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[コーネリアスの手を見れば、何本ものスティックシュガー。まるで東洋の占い師が持つという筮竹のようだった。唐突に憤りが湧き上がる]
だいたいそのタルトは甘酸っぱさを味わうものだし、デコレーションで振るにしてもグラニュー糖じゃなく粉砂糖。
そして私に掛けるつもりだったら実力で阻止するわよ。
[そう言う間にコーネリアスは一口大にしたタルトを私の方に向けて話し出した]
[何気なくフォークの柄を取ってしまった。
何も口には入れたくなかったのに。
今更戻すのも変で、とりあえず問いを返した]
そ。
残るのは何人?
一人? 二人?
>>158
えっと、甘い物って疲れに聞くって言うよ?
…ネリー疲れてるかなって思って。
[いや違う、絶望してるのだとソフィーには聞かされた。でもソフィーには内緒だと言われたし、言われなければ、多分自分では気付けなかっただろうし。]
ネリーにはかけないよ〜。
[はははと誤摩化すように笑って…さてどうした物だろう。思っていたよりも手強いと思った。本当にリーなのかなと、またちらりと見るが、まあ、顔立ちは大人っぽくなったけどリーだ。
ううん、ネリーか。]
…それで…ええと。テストの内容は、まだ決まってないんだって。とりあえずそれだけかな…?
[と、必要最低限の事は伝えた気になり。
が、しかしハッとして]
違う違う違う!そんなことじゃなくてえーっとなんだっけ。そう、そのタルトヒューバトせんせが作ったんだよ。美味しかったから食べてって。それが本題。危うく忘れる所だった。
[なるべく、話を明るい方向へ持っていきたいと思った]
>>159
[んぐ、と言葉に詰まった。
そして思い出してみれば、5人で残れるのだなんて甘い事を考えたのは自分とナサニエルだけだったわけで、リーが自分達と同じ事を考えるのかというと…。
正直今の、ネリーだと微妙。そしてやっぱり違っていた。]
んん…。1人…。だって。
[ここで嘘をつく必要は無いだろうと、しょうがないとばかりに真実を伝えた。ネリーの選択肢が1人か2人だったのだから、1人だと伝えても何ら問題はないだろう。それに]
あのねリー、そこで私は考えたんだ。考えました。
外に出た人が皆集まれば、エンディアなんて怖くないって。私達は普通の人よりすごいって言うじゃない!
それに、科学だっけ天文学だっけ忘れたけど、結局予想は当てにならないんだよ。
天気予報だって外れるし、ノストラなんとかだって外したし、なんて言ったっけあの星…。そうだジュピター。あれに彗星が衝突するって時だって、お偉いさん達はわーわー騒いで星が消滅するとか大爆発が起きるとか言ってた割に、スッて中に消えるだけで終わったっていうじゃない。
だからね?皆で。…皆でだよ?1人だけと言ってもがっくりしないで、気にしないで頑張らない?って。
……なんでそんなのが本題になるわけ。
選抜試験で『おいしいタルトの作り方』でもやるつもり?
本題になるとしたら最終選抜の関連事項でしょ。以後の伝達はメール?
次の召集も決まって無いのね?
[質問というより確認の口調。他に言い洩らしも無いだろうと、コーネリアスの長口舌を聞き流した]
…………あのね。
怖い怖くないの問題じゃないし。
[無駄な楽観発言にうんざりしながら、私は答えを返した]
『終端の王(エンディア)』に対する物理手段は過去にも山ほど検討されて来たんだけど?
それこそスペースシャトルから核兵器まで何でも使おうとね。
地球外――衛星軌道への脱出(エクソダス)計画なんてのまであったかしら。国際紛争の火種にしかならなかったけど。
歴史や物理で習ってないの?
今じゃ、あの隕石を神の使いだって崇める新興宗教まであるっていうじゃない。
何にせよ、終端の王が衝突することは物理学上計算ずみの事項だわ。
コーネリアスには何かいい思いつきでもあるの?
>>162
[あっさりと流され、かくっと首を横に倒した。]
うーん、やったらいいなぁ…とか…だめ?
あ、以後の伝達はメール。
…そうそうそう!よくわかったねー!
