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……えっ?
[老人の外見にそぐわぬ若々しい口調に面食らった。]
あ、ああ、そう、やっぱりお爺ちゃんがサーヴァントなのね……。
王子様どころか……オジサマどころか……ぶつぶつ。
[ふぅ、と深呼吸をして“魔術師”の顔で返答する。]
新条美貴、それが貴方のマスターの名前よ。
お爺ちゃんは随分お爺ちゃんだけど、大丈夫なの……?
ホントに英霊なの?ご家族は?住所か電話番号はわかる?
[告げられたクラスに、ようやく名前をどこで見たのか思い出したようで]
アサシン、そう、それでシャルロット。
……わかりました。
父が、研究していたらしい書物に貴女の名前があったのを思い出しました。
きっと、父の導きがあったのでしょう。
[先に階段へと向かったシャルロットに続いて、後を追うように地下を出る]
[階段を上がりながら、聖杯にかける願い、を考え始める。
願いたいことは特に思いつかない。そもそも何かに対し心が動く、ということがない。
だから、「事象をそのままに受け入れる」以外のことを知らない。
それは普通のとは違うのだろうということは理解できる。
祖父は幼い私をいろんな病院へと連れて行ったが、どんなにカウンセリングや催眠療法を試しても、結果は同じだった]
願いとは、なんだろう。
[階段を上りきるころ、ぽつりともらした]
はいはい、どうせオジサマどころか"お爺さま"ですよ。
[少し拗ねた口調でそう返す老人。
内心結構傷ついているらしい。]
ほう…この俺に大丈夫ときたか。
言っておくがこの姿は生まれつきだ、
ボケたりはしてないから心配は要らない。
そして力の方を言っているなら…。
[そこまでいった瞬間、老人の体から信じられない程の魔力が噴出す。
現代の魔術師では到底到達できない程の魔力量。
そう、それは正に"魔法使い"の域であった。]
喜べ、いまマスターの前にいるサーヴァントこそ不滅の賢者…過去において最強の"魔法使い"だ。
[そういって、その老人はニヤリと笑った。]
......C'est vrai?
……私を、ご存知なんですか。
[名前を知っている、と言われ足を止めて目を見開く。
そして、頬を上気させてくすり、と笑った。]
それならば、私がどういう史実を作った者なのかを、一々説明する必要はなさそう、ですわね。感謝しますわ、マスター。
町の案内、お願いしてもよろしい?
[そう言いながら振り向いた時、ソフィーの呟きが耳に入りじっとそのまま彼女の顔を見つめた。]
[老人の放つ魔力に圧倒されて後ずさる。]
――――っ!
凄い…………、力……。
……ごめんなさい、侮っていたことを認めるわ。
おいそれとは使えないはずの“魔法使い”、その呼び名に相応しい実力の持ち主なのね。
…………お爺ちゃんなのに。
[老人に頭を下げながら最後の一言はぼそりと呟き、顔を上げて微笑んだ。]
ええ、父は熱心に他国の歴史なんかを調べてたようですから。
私も一通り目は通しましたが、さすがに名前を聞いてすぐ思い出すことは無理だったみたいですね。
――私の記憶回路はどこかおかしいらしいので――
[最後のつぶやきは聞こえずとも構わないのか、口の中で呟く様に]
町の案内、といっても、私も数年離れてましたから、その時と変わってなければいいのですけど。
[そのまま戸締りに向かい]
昔は人がたくさんいたらしいので、家だけは広くて。
町だけじゃなく、この家すら私は良く知らないんです。
あの地下と、奥の私室とリビングだけが、この家の私の居場所だった。
今も、他の部屋に入ってみようという気はあまりしませんけどね。
[窓を閉めて玄関へと向かう。振り返って奥に伸びる長い廊下を見つめた]
−樹那町・神社−
さーてと、始めるかね。
[辺りに誰もいない事を確認すると、ケネスはチョークを使って境内に魔方陣を描き始めた。
この小さな神社には、めったに人が訪れない事は下調べで解っている。]
陣を描ききるには、この灯籠が邪魔になるか……
悪いな、ちょーっとどいててくれや。
[ケネスが石灯籠に触れるとそれは一瞬にして砕け、再び集まりながら形を変えていく。
やがて一つの岩石となってしまった石灯籠は、ケネスの手の動きに従って転がり、草むらの中へ姿を消した。]
[魔方陣を描いた後、チョークを投げ捨てる。]
よーし、出来たな。
一体、誰が出て来てくれるのかな?
