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……ここで負けるわけに行かないでしょう。
引き金を引く覚悟がなければあなたを呼んだりしない。
何が起ころうと、
わたしが、あなたを撃ってあげる。
"撃たせなさい"
[最後の令呪が光り、消える。]
ふん。
銃は、意思の武器だ。
それだけがあれば、構わない。
ガ ト リ ン グ 砲
火吐き狂う虐殺機構。
[「リチャード・ジョーダン・ガトリング」の身体が、薄らいでいく。
自分の意思が、遠ざかる。
これから自分は、銃になる。
意思を貫き通すための道具。]
やってみろ。
[現れたのは巨大な銃。
両腕で固定し、引き金に手をかける。]
さぁ、撃ってあげるわ。
わたしの全て、もっていきなさい。
【0...】
[前方を睨みすえて引き金を引く。
轟音と共に強い衝撃が襲ってくる。
銃弾の嵐があらゆる物を破壊していく。
「敵」がどこにいるか確認する余裕などない。]
・・・・・・!?
[その振り下ろした塊はアーチャーを両断した・・・・・・筈だった。
だがそこにアーチャーはいない。
あるのは、マスターらしき女性には到底不釣合いなガトリング砲。
それを見た瞬間、アーチャーという英霊の本質を理解し、そしてこれから起こるであろう攻撃が壮絶なものであろうと容易に予想出来た]
貴様、まさか既にガトリング砲という武器の概念にまで昇華していたのか!!
[規格外の力。無傷でこの戦闘を終える事は無理と腹を括る]
[昏く光る銃身。
火吐き狂う。
それは、虐殺機構。
全てを撃ち砕き、荒野へと変える。
大量の薬莢を吐き出し、音と振動を撒き散らす。]
【1...】
[あっという間に魔力が尽きていく。
警告の声も聞こえないほどの勢いで
魔術回路を焼き尽くしながら
それは侵食し貪欲に露葉の魔力を奪う。
それでも、引き金から手は離せない。]
……っ。
当たってて……。
【...2】
[弾丸が放たれていた時間はほんのわずか。
それだけで魔術回路が焼ききれるには十分だった。
しかいは砂煙に覆われ、向こうがどうなっているかわからない。
目の前が暗くなっていく。
引き金を引く感触も体中に響く衝撃もなくなっていた。]
・・・・・・
[砲撃が始まる。全てを破壊しながらその放火が自分に迫る]
全て、断つ!!
[被害は覚悟の上。効果があるかも分からないが斜線の向こうにアーチャーであろう重火器をとらえ、迷わず振り下ろす。
斜線にぶつかりながら振り下ろす剣はすさまじい衝突音を響かせる。剣をすり抜けた大量の銃弾は、その剣を振り下ろす沖田に襲い掛かる]
ぐっ・・・・・・!!
[銃弾が体に刺さる。魔術弾である以上、セイバーのクラス特有の対魔力で緩和わしているように見え、貫通はしていない。だがそのダメージは確実に沖田の体を蹂躙していった]
[銃を手放し、座り込む。]
……。
……リチャード、ガトリング。
おつかれ、さま……。
[そっと目の前に転がる銃身をなで、意識を*手放した。*]
ぐはっ・・・・・・!!
[突如射撃が途絶えた。
浅い意識の中で、そのまま剣を振り下ろす。
だが、その剣先は粉砕されアーチャーに届かなかった。ッ巨大な刀身が地面に叩きつけられ、地面が揺れる]
[自らの身体から弾丸が放たれる。
銃と一体になる感覚。
本当に、至上だ。
だが、悲しいかな、自分で引き金を引けない。
転がった銃が意味を失い、消えていく。
代わって、「リチャード・ジョーダン・ガトリング」が再び意味をもって、そこに現れる。]
っち。
まだ生きてるじゃねぇか、あいつ。
こ、の。
[存在を維持するだけで、圧倒的な無理を感じる。
魔力が一切流れ込んでこない。
魔力が尽きただけではないだろう。
魔力という概念が、露葉の身体から、失われたはずだ。]
[倒れた露葉を見下ろす。]
だが、まぁ。
今回は、満足してやってもいい。
じゃあな。
また会おうぜ。
次は、必ず俺が、殺してやる。
よぉ。
沖田敬一郎。
どうだ?
撃たれる感覚は。
甘美だろ?
クフッ。
うはははは!
くっくっくっ…。
[笑う。]
あぁ、お前を砕くには、足らなかったな。
残念だよ。
もっと最初から、お前を撃ち砕くことだけに集中していられれば、よかったのによ。
クハッ。
だが、それはお前も同じだぜ。
俺は、お前には、砕かれない。
お前は何のためにここにいんだ?
もっと楽しまなきゃ、お前、誰かに撃ち貫かれるぜ。
…俺が、お前を殺したかったよ。
クソッ。
悔しいぜ…。
楽しみ、か。
そんなものは俺が生きた世界には何一つありはしない。
人間は幸せだな。生まれてくる瞬間はまるで世界に祝福されているかのようだ。
だが俺は違った。いや、俺達は違った。
自分の存在意義を失った命は、惨めだぞ。
っふ。
そんなだから、お前にお別れを言ってんだ。
それじゃお前は、勝てやしねぇよ。
存在意義は、与えてもらうものなんかじゃねぇ。
俺は、世界中で疎まれてるぜ?
でも、意義はある。
「俺」の存在には、確かに。
・・・・・・ どこまでもめでたい奴だ。
だが結論は変わらん。
俺の剣は砕けたが、貴様はすぐ消える。
彼女の魔術回路を焼き尽くしただけだ。
存在意義を手に入れるために、俺は聖杯を起動させる。
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