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──COMMAND>Servant Fang /shapechange -saber
[半瞬後、獣の容貌が変化]
[より屈強に、よりしなやかに]
[長く長く伸びた爪を振り上げ、片目の男に襲い掛かる]
[近づく光弾を避けようと左へステップ――しようとした所で動きが鈍る。
先ほどの問答で、彼の情報処理野の空き容量が残り少なくなっていたようだ。
満足に動けない彼に迫る光弾は、彼の手前で何かに弾かれ消えた。]
防御壁。
所有者は、君か。
[彼にはオードリーが彼を守る事の意味が良く分からなかったが]
助かる。
[オードリーの獣、ディーがウイルスに襲い掛かるのを見る。
ディーとオードリーに彼を攻撃する意思が無い事を確認すると、
構えは解かず緊急回避用の自動活動プログラムを残し*活動を情報処理に当てる。*]
[放った光弾があっさりと防御壁に散らされた。
それ自体は驚くに値する事ではないが、それと同時に攻勢プログラムが稼動している事実は彼にとっては新鮮な驚きだった]
さすが最深部に近づくと違うな…この獣ほどの情報処理を運用しながら防壁作成か…。
まずはこいつの相手をしろってか…?
[迫り来る黒い獣の顔らしき部分に向かってめくらましがわりに威力を落した光弾を放ち自己崩壊させた。
ほんの少しだけ勢いが落ちた振り下ろされる爪をかろうじて回避すると追いすがろうとする獣の鼻先と足元に光弾を叩き込み、わずかな時間を作った]
──COMMAND>Absolute A/B /mode -b
-17107D9BDCA3CB0
[獣に放たれた光弾に対し障壁を獣を対象に展開]
[しかし、指輪の補助を持ってしても咄嗟の発動は僅かなタイムラグを生み、獣はたたらを踏みバックステップ]
──Fxxk!!
[領域の同時展開は彼女自身にも負荷を与えるが無視]
[銃弾にも似たモールドのGrid BOMBを男の進行方向へばら撒き、互いに生まれた僅かな隙に再びコマンド]
──COMMAND>Absolute A/B /modechange -grow
[領域の三重展開]
[絶対領域の蔦が彼女の周囲を舞い、幾重にも折り重なり標的に殺到する]
――Under/Boulevard (廃棄領域/大通り) ――
[再び彼らが実体化した場所は大通りの広場近く。二階建てのメゾネットに設けられたバルコニーだった。プランターに植わった草木は見る影もなく枯れ果て、ここもまた荒んだ情景を漂わせる。
近くに光が生まれては消え、陰影を作り出した]
『もう始まっていましたか……少し遅かったようですね』
――何が?
『この“ゲーム”の参加者同士の戦闘――"memento mori"から逃れるための生存競争なのでしょう、が』
[言葉を切り、バルコニーから街路へと飛び降りた]
『ふむ……懐かしい顔が、見受けられますね』
[破壊コマンドが飛び交い、攻性防壁が乱立する中を恐れ気もなく歩み、初老の執事は顎を撫でた。対象を見失って飛来した攻撃信号を白の右手で叩き落す]
――痛っ!ちょ、何するのー!
『申し訳ありません、が――少しお時間を頂きたく』
[そう言った視線の先には妙齢の女性の姿。莞爾とした微笑を浮かべ声を掛けた]
『これはお久しゅう。Audrey.H。貴方が再びいらっしゃるとは思いませんでした』
[Audreyの攻撃動作に苦笑し、言葉を続ける]
『数十年を経ても、その気性の激しさはお変わりないようで。
流石は“無慈悲なる女王(Harmless Queen)”と呼ばれただけのことはありますな。
“夜の貴婦人(Mistress of the Night)”にはふさわしくありませんが。
尤も――“Scarlet Straycat”の字名(ハンドル)が一番お気に入りでしたでしょうか?』
[自ら稼いだ時間を利用し、獣の左から回り込もうとした、その先に女からの攻撃がばら撒かれた。
かろうじて踏みとどまり、その攻撃をやりすごしたが一息入れる間もなく、さらなる攻撃が降り注いだ。]
避けきれねぇな…こいつは。
そういう時はこうするのさ…
[誰に聞かせるまでもなく呟くと右手に光を灯し、蔓が延びてくる方向へと踏み込み、輝く右手を直撃するコースの鶴のみに叩きつけて攻撃が集中するポイントから前へ大きく踏み出した
回避しきれなかった蔓がいくつかクインジーの肌を切り裂いた。]
――ねえいったいなんのお話? お知り合い?