なるべく知名度の高い、使える奴を頼むぜ。
[手をこすり合わせながらそう言うと、呪文の詠唱を始め、ほどなくしてそれは完成する。]
やっぱり締めの言葉は必要かね。
今こそ出でよ、我がサーバントよ!……てか?
では、その事も含めて、現在の町のこと、しっかりと調べておいた方がいいかもしれませんわね。
[静かに目を閉じ、深呼吸をした]
……マスター、それほど遠くない場所に魔力を感じますか?
先ほど一瞬、魔力の揺らぎを感じましたわ。
こちらは、当面気配を極力消して動きましょう。
マスター、ひとつだけ、覚えておいて下さい。私の力は非戦闘時が一番有利に働きます。
マスターは、好戦的ですか?
こんちくしょー!!!!!
[最後の言葉を聞くまでウンウンと頷いていた老人だったが、
お爺ちゃん発言を聞くと同時に再び叫び始めた。]
どうせ爺さんだよ!
俺だって好きでこんな姿で生まれたわけじゃねぇぇ!
この姿のおかげでどれだけ今まで苦労したことかっ!
[よっぽど自分の姿が嫌なのか叫びながら暴れ続けている。]
…こうなったら絶対に若返ってやるからな…。
そして女と恋愛をするんだ!
[足元から上る何か。一瞬それが何なのかわからなかったが、シャルロットの声に頷いた]
そのようです、ね。
ただの魔術の行使ではなくて、同じようにどなたかがサーヴァントを呼び出したのかも。
非戦闘時……、アサシンが得意とするのは隠密行動だと聞いています。
そのこととは別に?
私は戦うことに対してそれほど価値を見出してるわけではありません。
もちろん、敵が現れれば戦いますが、自分の分はわかっているつもりですので。
だから好戦的ではない、ということになるのでしょうね。
…………。
[老人の叫びに呆れた。]
お爺ちゃんって、そんなことのために英霊になったの……?
……ぷ、…………ぷぷっ!ちょっと……あんまり……笑わせ……ないで…………ぷぷぷっっ!!
[苦しそうにうずくまって、おなかを抱えている。]
そんなことだとぉぉぉ!
[目の前で笑っている美貴に物凄い勢いで詰め寄る。]
おまっ、あれだぞ?ちょっと考えてみろ!
生まれた時から老人の姿で、そのせいでフラれ続ける人生を。
笑い事で済むかぁぁぁ!
[相手の肩を掴み物凄い勢いで捲くし立てる老人。
その眼は真剣だ。本気と書いてマジと読むほどに。]
だから俺は聖杯に願う!
若返らせて受肉させてくれと!
そこで今度こそ本当の人生を俺は味わうんだ!
それじゃあ、行きましょうか。
他に聖杯戦争に参加する方がどこにいるかわからない以上、私もなるべく回路を閉じておくことにします。
さすがに、貴女ほどは無理ですけどね。
[シャルロットを待って、玄関に鍵をかけ、広がる庭を横目に門へと向かう。人通りはほとんどなく、街灯の灯りと、家々の窓から漏れる明かりだけが灯っている]
ええ、隠密行動はもちろんです。
マスターが好戦的ではない、と聞いて安心しました。
私が当面望むのは、協力者を作る、というものです。
何を行うに於いても、同志と言うのは心強いものです。聖杯戦争のルールに従い、いづれ袂を分かつ事になるとしても、初めから四面楚歌では色々と不利にもなりましょう。
……よろしいかしら。
[確認口調で言いながら、静かにソフィーの後について屋敷を出る。荒れた広い庭が裕福な家であった事を暗黙に伝えてくるようだった。]
静かですわね。
9人目、異国人 マンジロー がやってきました。
[老人の勢いにたじろいだ。]
ぷぷ……え、……あ、……ごめんなさい……。
生まれた時から、……お爺ちゃんなんだ……………。
ぷ、……ぷぷ、……ぷふ、――――ふぅ。
……、それは切実だわね。
笑ったりしてごめんなさい。
そうよね!恋って大切よね!!
今、初めてお爺ちゃんと気持ちが通じた気がするわ!!!
あ、――そういえば、まだお爺ちゃんの名前を聞いてなかったわね。
こんなマスターでよかったら、お爺ちゃんの真名を教えてくれるかしら?
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