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ただいまですわ。
[ヘンリエッタに微笑んで。何かを握る様子に小さく首を傾げる]
ああ、そうですわ。
マドレーヌ焼いてきましたの。
紅茶と一緒に如何?
[手に持つ紙袋を指差して]
[穏やかな微笑みに会釈を返し]
まぁ、素敵なお申し出ですわね。
喜んでお受けしますわ。
あてなく待つ時間も、幾分かは楽しくなりましてよ。
[マドレーヌを勧められれば、少女らしい嬉しげな声を。]
暇を持て余していたようですね。
では少しお待ちを。
[歳相応の喜び方にくすりと笑って。キッチンに向かえば湯を沸かし、その間にマドレーヌを皿に移す。カップとポットも用意すればトレイに乗せて事務室へと戻り]
はい、お待たせ致しました。
存分に召し上がれ。
[マドレーヌの皿を中央に置き、紅茶を注いだカップをヘンリエッタの前に置く。自分の分も淹れると砂糖を一匙入れてから口に付け、マドレーヌを手に取った]
[キッチンへと消える長い髪を見送り、手に握りこまれたままの珠をポシェットへと仕舞う。
低級の魔、いわば雑魚を封じた水晶など、見せる価値はないゆえに。
やがて紅茶とマドレーヌが供されれば、口元に笑みを浮かべ]
まぁ、美味しそうですこと。
いただきますわね…
[一口食べれば、その答えは表情に出たか。
そのまま無言で食べ進め、一つ食べ終えた所で何も入れぬままの紅茶に口を付ける。]
…ん。紅茶もマドレーヌも、とても美味ですわ。
もしや、お兄様がお好きなのかしら?
[仄かな檸檬の香りも香ばしいマドレーヌは、作り馴れているかに思えて。不躾かとは思いつつも問いかける。]
[口に合ったであろう表情を見れば自然と顔が綻び。手に取ったマドレーヌを口に運ぶ。途中投げかけられた問いには小さく横に首を振り]
いえ、私が好きで作るのです。
もちろん兄にも食べさせますけれど。
お菓子は作るのも食べるのも好きですから。
[趣味ですね、と笑って見せ]
[紅茶で一息つけば、またマドレーヌに手を伸ばし]
素敵な趣味ですわね。
私もお姉様のように何か作ることが出来ればよいのですけれど…
[あまり上手くはありませんの。と、吐息混じりに呟いて。
手にしたマドレーヌに、ぱくりと齧り付く。]
料理は練習すればするだけ上達しますわ?
簡単なものから少しずつ練習していけば良いと思いますよ。
私とて最初からこのように作れたわけではありませんもの。
何度も何度も作った末の結果ですのよ。
[溜息をつく様子に励ますように言って]
[励ますような声に眉を寄せつつ]
それは…お姉様のおっしゃるとおりなのですけれど。
すぐに上達する便利な方法など、やはりないものですわね…。
[伏せた睫毛に隠された瞳は何処か愁いを帯びて。けれど、一つ瞬けばその色は消え去り、元通りの少し生意気な表情へと]
…よろしいですわ。
人には得手不得手があるというもの。
私は私なりに、お姉様とは別の得意な事を見つけることにいたしましょう。
[澄まして言い切れば、もう一齧り。ふわりと口元が綻ぶ。]
努力なくして上達はありませんわ。
天性のものもありましょうけど…大抵は腕を磨いてこそですわね。
[何事においても、そう付け足して。表情が変われば一度瞬きして]
そうですわね。
出来ぬものを嘆くより、自分の出来ることを見つけるのもまた良いと思いますわ。
[一つ頷いて見せ。笑んでしばしヘンリエッタを見やれば続けてマドレーヌを食べる様子に自分も思い出したかのように食べ始める]
[二つ食べ終えた所で、もう一つと手を伸ばしかけ、ふと見上げた時計に小さな声を]
…あら。もうこんな時間でしたのね。
組合長様もいらっしゃいませんし…一度失礼して、装備を整えてきますわ。
あぁ、そうですわ。
シャーロット様、マドレーヌをいただいて参りますわね?
[真っ白なハンカチにマドレーヌと二つ取り、丁寧に包んでポシェットへ仕舞う。そうしてお礼にと紅い飴玉を渡し、花弁のようなスカートを翻して、*事務所を後にした。*]
[ヘンリエッタの声に時計を見て]
まぁ、本当に…。
私も一度戻りましょうかしら。
[マドレーヌを包むヘンリエッタに頷き、飴玉を渡されれば礼を言って受け取る]
お気を付けて。
[立ち去る様子にそう声をかけて。飴玉を口に含めばその甘さに表情が綻び。テーブルのマドレーヌの傍に「ご自由にどうぞ」と書き添えて、自分も立ち上がり*事務所を後にした*]
学生 ラッセルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(学生 ラッセルは村を出ました)
学生 ラッセル が参加しました。
[いつの間にか厨房を占領して和菓子を作っている。
蓬の新芽を茹で、さらし磨り潰したものを上新粉と
混ぜ蒸上げて搗く。
適度な大きさに丸めた、さらに粒餡をとろりとした餡に仕上げた]
うーん、お茶には和菓子だと思うし、
和菓子しか作れないから今までご馳走になった分は
これでいいかな?
[律儀に今までのお礼を作っていたようだ]
器にもって、餡をかければ…『餡かけ草餅』
の出来上がり。
だれか食べてくれるかな?
[厨房をきちんと片付ければ、お盆に器を載せてゆっくりと運んだ]
[ひとしきり行を外でこなしてきたのか、実に充実した表情と雰囲気を纏って戻ってきた。扉を開くと漂う香りに辺りを見回し]
清清しい香りがするな。
蓬か?
[見ると、テーブルに餡かけ草餅を見つけた]
ふむ…旨そうだな。
[食べることにして茶を煎れ始めたようだ]
[セシリアを向くと]
ほう、おぬしが作ったか。中々に旨そうだ、頂こう。
何事か、か…先日からの強い風に誘われてそろそろ何かが動くのであろうか。
[蒸らし終わった茶を2つの湯飲みに注ぐと]
おぬしも飲むが良い。
[ひとつをセシリアに差出し、草餅をつまむと]
うむ。控えめな甘さに蓬の香りが心地よいな。
[そう言って一口茶をずず、と啜る。
髭の奥は満足そうに吊りあがっているようだ]
[差し出された湯飲みに]
ありがとうございます。
風は吉兆の予兆ですし、月の陰りの照り…。
何が起こってもおかしくないかもです。
俗世に居ると時々身を中から清めたくなるんです。蓬は手頃なものですから。
[褒められた事への照れ隠しかお茶に視線を落とした]
成程のぉ、中からか。
山に居ると逆だな。
自然の峻烈さに己が飲まれないように常に高みを目指すことになる。
[ずず、とまた一口茶を啜り]
しかし時間の進みはゆったりと悠久を感じるのも確かだ。厳しいが懐もまた深いな。
…そのためかたまに里に下りると目まぐるしさを感じるが。
別の意味で時間と己に飲まれる危険があるのは確かか。
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