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[ざく。ざく。ざく。集会場へ向かう道を一歩ずつ進む。]
うっぁ…寒…
早く暖まりたいな…
[口元までコートの襟に沈め、ただ黙々と歩を進める]
[眼を凝らして徐々に薄くなる足跡を追いかける
漸く視界は披けて眼前に微かな灯りと――]
…あの灯り…さっきまで居た所?
誰か、居る?
[淡い光をちらりちらりと遮る人影を見つめ駆け出す]
[死者の眠るこの地は静寂に支配され]
[祭の準備に明け暮れる村の喧騒は遠く]
[ちらちらと空から降りて来る結晶に]
[整然と並ぶ墓石は薄い白に覆われる]
[帽子の雪も払い落として被りなおすと、チラチラと輝く街灯に目を細め]
…冬はずっと夜のままでもいいな。
綺麗だし、この位の明るさが丁度良い…
たまには夜の散歩でも…とと、いけません。
今日はあんかけと餃子の日でした。
急がなければ。
[また明日…と呟くと両手をポケットに突っ込んで集会場へと軽快なテンポでサクサクと歩み進んだ。]
[綺麗にプリン型に盛られた巨大な雪山を前に、...は、ふう、と息をつく]
何とか今日中に雪積みだけはできたか…。
[モーガンの家に行きがけに、アーヴァインを殴りつつ聞き出したかまくらの設置場所に...は居た。
直径4メートルほどの円を描き、人手を集めて踏み潰しつつ雪を積み上げて、先ほど満遍なく湯をかけ終ったばかりだ]
[大きく伸びをしてコキコキと肩を鳴らしつつ、道具類を拾い集めてはソリに乗せてゆく。
一緒に作業していた人が三々五々に分かれ家路に着くのを、白い息交じりに別れを告げながらぼんやりと眺め…]
おっしゃ、明日は穴掘りだな。
[誰もいなくなったかまくら会場で一人、景気付けのように声をあげると、ソリを引きつつ集会場への道のりを辿り始めた]
[薄く積もった白を払って]
[小さな雪人形を其処に置く]
「そんなもん供えてどうすんだか。
もっと明るい時間に来いよ…」
[闇の中から墓守の男が現れて]
[黒髪を掻きつつ彼に近付いて来る]
…冬には、丁度…いいよ。
それに、昼は、手伝い…あるし。
[青の眼差しを其方に向けて小さく]
「手伝いの方が優先か?
去年の命日には帰って来ないわ、その調子じゃ、家も埃被りっ放しなんだろうな」
[からかうような調子で言う墓守に]
[彼は普段通りの曖昧な表情を向け]
…忘れてた…訳じゃ、ないんだけど、ね。
[黒髪の男は返答にひょいと肩を竦め]
[ごゆっくり、とその場から立ち去り]
[再び闇へと紛れ去って行く]
[日の暮れた雪道を、一人歩く。
見上げると雲は無く、澄んだ冬の空に月と星が美しく浮かんでいた。
視界の開けた集会場への道は、積もった雪が美しく煌めき]
雪明りだけでも歩けそうな夜だな…。
[さくさくと雪を踏みつける自分の足音と、しゅるしゅるとソリが雪の上を走る音だけが、青白い雪の中に吸い込まれてゆく。
ふと、世界には自分ひとりしかいないような孤独を感じ、思わず足を止めて周りを見回す…]
[集会場を出たその足で、村の飾り付けを担当している場所へ行き数時間手伝った後、酒場へと出向きいつもの仕事をこなす。]
[暫くすると、雪像など大きなオブジェを担当する人達が、今日の仕事を片付けたその足で酒場のドアを叩く。
男達の熱気に...は少々混乱しながらも、テキパキと与えられた仕事を片付けていく]
[空いたグラスなどを片付けにテーブルに近付くと、集まった客の一人が興味深いことを話しているのに気付き、...は自然と耳を傾ける。]
[話の内容は、『どうやら祭りを取り仕切る実行委員の中に、仕事を村人に擦り付けて自分は楽して過ごそうと考えている人が居るらしい』と言う事だった。]
[話の主は、『追い込み時には徹夜すら強いられる実行委員には、その努力への恩恵として、予め村の方からある程度の報酬が与えられているはず。俺らのようなボランティアとは立場が違うのに、恩恵だけ受け取って仕事を押し付けるなんて、おかしな話だ』と、声を荒げて酒を呷る。]
[そのやり取りを黙って聞いていた...は、複雑そうに溜め息を吐き]
委員には委員なりの事情が有るでしょうけど…。こう、公になっちゃうと…。集会場に集められた人たちも黙っていないでしょうね…。
[一人語ちると、トレイに乗せたグラスを厨房へと運び、黙々と*洗い始めた*]
[...は一心不乱に氷像を彫っている]
はっ!もう夜!?
