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[カウンターからでて、ハーヴェイをテーブル席に案内した]
ハーヴェイさんはお食事かしら?
今日はサンドイッチぐらいしか作れないけど、それでいい?
あと、お飲み物は?
[返される笑顔。営業用だとわかっていても、魅了されるローズの笑顔に瞳を奪われて。]
良い演奏…そうなの?
聞いた事は…多分無いのかも…。
[正直ここに居るときは、あなたに全てを奪われているから。
だから覚えて無いのと言ったら、彼女はどんな顔をするのだろうか]
[叩き付けるようにしてドアを閉めると、派手な音が辺りに響き渡る。
彼は運転席を覗き込み、車内の人影に投げキッスを送った。チュッと鳴らした唇が、悪戯な微笑を形作る。
やがてトラックがガタガタと発車するのを、彼は手にしたカウボーイハットを振って見送った。]
―酒場―
[男は、ガチャリとドアを開けた。]
メシ………
[とだけ呟くと、男は適当に空いている席にドサリと座った。白いシャツと黒いタイトなパンツには、ところどころ砂埃の跡が見られる。]
["Salem"と書かれた緑色の箱を取りだし、ライターで火をつける。耳に入る音を聞きながら、男は強烈なメンソールの臭いがする煙を吐き出した。]
それじゃあ、まずはGeorgia on my Mind。
[R&Bのリズムを奏で始める。
有名歌手が歌ってヒットさせたもので、
皆が知っているだろうものを選んだようだ。]
歌ってもいいけど、雰囲気が大事だからね。
まずはインストゥーメンタルで楽しんで。
[響くR&B]
[ローズマリーから手を振られて軽く会釈を返し]
ご無沙汰してます。お元気そうで。
[ステラとボブを見止めて同じく小さく会釈]
…どうも。
[二人に対して言葉が少ないのは、ステラが来た一年後に自分はヘイヴンを出ていたし、ボブの生業に興味を持つにはその頃の自分は若すぎたからで。二人とも顔と名前程度の認識だったのかもしれない。
ローズに案内された席に着くと]
サンドイッチで十分です。
にしても珍しいですね、こんな時間から営業なんて。
まぁ俺は助かるけど。
飲み物はソフトドリンクならなんでも。
[突然入ってきた人物に一瞬目を見張ったが、ナサニエルだとわかったほっとした表情になり、ハーヴェイのテーブルからナサニエルを振り返った]
まあ、ナサニエル。
あいかわらずね…。
夕飯ね。サンドイッチぐらいしかできないけど、今、用意するわ。
[ハーヴェイに笑いかけるとカウンターに戻る]
[目的地と思しい店の前には、一見してそれと分かるイタリア車が停車していた。
彼は笑いながらその尻に一発蹴りを入れ、「OPEN」の看板が掛けられたドアへと入っていった。]
─ローズマリーの酒場─
[ボブの軽口から流れる曲の説明に続いて、ピアノの曲が酒場を包み込む。
もしかしたら聞いたことがあるかもしれないと思った。
抹消したい過去の中で。]
あら…?珍しい人も…着たのね。
[そして開けられたドア。ドサリと音を立てて腰を下ろした男の姿を視界に納めたわたしは、手間が一つ省けたと小さく溜息を吐いた。
交わしている契約施行の、次の約束を取り付けるための手間が省けると]
[ボブの演奏にあわせてリズムをとりながらローストビーフのサンドイッチを二人分準備してカウンターから再びテーブル席のハーヴェイのところへ]
おまたせ。ローストビーフのサンドとアイスティよ。
ごゆっくり。
[そのままトレーを持ってナサニエルの席へ]
はい、ローストビーフのサンドイッチよ。
飲み物はどうする?
[再び開いた扉に振り向いて、見知らぬ男性が入ってくるのに少し眉をしかめて]
いらっしゃいませ。
初めてのお客様ね。
お食事かしら? それとも、お酒?
ん……ああ。それで十分だ。
軽く摘めればそれでいい。
[煙草で灰皿を弄びながら、ローズマリーがカウンターに戻る姿に、軽く視線を送った。]
[そして、自分と同じように彼女の姿を目で追う「契約」相手の姿を確認する。――今はその時ではないのだけれども。]
─ローズマリーの酒場─
……どうも。
[カウボーイハットを胸に押し当て、にこやかに微笑む。]
ここはローズマリー・ベアリングさんの店……だよね?
[茶髪の青年――確かハーヴェイといったかしら?――に、軽く会釈をして。
わたしは温くなりかけたソーダ水を飲み干した。
ボブの演奏は聞き惚れるほどで、出来ればずっと耳を傾けて居たかったが、そうも言ってられない事に気が付く。
わたしにはまだ、仕事が残っているのだ]
ごめんなさい、ローズ。折角の演奏なんだけど、わたしそろそろお暇しなくてはならないの。
だからボブには次もまたと伝えて?
[心底申し訳なさそうに謝って。わたしはカウンターに少し多めの金額を置いた。]
[入ってきた男性の笑顔に微笑みかえして]
ええ、そう。
ここはわたし、ローズマリー・ベアリングの店よ。
なにか御用かしら?
これ。預かってきたんだよ。弟さんから。
[ゴソゴソとポケットを探って、よれよれの封筒を取り出すと、ローズマリーに差し出した。その表面にはローズマリーの名と、もう一つ「セドリック」の名も記してあった。]
まあ読んでよ。
[そう言うと、ニッと人懐っこそうな笑みを浮かべた。琥珀色の瞳が楽しげにさざめいている。]
ナサニエル…?
[突然入ってきた彼の顔を見るのもかなり久しぶりか。顔は何とか認識できたが昔の記憶と様子が食い違うのか、顔を顰める。もちろんタバコの煙もその原因の一つだったが]
……
[無言で席を替わり、適当に食事と飲み物を摂る]
[そして次から次へと押し寄せる客に、俄かに忙しそうな素振りを見せるローズに手を振って。
わたしはカウンターの席を静かに立ち上がった。
そして――]
――あっ…。これ、貴方のではないですか?
[店を立ち去る間際、ナサニエルの傍でわたしはわざとらしく身を屈め。
何かを拾い上げるような仕草をして、彼のいるテーブルに約束事を取り付ける小さな紙を落とした。]
明日、宜しかったら契約施行、お願いできないかしら?
内容は…その紙に書いてあるわ。
無理なようなら電話を頂戴?
[立ち上がる仕草に合わせて、声を低く落とした囁きを残して。わたしは何事も無かったかのように、綺麗な曲が流れる酒場を*後にした*]
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