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私が貴方を破壊してしまっていたら…
[Lutherは、Audreyが触れる左手を握り返し、Audreyの体の傍に返すようにした。右手は帽子を引き下げる。軽く頭を左右に振った]
…──存在していれば、其れで。
[死とは何かと問われて、]
ハーヴェイ、あなたと…。もっと話がしてみたかった。具体的にどんな仕事をしているかとか、そんな事。それがもう二度と出来ないのが、嫌だった。
最初は、傷付き苦痛を味わい死に掛ける事で、生きている事を確認していた様に思う。
アバターの向う側のあなたは、その外見より若く無いの?
…何歳?
[Audrey.HのWelcome home.の言葉とともに、
遥か遠くの方で、重いデータの塵が空を掠めていった。
それは、一筋の流れ星のように。]
それは賛辞なのでしょうか?──Audrey。
[LABOへ一足早く着いたAudreyに睛をやり]
──もう、誰もいない"家"ですが、
私のプロトタイプは…ここでつくられました。
貴方もそこにいた。
[微笑み、LutherはAudreyの元へ歩き出した]
・・・・・・
[ほんの数時間前に会話したばかりのように感じている彼が、もう大人びた口調をしている事に気がついた。自分が意識を失っている間に、いろいろあったに違いない]
32歳だ。Eugeneの友人になるには、少し年齢は離れているかもな。
[Eugeneの質問が続くが、その答えを口にしながら、昔の事を思い出していった]
・・・・・・ そうか。
あれは多分まだ学校というものに行く前の事だった筈だ。
ふと、死というものを考えてみた瞬間があった。多分祖父が亡くなったのがきっかけだろう。
もし自分が死んだらその先に何があるのか。
天国や地獄など親は言っていたが、僕は全く信じなかった。きっとその先は何も存在せず、僕の思考は停止し、闇が広がっている事すら気づかずこの世から存在は消滅するんだろう。そうやって今までも無数の命が虚空に飲み込まれていったんだろうと。その絶対的な不幸に気がつき、部屋の隅で、独り泣き始めた。
家族はその時、変な子だと悩んだらしい。だがそれ以来僕は”死”について恐れる事はなくなったんだろう。
違うな、考える事を止めたんだろうな。きっと。
[現実世界で逢いたい──そして、触れてみたいと。
…思った事は口に出来ない。
友人と言う言葉に、傷付いた様な表情を浮かべた。]
…──ちょうど、2倍…生きてるんだね。じゃあ。
私は16歳になったところ。
"家"に帰ってきたことを祝福する言葉だよ。
さて、このボウヤもこのままじゃ動けないね。
ラボの中で直してやるか。
[よっこらしょ、とGilbertの"体"を担ぎ上げLABOへ向き直り]
今は何だか人が居るみたいだけどね。
攻撃はしちゃいけないよ、Luther。
名前、か。
herveyでは足りないかな。
ならば君の名前はなんだい。
この世界でなら、僕らはherveyとEugeneという名称でお互いを個として認識できる。それ以上の情報は必要ない。
[だが、少し間をおいて]
僕の現実世界での名前は、Michael-greigだ。
[LABOの中は硝子が散乱している。
herveyとEugeneの姿──。
Gilbertを運ぶのを、逡巡し数秒躊躇った後、手伝った]
[俯いて、上着の裾を引っ張る。
身長が急に伸びた事も加えて痩せている所為で、酷い外見だろう。そう言えば、髪も自分で切った不揃いなままだ。急にその事が恥ずかしくなる。
傷だらけで、しかも迷彩服を着ている。
せめて、動かなくて良いなら…腕だけでも戻す事が出来るかもしれない。と右腕に固めた腕の装備を、左側に戻す。]
…………Michael-greig。
すごく、ちゃんとした名前だ。
[困った様な恥じる様な表情のまま、]
私は多分、特殊な機関に所属してるから。
スクールの生徒はみんな名字が無いから。
ただ、────Geneと。
両親が居て、おじいさんが居るんだね。
そして、目の前で──死んだ人が居たんだ。
[herveyの話に珍しそうに首を傾けた。]
特殊な、機関?
[ふと脳裏をよぎるもの。
それは、自身が行っている研究機関で世間話程度に耳にしたもの。
あの時は生理的な嫌悪感をすぐ抱いたので話半分に聞き流したが、まさか]
なあ、Gene。君の話も聞かせてくれ。普段どんな事をして、それでその機関っていうのは・・・・・・
[要点がまとまらない]
いやまず君に失礼な事をたくさん言ってしまったな、すまない。いやそうじゃなくてだな、ええと。
[こういう時に不器用な自分がもどかしい]
ありがとうよ。
[Lutherに礼を言い、室内の惨状に溜息]
あーあー。
ボウヤを直したら次は掃除か。
忙しくなりそうだねぇ。
[*それでも彼女は嬉しそうに笑った*]
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