[辺りを見渡すとみんなはいつの間にか引き上げていて]
……寒っ!
[我に返って急に寒さを感じたのか、ぶるりと震えると
会場に設置してあるプレハブに顔を覗かせる]
あのー、今日はもう帰ってもいいですかー。
[そこにいたのは見慣れた村人達がほんの数人。
少し暖まっていけば?という優しい言葉に甘えて、
お茶をいっぱい*飲むことにした*]
[まだ人の戻らない集会場を見渡すと、テーブルの上で頬杖をつき]
……結構皆遅くまでやってんだな。
ちぇっ。何だよ。飯の支度してから手伝いにいきゃよかったな。
やー、でもほら、帰ってきたときにおかえりっていうやついないと寂しいよな、うん。
だから今日の私の仕事はおかえりっていう役なんだ。
……そういうことにしとこう。
[とりあえず自己正当化。]
[月の光を受ける墓石を撫ぜて]
[その場に片膝を突いてしゃがみ込み]
... ... ......
[零れる歌詞のない旋律は*風に乗る*]
あ、当たっちゃいました。
[雪玉が当たると僅かに目を輝かせるも
すぐに申し訳ない気分になり、
雪玉を当てた相手に駆け足で近づき]
あ…ネリーさんだったんですね。
失礼いたしました…こんばんは。
お勤め、お疲れ様です。
…集会場までご一緒しても宜しいですか?
[あたりを見回すが誰の姿も確認できず。
小さく唇を噛むと、少し早歩きになって、ソリを引きずりつつ一人集会場の道を急ぐ。
やがてその先に見えてきた明かりに吸い込まれるように思わず駆け出すと、ソリに乗せていた雪ハネが弾みで後ろに落ちてしまい。
舌打ちをして来た道を後戻りすると、拾い上げてそのまま手に持ち、小走りに駆けて集会場にたどり着き]
[ソリを外に乱暴に置き捨てて、大きな音を立てて扉の中に飛び込んだ]
[遠く灯る明かりを目指しケープを揺らし駆ける
周囲に乱立しているのと似た物体の傍にしゃがんだのか
一度は動かなくなった影が動いた気がしたけれど
自分の足音と息遣いばかりの鼓膜に
風に乗って微かに届く旋律にスピードは落ちて
眼を凝らせば灯りに照らされる青の髪とシルエット]
…ナサニエル?
[小さな小さな呟きは恐らく届かない
更にのろのろと歩みを進め少し離れた辺りで止まり
ランタンの灯りに陰影を濃くした横顔を見つめ立ち尽くし]
>>427
[飛んできた雪球の発射地点を探そうと後ろ頭をさすりながら後ろに振り向く]
誰かと思ったらコーネリアスさんだったのか…
まぁ……、痛くは無いけどね。
よし、一緒に行こか。ちょっと心細かったし。
[雪球を当てられた事などもう忘れたように、無邪気な笑顔を見せた]
[集会場の中に飛び込んだ...は、驚いた顔のカミーラを見つけ、あからさまにほっとした表情になって息をつく]
[そして、はっとすると]
あ。いや、何でもねぇ…。
見飽きた顔があったんで、ついまたかと思っただけだ。
[少し赤くなるのを隠しつつ難しい表情を作りながら、誤魔化すように怒らせるようなことをわざと言って横を向くと、頭や肩についた雪を払い始めた]
見飽きた顔ぉ?そりゃ私のことか?
私しかいないよな。
悪かったな、いたのが私で。
[顔は笑顔だが目が笑っていない。]
今度から覆面でも被ってお迎えしてやる。
驚いて腰抜かせ。
……冬にしかこねぇんだから私の顔は希少価値だぞ、まったく。
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