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[仰向けになり、手のひらに収まるほどの程良い胸の盛り上がりを撫でられ、優しく噛まれる。そして…]
う…
[ネリーは口ごもった。一度無防備に身体をのけぞる。あふれる蜜を指先ですくわれ、顔を紅くする。
が、覚悟を決めて声を絞った。]
私は犬です…犬ですから…いっぱい欲しいんです…
目や首や尻尾と同じように、口にも手にも足先にも、そしてここにも…
[腰の後ろに手を回し、ナイフの柄に手を掛けた、まさにその瞬間。
急ブレーキの、甲高い悲鳴に似た音がこの家のすぐ側で上がった。
続いて乱暴に車のドアを開ける音。
女の名を呼ぶ叫びまで聞こえるではないか。]
[眉を顰め、彼女を見下ろし……柄を掴んだ手を離した。]
[強烈な破砕音が夜の静寂に響き渡る。ステラの姿を探し求め彷徨った眼差しが、階段の下に横たわる彼女と傍らの男に定まった]
お前は――
[咄嗟に状況がよく飲み込めない様子で、目の前の男に胡乱な眼差しを投げる。]
……カウボーイ
ここで何を――
[ヒューバートが勢い良くドアを破り、中へ飛び込んでいく。しかし自分は何故か…一瞬入ることを躊躇してしまった。
悲鳴が聞こえ、しかもそれが知り合いの家であれば当然助けに行かなければなからなかったのに。
一瞬は一瞬、すぐにヒューバートの後ろから家へと入っていく。勿論片手には銃を持って]
[ヒューバートの声に、ちらりと肩越しに振り返った。
その瞳は、人ならざる色の黄金に染まっていた。]
[立ち止まることなく、そのまま2階に姿を消す。]
[男は一瞬で身を翻し、階上へと消える。]
――なっ
待て――
[一瞬、横たわるステラに視線が流れ――]
ハーヴ!
ステラを頼む。
[そう云うと、勢いよく階段を駆け上っていった。ホルスターから自動拳銃を抜き出す]
ヘイ!
止まれ!!
[銃口を向けた刹那、人間離れした双眸が暗闇の中からも瞭然とそれとわかるほどギラリと赫き、黄金の光が射抜くように私を見据えていた。]
くそっ!
[身震いするほどの本能的な恐怖感が、私に引き金を引き絞らせる。だが、その弾丸は踊り場の壁面を弾き、残像のような男の姿は階上へと消えた。]
[綺麗に受身を取った身体が大地に転がる。
さしてダメージを受けた様子もなく、男は立ち上がり走り出す。
その姿は急速に遠ざかり、やがて視界から消えた。]
[「ステラを頼む」その声で我に返った。
落下したステラの息を確認する。
胸は肌蹴け、白い乳房がむき出しになっていた。
女性の体を間際で見、腕に抱くのは久しかった。
まさかこんな状況で性的欲求なんぞ沸くわけもなかったが。
だが、自分の目は腕の中のステラを見るよりも別の何か…琥珀色の影をずっと見つめていた]
――馬鹿な……
[後を追った私が目にしたのは、窓から飛翔する男の後ろ姿だった。
男は元から闇の片割れであったかのように、陰夜の中へと溶け込んでいった。]
[一旦ステラを床に寝かせ、肌蹴た胸を隠すために浴室へタオルを取りに行く。キッチンを横切った際、ふとあるものを目に留め、それを手にとったがすぐに元に戻した。
大判のタオルを巻いてやった後、抱き上げてヒューバートから支持された寝室へと運び寝かせた。
水や氷を用意し、打ちつけた所などを冷えたタオルで冷やしてやる。
一見、甲斐甲斐しく世話をしているように見え、事実していたが…
普段と違う所は、あのギルバートの姿を目撃してからピアスがずっと、赤い光を放ち続けていることだろうか─*]
―ステラ自宅―
『ファファラ…… すまない。もっと早く来れれば……』
