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・・・・・・
[そのいびつな腕は少しずつ消えていく。lutherを拘束していたその闇も薄らぎ、肘はその先を失ったままの姿を取り戻した]
[胸を貫いたlutherの部位を、力ずくで抜き去る]
[失った腕をかばうように、そして後ろに座り込んでいるEugeneをlutherから庇うように立ち、lutherへと問いかける]
死、とは何だ。
そして、死を理解し、畏怖し、そしてそれ故に生きようとする者になお死を行使する意味はあるのか。
僕がそれに該当するなど思ってはいないがな。
[10%。
──保護が働いた箇所はそれだけ。
他の部分は、「memento mori」に侵され、複雑に取り込み、或いはバグ化した箇所もある]
……。
貴方は生きたいのか?ならば何故殺した。
剣を持つものは、剣によって殺される。
いや、残念ながら僕の事ではない。
[後ろにいるEugeneをちらっと見る]
僕は死にたくなかっただけだ。生きたい訳じゃない。もし君がmemento moriであったとしたら、何をされても不思議はないさ。
だから、僕までにしておけ。それだけが言いたかった。
[きっと、本来の質問の意味とgreigの回答はずれているのだろう。だが、結局同じ事なのではないだろうか。むしろ彼は死から逃れようとすらしなかっただけだ]
[皮肉にもこの瞬間こそが、彼が人生において初めて死という概念と正面から向き合った瞬間だったのではないだろうか。
せめてこの少年には今一度光ある世界に戻れるよう、そう祈りながら*目を瞑った*]
――Under/Corridor――
[絶句して立ち尽くす間に、Eugeneは扉のひとつを選び通り抜けて行った。我に返り唇を引き締める]
……こんな所でぼうっとしてちゃいけない、ね。行かなくちゃ。
……執事。勝手なこと、もうしないでね?
[不安を押し込めて命じると、Eugeneが使ったものと同じ扉を開き、入っていった]
――Under/Backstreet "Alchemist's LABO"――
[方向を見失って墜落していく感覚は体感にして数秒間続いた。少女が新たな座標に実体を得た時にはすでに、Audreyの姿も彼女を包んだ焔も消失していた。感覚の混乱から回復し、片膝をついて視線を上げた彼女の目が最初に捉えたのは――]
……闇の……右腕……
『其の通りで御座います。あの青年、Harveyは呑み込まれ暴走してしまった様ですが』
[――Eugeneに抱えられた青年の、闇色をした*右腕だった*]
[Herveyにかばわれている。彼の腕から先は今はただ失われている。
mement moriが、彼を他者の死へ向かわせる事が今は出来ないのでは無いか、と思える点では安堵して良いのかもしれないが。
かわりにLutherの十字の先が、memini moriと彼を脅迫している。]
…嫌だ、何処にも行かないでよ。
NOなんて言わないでよ。
死に絶望しちゃ駄目だ。ねえ、本当に絶望てしまったら死んでしまうんでしょう?
なにか、希望の持てるような事、思い付かないの。ハーヴェイ。
…ぼくと一緒の場所に居てよ。
少年じゃなく名前を呼んでよ。
……Geneって言ってよ。
[再び、Herveyの体を貫き、Geneごと一緒にまとめて破壊せんとするLutherの十字の切っ先を両手で掴む。それは既に半ばHerveyの体に埋まっている。]
Entry Name:Eugene。
──Gene。
彼は今から満たされに行くのです。
これはとても喜ばしい事だ。
──貴方は死をどう捉えていますか?
[Lutherは微笑みながら、herveyを守るかのように、切っ先を掴んだGeneにAttack。聖痕のように──両手が、十字から垂直方向の飛び出した棒に貫かれようとした。──herveyへ向けての、貫こうとする力(Attack)は止まらない]
『『Agnus Dei, qui tollis peccata mundi』』
[遠浅に押し寄せ、長々と広がる波のように。
Twinsが謳うのはのどやかな賛歌。ゆっくりと焔が広がり──収縮する]
[Lutherの十字架で貫かれたHarvey、その後ろにはEugene。三者を見つめつつ呟いた]
……暴走……?
『そうです。あれは"mement mori"への過剰適応状態――Tanathos。適性は高いと判断したのですが、残念です』
[淡々と告げる執事の声。身体の芯から凍りつく思いで消えて行くHarveyの右腕を*見ていた*]
[手に掛かるAttackのダメージでクリスタルの弾ける音が連続して響く。殉教者で無いGeneの手のひらから血は流れない。]
────…っ。
喜ばしいなら、自分が其処へ行けばいいじゃないか!
…プログラムだってそれくらいきっと分かるだろ。
[Herveyを見つめるのを止め、Lutherを見上げる。]
ぼくは、死なんて信じてなかったよ。
自分が生きること
そして死ぬのだと
実感した事も無かった。
人が目の前から居なくなる事を
──此れ程まで怖いと思った事も無い。
何も持たないのだから
何も失わない。
ほんのつい先刻まで、
──────そう思ってた。
[Audreyの燃えた断片に視線。
焔にぞっとする。]
居なくなったら、もう会えないんだ。
何も無くなってしまう。
[背筋を凍らす想像に小さく首を振り、LutherのAttackにこれ以上耐えきれない事を自覚する。
義足でラボの床を思い切り蹴る一瞬のタイミングを狙い、十字架から手を離し、Herveyを抱えて後ろに飛んだ。]
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