の言葉が窺えて。]
……別に。あなたがしたわけでもあるまいし。
それに、不愉快でもなかったわ……案外素直ね、彼女。
私こそ、素敵なティータイムを邪魔してごめんなさい?
[やんわりと笑みを称えてそう告げると、あぁそうだ、と言ってナイジェルの耳元へ口を寄せ彼女にしか聴こえない小さな声で]
私は、シャーロットを、殺さない――
[いつか誰かが言ったように、少し真似をして、くすりと妖艶な笑みで彼女を見れば、口を離し、*厨房へと*]
[牧師の視線に気付き僅か俯いて]
「私は、セシリアじゃ、無い
セシリアは、あの日、死んだ」
[女の寄って来るのに僅か身を竦ませるも、耳元で囁かれた言の葉に瞬き、問うより先に厨房へと消える女の後姿を見詰め、訳の判らぬ侭に青の少女の隣へと落ち着き少しだけ其の横顔を見詰め、冷め始めたパンケーキを取り分けティカップに唇を寄せる]
[セシリアは死んだという本人。
けれど、セシリアの名を呼んだ少女。
どっちが正しいのだと視線を二人へ向けた挙句、小さく首を振り。]
考えても詮無いですね。
二人目の人格が薬による影響で出てきたのでなけりゃ――
[渋い顔で紅茶を啜り。]
神様とか、罪と罰とか、
そういうのは難しくて……
解離性障害――か。
[神学よりも医学に詳しいのは自らがその当事者であるからか。
思考の深みへ入りかけようとした所で、カタリ、隣の椅子が引かれ菫色の少女を瞳に映せば、そんな小難しい考えも何処かへ行ってしまう様だ。]
ステラさん、いただきます。
[微笑んで、両手を合わせ、パンケーキにシロップを垂らしフォークを動かす。夕刻の食事、寧ろおやつに近いだろうか。昨日の障害が残って多くは食べられないけれど、少しずつ咀嚼した。
食べ終えた後は、広間に残って、緊張と退屈と少しの安堵が入り混じる時を*過ごすのだろう*]
[牧師の言葉にふるふる首を振り]
「薬が、どんなものか、判らない、けど
セシリアは、無差別に、傷つけたりは、しない
そうで、なければ、ローズマリーを、傷つけてた」
[周囲の視線に更に俯けば口許も隠れるか]
……他人を傷つけない、ということは……
薬で出てきた、というわけではないんですね?
[ふるりと首を振って。空になった皿を置いて。]
無作為に誰かを傷つけるのでなければ……
とりあえずは置いておきましょう。
……すぐにどうこうできる問題ではありませんし、ね。
[空になった皿とカップを持つと、厨房へ片付けに行き]
「セシリアは、此処へ、来る、前に、死んだ、から
私が、傷つけ、られそうな、事態で、起きて、しまった」
[あくまでも内なるもう一人の自身を死人として淡々と言葉を紡ぎ、牧師の言葉に頷いて顔をあげ、一拍見詰めてから瞬き首を傾げ]
「ルーサーは、大丈夫」
[使った食器を洗い、片付け。
ちらりと垣間見えたセシリアの言葉に首を傾げ]
……私ですか?
別に問題ありませんよ。
[少女を見遣り]
……自己防衛、なんですかね。
私はその手のことには明るくないですから、わかりませんが。
[牧師の言葉に微か口許を緩め]
「良かった」
[視線を受け止め紫水晶は静かに瞬き、思案気に彷徨う]
「良く、判らない、けど
誰も、傷つけたく、無い」
……私などより余程心配なのがごろごろしてるでしょうに。
[ちらりと寝たままの青年を見て苦笑し]
好んで誰かを傷つけようとする人は――
ここには居ないと思いますよ。
貴方も、誰かが貴方を傷つけるのでなければ、振り上げる刃は無いでしょう?
なら、誰も傷つけずに済むんじゃ……ないですかね。
「ルーサーは、大人、ぶってる、から、心配
泣きたい、時に、泣けない、人は、きっと、心が、痛い、から」
[牧師の言葉に男へと視線を移せば瞳は揺れゆっくりと瞬き]
「誰も、望まなく、ても、もう、始まってる
可哀想な、人狼の、手が、あかく、染まる
脅えた、罪びと達も、傷つけ、合う
愚かで、寂しい、権力者の、慰み者と、して」
……大人ぶって……って大人なんです。
[がくりと肩を落としながらセシリアを見つめて]
年嵩の人間が慌てていては、ね。
皆が落ち着かないでしょう。
それに別段泣きたいと思ってるわけじゃないですから。
[昨日の紙を思い出せば溜息は重く。]
……あれが本当なら。
殺す方も殺される方も憐れなものですね。
罪人とはいえ、こんな末路を……
「大人、だって、弱音、くらい、吐いても、良いと、思う、だけ」
[肩を落とした牧師の溜息に重ねて小さく息を零し]
「冗談、なら、ナサニエルは、怪我、して、ない
如何、したら、良いか、判らない
ルーサーは、如何、すれば、良いと、思う」
[厨房で水を飲み、昨日はラム酒を入れていた小瓶を取り出して中身を洗う。一瞬厨房にラムの残り香がただよったろうか。]
……ナサニエルはばかだけど、ローズマリーはおろか。
[無表情にセシリアの言葉をただ繰り返し。]
愚か――か。
[何か思うところはあったけど、そう言われた理由もわからず。
厨房から出ればまだ人は居て、普段の笑みのまま「失敬?」と言って通過すれば*二階へと消えて*]
……吐きたいのは山々ですがね。
自分の子供くらいの歳の人たちに弱音を言うのも、何だかね。
[矜持が赦しませんよ、と笑って。]
……。
あの紙に……
人かどうかを判別する薬があるとか何とか、書いてありましたね。
それがあれば、どうにかなるかもしれません、ね。
「私が、お婆ちゃん、だったら、良かった、かな」
[通り過ぎる女へ一礼して見送り]
「一緒に、御飯を、食べた、誰かが、人狼だと、判って
ルーサーは、可哀想な、人狼を、殺せる」
[一拍の間に傍らの青の少女を暫し見詰め、女の去った方を見遣り]
「ローズマリーは、シャーロットは、殺さないって、言ってた
何か、ゲームに、勝つ、方法を、知ってるの、かも」
[男の声に振り返り安堵と哀しみの入り混じった表情で]
「ナサニエル」
[席を立ち水を注いだグラスを手に男へと駆け寄り]
「飲める」
[ソファの脇にしゃがみ気遣う様に顔を覗き]
…そうだよな。
いっそ、誰とも仲良くなってなきゃ…
[――平気で全員でも、殺せてたかもしれないのに。
ナイジェルの口の動きを見とめて呟く。
歪みそうになった顔を隠すべく腕で目を覆うが、少女の唇を読むために、じき外す。
彼女が水を持ってきてくれていた]
悪い。
[水を飲むために上半身だけ起こして、乾いた喉と唇を潤す。
切れた口内にそれは染みたが]
うまいよ…ありがとう。
[今目の前に居るのは間違いなくあのセシリアではなく、優しい彼女だなと改めて安堵しながら目を覗き、感謝を込めて笑む]
セシリアさんがお婆さんだったらいい話し相手だったでしょうね。
[微笑むと、ナサニエルへと視線を向け]
……人だと分かれば、殺す必要はないでしょう。
[人狼だとわかった場合はわからないけれど。
視線を逸らすと小さく首を振り]
……。
たとえ食事を共にしたとしても……ね。
ローズマリーさんが薬、持ってるんですかね。
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