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12人目、学生 メイ がやってきました。
[がつ、と岩を雷鳴が穿つよな派手な音が響く。
音に見合った激しい稲妻の光で満たされた後、魔方陣の中央にある跪いた人物は酷く中性的な容貌をしていた。
稲妻が四方八方に吹き飛ばしたものの中から一枚の符を手に立ち上がる姿はひどく小柄。
白銀の甲冑を纏い、その声すら変声前の少年のような声をしていた]
───招命により参上仕った。俺を喚んだのは、貴方か。
[小さな姿は大きな瞳でまっすぐに目の前の男を見た。
その瞳には硬玉のような強い強い、光]
触媒……?お師様はそこまで教えてくれなかったんだよね。
起源かぁ……。
アタシはお師様から「お前は“凍らせる事”に関しては右に出る者がいない。ただし、それ以外は求めるな。」って言われたんだけど。
お爺ちゃんは氷に深く関係してる人?
まあ、とにかくその刀を納めろや。
ここには敵はいないし、そんな物ちらつかせられたら俺も落ち着かないぜ。
[溜息をひとつついた後、ケネスは懐から曲がった煙草を取り出して火をつけ、しばし煙をくゆらせる。
壊れた社と切られた神木に目をやった。]
バーサーカーね……やれやれ、なんだか短気な奴が出ちまったな。
とにかく、この惨状の中で立ち話するのも得策じゃないか。
俺もまだこの国へ来てからそれほど経っちゃいないんだが、住む場所は借りてある。
とりあえず、そこへ移動するがいいかい?
さてと。
[テントの設営が終わらせ一息つく。]
次はいよいよ召還ね。
[荷物から破魔矢を取り出して地面削り円を描き始める。
円を書き終わると外周に沿って経文を書いていき一周すると渦巻きのように内側へ書き続ける。
書き終えるとその前に腰を下ろし深呼吸。読経を始める。]
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄
舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
受想行識亦復如是
舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
…
属性が"氷"ねぇ。
関係ないことはないな…氷も"水"の一種だからな。
水が単に別の形をとっているだけとも解釈できる。
そういう意味では"水の王"である俺と深い関係があると言えなくもない。
[読経により集中力を高まっていく…]
大いなる御霊よ。
其が願い現とすることを望むなら…其のため我が持つ力を糧にせよ。
我が望む願いを現とするため…其が力を我が為に振るえ。
其が望みは我が望み、我が望みは其の望み。
大いなる御霊よ。我らが望みのために…現界せよ!
召還!!
[ 現れた人物の姿を見て、目を丸くする。]
驚いたな、えらく若いじゃないか。英霊っていうのは、もっと威厳ある風貌をしているものじゃないのかい?
まあいいや。そうとも、僕が君を喚び出したマスターだ。
さあ、こちらにきなよ。まずは君がどんなサーヴァントなのか聞かせてもらいたいな…と。
[ 思い出したように、笑みを浮かべる。]
そうそう、君のためにプレゼントを用意しておいたんだった。
ピチピチのご馳走だよ。魔力の足しにでもしてくれたまえ。
[ 指差したのは、部屋の隅。
そこには、10歳ほどの子供が三人、眠らされた様子でころがされていた。]
……………………………………………
[何も起きない…]
ちょっと…なんでなにも出てこないのよ…
[思わず袖をまくり左腕にできた奇妙な痣を見る]
これ聖痕でしょ?サーヴァントが召還できるはずじゃないの?
[見つめているうちにが痣できた日のことを思い出される…]
[確かにこの場に居ても余り良いことはないと宗冬は判断した。
宗冬は周囲を見渡し、手近な鳥居に両断してから刀を納めた。その姿は、行き場を失った刀の扱いに困っているかのようだった。]
よし、案内しろ。
[ワイナミョイネンの返答に、神妙に頷く。]
ふーん、“水の王”かぁー。
氷が溶けたら水だもんね。
……あっ!
【鼻水も水なのかしら……?】
んー、お爺ちゃんの正体はよくわからないけど、一緒に頑張ろうね!
[スン、と鼻の通りを意識して*微笑んだ*。]
…若さは関係ないだろう。
貴方にとって必要なのは何をなし、何を残し、何故英霊となったか。
それだけのはずだ。
[手の中をくしゃりと丸めてしまえば、男の示したほうへと視線を向けてそこにあるものを視線が認める。
ゆるゆると表情に上るのは憤怒。
ガチャリと金属の歌を響かせたかと思えばそのこぶしは男を殴り、倒れたその胸を踏みつけて胸倉掴み]
…貴様、ふざけた真似を……!!
[ぎり、と歯軋りひとつ。
更にその顔を殴ろうと指輪の嵌った拳は持ち上がり]
うむ、まぁ召喚された今となっては、そこに至った理由なんてどうでも良いからな。
あとは聖杯を手に入れるために突っ走るだけだ。
よろしく頼んだぞ?"マスター"。
[最後の言葉を強調し、キャスターは*笑った*]
やれやれ、どっちがマスターだかわからんな。
サーバントはかしずきながら出てくるというイメージがあったんだが、お前みたいなのもいるのね。
では、ご案内いたしましょう。
[恭しくそう言った後、ケネスは苦笑して*歩き始めた。*]
わ、待て、待ちたまえ、オーケイ、話し合おうじゃないか!
[ ばぎ、という衝撃と覚えたときには、床に倒れていた。胸倉を捕まれ、さらに拳が握られたのを見て慌てふためく。]
なんだ、なにがそんなに気に入らなかったんだい? これじゃ足りなかった? それともやっぱり年相応の生娘の方がよかったのか?
何が、だと?
……貴様の腐った考え方の、その総てが、だ!
[がつり、ともう一つ拳は男の顔へと振り下ろされる]
…降りる。冗談じゃない。
俺は貴様を主だなんて認めない。
貴様を殺して、俺は新たな主を求める。
[がしゃり、と再び甲冑を歌わせてその手は近くに転がるおそらくなのあるだろう宝剣の鞘をはらって男の喉下に突き立てようと]
ストップストップストップすとぉぉぉぉーーっぷ!
謝る、僕が悪かった。先の発言は取り下げよう。あの子らを食事だとか魔力の足しにだとか二度と言わない。だからそんな物騒なことはしないでくれ、頼むってば。
[ 顔面蒼白で、叫ぶかのように早口で命乞いをする。]
な、お願いだから、な。
ふん、身の程を知れ。
私がお前のような奴にかしずくものか。
[宗冬は嘲笑い、そしてまた一閃、今度は狛犬を二つに分ける。切れ味に酔うかのように。
その後ケネスの後を*追い出した。*]
……。
[大きな瞳は、眼下の男をきろりと睨む]
…物騒なのはどちらだ。
大体、貴様のような口先三寸のような人間こそこの世から滅してしかるべき。
[柄に添えられた手をわざと握りなおし]
…ああ、手が滑ったらどうしようか?
重たいものはあまり持ちなれないんだ。
[その切っ先は男の喉元皮一枚の距離]
-遡ること5日…インド山岳部 とある遺跡入り口-
[山の中腹に口を開ける穴の中は外界と明らかに異質な雰囲気を漂わせている。
その前に立つ人影は久子のものだ。
頭にはニット帽を被り、その上にはバンドつきライトが巻かれている。
ポケットのたくさんついた厚手の布のジャケットに大きなリュックサックを背負いカーゴパンツ裾からはアウトドア用ブーツが覗いている。]
うわ…えげつない結界…
[並の人間が入ったならなら一分と持たず力尽き絶命するであろう結界がそこには存在している。]
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