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[ステラの言葉がローズマリーの欲望に火をつける。
−ずっと…こういうことを…したかった−
聖女の顔をしていた彼女。彼女の奥底をわかっていなかったのは自分なのだと、ローズマリーは思う。どちらが本当の顔なのか。どちらも本当の顔なのか。
欲望に屈したステラにより、近いものを感じ、ローズマリーは胸が苦しくなるのを感じ、積極的に舌をからませ、ステラを抱きしめた]
[ローズマリーは服の上から這わされる手に思わず、ステラから唇を離し快楽の吐息をもらした]
はぁ…ステラ…
[部屋に戻ったソフィーは身体を休める為すぐにローズマリーのベッドに横になったが、何故かいつまで経っても眠気は訪れなかった。]
……駄目ね。
寝れば良くなると思うのだけど──。
[何か薬を貰って来た方がいいかもしれない。
そう判断し、重い身体を起こして部屋を出た。]
ラング先生…あぁ、ルーサーさんですね。
俺は…医者はいいです。本当に、大丈夫ですから。
[遠慮がちに申し出を断る。
どうしても行かなければならないのなら一人で行った方がまだましだ。
背中を見られたくはない。それだけが今最優先で守らなければいけないことだったが]
でもルーサーさんの所には同行させてもらえると嬉しいです。
あちらとは前にも色々とお世話になってるんで…ご挨拶だけでも。
看てもらった方がいいんだけどな……
[私は少々彼の疵を案じる眼差しを向けたが、言葉に籠もる意志を汲んで頷いた。]
じゃあ、着替えて準備ができたら声をかけてくれ。
クローゼットに、真新しい服を用意してあるから、そっちに着替えてくれてもいい。
[そう言い残して、部屋の扉を再び閉じた]
[強い引力を持って深く引き摺り込まれた口内。首筋に回された腕に力が入る。密着する躰。それはローズの誘いによって。]
[ローズとの口付けは思ったとおり、いいえそれ以上の悦びをわたしに与えてくれた。キスだけで達しそう。そう言っていたのはさぁどの時の相手だったかしら…。]
――なぁに?ローズ…。
[淫楽の滲んだため息を濡れた唇から零すローズに、わたしは邪気のない笑みを浮かべて答える。
嗚呼くぐもる声で交わされる言葉は、何故こんなにも秘めやかな色を湛えるのだろう。胸元を弄る手を休める事無く、潤んだ彼女の瞳を見つめた。体内から熱い蜜が流れ出ていくのを感じる。彼女もこのスカートの中、同じ思いをしてくれたならと、願わずにはいられない。]
[力の抜けた男の身体は常人であればそれなりに重いものなのだろうが、彼にとってはさほどの苦役でもなかった。むしろ、あまりに軽々と運ばないように注意しなければならなかった。]
[ルーサー医師は薬物がどうのこうのと言っていたが、確かに男から漂う雰囲気は不健康なにおいがする。]
[この酒場は通常の会話程度なら2階まで届く事の無い造りをしていたが、それでも階段の中程まで来ると、ぼそぼそとだが酒場で交わされる会話の断片が聞こえて来る。
微かに聞こえて来た人の話し声から、店にローズ以外の人間が居る事に気付いたソフィーは、バスローブ姿で出て行っても構わない相手かどうかを確かめる為、1階まで数歩を残した所で立ち止まり、聞き耳を立てた。]
―アトリエ・リビング―
[クローゼットからネイビーのブレザーを取り羽織る。なんとはなしに自分用に作ったホーンブックの革紐を弄びながら、ハーヴェイが出てくるのを待った。
彼のあの傷痕にはどのような理由があるのだろう。
気にはかかることではあったが、彼の眼差しはその問いを拒絶しそうな気がした。
ほぅ、と小さな溜息をつく。]
[ギルバートに抱えられながら、男はぼんやりとした目のまま引き摺られている。]
[酩酊状態の彼の脳内に、あるひとつのヴィジョンが浮かんでくる。
楽園、花園。2羽の蜂鳥がくるくると輪を描いて、青い青い空を飛ぶ。
次々とやってくる、つやつやとした筋肉質の美少年たち。柔らかな布を纏い、視線をそっと流す。また、屈強な男たちも。その肉体を誇るように、彼らは湖のほとりに立っている。]
[その中央には、茶色い癖毛の男。葡萄酒を口に運びながら、彼をとりまく美しい男たちの身体に触れ、その質感を愉しんでいるのだ――]
[まだ陽の高い時分。
酒を求めてやって来た客でない事は容易に推測出来たが、
漏れ聞こえる篭った声からでは誰かを特定するには至らない。]
──ふぅ。
覗きは趣味ではないのだけど。
[しかし寝付けぬままベッドを占領していても迷惑なだけ。
苦笑混じりに軽く嘆息し、
酒場内の様子を覗ける位置まで足音を忍ばせて移動した。]
──ルーサーの元へ行くための車中(移動中)──
…ハーヴ。
もし、頭を打っていて、自分でも知らない間に死んじゃったりしたらどうするのよ?
