情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
貴方がGeneであり、また、Eugene(よき生まれ)ならば、
−ことばよ、肉となりうまれよ。
[無表情に紡ぎ、そしてGilbertの方へ向き直った。
待機状態の焔は7つで留まりを]
──秘密?
何の事でしょうか。
[左手を、ゆらり。
ルーサーに向ける。]
「Deamonはウイルスではない」?
「分析能力が欠けている」?
そうだったな。
僕は前にも、その事を指摘された。
ID:Audreyに。
君はそれを、Deamonを知っているのか。
─Under/backstreet─
[acid rainに濡れる。
現実の雨に自分が濡れたのは何時の事だったろうか。随分と遠い処へ来てしまった様に感じる。
「話が終っていない」と言うLutherの言葉に困った様に首を傾け、「Entry name」「Handle name」と口の中で呟く。Gilbertの言葉にも耳を傾けている。自分が此処に居る事は兎も角、彼は何故、今此処に居るのか──。「秘密」と言う言葉に引っ掛かりを感じる。]
──…ID:Gilbert.
秘密を知って、どうするの。
プログラムは人間になりたいと思ったり──するのか?
[最後の言葉は、Luther、Gilbertの両方に対して発せられた疑問だった。]
Daemon.....「彼女」がもっていた。
[Lutherは、右拳を握り締めた]
........た....──..の..…に。
[暫しの硬直]
私達は、人間の手によってうまれました。
少なくとも私は、人間になりたいと思いません。
Eugene、貴方は、AIになりたいのですか?
[クルリ。
Angel of IgnisがEugeneへ振り向いた]
「何者にも死は及ぶ」。
「memento mori」?
君は、memento moriなのか?
[左手はまだ上げたままだ。]
[向けられた聴覚信号に視線を向けると、ユージーンの姿。]
「人間になりたいと思うか」?
[その質問に、かなり驚いたようだ。]
僕は。
分からない。
[7つの焔のうち、4つが周囲を燃やし尽くさんと容積(date量)を大きくしてゆく。照らし出されたLutherの顔はあまりにも無表情に。──微笑みが刻まれる]
人間は自らを電脳化してきた。
多くの情報を抱え多くの行動をこなしそれでも壊れないその肉体を捨ててまで。
でも、人間はその肉体の全ての情報を電脳化できたのか?
電脳化して、何を得たのか?
僕には、人間が何故電脳化したがるのか分からない。
もし仮に僕が人間になったら、僕は電脳化したがるのか?
僕には分からない。
君の意見が欲しい。
人間の、君の。
ID:Eugene。
>>65
そう。意外と楽天的なのね、あなた。
それとも、運命なんてものを信じてる口?
残念だけれどその願いは叶わないわ。"memento mori"によって死を迎えた者は、その期間の記憶と共に抹消される。魂の保管庫から「再生(リロード)」されたとしても、それはその時点で連続性を失った別のHarveyなのよ。
あなたの事を覚えている筈もない。認識出来る筈もない。
それでも、そう願えるの?
…あぁ、やっぱり。
Eugeneに完全になるってことは、Geneを捨てる事だ。多分。
AIになりたいかと聞かれれば、NOだね…。
だって、スクールを終えて試験にpassすれば、ぼくはある意味、公共機関における1つの機能になるのだから。ただの人間よりは長く、けれども人工的な寿命でもなく。
人間で無くなれば、その事に対して苦痛を感じないかもしれないけれど。ぼくは人間である事を止める事は──…出来無いのだと思う。
>>66
[答えを返す声は再び変調してElizabethと名乗った女性のそれに変わっていた。LABOの外へ歩いていくEugeneを見送る]
肉体は精神の器――心身二元論が完全に正しいと言うわけではないけれど、本質的には魂こそが肉体を構成し動かす元になるものね。だから、彼に“戻ろうとする意志”が無ければ――Harveyの魂は現実界(マンデイン)からは去ってゆくでしょう。保管庫(デ^タベース)に残された、彼の"back-up"ごと、ね。
[Gilbertの問いに首を横に振る。]
──…全てを電脳化する?
ぼくは、一般的な市民とは言えない。
逆に不自然なほど自然を保つ環境に居た…とも言えるから。スクールはそう言った場所なんだ。
ただ、此処にいるぼくが全てじゃない。
──ぼく自身は、そう…だね。
loginする為にpubに置いて来た壊れ掛け無様な肉体、そしてGilbertの認識対象に成らないかもしれないGeneと言う名前を含めて──…ぼくなのだと思う。
ずっと、其処にあるものを認めたく無かった。
「秘密」を、僕は持っていない。
持つ事が出来ない。
持つ事による意味を見出せない。
持つ事で好転するその先を、予測する事が出来ない。
その情報を、処理する事が出来るほどの余分が、僕にはない。
幾ら情報を持っていても、動く事の出来る。
人間だから、持てる物だと思っていた。
[先ほど硬直を見せたルーサーを、見詰める。]
君は何故、質問に答えない。
君には聞こえていないのか?
それとも。
「秘密」を、持つ事が出来るから、か?
>>83
[ギルバートにどこか褪めた口調で答えた]
魂の情報化技術によって人類が得たもの?
――退屈、よ。あなたにわかるかしらね、その感覚。
あまりに無様で不自由だから…人は電子化を望んで来たんだよ、Gilbert。多分ね。
[言葉を切り、現実の雨の感覚を思い出そうと空を見上げる。]
雨の感覚を──…ぼくは忘れ掛かってる。
けれど、内と外から掛かる肉体の苦痛、痛みもがくが故に自分が存在する感覚は…──まだ覚えている。もしかすると、logout後の苦痛を味わう為にダイヴを繰り返してたのではないかと思える程。
−想いなさい。
−汝が死を。
−そして汝自身を知れ。
[四方向に──四隅へ向かい、増大した焔が死ではなく破壊を齎しながら進んだ。倒壊してゆく建物のdateの残骸が上から降り注いでくる。直線移動は無理だ。]
──Audreyは死にました。
──「私」が死を与えたのです。
−幸いなるかな。
−死の門を潜り、──満たされよ。
昨日と同じ今日。
去年と同じ今年。
完全な消滅――死から脱却してヒトは人間らしさを失った。
「不死」を提供する【Inc.】の長たる私が言うべき言葉じゃないといわれるかもしれないけれど、ね。
それでも、人間が――その魂が劣化しつつある、それは事実。
だから私は"memento mori"を造った。いえ、呼び出した、と言うべきね。"memento"は世界の何処にでもある本質を先鋭化させるものなのだから。
精神と肉体が奇麗に二つに分かれる事は、少なくともぼくには無い──無かったと思えるよ。そして精神が肉体を支配しているとも…思わない。
Underに潜る前、ぼくの身体は──今此処に居るこの姿に似たbodyではなく、もっと女性らしい外観の少女だった。Mamの娘と言う点では共有部分が多く、拒絶反応が出るような肉体ではなかったけれど。bodyTYPE_Ceciliaに入っていた時と、それ以前に継続して来たbodyに居る時では──…、ぼくは異なっていたと思う。Mamはぼくを拘束し変質させる為に身体を取り替えたんだ。(また元に戻したのはMamの失敗かもしれない)肉体に精神は影響され、拘束される。
[声の調子が変わった事に気付く。]
…ニーナ?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新