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[おそらくこの子はまだ知らない、あるいは慣れていない子。ならば真っ直ぐに伸びて欲しい。穢れを覚えることなく。
逆に「穢してはいけないもの程、穢したくなるのが人情」であり、「私の見てきた道に引きずり込みたい」と感情も全くないでもない。
私って駄目ね…と、少しだけ葛藤するのだった。]
ウェンディが華奢すぎるのがいけないのよ……。
私だって入らない服がいっぱいあるに違いないわ。
ネリーはなんて言うか、大人だし…ほら「セクシー」だから。
[「扇情的」と言う言葉が浮かんであわてて「セクシー」と言い換えたものの。白い素肌に刻まれた薄紅色の傷口を撫でた時、何処かでシャーロットは、傷を含めた──ネリーが無防備でいて、随分といやらしい存在なのではと感じていた。
それについ今の言葉…──。
以前から感じていた明るいはずのネリーに対する違和感と相まって、シャーロットは混乱を感じつつ心の中で眉根を寄せた。]
でも、それが彼女の服の中ではベストチョイスなのよ…多分。
どうしよう…。
ボブさんに迎えに来てもらうか、パパに送ってもらうか。
まさか、その恰好で歩かせるわけにも……。
[*言葉尻を濁す*。]
ウェンディはウェンディのいい所があるから、ほら。
私ってセクシーじゃないわよ。ローズさんのほうがよっぽど…
[ネリーも意図的か無意識的か、少し乾いた笑みを漏らす。
ネリーは元来、黙って素敵な笑顔を振りまいていれば女性的――と言うよりも人間として非常に完成されたものに見えたかもしれない。
だが、身体についている無数の傷跡に、明らかに慣れすぎてしまっている事、ネリー自身に染みついた性的なものが、普段のネリーとはあまりにもかけ離れて見える事は、やはりネリーをそれなり以上知る人にとっては、どうしても垣間見えてしまうものか。]
ちょ、ちょっとこれは…恥ずかしいかな…
誰かに送ってもらったほうがいいかしら?
[腰のくびれや胸の形がはっきりわかる姿。
扇情的になっていて人目を引くのは勿論だったが、ウェンディの服を着ている所をリックやノーマンに見られるのが怖かった。]
[部屋の錠を開けて、紺のゆったりとしたリネンのワンピースに袖を通す。
スクエアネックで七分のラッパ袖、ウエストを共布のリボンで緩く絞ったそれは、寝間着にもなるようなもので。
一息入れようと紅茶でも入れようとしたところで隣の部屋から複数の声がすることに気付いて、いぶかしむ表情を浮かべながら扉を出て隣の部屋の扉を叩く]
…ウェンディー、いるの?
開けるわよ?
[少し時間を開けてから扉のノブを捻る]
─ナサニエルの家─
[入って感じるのは、この家には何となく荒涼とした気配が漂っている、という事だ。
殺風景な廊下にぽつんと置かれた電話の、女性的な色合いの手作りと思しいカバーが、違和感を伴って侘しささえ感じさせる。
空気も何処か埃っぽい感じがするのは気のせいだろうか。]
[指示された通り、階段を上って奥の寝室に男を運び込んだ。]
―ウェンディの部屋―
>>119
は、裸よりはましに違いないわ。ありがとう。
[Tシャツやフレアスカートそのものにはそんな土台はなかったが、全てを組み合わせてネリーが纏うと、それはまるで男を誘っているかのようであった。
本来ウェンディが纏う時とはまた一風趣が異なる。]
!…ニーナ?
[ドアノブが突如開いた。頬を殴られた跡をはじめ、全身の傷は隠しきれてない上にウェンディの衣服。ニーナは何と*思うだろうか*]
─ナサニエルの家・2階寝室─
[寝室もこれまた殺風景な部屋だった。ベッドと少しの家具しか置いていない。
室内に入った時に、彼の鋭い嗅覚は少し生臭い臭気と仄かな汗の匂いを嗅ぎ取ったが、それは口にせず。]
ここでいいんだな?……ほら、座れって。まだ寝るなよ。
[蹌踉く男をベッドに腰掛けさせ、汚れた服を脱がせようとワイシャツのボタンに手を掛けた。]
[ギルバートに運ばれている間、男の脳内には、先ほどとは別のヴィジョンが流れ込んでくる――]
[柔らかな陽射しと、銃弾が飛び交う大地の狭間。
後光を背負ったキリストの像――以前、どこぞの文学研究書で見たことのあるそれ――と、リヴァプールからニューヨークにやってきた男が奇妙な指先を掲げてシュプレヒコールを上げて居る。いや、後光を背負う男と、リヴァプール出身の髭の男の身体は腰から下でひとつに繋がっているのかもしれない。光に包まれて曖昧な形をしているのだから、区別の付けようは無い。]
[黒ずくめの男が、その光の向こう側で、穏やかな笑みをたたえる女に抱かれている。目を閉じ、手を取り合い、静かに眠る男の姿。――そして、黒ずくめの男は、翼の生えた女に導かれ、極彩色の光の渦を形成する。
きらり、きらり、きらり。
――光は三度瞬くと、四方八方へ拡散していった――]
…貴方たち、何をしてるの。
[あきれたようにため息をつくとネリーを見やる。
その視線はひどく険しく、殺気のようなものすら感じられようか。
上から下まで視線が一往復して]
…まったく。
飼い主が飼い主ならペットもペットね。
[未だないくらいはっきりとした嫌悪を口にしてから一度自室へ戻り]
…こっちの方が、その格好よりはましでしょう。
さっさと着替えて、出ていって。
[辛子色のシャツと茶色のロングスカートを手に戻って来ればそれをネリーへと。
流石に投げつけるようなことはしなかったが]
ルー……
[琥珀色の男に促されるまま、ナサニエルはベッドの上に座る。]
う………頭痛ぇ。
気持ちわる………
[服を脱がされることに対してはひどく無抵抗で、ただ意味不明のことをぼそぼそと繰り返している。]
シー……
見えた………ルー………
ん? ルー……何?
