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[渾身の力を籠めたにも関わらずアッサリと、避けられもせず受け止められたフライパンに呆然とするが、肉が何かに突かれる音と視界に入った赤に、ぐっと顔を背けた。
…想像しちゃいけない。そう思うが冷や汗が流れ落ちる。
でも、こんなことで周りの足を引っ張っちゃだめ!…そうして彼はキッとヒューバートを見、両目をつむってフライパンを*振り上げた*。]
それって、「ナサニエル様参りました」って意味かよ?
[期待に目を輝かせ、口の端が持ち上がってヘラリと笑いそうになるのがどうしても我慢できない。
きらきらする瞳で問い詰めようとしていたナサニエルは、胡椒の瓶を握ったまま油断のない目の動きで二人を捉え続けるヒューバートの姿を見て取って、黙って引き下がる。
食堂の端まで後退すると、壁に背を預けた]
そりゃ利き手でも無けりゃ、致命傷じゃあねぇだろうけど…「大丈夫」って。
…あのまま戦う気か?
[どう戦うか見せてもらおうじゃないかと*腕を組む*]
あら、もう終わり?
[滴る血に視線を落とし、少しだけ、拍子抜けしたように呟く。
傷は深かった。だが、ヒューバートが戦闘不能になったとは思えない。
まだ、タイムリミットまでの時間もある。
意図の見えない提案に、しばし逡巡する。
敵の情報収集のつもりで始めた戦闘だったが、これで終わるのならそれも楽で良い。
そう思ったとき、これが最終試験であることを思い出した。
終われば、合格者が決まってしまう]
それは、ナサニエルの合格ということ?
それなら、良いわ。
>>118
あまり調子に乗るんじゃありません。
今の連携攻撃は及第点を与えてもいいとは思っていますが、それでもまだ詰めは甘い。
[言いながら、手傷を負った左腕でコーネリアスのフライパンをガード。
同時に、握っていた瓶の蓋を開ける。]
現状、キミが後退したことにより、三対一ではなく二対一になった。
離れるべきでは、なかったね?
[瓶の中身――胡椒をコーネリアスとキャロルに向かって撒く。]
その場にある物の本質を見抜く……簡易武器を扱う基本です。
直接打撃を与えるものだけが『武器』ではないのですよ。
[胡椒の瓶を捨て、コーネリアスとキャロルの隙を突いて
彼等の間をすり抜ける。
そのまま、ナサニエルに向かって疾駆。
一度右手をポケットの中に突っ込んで何かを握り込み。
腹部を抉るように右の拳を打ち込んだ。]
やられっぱなしでは、性に合わないものでね。
ま、キミならさほどダメージはないでしょ?
[拳を引き戻し、握っていた手を開く。
銀色に鈍く光る、安物の鍵束。]
こんなものでさえ、使い方によっては武器になります。
覚えておくといいでしょう。
……では、改めて試験終了としますか。
シェルターに行く者を決める前に、話したい事があります。
身支度を終えたら、生物工学実験室までいらしてください。
空腹でしたら、食事も済ませておいてくださいね。
ああ、そうだ。
ソフィー先生、保健室で治療をしたいので手伝ってください。
では、後程お会いしましょう。
[そう言い残し、食堂の外へ向かう。]
[目を瞑ったまま振り下ろしたフライパンから伝わってくる、何かに当たった確かな手応え。しまった本気でぶつけちゃった!?と恐る恐る見上げると、なんと怪我をしたほうの腕で防がれている。]
え、えー…
[ぽかんと口を開けて、フライパンを手元に戻す。
この辺りで終わらせるという声に即座に気付けず凶器で叩いた事が、たとえ全く効かなかったとしても少し申し訳なくて、心配そうにヒューバートの事を見た。]
…うあなっくしゅっ…いたいっくしゅん
[しっかり胡椒が目に入り、涙をぼろぼろと零しながらくしゃみをする。目を押さえるべきか口を押さえるべきか。体をくの字に曲げ、訳が分からない状態のまま教官の教訓的言葉にうんうんと頷いた。
横を通り抜ける教官の動きの速さに違和感さえ覚えられず、普通に試験終了で去ったのだと思った。が、不意に聞こえた打撲音に、はっとナサニエルのほうを見る。]
あー!っけほ、ふしゅっ、だいじょー…くしゅっ
[ナサニエルに声をかけようにもかけられない。涙目の状態で、食卓での考えを改めさせられた。]
はぁっけほ、いー
[ヒューバートの、生物工学実験室へという言葉に頷くのが、その時の彼の精一杯だった。]
[...は、保健室でヒューバートの左手の治療を終えると、保健室を出て、生物工学実験室に行く前に自室へと戻った]
……………。
[なにやら感慨深そうに、2年間過ごした部屋を見渡している]
[自室。
擦り寄ってきたエリザベスとヴィクトリアを抱き上げる。]
おお、よしよし。
キミ達も随分大きくなったなあ。抱えて歩くのが大変だよ。
[エリザベスとヴィクトリアを大事そうに抱きしめて、
生物工学の実験室に向かう。]
ふっ…覚えとくよ、ヒューバート。
…でもなァ、何が「キミならさほどダメージはないでしょ?」だ。
すげぇ痛かったっつうの…
[コーネリアスのくしゃみだか何だかよく分からない声が耳に届く。気遣いの言葉をかけてくれたのだろう。
たぶんそんな感じなので、手を挙げつつ]
ああうん、大丈夫。
もうカレー食えちまうくらい、大丈夫。
…て言うか、お前…お前らこそ、大丈夫?
