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[頭を撫でてくれる手は優しくて温かくて]
ごめんね、連れて行けなくて。
ナサニエルと、一緒に行ければ良いのに。
[そうと顔をあげて青を覗き]
ありがとう、やっぱりナサニエル温かい。
――大好きだよ、ナサニエル、だから、早く帰ろう?
[――メイなら、と囁く声は小さくて、続かずに]
[尋ねられる前に何でも無いというように首を振って]
…一緒に。
[その言葉を大切そうにぽつり呟いて]
[碧の瞳を見]
…………うん。
[何かを、言いたげに口唇を動かすけれど、言うべき言葉がなくて]
[唯、少女の声に目を細めて頷く様子は、*何処か子供のようで*]
[言葉の意味を碧い瞳が問うより先に首を振られ
呟く様子に青の瞳を見詰め返しふんわり微笑み]
うん…
[何も紡がずに動く口唇に桃色の唇は微か緩み
幼子のように頷く人の外套を摘んで集会所へ
温かいレモネードと冷たいレモネード
冷たいレモネードを受け取り微笑んで
片手だけ赤いのに碧い瞳は揺れたけど
ナサニエルに暖炉の前を勧めて離れる
やがてレモネードを飲み干せば片付け
洗い物を済ませ部屋に戻るのに微笑み]
おやすみ、ナサニエル。
[静かな声が囁いて見送り*部屋に戻る*]
──ゆめをみていた──
いつまでもやまない雪。
そらはうすく暗くなりかけて、
こどもたちは帰る。かぞくのまつそのいえへ。
ひろばにのこる、四にんのこども。
ひとりは、うたた寝をしながらもおやがむかえにきてくれた。
ひとりは、名まえもきかずにさよならをした。
またあしたきけるとしんじて。
もうひとりはかえらない。
「どうしたの?」
「お父さんがね、居なくなっちゃったの」
「じゃあ、ぼくがかわりにそばに居るよ」
[広場に佇む子供達の横に僕は佇んでいた。
この光景は見覚えがある…]
ああ、彼女との思い出かな?
…そう言えば俺は嘘をついた事になるんだな。
[彼女を励まそうと言った言葉に偽りは無い。
ただ、結果的に守る事はできなかった。
…それすら言い訳に過ぎないが]
少年は片足をやや引きずりながらも少女へ手を差し伸べる。
うー寒い。
[早朝の仕事を終えて集会所に向かう。
顔はマフラーで半分埋まっていて、かろうじて前を見えている状態だ。
さくさくと夜の間に再び積もったらしい雪を踏みしめる]
あ、そだ。
[ふいに道脇にしゃがみこむと真新しい雪を手に取った]
………むずかしいな。
[手の中で雪塊を作ろうとするが上手く丸まらず、
いつだかの握り飯状態になった]
丸くならーん!
[がぁと一吼えするころには集会所にたどり着いていた]
……………。
もう一個つくろ。
[玄関先にしゃがみこんで、手のひらサイズの雪の塊を
いくつも握っていく。
丸、を*目指して*]
[ふぁ、と間抜けに欠伸をするとしょぼしょぼする目をこすって。
キッチンで珈琲を入れると]
……あー寒い……
こんなに寒いと仕事する気にもならんな……
[ずず、と珈琲を啜りながら暖炉の前をだらだらと占拠]
ふぁ……。
[欠伸の呼吸も弱しげに、顔は洗ったはずなのに薄らぼんやりとした表情で部屋を出る。
瞳はどこか茫洋とした世界を見ているのか。
それでも転げ落ちないように本能的に、足は階段の段を1つずつ確かめるように動く。
後ろ頭には、寝癖が残ったまま]
…はよ…。
[ふとカミーラの姿を見つけ…小さく挨拶をしてそのままキッチンに入ってしまう。
何か食べるものはと思い、蓋を手に取った鍋の中に肉塊が浸かっているのを見て、わずかに目を見開く]
[さらにずず、と珈琲を啜りながら]
……そもそもだ。
南の生まれの私は寒さに弱いんだぞ。
なのにこんな寒い中で仕事とか阿呆か馬鹿かと……
[呟きかけたところでクインジーに気付いて]
……おはよ。
派手な寝癖だな。
[後ろ頭の跳ね具合を見つめつつ]
[静かに鍋の蓋を戻しくるりとカミーラの方を向くと、そこに見えるのはいつも通りのニヤニヤ顔で]
寒いのが苦手だ何だと言うのは、鍛え方が足りねーんだよ。
…これが今この村での流行りの髪形なんだ。
[言いつつ、撫で付けるように手で後ろ頭を触る]
[ぴくりと片眉を跳ね上げると憮然とした顔で]
私はお前と違って繊細にできてるんだよ。
お前の面の皮は厚さも寒さも感じなさそうだもんな?
