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−商店街−
[花屋で幾つか種と苗を買い込む。
顔色はいまだ青白く、体調が悪いのは傍目にもよくわかるだろう。]
……荷物持ちにつれてきた方がよかったかな。
[買った荷物を両腕に抱えて少しふらつく。
リチャードを連れてきたら持たせたら持ってくれそうな気もするが
「あっ」などといって落としそうな気がする。
ガトリングのほうだった場合はそもそも鼻で笑って持ってくれないだろう。]
役に立たないわ、あの人たち。
[ため息をつき、荷物を抱えなおして歩く。]
あとは必要なものは……。
[ほかに買うものはあっただろうかと考えながら歩く。
すると、ちりりと令呪が反応した。
周囲を見渡すと、見覚えのある人。]
……真さん?
― 商店街 ―
[気がつくと宗冬がいなかった。]
……あいつ、またかよ?
どうすんだ、他のマスターやサーヴァントと会ったら……。
まあ、ここは人通りが多いし大丈夫か?
うん?
常に心に死あるをもって御奉公つかまつることが士道であるよ。真殿。
ってあれいない!?
まさか奉公の対象に逃げられるとは!この宗冬!一生の不覚なり!
[宗冬は隆慶先生の御本を棚から鷲掴みにすると3階の窓から飛び降りた。着地点には手押し車、飛び降りた反動でそれは走り始めた。]
うわ、あんたは確か……
[周りを見渡すが、リチャードはいないようだ。]
こんな人通りの多いとこで、何をするのも無理か……そう思い、少し悩んだ末]
俺はケネス、真ってのは本名じゃないんだ。
ケネスって呼んでくれ。
昨日はうちの宗冬が迷惑かけちまったな
[と、言った。]
サーヴァントを吸収!?
[突拍子のない言葉に相手の顔を覗き込む。
しかしキャスターが何かの意図があって自分を騙すつもりなら他にいうことはいくらでもあるはずだ。]
確かに馬鹿げてる…冗談としても成り立たないくらいに。
めちゃくちゃな話だけど本当らしいね。
約束通り、ランサーの真名を教えるわ。
彼の真名は、ラーマ・チャンドラ。
神ではないけれどその振るう力は神のもの。
宝具は滅びの槍、トリシューラ。
その威力は直接見たあなたの方が詳しいだろうけど…あの時私の魔力は完全ではなかったわ。
今彼には私以外からの魔力が供給されている。
その威力はさらに上がっている可能性があるわ。
私がランサーの情報を話すのは、あなたを含む他のサーヴァントに彼を止めてほしくて。
次にランサーが戦闘を開始したら、私は令呪で彼の行動を縛るつもり。
ランサーが危機になればヤツはきっと現われる…
昨日私は敬一郎とランサーが話すのを聞いたの、今日バーサーカーかアーチャーを狙ってランサーは現われる。
あなたがバーサーカーかアーチャーの居場所を知るなら、彼らをマークしてほしい。
……おはようございます。
今日は柳生さんとご一緒ではないのですね。
[荷物を持ったまま近づき笑みを浮かべて挨拶をする。
自分のサーヴァントもひどいものだと思っていたが
彼のサーヴァントといっしょにすごしてしまうと
ガトリングのほうがずっとましなのではと思えてしまう。
だからどうしても笑みに同情が混じってしまう。]
ケネスさん、ですか。わかりました。
昨日は……。
[酒宴のことを思い出してさらに顔色が悪くなる。]
えぇと……大変ですね。
[しばらく俯いて具合の悪さをこらえてから顔をあげた。]
[ケネスは香野の表情を見て、大体の状態は察した。
しかもその状態は明らかに宗冬が招いた物に違いなく、何だか申し訳無い気持になる。]
……ああ、なんだ。重そうだなその荷物。
持ってやるよ。
[つい、香野の荷物を持ってしまった。]
[あれ、俺何やってんだろ、と若干現状に不思議さを覚えつつ、ケネスは歩く。]
……まあ、大変ちゃ、大変だな。
あの通りの本当にどうしようもない奴で……
てか、あんたとこも抑えるの大変だろ、またあれも違った意味で。
[どうも、穏やかなリチャードの姿が思い浮かばない。]
ラーマ…ラーマヤーナに出てくるヴィシュヌの化身か。
ハッ、通りでムカつく野郎だと思った。
そりゃマスターとも敵対できるわなぁ。
[名前を聞き、即座に対象を思いつく。
そして、続く言葉を吐き捨てる様に口にした。
あー…本当気に入らない奴が多くて嫌になる。
それでもヤツとランサーだけは格別だ。]
残念ながら居場所までは知らないな。
いや…アーチャーならわかるか…?