[どうやら胡椒爆弾をぶちまげられたらしい二人の為、一応食堂の中の無事な席を引いてやってから、カレーをよそいに行く]
生物工学実験室…
ううんそりゃまた、妙なところに呼び出しやがったな。
[カレーを食べられるくらいに大丈夫との言葉どおり、ぱくぱくと皿の中身を平らげていきながら]
身支度か。
俺はこのまま、生物工学実験室に向かうと思う。
…食事時に人が居ないと寂しくて食べられないようなんて言わねぇから、お前らも好きにしてるといいぜ。
[やがて部屋の片隅のチェストに近づくと引き出しから、菫の刺繍がされた青いハンカチを取り出した]
これ、忘れちゃ恨まれるわよね?
[くすくす笑いながら、それを大事そうにポケットに入れると自室を出、振り返らずに生物工学実験室へ向かった。]
[生物工学の実験室に向かう途中。
猫を抱えていない方の手で、左ポケットを探る。
ひやりとした、金属の感触。……よし。]
忘れ物はないみたいですね。
[そのまま、早足で実験室へ。]
[とりあえず水道で目を洗い、さっぱりした所でふと考えた。ひょっとして生物工学実験室に行ったあと、部屋に戻らずに直にシェルターや外に出るのだろうか。
そして、じっと何かを悩んでいたが、うんと頷くとカレーの準備をしないで食堂に戻ってきた。]
…えっと、ごめんね、やっぱり身支度してくる。
[ふるふると手を振り、自室へ]
[...は、やがて生物工学実験室に到着。手身近な椅子に座ると、上着の内ポケットを確認する。ひんやりとした鉄の塊がそこにある]
………。
ああ、お前の部屋に戻るのかコーネ?
ヒューバートの野郎なんて、いくら待たせても構わねぇさ。
ごゆっくり。
[どんどんとカレーを口に運びながらも、最後の一口で止まっている。
器から目線を上げて、コーネリアスに手を振った]
俺もついでにネリーからの箱の中身とか見てぇしな!
[ソフィーの到着から遅れること少し。
エリザベス達を抱えて実験室に入ってくる。
抱えられた猫達が、にゃあと鳴いた。]
お待たせしました。
身支度は済ませたみたいですね。
[にっこりと微笑んで。]
[暫く眺めていた最後の一口も、食べ終わった]
ごちそうさん、キャローネリアスカレー。
美味かったぜ。
[ネーミングは妙なセンスではあるが、目は少しだけ寂しそうに空の皿を見た。
次いでポケットから、廊下で拾ったコインを取り出す]
甘めのトマト入りカレーだって最高だったのによ。
お前がもうちょい余裕持って材料投入してくれりゃ、今日も食えたんだぞ。
量ぴったりってとこまで、しっかりしてやがんだから。
ま、そういう奴だったよな…
[かつての持ち主の代わりに知恵の象徴に八つ当たりするように、ピンとそれを弾いた]
[...は顔を上げ、ヒューバートに微笑み返す]
ええ、終わったわ。
それにしてもヒューは随分大荷物なのね??
[腕に抱えられた猫達を見て笑い]
どちらかお手伝いしましょうか?
[顔だけはとっさに庇ったものの、髪に、服に降り掛かった胡椒に軽く咳をする。
なるべく息をしないようにして、粉末を払った。
十分に振り払われるまで、口は開けない。
口を開けるようになった頃には、既に教官は部屋を出ていた]
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