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うむむ…。
[脂汗。
昨日は宗冬のおかげで気絶したままだった。
本格的な治療を施し始めたのは目覚めてから。
しかも、二階に運べなかったからかなんだか分からないが、目覚めると自分は店の床に寝かされていた。
身体の節々が痛む。
あのまま飲みに行かされずに済んだのは、助かった。
助かったが、この小言を言われる役は勘弁して欲しい。
何度も言うようだが、戦ったのも置いていったのも僕じゃないわけ。
と言いたいのだが、感謝の念もなくはないので、黙っていた。]
…。
[代わりに、そっとケーキに手を伸ばす。
僕を癒してくれるのは、こいつだけだ…。]
[木の鈴がからんと音を立てる。]
いらっしゃいませ〜。
[リチャードに向けていた顔はすぐに影を潜め、
入ってきた人に向けて笑みを浮かべる。]
……。
[この店に老人がはいってくるのは珍しい。
何しろ扱っているものがものなのでなかなか認めてもらえないのだ。]
お一人様ですか?
[店主らしい女性に声をかけられる。
ここが拠点…というからには彼女がマスターと考えていいだろう。
それに目の前にいる男もチラリと見た覚えがある…公園でランサーに向かって銃を撃っていた男だ。
あの時とどうも感じが違うが、アーチャーで間違いは無いだろう。]
んー…確かに一人だな。
マスターは連れて来ていないし。
[マスターをつれてくるという言葉と
昨日聞いたキャスターはおじいさんだという情報が頭の中でかみ合う。]
……ではあなたが
美貴さんのところの居候のキャスターですね。
お店の中での戦いはご遠慮いただきたいんですけど……。
お話をなさりにいらっしゃったのでしたら
よろしければこちらに座ってください。
[ヒース、リコリス、ローズピンク、マルベリー、カモミールをポットに入れ、熱湯を注ぐ。
かおりが立ち上ってからカップに入れ、
洋ナシのコンポートを添えてカウンターにおいた。]
お嫌いでなければ、こちらもどうぞ。
ん、客か。
[脂汗を垂らした男が店にいてはまずいだろう。
そっと退散しようとする。
が、ちょっと妙な雰囲気が感じられる気がしないでもない。]
ん…?
なんだろう。
ま、いいか…。
[それでも、これ以上店にいてまた小言を言われてはたまらない。
カップと皿を持ったまま、退散しようとし、
しかしそこで「マスター」という言葉が聞こえた。]
ん、あっ、ちょ、あう、っと、サーヴァントか!
ああ、そこまで知ってるなら話は早いね。
心配しないで欲しい、戦う気は全然無いよ。
今日は話と…まぁお礼をしに来ただけだから。
……仕掛けられたら話は別になるけど。
[そう言いながら、キャスターはカウンターへと腰掛けた。]
そりゃ美人に煎れてもらったお茶を嫌いだなんていう奴はいないさ。
[キャスターはそう言って笑うとお茶を口にした]
ん、確かにいい店だ。
あのボケマスターの言う事もたまには正しいってことだな。
っておい、アーチャーだろアンタ。
敵の前にマスター残してどっかいっちゃだめだろ。
[ガトリングならけんかを売っていただろうから
今ここにいるのがリチャードのほうでよかったとほっとする。]
キャスターは口がうまいのですね。
おだてても何も出せませんよ?
でもありがとうございます。
[笑みを浮かべて褒め言葉に礼を言う。
それからリチャードのほうを向く。]
ほら、リチャード。
キャスターだって置いていくのが悪いって言ってるでしょう。
今度から気をつけてね。
[賛同者が現れたので強気になっていた。]
ん…まぁ、その通りだな。
はっはっは。
[この人がキャスターなのか。
正直、気付いていなかった。
だが、戦う気がないのなら、ありがたい。
こちらが仕掛ける?
何を馬鹿な!
戦闘になったら逃げるぞ!僕は!
しかし、なんだ。
うちのマスターは、美人というカテゴリになるんだなぁ。
単なるお世辞かもしれないが。
そのキャスターらしき男と二つ席を空けて座る。
警戒するに越したことはない。
…ま、いざ戦闘となれば、今の状態では逃げられる気すらしないが、話が聞けるなら、損にはなるまい。
腹を括ろう。]
いや、俺は別に素直な感想をいっただけだよ。
…なんかアレだなー…こないだ見かけた時と全然印象が違うな。
狂化でももってるのか?アーチャーなのに。
[そう言ってカップを置く]
こういう空気も嫌いじゃないが、とりあえず本題に入ろう。
まず始めに聞きたいのは…ランサーのマスターがココへ尋ねてこなかったか?
[それは「夢」だった]
[「彼」がゆっくりと手招きをする。手に持った一枚の絵。駆け寄ると、それは女性の絵だった]
「綺麗な人だろう? これはレプリカだけどね、パパがずっと探していたものなんだ」
パ、パ……。
[自分はまだ幼かった。思うように言葉を発せず、「彼」の腕に体重をかけて、その絵を覗き込んだ]
「ソフィーも気に入ったのかい? じゃあ、そのうち本物が手に入ったら、これはソフィーにあげようね」
ほんとう?