[ふと、己のマスターやアサシン達の言葉を思い出す。
本拠地とやらまで行けば接触は出来るかもしれない。]
バーサーカーに関しては…見た目を一言で言えば"サムライ"だ。
マスターはマトモっぽかったからな、もし見たら接触してもいいかもな。
……サーヴァントはいけ好かねぇけど。
まぁ、嬢ちゃんも気持ちはなんとなく解るが無茶はするなよ?
サーヴァントの吸収なんて事をやるような奴だ。
どんな隠し玉があるかわからないしな。
ほら、俺って女の味方だから、女が傷つくの嫌いなんだよ。
[最後の一言だけ、普段の軽い口調に戻す。
それすらも久々な程、最近の出来事は大きすぎた。]
[抱えていた荷物が腕の中から消える。
それだけでも楽になり、息をつく。]
ありがとうございます。
お優しいんですね。
……そうですね。
彼はこちらの言うことは聞かないから。
[どこまで話ていいものかと思ったが
そういえば昨日リチャードがばらしていたと思い出す。]
柳生さんから聞いていらっしゃるでしょうけど
リチャードのほうはあなたが見た「彼」とは違うんです。
話を聞かないのは「彼」と同じですけど。
お互い呼び出したものに苦労しますね。
ああ、宗冬に聞いた限りじゃ、何かよく解らなかったけど、1つの体に2人いるのね。
そりゃあ良いな、うちの宗冬も2人いればどんなに良かった事か……苦労が半分だもんな。
出てきちまったものは仕方ねぇんだが、どうもうちが一番貧乏くじくさいんだよなー…。
[しかし目の前のこの女性が、あの男を呼び出してまで叶えたい願いがあるのだろうか、ふとケネスは不思議に思う。]
[最後の言葉に少し笑顔を見せる。]
ありがとう、でもそれじゃ女なら誰でもいいって言ってるみたいだよ?
アーチャーの居場所を知っているの?
問題ないなら教えてほしいけど…
そういう訳じゃないんだけどなー。
あ、でも来るものは拒まずだぞ?誰でもウェルカム!
[相手の笑顔に苦笑と冗談で返す。]
あー…なんか"魔女の館"っていうウチのボケ曰く"オシャレな店"だそうだ。
場所までは知らないから、行くつもりならなんとか探してくれ。
二人いたら苦労が二倍になるかもしれないわよ。
……ねぇ、ほかのサーヴァントって
まともなものなの?
彼や柳生さんのようなのが標準かと……。
[何しろ出会ったサーヴァントが少ないので
あの二人が普通、だと思えて仕方がない。]
……。
あの、何か?
[なんだか見られているような気がして首をかしげた。]
なあ、あんたは何のために聖杯がいるんだ?
正直、恵まれた人生に思えるんだがな。
[自分の店まで持っているのだから、充分では無いかとケネスは思う。]
……俺は、なんて言うか…自分として存在するために戦っている。
[そこまで言って、はたと我に帰り]
変な事聞いちまったな。まあ、言い難いこともあるだろうから無理に答えなくて良いけどよ。
[と、付け加えた。]
魔女の館ね。ありがとう。
私はお爺ちゃんのこと少なくとも嫌いじゃないよ。
今後のアプローチ次第だね。ふふ…
ランサーと沖田敬一郎の話はできれば、他の参加者にも伝えられるなら伝えてほしい。
[アーチャーの本拠地であるという魔女の館を探すため川原をあとにする。]
嬉しいねー、そんじゃ期待しておこうかな。
あ、でももう少し嬢ちゃんの成長にも期待できるともっと嬉しい。
[相手の返答に嬉しそうに返事をするキャスター。]
ああ、わかった。
本当に、無理すんなよー?
[そして、去っていく後姿に声をかけた。]
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