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>>115
あー。
そっか。そっか。そうですよね。
[修道女も人間。
言われれば当たり前のこと。
なのに妙に納得して、そっか。と何度も繰り返していた。]
はい。いってらっしゃい。
……わたしもお部屋、あるのかな。
[それと彼女のお部屋も――と菫色の少女に目を向けて]
[きょとん]
………?
[かけられる言葉に怯えすら一瞬で消え失せ、代わりに浮かぶはただただ不思議そうな表情で、借り受けた服を胸に抱いたまま少女をじっと見詰めて]
「私は、私」
[繰り返すも実感が伴わないのか曖昧に頷き、けれど少女の笑うのにふわと微笑めば、周囲の視線を気にした様子も無くシーツを持つ手を解けばぱさりと足元に布が溜まり、所々あかの滲んだ包帯だらけの痩せ細った身体を隠す事も無く、慌てもせずタートルネックとジーンズに袖を通していく]
[牧師のどの言葉にか一瞬だけ視線を移すも再び服を着る手を動かし、着替え終われば修道女が微笑みを残し去って行くのを姿が見えなくなるまで見送って、部屋の話になれば少女と牧師へと向き直り、修道女の消えた方へとまた視線を投げる]
………
……わたし、変なことゆったかな?
うん、そういうの、よく言われる。自覚はないの。
[あはは。と屈託無く笑う。
屋敷に来た最初は警戒や怯えや戸惑い混じりだったのに
菫色の少女を見ていると、
自分が惑っている場合じゃないような気がして。
人の怯える姿は嫌い。笑顔を見れば自分も笑える。]
――って、あ、わ、……
[視線を気にすることもなく着替え始める少女。
露になる肢体に思わず目を逸らし、
それから牧師がちゃんと見えない場所に居ることを確認。]
……だ、大胆なんだね。
[何故か此方が赤面してそんなことを口走ったが
ふっと目に焼きついた少女の、体中の傷が。
それが何を物語るかなんて、皆目検討もつかないけれど]
きっと。きっと。
ここにいればもう痛くないよ。
もし貴女を傷つけるようなひと、此処にいたりしたら
わたしが、守って……まも、れるかな。うん、でも。
[自信はなくて。ぁーぅー。と妙な唸りを上げるが、
すぐに打ち消す。
「大丈夫」
「大丈夫だよ」
それが合言葉のように。微笑を湛えて繰り返した。
ふと少女の視線に気づき。暫し沈黙。ぽん、と手を打つ。]
お部屋、さがしてみる?わたしも探してみたかったの。
>>119
赦されぬ罪は無い―――
じゃあ。
極刑を受けて死んじゃう人は、
人間の悪い人に殺されちゃう、の、かな。
それとも神様に祈って、懺悔するのをさぼったのかな。
……神様に祈れば、懺悔すれば
赦される――
[すい、と上げる視線は集光窓を捉えた。
あの淡い光に神の慈悲は滲んでいるだろうか。
無意識に、指先は十字を切る。]
ルーサーさんも、きっと、やさしいひと。
だって牧師さんだし。
神様みたいに、心が広いんだと。……思う。
………
[変な事では無いのかも知れないけれど判断出来る程に何も判らず、ただきっと少女は正しいのだろうと思えばおかしくは無いと言う意味で首を振って、肌を晒す事の意味合いすら理解は遠いのか、少女の視線と微か染まる頬にはまた不思議そうに見詰め、タートルネックの襟から顔を出してかけられる言葉に瞳は見開かれ]
[――もう痛くないよ]
[浮かぶ微笑みは儚かったけれど部屋を探すかと言う問い掛けに頷いて、右足を僅かに引き摺るように少女へと数歩歩み寄って、少女と次に自分を指差し]
「シャーロットは、殴らない?」
[長い言葉は唇だけで伝わるか判らなかったけれどゆっくりと紡ぎ問う]
[頬を指で掻きつつルーサーから菫の少女に目を戻す。
見ればタートルネックから顔を出す様子が
妙に可愛らしかった。くすりと笑う。]
うん。貴女が笑えるの、わたしは嬉しい。
[目を細める。
歩み寄る彼女、身体的に何処まで障害があるか――傷は酷く思えるけれど、歩くことに支障はないのか。色んな危惧を巡らせつつも、そっと彼女に手を差し出す。]
……、ロットは、……、ぐら、ない――
[その唇から紡がれる音のない言葉を、読み取ろうと何度か反芻し、やがて少女が彼女自身を指す仕草で、思い当たる。その指先には痣が、あったから。]
わたしは、貴女がいやなこと、しない。
……殴らないよ。