[ふ、と鼻で笑うと]
……ふーん。
…………だせぇ。
[ぴこりと跳ねた赤毛を見て吹きだし]
[む、と眉を寄せると]
どこが繊細だどこが。繊細な人間は殺人技など繰り出さん。
確かに大事なところの皮下脂肪が少なすぎて筋張ったお前さんは、寒さに対抗できねーかもなぁ。
うるせー、流行りったら流行りなんだ。
俺はこの村から出たこたぁねーんだから、外の世界のことなど知らん。
[むっすりとして後ろを向くと、冷蔵庫を開けて食べ物を物色する]
死んでないから殺人技じゃないだろ。
……昨日人の胸に頭埋めて結構あるとかって喜んでたのは何処の誰だ。
[暖炉に向き直るとカップに口をつけ]
そうかそうか。
じゃあ外の世界を沢山見てきた私が教えてやる。
……ダサいと。
[...はいくつもの雪塊に赤い実と葉っぱで目と耳をつけた]
まぁ…うさぎに見えなくもないかな。
[2羽ずつペアにして、玄関先に並べる。
この寒さなら簡単に溶けることもないだろう。
扉に手をかけようとすると中から人の声が聞こえてきた]
……今入ったらいけない感じ?
っくしゅ!
[寒さに鼻を小さく鳴らして、マフラーを指で口元まで下ろすと、ゆっくりと白い息を吐き出す]
どうすっかな。
[足先についた雪を蹴って、短い散歩を*することにした*]
じゅうぶんに死ねた。
この季節に、一面のお花畑が見えたぞ。
喜んでねー。あれは…いわゆるひとつの、社交辞令だ!
[きっぱりと]
これがダサいとは…お前、今、この村の大半の人間を敵に回したぞ。
[真顔で言いながら、ベーコンと目玉焼きを焼き、レタスとともにホットサンドにすると、ふたつの皿に盛ってテーブルにやってくる。
ひとつはカミーラの前に。
そして自分の分をばくばくと食べだす]
……今なんかくしゃみ聴こえたような……
[窓の外に視線を移すと首を傾げて]
良かったじゃないか、綺麗だったろう、花畑。
次はそのど真ん中に放り込んでやるからな。
……社交辞令なんかいらんわ、阿呆。
[差し出された皿に怪訝そうな顔を向けつつ。ありがと、と呟いて受け取り]
……別に構うもんか。
どうせ春が来たら出てくんだしな。
来年の冬には忘れてるだろ。
[ぱくりとサンドイッチに齧りついて]
くしゃみ…?
[すっと窓の外を見るが、何も見つけられずに視線を戻し]
花畑ってものはな、春に見るからいいんだよ。
雪が融けて緑が芽吹いた先にあるのがいいんだ。
お前さんはそれを知らんまま出て行くからそんなことが言えるんだよ…。
[コーヒーをひと口飲むと]
そうだな、お前さんは雪が解けるとともにいなくなる。
冬季限定の雪だるまみてーなもんだ。
なのに寒さが苦手と来たか。
[はははと軽く笑って]
顔の割に詩人だな。
じゃあ次は花畑なんか見る暇もないくらい即殺してやる。
気付いたら地獄だ。
[まくまくとサンドイッチを咀嚼しながら]
誰が雪だるまだ。雪うさぎとかもうちょっと言い方があるだろ。
しょーがないだろ、ウィンタースポーツは寒いとこでしかできねぇんだし。
[祭の準備で寒いのは嫌だがウィンタースポーツで寒いのはいいらしい]
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