情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
お兄ちゃん。お姉ちゃん。王子様。
じゃあトビーくんは弟かな。
カリメロがお父さん――否、あんなおとーさんはやだ。
ちょっと若すぎるけど、ヴィン先生がお父さん。
なのになんで。
トビーくんはラッセルくんのこと告発するの?
なんでお姉ちゃんは死んじゃうの?
お姉ちゃんは犯人だったんスか?ねぇ?
解剖が何とかって――ヴィン先生――……、ぁ
[一時間。一時間だ。
長針がくるり、回ってしまった。
シャーロットの髪も乾き切らぬ短い時間。]
王子様。
シャロお姉ちゃんにそんなに見惚れて、どうしちゃったの?
[妬いちゃいますよ。そう、少女は*笑った*]
始まりは何とも幼稚な嫌がらせからだった
上靴が無い。教科書が破られる。机の上に落書きなど
もちろん凹んだりもしたけれど、仲間からの励ましもあって、何とか気にせず過ごす事が出来た
そういった嫌がらせも1週間もしないうちにピタリと途絶えたので、彼女も飽きたのかとその時は思っていた
そして、それから数週間後
親友が彼女の取り巻きに襲われた
……トビー君が、
ラッセルさんを犯人、って。
確かにラッセル君、見られるのはちょっと嫌そうだったけど……。
でも……。
[くらり、気が遠くなりそうだ。]
僕、……こんな、
ヴィンセントさん……
シャーロット、さん……。
[ふらり、ギルバートに凭れ掛かりそうになって、
ごめん、と辛うじて*持ちこたえた*]
誰が……とうさんを殺したの?
ひとりはラッセルとしても、もうひとり。
許さないから……
[ぶつぶつと呟く足下に、千切れたオイルライターのかけらが転がっていた。 *]
親友が担ぎこまれた病院に駆け込み、病室に飛び込んだ僕の目に飛び込んできたのは、意識無くベッドに横たわる親友の姿
シーツから出ている腕や顔には、擦り傷や痣が至る所に出来ていた
おばさんから聞いた話では、川辺の橋の下で発見された時、衣服は無残に破かれ、頭から大量の血を流して倒れていたらしい
それを偶然通りかかった人が発見し、ここに運び込まれ、一命は取り留めたということだが、頭を激しく殴られていたということで、目を覚ます保障は無いと告げられたらしい
それを聞いた時、ガラガラと自分の世界が崩れていく音が頭の中に響いた
そして、あいつはまだ……病室のベッドの上で目を覚ましていない
その日から、クラスメートだけでなくあんなに一緒にいて励ましてくれていた仲間たちも自分に冷たく当たるようになり、再び再開された陰湿な嫌がらせの中、ひとり耐え忍ぶ日々が続くことになった
そんな中、会長としてのうのうと好き勝手に振舞うあいつを憎むとともに、親友をあんな目に合わせてしてしまったのは自分のせいではないかと思うようになり
学校に行けなくなってしまった
そう。僕はあいつが憎い
百万回殺しても足りないくらいに
……だけど、それはシャーロットとは関係ない
シャーロットを避けていたのは僕が弱かったから
だから、そんな自分を変えるためにここに来たのに
……何故? 何故なの? 何故なのよぉぉぉっ!!?
[頭を抱えて慟哭]
……どうして。どうして僕が信じた人は皆裏切っていくんだよ!!
仲間たちも、アーヴァインも……
そしてトビー! あんたも!!
