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>>360
[席をわざわざ立って、自分に挨拶をする少女。
その一連の動作を、じっと眺める。
それから、やはり特に何も変わることはなく。
一口緑茶をすすり、そして漸く声を発する]
───クインジー。
クインジー・エーデルスタイン。
[赤き髪を持つ2人のやり取りをしばし見やり。静かにカップに口を付け、セシリアが眠りにつこうとしているのに気付けば以前メイにかけたようにブランケットをかけてやり]
性格的な個性が故に衝突も多い…。
仕方の無いことなのでしょうね。
[主に1人の人物を中心に衝突が起きているだけなのであるが]
>>363
[漸く、とはいえ、返ってきた反応と声に満足気に口の端を上げ]
…そう、クインジー様とおっしゃるのね。
言葉が通じないのではなくて良かったですわ。
[元通りソファーに腰を下ろせば、チューリップの花弁のように6枚が重なり合ったスカートが空気を孕み、ふわりと花開くように揺れた。]
>>362
[程よく冷めた紅茶に砂糖を一匙半入れ、くるりかき回してからカップを口へと運び]
……美味しいですわ。
あぁ、おやすみなさいませ。お姉様。
[眠りに付く様子に、声を潜めた。]
>>364
[シャーロットの言葉には、小さく肩を竦めるにとどめ。
静かに *紅茶を味わっている。*]
>>365
[少女の様子に、暫く視線を向ける。
スカートの揺れる様子を、真紅の瞳が眺める。
一つ瞬きをして、それからまた先程までと同じ]
[部屋を出るクインジーを見送り。しばし静かに紅茶を飲んでいたが、ふっと瞳から色が消える]
……。
[何かを感じ取るような様相でしばし中空を見つめ。膝上の猫を抱き上げると立ち上がり、座っていた場所へと下ろす]
…全く、どうしていつも面倒ばかり起こすのかしら、あの人は。
[くすり。色の無い瞳のまま笑みを零し。猫にここに居るように告げて頭を撫でると、カバンからグローブを出して手にはめつつ、ゆっくりと外へと*出て行った*]
[どこか人の変わったような瞳のシャーロットを無言で見送り、紅茶を飲み干して。半ば瞼を伏せれば、長い睫毛が幼さゆえの丸み持つ頬に影を落とす。それは憂いか、倦怠か。]
組合長様は、いつお戻りになるのかしら?
……いえ、全員集まるまでは姿をお見せにならないおつもりなのかもしれないわね。
[何度も同じ説明を繰り返したくはないのだろうと、悟り苦笑する。
如何なる結界や呪を施されているのか、組合事務所内の時の流れは曖昧で。
帰るまでもないと判断し、ソファーを立ち、一番座り心地の良い椅子――アーヴァインの重役椅子へとその身を預け、臙脂色の瞳を閉じた。]
[用事を済ませ、事務所へと戻って来る。手には紙袋]
結構かかりましたねぇ…。
手短に、と言いましたのに。
[ここには居ない誰かに向けた文句。そんな事を呟きつつキッチンへと向かい、皿を取り出して紙袋の中身をあける。零れてきたのはクッキー。お茶請けに、と家に戻ったついでに作ってきたようだ]
皆さんのお口に合えば良いのですけれど。
[皿を抱えると事務室へ戻り、テーブルに置く。それからソファーで丸まっていた猫を抱き上げ、座り直すと膝に乗せた]
[また一つクッキーを摘むと]
うむ。中々旨い。
おぬしの差し入れか?
[と、シャロを見て。どうやらこの中でこういうものを持ってきそうなのはシャロだけだろうと判断したようだ]
[ダニエルと目を覚ましたヘンリエッタに頷いてそれぞれ緑茶と紅茶を用意し]
ヘンリエッタさんはおはようございます、ですかしら?
[ダニエルに湯のみ、ヘンリエッタにカップを差し出す]
[いつから目覚めていたのか。
とん、と身軽に重役椅子から降り、テーブルの方へと移動する。]
…美味しそうですわね。手作りですの?
[ふわりとソファーに座れば、紅茶を待ちつつ、問いが零れる。]
>>372
ええ、所用があって一度家に戻ったもので。
ついででしたので作って参りましたの。
お菓子作りは結構好きなもので。
[お口に合えば幸いです、と微笑む]
[差し出されたカップを礼を言って受け取り]
そうですわね、御機嫌よう皆様。
シャーロット様はお帰りなさいませ、かしら?
[紅の水色に瞳を眇めつつ小首を傾げれば、鈴蘭がちりりと揺れた。]
>>374
お恥ずかしながら。
簡単なバタークッキーですけれどね。
[如何ですか?とクッキーを勧める]
>>375
普段から何もやらないのかと思いましたわ。
そうでは無いようですわね。
[悪びれなく笑って。クッキーを一つ摘めばカリと齧る]
>>378
一人で暮らしてるのに何もやらんわけないだろ。
まさか全部が全部戒狷にやらせるわけにもいかんし。
[ぺたりと伏せたまま寝てるらしい戒狷に視線をむけて]
>>375
[内心、同意しつつも口には出さず。
否、少女の場合は、誰も居なくてもしないかも知れず。]
>>378
ありがとうございます。いただきますわ。
[勧められるままに一つ口にすれば、さくりと心地よい歯触りと口内に広がる優しい味。]
……美味しいですわ。料理上手でいらっしゃるのね。
[本当に美味しかったらしく、ノンシュガーの紅茶で喉を潤しつつ、二つ、三つと手が伸びる。]
>>377
そうなりますね。
ただいまですわ。
[ヘンリエッタに笑み返して。それから何かに気付いたように「あ」と声を漏らす]
出たついでにこの子のご飯も買ってくれば良かったですわ…。
[膝で丸くなる猫に視線をやり、すみませんと謝るように頭を撫でる]
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