[牧師の声に今度こそ顔は其方へ向けられ、拘束具へとちらと視線を落とし再び感謝の言葉を紡ぐも、僅か怯えの混じった瞳がじっと牧師を見詰め、更に唇は何か紡ぐも聴こえる筈も無ければ届くとも思っていない小さな呟きが零れ、思案気に瞬いて自身の胸元に包帯を巻かれた手を沿え更に口を開く]
「私の神は、死んだ」
[必死で伝えようと紡がれた訳では無い事の葉は、訴えるよりは確認の為に紡がれた言葉かも知れず、視界の端に映る少女の美しい手へと視線を落とす]
[――…殴らないよ]
[嘘と言う概念すら遠いのか少女の雰囲気が容易く言葉を信じさせるのか、安堵の溜息と共に差し出された手にそうっと包帯を巻かれた手を伸ばし、恐る恐る触れて繋いでも良いのだろうかと少女の顔を覗き]
>>125
……あぁ、そっか。
やっぱり人を切っちゃったら、誰かが悲しんで、
憎んで、だから、……悪いことなんだ。
……神様は――
[やっぱり赦してくれないのかな。
言葉にはせずに虚空を仰ぎ見る。]
ううん。それでもルーサーさんは……
いいひとだと。……思うよ。
……人だって沢山いる、ですよね。
悪い人もいるけど、いいひともいるから。
[――この屋敷に連れて来られたのは
自分だけ何かの間違いで
そうだ。きっと此処にそんな悪い人なんていない。
だとすれば自分だけの背徳感が襲うのか。
それも菫色の少女の笑みがやわらげてくれると思いたかった]
>>127
[牧師へと、或いは天へと向いていた瞳は
少女の最初の唇の動きを捉えることはなかった。]
……ぅ?
[そろり、何処か窺うような彼女の様子を見れば
小さく笑んで。
きゅっと――乱暴にはならないように、
彼女の手を取った。]
お部屋さがし。いこっか?
[牧師へとかける少女の言葉を其の横顔を見詰めた侭に聴いて、紡いだ言葉を問われても何でも無いと言う様に緩々と首を振り、繋がれる手と少女の顔を交互に見てゆっくりと瞬き、繋いでいない方の手でそっと少女を指差してふわと微笑み]
「シャーロットは、優しい」
[繋がれた手を遠慮がちに握り返し、部屋を探しに行くと言うのに頷く]
……あはは。そんなことないよ。そんなことない――。
でも、貴女に酷いことはしない。約束する!
[一瞬語気は弱まったけれど、すぐに真っ直ぐな笑みを向け
少女の手をしっかり握り、部屋を探しに歩みだす。]
あ、ルーサーさん。
……ありがとう、ございます。
その懺悔も、えーと、……約束ですよ!
[一つ頭を下げて。お説教は怖いけど、と微笑み。
二人、廊下を歩む先、
やがて幾つかの部屋の扉を見つけるだろう。
そこで菫の少女に問う。
「同じ部屋にする?違う部屋にする?」
答えが何であれ、きっと笑顔で
「うん、いいよ」と*頷くだろう*]
[本を読む傍ら、周りの音は耳に入ってくる。面白い話だ。本に視線を落としたまま、間近にいる者にしか聞こえぬトーンで呟くは]
――罪を犯して極刑が下る。しかしてその刑を執行するのは――。
何をもって正義とし、何をもって罪とするのか。
――裁き。即ち正義を掲げた人殺し・・・面白い世界よね。
[今度は目元だけに笑みをたたえれば、後はいつもの表情へ。
静かにページをめくる音が室内に*響いた*]
[いい人と評されているらしい牧師の口許を紫水晶の瞳は静かに見詰め、紡がれる言の葉はに何を思ったのか緩々と首を振り、微笑みを向けてくれる少女へと顔を向け直し、恐らく少女の否定する言葉の意味と想い描いた言葉の意味は違うのだけど其れ以上は説明のしようも無いのに頷いて、少女の牧師へとかける言葉に紫水晶に浮かぶ気遣う気配]
………
[牧師へと視線を投げゆっくりと一拍は其の姿を見詰め]
「神の代わりに、貴方が、シャーロットを赦すの?」
[答えを待つより早く歩き始める少女に連れられ、別れの挨拶に牧師に頭を下げれば、遅い歩みに歩調を合わせてくれる少女と共に右足を僅か引き摺りながら部屋を探しに向かう]
――それが人ですよ。
大義名分さえあれば、人は人を殺せる。
世の中、そんなものです。
[捲るでもなくただ聖書へと視線を落として。
瞑目する。
神の名の元に人を殺す、そんな時代もあったのだし、と。]
[セシリアの口元を読めば失笑めいた笑いが零れ]
……そもそも神は存在するのか。
居るかどうかもわからない存在の代理など――
私にはごめんだ。
[2人が去っていくのを見送るとそう呟き。]
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