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くっ・・・・・・
[あわてて”zero-field”を発動する。対象はあくまで落下プロセス。受け止めるようにその人型に手を伸ばすが、受け止めるという行為ではなく落下プロセス自体に干渉させて停止を試みる。それでもきっと両腕に負担はかかるだろうが仕方が無い]
・・・・・・!
[両腕の中にその人型が納まった瞬間、落下がキャンセルされる。そこから急に落下を開始するのを腕で支える。ストレスが両腕に突然かかるが、それは生きている証かもしれないと苦笑する]
[何故、落下が止まったのだろうか、といぶかしんで半ば、貌を覆いかけていた手を離し、状況を確かめる。
降ろしかけた腕が”zero-field”に一瞬触れ、記憶に古く無い感触────。]
────……え。
[その腕は、]
………ハーヴェイ…。
[どうやら腕の中に居る様だ。]
[まだ腕がしびれている。だが、その腕に抱かれた人型を見て、自分の予想が的中していた事を悟った]
つっ、飛び降り自殺はよくないぞ、少年。
[彼女は俯くLutherに微笑みかける]
[antiPGMの帯が優しくLutherを包み込み]
あたしまでもが、アンタを苦しませちまってたんだね。
[静かな声]
──COMMAND>anti "memento mori" PGM /retry
-33F3985F98
[antiPGMの帯が輝き、Lutherへ"memento mori"の除去コードを送り込んだ]
────自殺じゃない。
ただ、落ちただけ。
それに、しょ…少年じゃ……無い。
[慌てて、腕の中から離れ地面に降りようともがく。
戦闘態勢で固まったままの片腕で、ハーヴェイを傷つけない様に降りるのは思いのほか、バランスが難しいが。
怒った様な声で、]
な、なんであなたが此処に居るんだ…。
[Lutherの左腕はAudreyに近づくにつれ、緩慢に。
突き出した棒がAudreyの頬に触れるか触れないかの所で、止まった]
分からない。ただ一ついえることは、今僕は醜く生き恥をさらしているという事だろうな。
[少しいいづらそうに、答える]
途中から、自分が何をしていたのかあまりはっきりと思い出せない。君の望むようなものは見せられなかったのかもしれないな。すまない。
[止まったまま──灰色の睛の瞳孔が拡大してゆき、正常の大きさに戻った。睛を瞬く。]
........ ....
[まだ、棒は解除されないが──]
......──Aud..rey?
──…別に、何も。
なにも期待なんか──して無い。
感染してたんだから。
[泣きそうな表情をうかべたかと思うと、義足に思い切り力を入れて無理矢理飛び降りる。
Herveyから距離を取った。]
…私の本質は破壊です、Audrey.H。
私は、memento moriに侵食されて──変質していました。
[困ったように、また眉根を顰めて、]
そうか、ならば良かった。
じゃあ、もう一度聞こう。君にとって”死”とは、何だったんだ。
僕はまだ悩んでいる。少年の話が聞きたい。きっと僕は、君ほど若くないから頭が固くなってしまったんだろうな。
[目の前にいるEugeneを、わざと”少年”と呼ぶ。
自分にとって、衝動的でかつ純粋なこのEugeneは眩しすぎるのかもしれない。彼のように生きる事が出来たら、どんなに良い事か。
だがそれ故の危うさもherveyにとっては痛いほど分かっていた。
未発達な存在。それを確認するため、Eugeneをあえて”少年”と呼んだ]
lutherと触れたとき、”ああそうか、プログラムは死の恐怖におびえる事も無いんだな”と悟ったよ。
それはきっと悲しい事なのかもしれない。だけど僕は一瞬、うらやましいと感じた。
一生この世界で生きられたらいいのにな。でも僕はそれすらも認めたくなかった。だからこの世界とは出来る限り距離を置いていたのだろう。
死ぬ事だけじゃない。死という全ての概念から逃げていた。情けない男さ、僕は。君に何かを言えた義理などありはしない。
[眉根を顰める彼に、彼女は苦笑]
全くだよ。本気で殺されるかと思ったさ。
[展開されたantiPGMがするすると彼女へと戻り]
そうそう。このボウヤも何とかしてあげないとね。
[帯の一つが倒れ伏すGilbertへと伸び、光る]
[やがて役目を終えたPGMは彼女の周囲から消失した]
[彼女はLutherを振り返り、笑って言う]
でも。
……"悩み"をもつアンタは、まるで人間みたいだね。
[言って、LABOへと歩み寄る]
[LABOの一歩手前でくるりと踵を返し]
──Welcome home,Luther.
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