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[ガラスの天井を、いつの間にかぱらぱらと雨が叩き始める。]
雨、他の部分は別の場所に流れた…かもね。
壊れかけの小鳥のアンドロイドを触ってしまった時見たいだ。あれは直ぐに再生して、ぼくの事も忘れて──、
そしてぼくは……
──一体、何が気に入らなかったんだろうか。
[蓄積された自己人格の半分、memento moriに侵されていない部分は20%にも満たない。
やがて睛が瞬いた。
herveyを見上げる──が、瞳孔は針の先程のままだ]
ID:Eugene。
[安心?意味が良く分からなかったが情報がこれ以上混乱するのは避けよう。聞くのを止めた。]
それと、視覚データか。読み取れるか分からないな。
それに情報が溢れそうだ。一瞬でいい。
――なにかあったの?
『トラフィック増大によるデータ処理の遅延痕、何者かによって侵蝕され崩壊した意識体の残像です。解析を開始』
[硝子のスクリーンの向こう、執事の手が何かを拾い上げる。数百年を経た古文書を扱うような慎重な動作。視線が文字列をなぞり、懐から黒い手帳型の端末を取り出して地に投げた]
『――解析完了。死者の代弁者("Speaker for Dead").』
[言葉と共に端末の上空に映像が現われた。レンガの陰に隠れ、きょろきょろと様子を伺う仔猫の姿を映し出す]
[Gilbertの言葉にポートを開く]
──COMMAND>Vision data transmission /ad -FA2DFB2C1FE
[コマンドを打ち、ナノセカンドの単位で二人分のデータを送った]
様子見なんてガラでもない事するんじゃなかったなぁ…。
[誰に言うでもなくそう呟くとまた左手に光を集めた。
特殊な効果などない、ただ攻撃の為だけに作られたプログラムが連動して実行されていく]
…けれど、やっぱり。
もう一度すぐに再生がはじまったのが許せなくて。
[濡れた手元にあるRusselの残骸を見遣り、再生可能な状態なのかを検分する様に。]
…この場で再生、復元は無い──か。
. . . . mori、死を味わう。
そう言う主旨のパーティーなんだと。
あぁ…、この断片の機能が停止する。
[目の高さまで持ち上げて、大きな目でじっとRusselを見つめ。]
[かつて小鳥を食べた時の様に、
機能を停止したRusselの断片を──Geneは噛み砕き、体内へと飲み込んだ。]
………………。
[にっこりと笑う。]
[情報を確認する。視覚システム全体を覆う画像は、単なる表皮と同じで彼には解読できなかったが]
これと見比べて確認すればいいか。
ありがとう。
[無表情に言う。感情のない彼にとってこれは単なる儀式に過ぎないのだが。]
[オードリーの獣の反応と、オードリーの声。
周囲への探知を開始する]
な、何を言っているんだluther。
[ずうっと自分の中に蠢いていた、可能性が大きく膨らんでいく]
まさか、僕は既に。
[人間がダイブ中にアバターごと感染し、かつ現状のようにlogoff不可能となっているならば、一体自分はどうなってしまうのか。絶望と不安が一気にこみ上げてくる]
冗談だろ、luther。AIが僕をからかうのか。
可愛いね。
でも、
....mori . .
なんて、何処にあると言うのだろう?
[暫し、Harveyに対して感じた先刻のリアルな感情も忘れ、Geneは螺子の途切れた夢に浸る様に恍惚と佇む。
天井には静かに叩き付けるレクイエムの様な雨の音。]
──どう致しまして。
新たな客人みたいね。どうする、Gilbert?
[片目の無い男を見据え、コマンド]
──COMMAND>Absolute A/B /modechange -shell
[障壁が半円に展開し彼と彼女はその内に]
話し合い、って雰囲気でもなさそうね。
[煙管を咥え*笑む*]
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