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[手頃な鉄製のフライパンを発見、手に取って振ると重たくてあまり素早くは動かせない。うんと頷いてぱたぱたと食堂へ戻るが、バケツがズレてストンと視界が真っ暗になる。]
あれっ!
[あわててバケツを頭に引っ掛けるがまたストンと落ち、良い防御だと思っていたのだが上手く行かなかった事に気付く。]
…えーいっ
[そして、ひょっとしたら先生にとってもバケツは邪魔かもしれないと、ヒューバートに被さるようにイメージしながらバケツを投げる。]
あたし、めんどくさいこと嫌いなのよね。
潰すなら、プレス機を使うわ。
[前に突き出したテーブルを引き、定位置に戻す。
距離を取られれば、最初からやり直しだ。
さらに不意をつくことは、先ほどより厳しい]
[投げられたバケツは背中に当たる。
やっぱり痛くない。]
……ううん。てっきりトラップを二重三重に仕掛けてくるものだと。
えらく場当たり的ではありませんか?
[ナサニエルとキャロルから距離を取る事に成功。]
ま、試験ですから。
これでもまだ本気じゃないですよ?
[くすくす。]
[余裕ぶって甘いですね等とのたまうヒューバートに挑発されないよう、大きく深呼吸。
そもそもコーネリアスだって、逃げてなどいなかった。
鉄製のフライパンなどというまさしく凶器をあっさり持って来る辺り、実は怒らせたら怖い奴かもとか感想を抱きつつ口にはしない]
(まぁ…コーネならあれを直撃させたって、三途の川送りにしちまうこともないだろ、うん)
[コーネリアスからのバケツが背中に当たっても、やはり平気そうだ。
落ち着いてそんなヒューバートの動きに気を配っていると、一つ気がついたことがあった]
今に本気にさせるさ、なぁヒューバート…
[口に出すのはそこを狙うとの宣言のようなもので、黙ってそうすれば良かったかもしれない。
だが弱点と見えるそこを、二人の仲間とも共有するつもりでヒューバートの刺し傷にも見えるそこを見ながら]
掌をどうした?
もちろん場当たりよ。
相談してこんな馬鹿な格好をしてるとでも?
[そらした顎で、コーネリアスを示す。
肘鉄を喰らったナサニエルの体勢が戻るのを待ち、どうすると言うように目で問いかけた]
>>99
[だってー!と少し頬を膨らませてフライパンをぎゅっと握るが、その姿はキャロルが言う通り、少なくとも体術のテスト中には見えない。]
[ハンカチが巻かれた掌を、ちらりと見やる。
……気付かれたか。]
ああ、ちょっとした不注意で怪我をしてしまって。
[しれっとした顔で返す。]
確かに。
相談した結果だとしたら、あまりにお粗末だ。
[くつくつと笑う。]
……いや。
どうなんだろう。本気でやるかも。
[普段どんな評価をしているんだ。]
ちょっとした不注意、ね。
[それにしては随分と深い。
だがそれがどのような理由でできたかなど、どうでも良かった。
ヒューバートにニッコリと微笑み、それでいてキャロルの問いかけるような目に答えるかのように]
人体の弱点を突くのは、体術の基本だよな。
元々は無い弱点だとしても、そこを突こうがまさか卑怯とは言わねぇだろ。
[その場に落ちていた箒を拾う。
せっかくのコーネリアスが探してきてくれたものだし器物破損ってことになるかもしれないが等と一瞬躊躇しながらもそれを半分に折る。
きれいには折らず敢えて折目が鋭く尖るよう折った。
フライパンのあるコーネリアスには必要ないと判断し、半分をキャロルに向かって放り投げ、渡した]
さて、もっと風通しでも良くしてやるかね?
……ふふ。
やれるものなら、やってみればいい。
[言いながら、距離を取り。
食堂の中で、使えそうな武器を探す。
テーブルの上に、胡椒の瓶。]
[くつくつと笑うヒューバートの背中に、ひょっとしたら油断してる?と思う。
いまだっとばかりにぱたぱたと駆け寄るが、なんとなく頭にそのまま当てるのは憚られ、横にして体に当てようとした。
丁度、野球のバットを振るような動き。]
あれっ
[丁度二人が別の事をしようとしていたのには、どうやら気付かなかった様子。]
いや頭でいいじゃねぇか、コーネも遠慮するな!
[気の優しいコーネリアスにはそれが一番難しいのだろうが。
言いながら、ヒューバートへまっすぐ駆ける。
キャロルは早くも、もう一つの同じ凶器を手にヒューバートへ向かっていた。
最初と比べ有効間合いは半分ほどに減ったとしても、先の尖った棒と言うものは受けにくいはずだ。
防御するとして、どうしても腕や手で受ける事になる。
そしてヒューバートの傷はその手にあるのだ]
室内だぜ。逃げても無駄だ!
[距離を取るヒューバートへ、構わず迫る。
遠慮も躊躇も無く、尖った方を前にして突き出した。
狙うは喉。
柔らかく、鍛えようがなく、少しの傷でも出血と呼吸の苦しい急所。
直接与えられるダメージが僅かだったとしても、動き回ることが必要な戦闘では大きな助けとなるはず]
食らえ!
[ナサニエルはともかく、コーネリアスとキャロルは周到に罠を用意してくると思っていたので、今の状況は予想外だった。
面白そうに、ヒューバートと、彼に思い思いの武器で挑む収容者達を見ている]
[ダメージの少ないコーネリアスの攻撃をそのまま受け、
ナサニエルとキャロルの攻撃に備える。]
それくらいしないと僕は倒せませんね。
ん、上出来上出来。
[キャロルの攻撃は胡椒を持った、負傷していない方の手でガード。
必然的に、ナサニエルの攻撃はもう片方の手でガードする他方法がなく。
……ざくり。]
うん、いい作戦でした。
武器の使い方は心得ているようで。教えてもいないのに。
[くすくす笑う。]
[尖った箒の柄が刺さり、ハンカチ越しであっても血が滴り落ちる。
深く刺さったのかもしれない。]
……ま、この辺りでゲームセットにしてもいいかな?
どうする?
………ッ!
[負傷したヒューバートの手に、折られ鋭利な武器となった箒の柄が刺さるのを見、顔を顰めた]
ヒュー!
[思わず叫ぶ]
大丈夫、この程度なら致命傷にならない。
利き手でもないし。
[痛みを感じているようには見えない。
が、傷は深そうだ。]
ん、どうしようかな。
他の二人の動きを見てから試験の終了を決めようか。
[そう言って、キャロルの攻撃を捌いた手を引き戻す。
手には*胡椒の瓶が握られたまま。*]
………。
[教官の口からは褒め言葉。
ヒューバートの手から血が滴り落ちても、彼自身は表情を変えない。
まだ余裕のある顔で、笑ってすらいるのだ。
満足はできない]
(足りないか…)
[深く刺さった柄をより奥に捻じ込むことを狙うように、まだ箒から放していない手に力を込めようとして、ソフィーの悲鳴にハッとする。
先ほどまでむしろ面白そうに見ていたはずの彼女の叫び声はよく耳に響いた。思わず手を放す]
あっ…。
[しまったと舌打ち、だがヒューバートの問いかけは]
「ま、この辺りでゲームセットにしてもいいかな」?
[今すぐにでも駆け寄りたいのだが、試験はまだ完全に終了していないようなので踏みとどまった。
ヒューバートの大丈夫という言葉に、*こくりと頷いた*]
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