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―昼・教会―
[キャスターを外に待たせて、管理者と共に教会の中に入った。
沖田と名乗る管理者にマスターである事を告げ、諸々の説明を受けたが、特に質問も思いつかず、「はーい。」と応えて教会を後にする。]
お爺ちゃんお待たせー。
......Je vous remercie.
感謝申し上げますわ、マドモアゼル。
[少し恥ずかしそうに差し出されたカップを受け取る。その際に触れた手の感触から、微かな魔力が伝わってきた。]
(……もしや?)
[柔らかな香りがカップから立ち上る。
目の前の女性に気付かれないように、目を閉じて香りを楽しむ風を装い、神経を建物の中に集中した。]
(……感じる。この建物の中に、サーヴァントが……一体)
ふっ。安心しろ。公言するような事はせん。
だが、先ほどから魔術回路が開きっぱなしだぞ。
この私に怯えているのか?
[会話を中断するように、紅茶とケーキが運ばれてくる]
何、君は私がここに誘ったのだ。怯える必要は何一つないぞ。
まあゆっくり味わおうではないか。
―自室―
…さて。
[少々気が咎めたが、露葉は彼女の部屋のベッドに寝かせた。
自分にも余裕があったわけではない。
現界に存在を維持するので手一杯だったのだ。]
まだ魔力の供給は落ち着かない…か。
そんな状況で僕より早く目覚め、働いているんだから。
我がマスター殿はタフだよ、全く。
…今、敵に会ったら、嫌だなぁ。
マスターの魔力が落ち着くのを待って、早々に治療を済まさないと。
[ぎ、と歯軋りをする。
全く、自分の弱さには、うんざりする。]
[魔術回路のことを言われ、はっとして気を静める。全開だった訳ではないが、緊張と本能が感じる「何か」によって意識せず回路が開いていたようだった]
怯え、はあるかもしれませんね。
意識内ではなくとも、深層心理の中で、何か感じ取ったのでしょう。
その何かがわかりませんが。
[運ばれてきた紅茶に口をつける。改めて目の前の沖田を見ると、彼の興味はケーキのほうにあるようだった]
…。
[再び溜息、なんかもう自分はいつこんな役回りになったんだろうかと背中に哀愁を背負っている。
なんというか、色々言いたいことはあるのだ。
一言で言うなら"自重しろ"となるわけだが…恐らくこのマスターには暖簾に腕押し糠に釘だろう。]
…一応言っとくが、今は聖杯戦争中だぞ?
他のサーヴァントと散歩中に出くわしたらどうするんだ?
[まー…きっと無駄なんだろうなと思いつつも一応言ってみるキャスター。]
[手の中のカップをもてあそぶ。こちらの気配は遮断している。中のサーヴァントにおいそれと察知される事はないだろう。
手元にある液体は、恐らく有害なものではないだろう。口にするかどうか悩んだ末、ローズマリーの問いかけに、シャルロットは悲しそうな表情でカップを置いた。]
折角のご好意ですが……私はレモングラスの酸味が苦手なのですわ。今度はお金を持って……好きなメニューを楽しみ来ても、よろしい?
[お金が無いというローズの推測が当たっていた事を彼女は告げた。そして、再び訪問したいという、約束。]
ま、こんな真っ昼間からこんなところで派手にやり合いたがるサーヴァントなんて、そんなに…いや、いるか。
「彼」ならむしろ、その方が喜びそうだ。
…さて。
[とりあえず、この格好をどうするか。
…体に付いた血は拭き取ったが、服に血の跡が残っている。]
元々真っ黒だし、気にはならないかもしれない。
糸を生成して縫ってしまうだけでも構わん気もするがな…。
「彼」は、ああいう戦い方をする割には、格好をつけるからな。
[少々躊躇ったが、自室にあったクローゼットを開けた。
何か違和感なく着られるものがあるかもしれない。
…と、並んでいたのは、男物の服だった。]
…?