[そう言って、低く哂うトビーを*キッと睨んだ*]
もしかして、いや、もしかしてじゃなく、
ヴィンセントさんに任せたのは間違いだったか。
シャーロットさんが犯人だったら
ギルバートさんを殺すと言うだろうか。
二人が犯人の側なら、シャーロットさんが
ギルバートさんを殺すのにメリットはあったか。
状況がハッキリしていた。
トビーを信じる人が多い中で
ギルバートさんを、殺す、と言う事を言っていた。
その理由はわからなくもない。
本物が決まる事は
アーヴァインさんを殺した奴にとって
不利なんじゃないか。
あぁ、くそったれ、なんてこった。
俺が彼女の殺害の後押しをしたようなもんじゃないか。
願わくば彼女がアーヴァインさんを殺した犯人だ
と逃げ道を作った所で何になる。
犯人だからって死んで良いってのか。
本当に何なんだ、何なんだよ俺は。
今まで仲間だった人を犯人呼ばわりか、
ネットじゃ皆普通に話してたじゃないか。
それなのになんでこんな事になってんだ。
なんでココはこんなに血生臭いんだ、
ほんの数時間前まで皆普通に笑ってたじゃないか。
*一体何がどうなって・・・。*
[明かりの下のその光景に思わず声が漏れてしまう]
うぅっ!
ヴィンセントくんと、シャーロットくんがッ!
みんな、こんな状況で、まだゲームを続けるの?
[自分に言い聞かせるように]
仕方ないよね?
みんな、何かしていないと、不安なんだよね?
他の人たちが続けるなら、それなら、わたしもゲームを続けるよ。
[ひとつひとつ、言葉を区切りながら呟く]
ふぅ・・・。
それじゃ、まずはわたしの考えを言うよ。
なんでヘンリエッタくんの言葉にあそこまで拘っていたかをね。
あの時点ではゲームの編成が解らなかったから、はっきりとは言えなかったんだけど、怖い配役と、配役を貰っていない人以外の配役は、全部1人しかいないんだよね?
あの時点で配役があると言ったのは、セシリアくん、トビーくん、ヴィンセントくんの3人だよね。
その後、ヘンリエッタくんは紛らわしいだけで、セシリアくんが配役を貰っていないと言った。
この時点で配役をあると言っていたのは、トビーくんとヴィセントくんだけ。
次の日、ギルバートくんが配役を貰っていると言った。
[一息、言葉を区切る]
みんなは気にならない?
結局最初の時点では、トビーくんと、ヴィンセントくんの、二人・・・。
そう、二人だけしか配役があると言っていなかったんだよ?
仮に、トビーくんも、ヴィンセントくんも、本物の配役を貰っていたんだとしたら、この時、怖い配役に協力する配役、というのを貰った人はどうするつもりだったんだと思う?
普通に考えると、セシリアくんの嘘に騙されて、トビーくんとセシリアくんの配役を貰ったと言わないとしても、その場合はきっとヴィンセントくんと同じ配役を貰ったっていうモノじゃないのかなぁ?
だって、そうしないと、怖い配役にゼンゼン協力できていないよね?
何もしなければ、それは無駄な配役って、怖い配役を貰った人に思われてしまうよね?
だから、わたしはヘンリエッタくんが配役を貰ったのかそうでないかに拘っていたんだよね。
ヘンリエッタくんが配役を貰ったと言うなら、状況的に納得できる。それは、ヴィンセントさんか、ヘンリエッタくんが嘘をついているってことだからね。
だけど、実際にはヘンリエッタくんは配役は無いと言った。
それなら、怖い配役に協力する配役のひとは何処にいったの?
確かに、ギルバートくんが、その配役を貰った人って可能性はあるよ?
だけど、わたしとしては、その配役の人が既に嘘をついていた。って可能性の方が多少はしっくりくるんだ。
この場合だと、トビーくんが、その配役って意味だね。
だから、私はトビーくんを本物だと信じてはいないよ?
トビーくんは、ただギルバートくんとの対比で本物の配役っぽく見えるだけで、トビーくんだけで見たら、トビーくんだって相当偽者っぽいんだよね。
そうだなぁ・・・。
トビーくん以外で、ギルバートくんを偽者だと、言い切る、もしくは10中8、9そうだと思っているって人がいるならだけど・・・。
じゃあ、ギルバートくんが怖い役割に協力する役割の人だと思っているの?
逆に、もし怖い役割そのものだと思っているなら、協力する役割の人はどこにいったの?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新