私も忘れてたよ。思い出させてくれてありがとう。
次の召集はえーっと…聞いてない、から決まって無いよ。
[ジュピターの件は、たしか誰かから聞いて天文学の教官に話し、大笑いされたのだった。それを思い出して真っ赤になりながら、聞き流されてよかったと少し思う。]
…えーっと。
[さて、何か話せる事は無いかな。]
>>163
[具体的な事は何も考えていなかった。が、それをそのまま言うわけにもいかない。その場で何か浮かばないかと考えてみた。]
例えば…
[何か無いか。昔流れ星に興味を持って本の少しだけ勉強した天文学。…本当に本当に本の少しだったが。]
えっと…何か重力を作る機械を作って…エンディアを点対称にして地球と反対方向にそれをのっけるとか…うーん非現実的かなぁ。
[どう考えても3流SF小説にもならない筋書きに頭をかいて]
ごめん、あんまり…まじめに考えてない…かも。
[素直に白状した]
でもでも、ここを出た皆が、エンディアが来るのをただ黙ってみてるだなんて思えないよ。
全部投げるってわけじゃないけど…。
[むぐむぐと誤摩化すように語尾がちいさくなる。はぁとため息をついて、今晩から考えてみるなんて言ってみたり。]
[しばらく考えて、私は思いつきを口にしてみる事にした。ちょっとしたテストのつもりで]
じゃあさ、私が貴方に提案してあげる。
それなら、コーネリアスが外に出て、今までにこの収容所を出た子たちを集めて知恵を絞れば良いんだわ。
[コーネリアスを見つめ、私はにっこり微笑んだ]
そうでしょう?
自分で言い出したことなんだから。
別に選抜がどうのなんて気にする必要も無い。
だって、自分から“外でやりたい事がある”という人間を、無理矢理入れるような無駄な事、論理的に考えて有り得ないもの。
適材適所、って言葉の通り。モチベーションの問題だってあるしね?
[私にはそんなの、頼まれたって出来ないけど。それは多分、客観的に見ても明らかだろうと私は思った]
人工重力が実現してたら、今ごろ人類は宇宙時代に突入してるわね。
思いつきとしては楽しいんだけど。
それは【hope】どころか【wish】にも届くかどうか怪しい所よ?
[そうは言ったものの、怒りや苛立ちは何故か生まれなかった。
くだらないほどに達した荒唐無稽さは、逆に精神を緩和する作用があるのかもしれなかった]
>>166
[ネリーが簡単に、自分が外に出て人を集めればいいと言った事に、すこし面食らった。しかし本気かもしれないから、冗談が言える様なら大丈夫だというわけにもいかない。]
…そっか、自分から外に出て集めて考える…。
[良いかもしれない。そう簡単に言ってしまいそうになるが、でもなにか引っかかってしまう。言っちゃいけないのだとだれかが言うような気がしたが、それが天使なのか悪魔なのかはわからない。]
…そっか、せんせに言ったら多分
そのまま出してくれる…のかな?
[そう首をかしげた所で、ふと、教官達が政府の命で外に出す人を決めているという事を思い出した。
そしたら、試しにソフィーに聞いてみようかな?外に出ても良いかと。外に出て何かをしても良いかと。多分駄目だと言われるだろう。
…しかしそれはあまりにも卑怯だ。]
…私が、集めたりとかできるかな?
[逆に聞いてみた。実際に外に出て集めるのだとしても、自分に果たしてそれができるのか。正直自身はまるでなかった。]
>>167
そ、そうなの!?えー。
[意外と遅れてるんだなぁ人類、なんて言ったりする。
そしてなんとなく、歴史も天文学もさらり無視しているらしい自分にがくっと肩を落とした。]
…ついてこなさそー…
[不意に浮かんだのは、小さな頃。泣く自分を追いかけ回して遊んでいた子供達の顔。なんで追いかける側でなくて追いかけられる側が残ってるんだか。そう思って乾いた笑いを零す。]
なんというか、優れた人が出されてるのかなって思うぐらい、私個人は駄目駄目なんだよねー…。
[ネリーの表情が和らいだ事に、無意識に気付いたのかもしれない。彼自身意識せずに、とても気楽な喋りかたをしていた。]
[後押しするような言葉を考え、紡いだ]
できるかな?じゃなくて、
できるんだ!って気持ちでやらなきゃ無理でしょうね。
最後の1人になるにしても、外に出て何かするにしても。応援はするわよ?