彼女の他に、ここに誰か住んでいるのか、いたのか…?
家族か、それとも…いやいや、まぁ。
[深読みはするまい。]
― 午前 ビジネスホテル 508号室 ―
[遮光性の高いホテルのカーテンの隙間から日差しが差し込む、その角度と高度は朝が終わりかけていることを示している。
寝返りを打ちながら目を少し開ける]
うーん…
!!
うわあっ!!ヤバイ!!
[寝る前に護符をはり忘れていたことに気づき、自分に入ったまたは入ろうとする存在に、抵抗するため魔力を高める。
どうやら憑かれてはいないようだ。]
ふむ・・・・・・ 成る程、これは中々だ。
マスターに用意させよう。
[紅茶はどうやら敬一郎の淹れたものの方が口に合っているようだが、ともかくこの茶色の洋菓子は甘い。誘惑という名の罪に味があればこのようなものなのだろうなと考える]
私に何かを感じ取り反応したのであれば、とりあえず君は優秀と言えるだろう。
どれ、一つ礼として何か君の願いを聞いてやろうではないか。言ってみろ。
もう、お爺ちゃんは心配性ねぇ。
大丈夫、タロはあれで結構頼りになるんだよ。
[キャスターの不安に胸を張って応える。]
それに、いざとなったらこれを使えばいいでしょ?
[右の袖を捲り上げ、3画の痣を見せた。]
― ビジネスホテル 508号室 ―
[ランサーはベッドの上で結跏趺坐をしていたが、久子が目覚めると対面から微笑む。]
おはようございます。
ヒサコ。夢見が悪かったのですか?
[慌てた様子の久子に声をかける。]
そうでしたか。
好みを聞いてお出しすればよかったですね。
[少しだけ残念そうな顔をする。
が、また来たいという言葉に微笑んで頷く。]
えぇ、いつでもいらしてください。
次のときはお友達もごいっしょに。
[深い意味はなく、一人でお茶を飲むよりは楽しく過ごせるだろうという気持ちで、そう付け加えた。]
ふぅ…
[安堵の溜息をつき時計を見ると9時を回っている。]
え?朝?
[彼女のような体質の人間が無防備に寝ていて、何もなく朝まで眠り続けられるということはどう考えても不自然である。
その空間内が何かに守られている事に気づく。]
これは…ランサーの結界?
さて、僕が話せるうちに、マスターと少し話せるといいかな。
今、下の方に行ってもいいもんかな?
[クローゼットの中にあった服は、サイズもピッタリとはいかなかったが、違和感なく着られた。]
…ま、傷は隠れているし、いいよな。
怒られると、後で「彼」がうるさいかもしれないが…。
[く、と眼鏡を右手の中指でつり上げて、部屋を出る。
迷惑にならないよう、静かに1階へ降りていく。]
[やっぱりな、うん予想通りだ!さすが俺!
ああ、なんだか悲しくなってきた。
ガッチガチのお堅い奴もまっぴらだが、ここまで呑気な奴も勘弁願いたかった…しかも女だから強くいえない俺自身が更にダメすぎる。
もう召喚されて何度目になるだろう溜息をつく、このままじゃ精神まで年寄りになってしまいかねないほどだ。]
…わかった。
ただし、何かあったら躊躇せずに余分だぞ?
俺は適当に歩いてくる…だからとりあえず金をくれ。
[というわけで、とりあえず深く考えるのをやめて金を要求することにした。
だってほら、何をするにも金が要るみたいだしこの時代。]
いいえ、お代を支払えない私にお茶を出して下さったご好意は忘れませんわ。
[残念そうな表情に、慌てて片手を左右に振った。]
所で、このお店は1人で切り盛りされていらっしゃるの?
[キョロキョロと辺りを見渡した。その行為が不自然ではない言葉を添えて。店の奥に、住居と思しき場所へ繋がる扉が見える。]
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