[問い返すがまともな返事は返ってこない。俯きがちの目は焦点がまるで合っておらず、どこかのワンダーランドを逍遥していると思しい。
諦めてギルバートは、ブツブツとうわ言じみた意味不明の呟きを繰り返すナサニエルから、手際よく衣服を剥ぎ取っていった。
男は特に抵抗もしない代わりに、自発的に脱衣に協力ということもなく、されるがままに促されれば手を上げたりするという程度。この手のことに慣れていなければ、結構大変な作業だ。
漸くズボンまで脱がせてベッドに転がすと、改めて男をまじまじと見詰めた。]
[車の中、深い眠りから一度だけ目を覚ます。
自分の隣に金色の髪が見えた。あぁ、これは確かソフィーという人だったか。
最後に会ったのは…そう、アンゼリカ。
魂の抜けたような表情のない顔でその寝顔を見下ろす。
そっと頬に触れたのは何か意図があってではなく、本当に無意識]
……
[アンゼリカ、久しぶりに彼女に会ったその場所で行われていたこと。頭の隅に押しやっていたのに未だに消えていなかったローズマリーの声。
この人も、シャロも、誰かの前ではあんな風に鳴くのだろうか…。
頬に触れた指はそのまま唇をなぞる。
自分よりも年上の、何か不思議な香りがした]
…駄目ですよ…体は…大事にしないと…
[あの時の風邪が治っていないのだろう、浅い息を繰り返すソフィーの体は熱かった。
ふとつぶやき、そのままもう一度意識を手放す─*]
何をしてるのって、着が…あっ、ニーナ。
[飼い主も、ペットが指す意味がまるで分からず、悪態をつかれ続けるネリー。]
あっ、こ、これ、誰の…?そんな悪いわ。
ロティ、どうしよう。
[既にウェンディの服を着ていてまるで説得力のない言葉を発するネリー。
困惑しつつ、ニーナの好みそうな露出度の低い服を押さえつけられるように渡される。]
[興味をそそったのは、男の上半身に描かれたタトゥーだった。
ワイシャツを脱がせた時に、左腕に散った赤い薔薇の花びらに気付いたのだが、よく見ればタンクトップの襟ぐりからもちらりと何かの図柄の断片が覗いている。
好奇心にかられ、タンクトップの裾を捲り上げた。]
[ギルバートの唇から、ほう、とか、へえ、というような声が洩れた。
男の胸に広がるは、"Dusty Angel"の文字が躍る白いリボンと薔薇の蔦が絡んだ、脈打つハートマーク。ハートの後ろに広がる放射状の後光は良くある意匠だが、この手のデザインに付き物の十字架は描かれていない。]
[しばらくして、思い出したように捲ったタンクトップを元通りに着せると、シーツを引っ張って男に被せた。
そして、脱がせた衣服を拾い上げて邸内の探索に向かった。]
[あちこち扉を開いて、探し回って見つけた洗濯機に汚れた服を無造作に突っ込む。
ついでに洗面台でレインコートに飛んだ吐瀉物の飛沫を洗い流して絞った。は良いが、これをそのまま着る訳にもいかず、しばし思い悩んだ末、シャワールームのフックに引っ掛けておくことにした。後で帰る時に取りに来れば良いだろう。
ギルバートは男の居る寝室に戻った。]
[男の服を脱がせた時に、所持していたものは全てテーブルにぶちまけておいた。
その中から、メンソールの匂いのする煙草を一本取ると、]
……一本貰うぜ。
[ベッドサイドに引き寄せた椅子に座り、ふかし始めた。]
──ウェンディの部屋──
…良かった、居たのねニーナ。
あの後、ちゃんと戻れてるか少し心配だったの。
[ルーサーの死をはじめ、一連の出来事をニーナにかいつまんで伝えながら、義理の叔父が目の前に居るネリーにこんな仕打ちをしたとはやはりまだ信じ難く、その事をシャーロットはニーナに伝える事が出来なかった。
何故かネリーもノーマンの話をしようとしないようだ。
ニーナの「飼い主」と言う言葉には、意味が分からなかったらしく、不審そうに首を傾けたのみ。]
あ、ネリー。
ニーナの服の方がずっと良いわ。
遠慮せずに着ちゃいましょうよ。
[と言ってまた着せ替えをはじめる。]
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