『左様で。彼女が御記憶でいらっしゃるか否かは定かではありませぬが――あのコードワークと存在様式(スタイル)は、まず間違いなく』
[言いつつ他の二名に意識を向け、質問信号を送った]
『――どこへ行かれるおつもりか?(Quo vadis?)』
[唐突にかけられた言葉に驚き、構えた手が僅かに下がる]
……あたしはAudrayよ。Audray.H.
久しぶりね。貴方こそ今はなんと名乗っているのかしら?
[旧い字名に眉を顰め答える]
[ぴきり──と、蔦が鳴った]
[繊細なガラスの音を立てて、蔦のいくつかが飛散]
……悪いけれど、今は貴方とゆっくり話をしている暇はないのよ。
見てりゃ判るとおもうけど。
[絶対領域は一定。三重にも展開すればさすがに強度が甘くなる]
[獣が唸り、男の背後から牙を剥き飛び掛った]
――えっと、ひとつだけ思い出せたんだけど。
『なんでしょう?』
――“Harmless”じゃなくて“Harsh”だったと思うの。
[執事はただ沈黙のまま答えなかった]
[――簡易分析完了
人間]
行く?
何の事だ?
僕はウイルスを破壊する。
唯それだけだ。
[聴覚信号を受け取ると同様に聴覚信号で返す。
ニーナを人間と判断すると、オードリーを見るニーナの横を素通りする。
クインジーの元へ、短刀を構え駆ける。]
[執事は顎を撫で、ふむ、と思案顔で頷いた。ややあって口を開く]
『では助太刀致しましょう。ですがそのためには――』
――?
『貴女の許可が必要なのですが、Nina.』
――そう言われても、分からないよ。
『それは困りましたな、Audrey』
――Under/Boulevard――
[>Angel of Furia and Ignis──run..........
Gilbertへ向けて、闇の中から巨大な焔が一つ迫った]
[Gilbertの返信情報を受信し、執事は眉を顰めQuincyを見やった]
『ウィルス? 単純こそ美しい(Simple is Best)とは言いますが。
性急なことですな、若者(Fledgeling)よ』
[一気に駆け抜けようとする時、質問信号が届いた。
だがそれは答えるに値しない内容だった。
何故なら、今ココに在る事が目的であり、手段であり、意義でもあるのだから。
信号を感知した時、索敵範囲を広域モードに切り替えた。
その為の探知用端末はルーサーとの戦いの折りに散らせて配置してある。
背中から迫る獣、正面に位置するオードリー。そして右側から駆け寄るギルバート。
導きだした回答は極単純なものだった
身を翻し、ギルバートへと向かう。]
困りましたな、って。
誰も貴方に助力なんて求めてはいなくてよ。
[ぽいぽいぽいと、乱雑な仕草でBOMBをばら撒き、蔦を一旦退避させる]
──COMMAND>Absolute A/B /shell -concentration
[コマンドを展開し、周囲を覆う障壁を補強]
[廃屋の中から、巨大な攻性プローブを伴った何者かが出現しようとしていた。妨害反応をしようとし――執事の右腕だけを振り向けることに成功した]
――何か、出てくるよ!
[獲物を逃した獣は標的の目標が主から変更されたことを悟り、別の標的に視線をめぐらす]
『ぐるる』
[獣の見据える先にはストラを纏った司祭の姿]
[彼女はそれに気づかない]
[戦闘と同時に展開される会話に、瑣末な処理はスキップされている]
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