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>>689
…確かに、そこにときめきらしきものはねーな。
[思わず噴き出して]
まー、俺も似たようなもんか…。
家族亡くすの早かったしな。
サボりまくりつつも中学を何とか出た後は、ずっと一人で生きてきたしな…。
今回のようなことでもなきゃ、なんだか一生、一人でいるような感覚でいたぜ…。
>>691
ああ、気ぃつけろよ。
カミーラなら迷子はねーと思うがな。
[ウォッカの蓋を開けると、ショットグラスにとろりと注いで一気に飲み込んだ。
冷たいものが食道を流れ落ちていき、それがやがて熱に変わって腹の底をじんわりと温め、全身に逆流していく]
ん、いい酒だ…。
[静かに揺れる炎を、煙草の先に近付ける。仄かに赤く燃える先端を見つめ、紫煙と共に小さな溜息をついた。]
……なあ、クインジー。
その冷凍ウォッカって美味いの?グラス持って来るから、俺にも一口分けてよ。
[繋いでも変わらない表情に、ゆらゆら、碧い瞳が揺れる
く、と引かれる手に言葉も無く歩き始めたけれど]
………して?
[俯いたまま掠れる声が何事かを小さく呟いて]
>>695
お?いいぜ。
グラスもキンキンに冷やしたほうがいいんだが、ひとつしか出してなかったぜ…。
[しまったなぁ、と呟いて]
サンキュー。
じゃ、明日のためにグラスをもう1つ冷やしておくかな。今日はこのグラスでいい。
[グラスを手にし、冷えたウォッカを注ぐ。それを一口飲み…]
………美味い。
今まで俺が飲んでマズイって思ってたウォッカが嘘っぱちみたいなモンに思えるくらいだ。
>>699
ははは、いいだろ?
安モンのウォッカでも、凍らすと味が全然違ってくるんだ。
ただそれだけのことなんだがなぁ。
[...は気分良さ気に、もう一杯飲み干す]
[半歩後ろを俯いて歩いていたけれど顔をあげ]
…如何して?
[揺れる羽と青の髪を見上げて問いかけるも
ゆるゆると首を振り言葉を探してか視線が彷徨い]
…ずっと…遠いの?
[繋いだ手にほんの少しだけ力を入れて]
雪に閉ざされた国だからこそできた飲み方だよな…。甘くて、まろやかで……色気のある味。
[煙草とウォッカを、ゆっくりと一口ずつ味わう。]
この村の女神と同じ……かな?
女神か…そういや、ギルはこの村の祭りを調べてるんだっけか?
面白い話を教えてやろう。
こういう雪深い土地じゃ、冬場の楽しみってのは限られる。
この村では雪祭りだな。
大人があれこれと浮き足立っているのは見りゃ分かるだろうが、子供だって楽しみだ。
そして大人は子供に手伝いをさせるために、ちょっと怖い話を吹き込むんだよな…。
いい子にして祭りの準備の手伝いをしないと、冷たい手をした雪女が現れて、氷の国に連れて行ってしまうってな。
言うことを聞かねーと、首筋を冷たい手でそっとなぞるんだって、雪女が。
なぞられた後の、次の吹雪の晩に連れ去られるってな。
[酒で滑らかになった口で、懐かしげに話す]
[メイの問い掛けは耳に届いても答えずに]
[ランタンの灯を眺めた儘に進んでいたけれど]
……………
[籠められた力][さくり][歩みが止まり]
[少しだけ顔を後ろに向け青の瞳に少女の姿を映して]
…その方が…、楽、…だったから…
[呟かれた言葉には何処か自嘲を含んだ響き]
[緩く吐き出した息は闇の中に白を生み]
[視線の先には明かりの灯された建物]
…集会所。もう…直ぐ、其処…だね。
[皆寝ちゃったかな、と小さく独りごちる]
へえ………
そうやって子ども達に教育をするのはよくある話だけど、やっぱりこの村にもそのテの民話があったんだ……。クインジーも、それが怖かったクチ?
雪女に、雪の女神……か。
案外、同一人物だったりしてね?「優しく愛で包み込む女神」と「恐ろしくて手に負えない雪女」……表裏一体の関係みたいじゃない?
……女の子全てがそうかもしれないけど。
あぁ?俺?俺は……。
[少し言いよどみ、どこか遠くを見るような表情をして]
…純真な子供は、そんなもんでも信じて手伝うんだが、中にはヒネたガキもいてな、作り話だって言ってサボるんだ。
実際、サボっても雪女にさらわれたりはしないんだよな。かわりに、そのガキの親のほうが、さらわれて行っちまった。
…そんな昔話だ。
[最後のほうはしんみりとした口調で。
そして、ふうっと息を吐くと、もう一杯ウォッカを飲み干して]
昔話ってのは、ロクな終わり方しねーよなぁ?
[はははと軽い調子で笑った]
表裏一体、女はそんなもんってか。違いねぇ。
優しく育むのも、作り話で怖がらせるのも、おんなじ存在だな。
………そう、なんだ。
茶化すようなことを言って、すまん。
[寂しげなクインジーの声を聞き、ふと溜息をつく。]
親……か。
なんだかんだでクインジーがいい奴なのは、きっと親もいい人だったからだよな……。
[答える声が無いのに後頭部を見上げたまま歩き
振り返り紡がれる言の葉と其の表情に――
嗚呼、と零れる溜息は空気を白く染める事も無く]
…其処の方が…お気に召した?
[青の瞳を覗いて碧い双眸はゆらゆら揺れるばかり
向き直るナサニエルの腕にバスケットを持つ手を沿え
名残惜しそうにそっと繋いだ手を引き抜いて外套を摘む]
ありがとう、やっぱり此処で良い。
ナサニエルの手…凍っちゃう…から…
温かくて、嬉しかった。
[ありがとう、と繰り返して俯いて
少し進めばもう集会場は見えてきて]
うん…もう遅いしね…
[扉の前まで着けば中から聴こえる単語に身を竦ませ]
気にすんなって、酒がマズくなるぜ。
単なる昔話だ。
ちったぁ論文のタシになったか?
…ああ、いい親だったよ。
だから俺は、今ここにいる。
[指の先でゆっくりと顔の傷をなぞりつつ、懐かしげに呟く]
…しんみりさせちまってスマンな…。
すごくいい話聞いた。ありがとう。
……なんだか、論文ごときに使うのがもったいないくらいだ。
[ふと一瞬考え込んだ後、微笑した。]
さて。俺はそろそろ寝るよ。今日はありがとう。おやすみ。
おお、こっちこそいい酒を飲めたぜ。ありがとな。
残ったウォッカは、付き合ってくれた礼にギルにあげるぜ。
自分のグラスと一緒に埋めとけ。
ああ、自前のウォッカを冷やすときは、買ったばかりのものはいったん封を開けるんだぞ?
でないと壜が割れちまうからな。
…さあ、…どう…かな…
[――でも、と紡がれかけた言葉は途中で止まり]
[手を離し外套を摘む少女をちらと見、首を緩に傾ける]
そう…?
[手は赤く染まっていたかもしれなかったけれど]
[彼にそれを気にした様子は、矢張り、なくて]
[集会所の前まで辿り着けば扉に手を掛けようとし]
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