手伝うかは別にして。
[相変わらず、日が十分に高くなってから目を覚ました。
シャワーで目を覚ますと、洗った髪をいつものように結い上げる。きつく、高く。
引っ張られるように背筋がのび、顎が逸らされると、鏡の中の少女は笑みを浮かべた]
笑えば可愛い、ね。
……本当に今更。
[自分の外見を誉めてくれた人は沢山いた。
小さい頃から、笑えばたいていの大人はキャロルに甘かった。
自分の外見だって才能だ。
その才能によって、無駄な敵意を受ける事もあるのだから、その分利益を得ようとして悪い事はない。
そう言ってくれたのは、先日去った彼女であったことを思い出し、肩を竦める]
嘘つき。
[鏡の中の笑顔が崩れた]
>>170
[ネリーの言葉に、ふむふむと頷き…。
困った事にその気になり始めてしまっているかもしれない。
ふいに、膝をパンと叩いてぱっと立ち上がった。]
…うん。そしたらせんせ達に、
現在の住所とか書いてある名簿が無いか聞いてくる!
[テンションは、「頑張れば皆生きていける説」
を持ち出した時と全く同じ物だ。
根拠の無い自信と、よくわからないやる気。]
応援してくれるんだよね!
[ネリーに念を押して、善は急げとばかりに部屋の扉へ。…と、そこで振り返り]
タルト食べてね…って、あ!食べてる!やった!
[にこーと嬉しそうに笑って、ネリーに手を振った。
そして、ウィリアムなんて知らない!などと言いながら…なにやら嫌な思い出があるらしい…部屋を出ようとして扉にぶつかり、あははと笑いながらIDカードを通した。]
[鏡から視線を外し、窓辺のエアプランツに水をやる。
身支度を整えると、食堂へ。
新たな連絡事項はないか、端末を確認しながら朝食を取った。
人気の無い食堂で、まだ暖かいパンをかじり、昨日のことを反芻する]
何やるつもりかしらね?
[今までの試験の内容は、それこそ担当教官によってまちまちだった。
オーソドックスにペーパーテストを行なう者もいれば、じゃんけんで決めさせたと言う逸話も聞いたことがある]
あの髭オヤジの考える事とか、予想できない……。
ソフィーは……何となく常識の範囲内な気がするけど。
[彼以外には人影の見当たらない屋上。
未だ閉じられた儘の蕾の一つを濡らす雫。
高き天から降り注ぐ、柔らかな陽光を受け煌めく。
もう少し――温かくなれば、軈ては花が開くのだろうか]
[二つ目のパンには甘いジャムをたっぷりとつける。
このジャムは施設の菜園で作られたものだろうか。
手入れをしていた生徒がいなくなった菜園はどうなるのだろう。
パンを片手で頬張り、片手で端末を操作する。
読みかけの資料はまだまだあった]
[食後のデザートを口にする頃には、ひととおり目を通し、ため息をつく。
自分と違う専門分野の人間が作ったデータには、自分では分からない事がいくつもある。
その答えを探そうと思考をめぐらせて、苛立たしげに眉を寄せた]
誰に聞けばいいって言うのよ……?
[この資料を作った人間はもうここを去った。専攻の教官も。
まだ聞きたい事はいっぱいああったのに。
ため息をつくと、端末を操作しメールをうつ]
『植物学ゼミの土地別植生頒布データをもしお持ちの方いましたら、私にも送ってくれませんか?
ゼミの他のデータもあったら送って欲しいです』
[用件のみを、生徒達専用のメーリングリストに送信する。
メーラーのアイコンが送信済みになった時、リストには自分を含めても5人しかいない事に気づき、望み薄いかなとため息をついた]
[植物の世話。其れも農学の一環だと、彼がして来た事。
真白の蕾を撫ぜようかとした指先は、途中で止まり、離れた。
肥料の量を間違えたり水を遣るのを怠ったり、些細な事で花は枯れる。
一番大切なものはなんだと、此の地を去った教官は言っていただろうか]
[携帯端末がメールの着信を告げる。
手に付いた土を払い、ポケットから取り出して確認。
其の名前と用件とを見れば、眇められる深緑の双瞳]
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