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[地を蹴ると同時に殺到したコマンド群。集中砲火に刃を向けて軽やかに斬り捌く。切っ先が触れる度に幾つものコードが崩れ落ち、煌く破片を生み出した]
うん、そこで右にステップ、左にターン。
それから私の手を取って――
[少女は舞い踊る。彼女だけに聞こえる音楽のリズムに乗るように、節をつけて謡いながら紅色の刃を振るう]
[愉しくて仕方がないという風に相手を見つめ、制衣を翻して少女はステップを刻む。斬り伏せたコマンドを通じて場所を特定、一太刀の元に両断する。やがて剣先を下ろした彼女は憮然として呟いた]
――ああ、もうっ!
ダメだよ、そんなに遅くっちゃ。折角、最後まで残ったのに。ね?
[困った様子で呟いたその先には硬直した男のアヴァター。首筋に押し当てられた兇器を感じ取り、視線だけで見上げてきた]
……?
無理だよ、この状態じゃ。ダンスの時間は終わったの。
[男の内部に殺意が生まれ、暴力的なコードが放射されようとする。だが、その瞬間――]
――"La Danza Macabre".
[焼き付けられた支援機構が励起、意識の外で命令が紡がれる。可憐な唇から零れたその言葉が領域の全てに割り込み。静止した知覚の中、男の姿は鮮血の霧と化した]
……だから、無理だって言ったのに。
……さあ、次のお相手はどなた?
[クラスタの残滓を返り血のように浴びて立ち上がり、接近する群影に誘うような瞳を向ける。口元が艶めいた曲線を形作り、少女は刃を手にクスクスと*微笑んだ*]
[警告音を耳に、視界に映し出されるMSGを眺める]
……うるさいわね。
[視界に浮かぶ警告MSGをBOXごと閉じる]
[ちら、とユージーンを見遣り]
──ごめんなさい。貴方と遊んであげることは出来なくなったわ。
また、いずれね。
[言って、やはり返事も待たずに歩き出す]
─Under─
(──情報を)
[性分だろうか。手元に情報がないというのは落ち着かない]
ログオフ出来ないだけなら、まだいいけど。
[道化の言葉を信じるならば、"死"ねばRealに戻れる筈]
[──しかし]
……なんか、嫌な予感がする。
『──ぐるる』
[歩調に合わせて踊るドレスの内で、獣が呻く]
──Under/blank space──
[かの昔、電脳世界の創世記には大量の情報移動(AI/その他プログラム)には制約がついていたらしいが、現在では電子の羊水はプログラム/情報化された人間の滞りない自由移動を可能にしている。]
-under/Boulevard(大通り)-
・・・・・・ 何だ?
[その自身の「何だ?」という問いがあまりに無意味である事にすぐ気がつく。
ここはバトルフィールドである。ならば突如爆音が聞こえようが死体が降ろうがここでは当たり前のことである]
近くで誰かが派手に戦っているな。
[こうやってこの戦いのフィールドへと呼び出されたものの、その目的は破壊による快楽ではない。この状況下におけるサンプリングである。勿論このherveyが一瞬で死亡しては目的が達成できないのだから、それなりの補強はしているつもりだが、率先して戦うのを好んでいるわけではない。ならば、派手に戦っているキャラクターを覗き見するのが得策である]
[その音がする方向へと、警戒しながら近づいていく]
─Under/Back street→Boulevard─
──それにしても、ほんとに相変わらず汚い所。
[至る所にクラスタの残骸やデータ片が散らばっている]
[それらを蹴り避け、踏み潰し狭い裏通りから大路へ]
[そこではた、と足を止め]
──何処だったかしら。
[煙管を咥え、煙と共に呟く]
とんでもないな。本当に。
[その少女の風貌をしたキャラクターによる蹂躙の一部始終を確認する]
ははっ、僕にはちょっと荷が重いゲームかもしれないな。まあいい、やれるところまで楽しませてもらおうか。
[そう独り呟き、その場を去ろうとしたが、どうやら近くに他のキャラクターがいるようだ]
言ったそばからこれか。強そうだったらうまく回避しておくか。
──Under──
[周囲に散開するウィルスを灼き掃いながら、List upされていた参加者が近くにいる事に気づいた。本質が持ち上がり、そちらの方向へ歩いていく]
──memento mori......?
[目の前の相手、Irvineが狼狽えたように警告を発して駆け去る。Boulevardに向かうのをLutherは追った。]
[まだ極至近ではないが、視界内に女性型PCが確認される。避け続けるのも本末転倒ではある。とりあえずコンタクトを取るのは悪いことではない]
やあ、貴方もこのゲームの参加者かな?良かったら少し話をしないか。いきなりバトルというのも風情がないと僕は思うんだが。
[指先が動く]
──COMMAND>Absolute A/B /activate /mod_
[そこまで打ったところで、警告音]
何?
[内部ではない。外部からの警告]
えぇ、そうよ。
"死"を体験できる、馬鹿げたGAMEのね。
──何を話しましょうか?
[どこかから響く警告音を背景に、微笑み答える]
っと、何か作業中だったのかな?
[気がついたオードリーへと少しずつ近寄りながら]
ここに来てからまだ独りなんだ。ここでやり合うのは悪いことではないが、せっかくだから少し一緒にここを歩かないかい?
なんて、まるでナンパみたいだな。
[彼女は男の言葉にくすくすと笑い]
本当にナンパそのものね。
……構わないわよ。
[入力途中のコマンドは消去し、PGMは一旦待機]
[シルクに覆われた手を差し出し]
こんな場所では、それこそ風情も何もないけれどね。
──Under──
[空間を短く転移して攻撃を躱し、反対に焔で灼くとGridに降り立ち、残骸が降下してきたのをクピドが更に灼いた。]
memento mori....Underで囁かれている噂の一つですね。それに、このゲームが感染した…?
[狼狽したIrvine(おそらく人間だろう)の説明は要領が得られず、Boulevardへ去ったのは他の参加者に警告をする為なのだろうが、警告するIrvineの性格はUnderにあっては珍しい部類に入る。]
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