[傷嘆すべき出来事の中で、ただ彼女に息があることだけが唯一の救いだった。彼女がまだ生きていることを確かめ、小さな安堵が胸を去来する。
愛人としての過去を表沙汰にしたくない、その感情は私の足を彼女の元から遠ざけてきた。私は、一度としてステラの自宅を訪ねたことがなかったのだ。
もし、以前から関心を寄せていたならもっと早くに駆けつけることができただろう。
いや、そもそも互いの隔てがなかったなら、彼女は私の保護の申し出を快く受け入れてくれたのではないか。
苦悶に歪むステラの表情は痛々しく、それは私の罪科を私の良心に突きつけていた。
ハーヴェイの視線が逸れた束の間、私の指は彼女の漆黒の髪を愛おしむように撫でていた]
[ステラの自宅内に残る痕跡が、そこで起きた出来事を雄弁に物語っていた。廊下には、彼女のものと思しき護身用の小型拳銃が落ち、窓はガラスが割られていた。
だが、彼女を冷やすため氷を用意しようとした私は、それらとは無関係におぞましい事件の痕跡を目にすることとなった。
冷凍庫に収められていた“それ (>>6:293)”に奇妙な不審を感じゆっくりと包みを開け中身を改めた刹那、私はトイレに駆け込み胃の内容物をぶちまけていた。
何があったかを糺すハーヴェイの声に適切に答えを返したかどうか、定かではない。]
『なにをしていたんだ、ファファラ……』
[他に何か事件の痕跡がないか不躾にも屋内を捜索していた私の目が、フォトスタンドの一葉の写真(>>6:294-)に留まった。]
カウボーイ……
――ギルバート・ブレイク
――まさか
[到底、容易には信じられないことだった。最初は、私の“目”がまた現実を書き換えているのかと思ったくらいだ。
だが、今起きている不可解な数々の事件を繙く手懸かりの一つとして、私はしばしその写真を拝借することにした。]
[ナサニエルの手が、ネリー――否、再び「雌犬」となった女の目元に伸び、目隠しを元の位置に戻した。]
……どうしてくれようかなァ……?
[雌犬の耳元で低く囁くと、黒い革トランクから両端に小さなクリップがついた鎖を取り出した。クリップを開口させ、雌犬の双のニプレスに咥えさせる。]
で……手と口、だっけ?
欲張りだなァ……雌犬のくせに。
[床に落ちていたボールギャグを再び雌犬の口の中に押し込み、後頭部で金具をカチリと合わせた。雌犬の両腕を身体の前に出して、その両手を合掌させる。そして手錠を取り出し、それを雌犬の両手首にはめた。]
[首輪に繋がれていた鎖の一端をベッドの脚から解放し、雌犬の身体をベッドに寝かせる。ナサニエルは鎖の端を手にして、ジャラリとひとつ、回して鳴らす。]
上の口と下の口、先に液体が溢れて止まらなくなるのはどっちだろうな?なァ、雌犬?
[喉の奥で小さく笑うと、首輪から繋がれた鎖を雌犬の脚の付け根――赤い湿地の窪みに沿って通し、鎖の一端を手錠の鎖の中央に掛けた。]
いたっ…はぅ…
[ナサニエルが無慈悲な言葉を投げつける。形の良い双の胸にクリップを取り付けられ、乳首をなじる鉄の味わいに耐える。]
ん…ぁ…う…
[「はい、あーんして」と言われたが如く口を開け、ボールギャグが詰め込まれる。と同時に両手も纏められた。
ネリーはベッドへ連れていかれる。途中、引っ立てられる形になり、よろめく。
ベッドの上でじっとしていると鎖の位置を変えられたらしく、腕がさらに不自由になる。
咥えきれずに唇からはみ出すボールから、ねっとりとした唾液が零れ、それを隠そうとして両手で口元を抑えようとするが、手を引くと首輪から背中を通して伸びる鎖が肉の裂け目に深々と入り込み、ネリーを虐めたおすのだ。]
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