頭を傷を見てもらうのに、何も注射されたり、歯医者みたいに容赦無くドリルで無防備な場所(つまり口の中)をガリガリ削られたりなんてしないのに。
念のため、ほんの少しだけ診察を受けたらいいじゃないの。
こんな時に挨拶だけなんて…遠慮しすぎよ。
[シャーロットはハーヴェイが心配な所為か、自分の事は棚に上げ、さっきからブツブツと同じ言葉を繰り返している。
ちょうど視界に入るハーヴェイのピアスの光に時々気を取られながら。]
──そのピアス、もしかして居る場所や温度で色が変わるの?
[部屋をでるヒューバートに会釈を返し、着替えようとベッドを降りる。
クローゼットの服一式に着替えるが、思わず苦笑い]
サイズ…何でぴったりなんだか。
俺標準サイズだと少し大きいのに。
これ先生のサイズじゃないよな、絶対。
[Vネックの黒い七部袖のシャツとベージュのチノパンツ。
いつの間にかサイズ測られたのかとどうでもいいことが苦笑とともにもれた。
そしてヒューバートとシャロのもとへ]
[こんなに淫らなことをしながら、なんと清らかに微笑むのだろうか。
ステラの手はローズマリーの胸を柔らかく揉み、休むことをしないのに。
まるで、疲れているものをいたわるかのような微笑みを浮かべて]
ステラ… ステラ…
[ローズマリーはステラを抱きしめていた右手を前に回し、ステラと同じようにその胸をさぐった]
―車中―
[ルーサーは車を走らせながら、ナサニエルの悪態を思い出し、どこか張り詰めていた緊張の糸が緩むのを感じずにはいられなかった。
彼からは破滅型の人間特有の悲壮感や気負いがまるで感じられない。きっと死の谷に対する恐怖から自由であるのだろう。
それだけにルーサーは彼の未来を思うとき、不憫な気持ちを抱かずにはいられなかった。]
放蕩息子、か……
[ルーサーは彼のために祈りながら、車を走らせた。]
[移動中の車の中、ぼんやりと流れる景色を窓から見る。さっきからぶつぶつと小言を言っているシャロへ、笑いながら子供のような言い訳を]
俺あんまり医者って好きじゃないんだよ。
ほら、映画によくあっただろ?
頭見てもらったついでに変なチップ埋められるとか。
今も結構本気で信じててさ。そんなことをする医者ってやつが凄く怖いんだよね。
[シャロが自分の心配をしてくれているのは素直に感謝しつつ、答えをはぐらかす。そしてピアスについての質問へは少し眉を顰めたが、すぐに普段の表情で]
これ、アレキサンドライトっていう石なんだよ。
太陽光にあたると赤紫に、それ以外の光だと青緑になる。
別に珍しくはないんだけどここだと天然のアレキってあんまり見つからなくてね。
―車中/移動中―
へぇ。ロティはやっぱり、女の子だけあって目ざといな。
[思わず、笑みが零れた。バックミラーごしに、ハーヴェイの耳にかかるピアスを気にしながらハンドルを切る。
ハーヴェイがピアスを(それもなぜか片耳だけだ)をしていることには以前から気がついていたが、装身具について理由や由来を尋ねる気持ち自体はあまり持ち合わせていなかった。
ハーヴェイは服を用意したものに着替えてくれていたようだった。何度か訪れる彼にあった服は、当然のように用意している。見た物をそのままに記憶する特技がある私には、人よりも服のサイズを見定めるのに多少はアドバンテージがあったことだろう。]
[ネリーは独り考えていた。これからどうやってこの場を脱すべきなのか。
自分の秘密は誰にも知られてはいけない。よほど身の回りを調べられていなければボブだって気づいていないはず。そう、自分の欠けたモノが。
ばれてしまうと何をされるか解ったものではない。穏便に、穏便にしなければ――
何を思ったのか、素肌が見える顔の下半分が少し動いたように見える。舌を転がし、腰や肩を動かし、顎を確認している。
その後、ネリーはほっと息を吐いた。]
だ…大丈夫よきっと……
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