「パパ、だいすき」
[意識が、「自分」から離れるのがわかった。離れる瞬間、「幼い自分」の感情が少しだけ流れ込んできた。
それがどんなものであるのか、言葉になど出来ない。ただ、自然と、笑顔がこみ上げてくるような――]
ランサーのマスター?
久子さんは、ここにはいらしてないけど……。
昨日、商店街でお会いしました。
いろいろと情報を教えていただきましたわ。
あー、やはり会ったのか。
と言うことは…八騎目のサーヴァントやふざけた願いも知っていると思っていいかな?
俺から彼女に教えた情報も全て伝わっているとしたら、まぁ手間が省けて楽なんだけど。
[目を覚ました。割れるような痛みだった頭痛は治っていた]
今のは、夢?
……ここは。
[ベッドにいる自分に驚く。先ほどはリビングにいたはずだった。憶えているのは、シャルロットと言い争ったことと、頭痛がどんどんと激しくなっていったこと]
やはり。私が聖杯戦争に出ることが、間違いだったのかもしれない。
[呟く。それでも、ここでやめてしまうわけにはいかなかった。何より、シャルロットへの裏切りになる。それだけは避けたかった]
沖田敬一郎が己のサーヴァントを吸収したことと
人類の滅亡のこと、ですね。
わたしにはどこまでが彼女の持ってた情報で
どこからがあなたからの情報かはわかりませんけど。
[他になにかあったかなと考え込んだ。]
今日か…?
なんか、よく分からないけど、まぁ。
それは単に、二人いるからだ。
この、
[自分の身体を指差す。]
一つの体にね。
隠してもすぐ分かることだろうから、言ってしまうけど、あなたが見たのは、もう一人の方だろう。
…いつ、見られたのかな。
「彼」が…もう一人の方がしっかり認識してくれないと、記憶として残らないから、僕にも分からない。
…思い当たるのは、初めてランサーと戦った時か。
あの時撤退していったサーヴァントの中に、あなたはいた?
ランサーのマスターには、もう一人の方も昨日会った。
…ランサーと戦う時にね。
ランサーとも沖田敬一郎なる人物とも対立しているようだったな。
彼女はまだ、生きているはずだ。
…ランサーはもう、いないけどね。
その沖田敬一郎についての話は、僕も聞いた。
その願いも知っている。
まぁ、この身体の中にいるもう一人の方は、その話自体には、特に興味がないようだったけどね。
[夢の内容を思いだす。既におぼろげになっていたが、もう一度思い出そうとしたことで徐々に思い出してきた]
……あれは、シャルロットの絵だった気がする。
お父様は、やはりシャルロットのことを知ってたんだ。
それに。
[最後に感じたもの。それは確かに「感情」というものではなかったのか。それがなんという気持ちであるのかはわからなかったけれど、懐かしく感じるものだった]
絵を探してみよう。遺品なら、地下にあるはず。それに、それが触媒だったのかもしれない。
[ベッドから起き出して、地下へと向かった]
ああ、俺はヤツの名前までは知らなかったが…大きいものはその二つだな。
あとはランサーが自分のマスターから離れヤツの方に付いた事…は当然聞いているだろうな。
昨日の様子じゃそっちの方はもう意味が無い情報だと思うけど。
[昨日の様子を思い浮かべる。
あの様子じゃランサーの消滅は確実だろう…散る時、アイツは一体何を思ったのだろうかと考える。]
なんだ、狂化もしらないのか。
バーサーカーのクラスの固有スキルみたいなもんでな。
簡単に言えば、戦闘時に軽く理性が吹っ飛ぶ代わりに戦闘能力が上がるんだよ。
[呆れた様子でアーチャーに説明をする。
が、その後に続く言葉に納得したように頷く。]
…なるほど、戦闘担当の人格が別に形成されているというわけか。
そりゃ確かに印象も違うわな。
その通り、あの時お前が攻撃してくれた隙に退かせてもらったよ。
そういう意味でも、お礼を言わなきゃいけないかもなー。
― 西ブロック・マンション ―
[ケネスはうっすらと目を覚ます。
早朝に色々あった事で、疲れていたのか、どうもうたた寝をしていたらしい。
部屋を見回すと、宗冬の姿が無かった。]
……あいつ、また勝手にどっか行きやがったのか……
[わずかに嘆息し、沈黙に満ちた部屋の中で、しばし宗冬を待ってみる。
しかし、今のケネスには、どうにもそれが耐え切れなかった。]
いざとなりゃ令呪もあるか……
[そうつぶやくとコートを取り、教会のある場所へと*向かう事にした。*]
ランサーのマスターがランサーや沖田敬一郎と対立している風だったのはそれでだったんだろうな…。
[ランサーが「彼」に対しその実力を発揮できなかったのは、マスターによる制約があったのかもしれない。]
僕の記憶には、ランサーの笑った顔が強く残っている。
僕には理解出来ないことだけど、もう一人の方はそれをどう思うかはともかく、納得しているようだったな。
狂化、か。
「彼」は確かに戦闘中は、ひどく楽しそうだけどね。
だから「彼」は、逃げたサーヴァントに対してひどく怒っていたよ。
ってことで分かってもらえるかもしれないけど、別に最初から戦闘担当、それ以外担当とかっていう風に分かれているわけでもない。
僕が人として生きていた頃から僕の身体の中に「彼」はいたしね。
性格と特性の問題なんだと思うな。
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