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ん……ああ……
[自分を避けるように立ち上がるローズマリーに、視線を向けることなく座っている。]
……………いや。
[だがそんな状態を維持できたのはほんの数秒で。]
昨日は……ごめん。
[自分から逃げようとするローズマリーを、後ろから捕まえるように抱き締めた。]
[時計を見上げても、止まった針は時を刻んではおらず]
[けれど窓の外に見える陽の高さに既に昼近いと認識して]
[手早く身支度を整え部屋を出ようとし、はたと止まる]
……………?
[瞬きを、幾度か]
[ポケットを探り、荷物の袋を漁り、寝台や卓上を捜す]
[然し目的の物は無かったようで、項に手を遣り息を吐き]
[台所へと向かえば、水をグラスに汲んで一気に呷る]
[それからレモネードを作り器にミルクを淹れて居間に運び]
[食事と言えば昨日序にと貰った菓子パンしかなかったが]
“おはよう。
ごめん、少し、出掛けて来るね。”
[其れらを並べ終えれば紙にペンを走らせそんなメモを残し]
[外出の準備をして些か慌しく家を出ると*何処かに向かう*]
[立ち去ろうとすると、後ろから抱きしめられ。背中に伝わる温もりと耳を擽る吐息に、とくんと胸が跳ねるのを感じながら]
ギルバートさん、どうして謝るの?
私…昨日あなたに何か謝られる事でもされたかしら?
[回された手をやんわりと振り解くように。軽く握る。]
>>20
[予想していた衝撃が、あっけないほど小さくて、思わず目を開けると唇の柔らかな感覚とともにカミーラのどアップが。
ぽかんと呆けた表情をして、その顔が離れていくのを見送って]
変なことは…言ってねーと思うけど…。
……えーと、………すまん。
色々と、不安にさせてた……。
情けねー男で、本当にすまん…。
[寝転がるカミーラを、冷えないようにと覆いかぶさるようにして抱きしめ*]
[振り解こうとする手を制するように、ローズマリーを抱き締める腕に力を込める。]
………ごめん。
ちゃんと一緒にいてあげられなくて。
[ローズマリーの肩の上で、寄り掛かるような姿勢になった。]
[柔らかに掛かる重みに、指先が甘く痺れる。
揺れ動く感情を隠すように、ふぅっと息を吐くと]
だって、あなたには目的があるから…。
それに…私、ギルバートさんの邪魔するつもりは無いし……良いんじゃない?一緒に居なくても。
それより私…そろそろ手伝いに行かないと行けないから。腕、離してくれないかしら?
[きつく抱き締めた腕をそっと緩めた。
その身をゆっくりと離すローズマリーの身体が自分の方に向くよう、再び手を取り引き寄せるために。]
………そんなの関係ない。
俺がここに来たのは目的があってのことだよ。だけど、それがどうしたの?そんな理由で俺を拒絶するなら、よほど俺は嫌われたってことか。
[ローズマリーの腰に絡めた腕に力を込め、唇に強引にキスをした。]
[緩んだ腕からするりと抜け出そうとしたが、簡単に逃げ出すことは出来ず。
向かい合った視線は、床に落として]
関係ない訳…無いじゃない…。
昨日、あなたはずっと村の事ばかり聞いていたわ…。私にも…。
それって…、お祭りの準備を手伝って、そこに居る人たちと親しくなって、村の情報を聞き出す事と何一つ変わらなくない?
私は…あなたで無いと駄目だけど…結局あなたは…私じゃなくても良いのよ…。
嫌ったのは私じゃなくて、あなたの方っ……
[吐き出した不満は、重ねられた唇に奪われた。]
[唇を離し、]
……俺がそんなに冷静なら、こんなに頭ん中ぐちゃぐちゃになるかよ。ローズマリーとももっと距離を取るし、だいたいこんなことしたりしない。
ローズマリーは俺に何を求めてるんだよ。
[ローズマリーの背中に触れた腕をそっと上げ、彼女の長い髪を撫でる。]
……俺は、ローズマリーが欲しい。
ただ刹那的な感情とかじゃなくて……そういうんじゃなくて……。ローズマリーを誰にも渡したくない。…そのためにだ。
あなたに…求めている物なんて…、判ったら苦労しない。判ってたらこんなに苦しい思いもしないわよ…。こんな…
[苦しそうに唇を噛みしめる。
と、ギルバートの指が自分の髪を掬っている居る感触に、ぴくんと反応してしまう。
そんな自分が恥ずかしくなり、彼の胸に顔を埋めて。聞こえてきた言葉に、熱い吐息を漏らし…]
――約束して?せめて…この村から出て行くまでは…離さないって…
[自らの腕をそっとギルバートの背中に回した。]
[ローズマリーの言葉に、不満そうな息を漏らす。]
……なんでさっきから、「俺が村を出て行ってローズマリーを捨てる」みたいな話になってんの?なんか酷いなー……。
俺は確かに村を出るかもしれないけど、ローズマリーとどうやって一緒に居ようか考えてるってのに。
ローズマリーの方こそ、俺を見捨てようとしてんじゃん。
[わざと甘えた口調になり]
……ねぇ。俺を捨てないでー?
[笑いながら、ローズマリーの頬に軽くキスをする。]
そんな事…ないわよ。
でも、私は…あなたの足枷にはなりたく無いから…
[埋める顔を上げ、目を見て抗議すると聞こえて来た甘えた口調に、苦笑を漏らしながら]
はいはい、あなたが嫌いにならない限り捨てないわよ。
[頬に寄せられた唇の感触にくすぐったそうに目を細め]
じゃあ、まだ一緒にいて?
[猫がじゃれつくように、しばしローズマリーを抱き締める。]
……って、そういえばそろそろ出かけなきゃいけないのかな?
ごめんな、引き止めちゃって。
[ローズマリーから身体を離した。]
まだ…ね?判ったわ。善処する。
[まるで大きい猫ねと、じゃれ付いてくるギルバートに苦笑して]
そう…ね。そろそろ出掛けないと…。
[さすがに昨日の文まで一緒に居てとは言えずに、口角を緩めると]
ううん。じゃぁ、また夜に…。
[カップを片しコートを着て。...は集会場を*後にした*]
[目覚めて居間に顔を出せば準備された食事に瞬き
置かれたメモに白い手を伸ばし摘み視線を走らせ]
出かけてるんだ…
ご飯、ちゃんと、食べたかな?
[呟き時を刻まぬ時計を見て窓の外に視線を移す]
もうお昼、過ぎてる、かな?
[ミルクを舐め始めるリリィへと視線を戻したが
食事に手はつけず椅子に座り白い素足をはたり]
ああ……じゃあ、またね。
[ヒラヒラと手を振りローズマリーに見送ると、ソファの上にぼすっと音を立てて座る。]
……やっぱ押し倒した方が良かったかな?
[煙草に火をつけながら、ぼんやりとそんなことを考えてみる。「…んなはずないか…」などと呟きながらしばし外を見やる。]
さて。それじゃ俺も行こうかな。
………………。
うん。別に残念ってわけじゃないから。
………うん。
[自分の掌をじーっと見つめながら、*広間を後にした*]
[自分の分を平らげても食欲旺盛なリリィにへなりと笑い]
こっちも、食べて良いよ。
[菓子パンを鼻先に差し出し食べるリリィを置き席を立つ
窓際に歩み寄り窓ガラスに白い手を置いて銀世界を眺め]
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