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[少女の唇を通じて答える声は、今までとは異なった女性のものだった。それでもどこか似た声質が違和感よりも成熟した印象を与える]
Luther――いえ、錬金術師(Alchemist)。
あなたも同じ地点に辿りついたのかしら。魂の不滅、不死の存在を否定するように【Inc.】を離れ裏切ったあなたが?
私の事ははっきりと覚えているでしょう、Liz――Elizabethよ。
Liz――Elizabeth…?
[睛を瞬かせる。
記憶(メモリー)を辿る]
【Inc.】……【Immortality, Inc.】?
[「覚えているでしょう」
その言葉に眉根を顰める]
[Eugeneに視線を戻し、答えた]
ええ。けれど、地上の方々はそんな事も忘れてしまったのかしら。遠い昔から語られてきた事なのに。仮初めとはいえ不死が実現した事の対価、なのかしらね……。
彼の魂が向かったのは――“世界の記憶”、よ。
私たちは星幽界(Astral)と呼んでいるけれど。
私の製作者と貴方が知り合いなのですか?
Entry Name:Nina。
それとも、今の名乗った名前を呼んだ方が──?
[Lutherは訊ねた。
Audreyが製作者を知っていた時のような、表情の豊かさや驚きのある疑問の声はない。]
[ぐるりと辺りを見回す。
暫く探知システムを起動していたが、どうやら近くには自律プログラムは居ないようだ。
サーバー復旧の波に飲み込まれたのだろうか。
さらに広域へ――
――時間は掛かったが、3体。
右手に短刀を、左手に光を。
まだ完全に扱いきれないプログラムは、
むしろ行動を制限した方が良いだろう。
そう判断すると、反応があった場所へ向かう。]
[Herveyの残骸の傍でしゃがみ込む。そして首を振る。]
そう言えば、感染しているかもしれないから、近寄るなと言ったね。今からぼくがする事を知ったら怒るだろうか。
いや、それ以前に気味が悪いかもしれない。
でも、他に思い付かないんだ。
[Herveyの失われた右腕の傷口を掴む。
そのまま、右手の指をドリルにして、無造作に握り腕を千切り取る。]
…あぁ。
memento moriの手に依って最終的に破壊されたので無くとも、ハーヴェイは既に感染していたのだから──。
[千切り取ったハーヴェイの断片を目の高さまで持ち上げ、眉根をよせたまま気怠げに頬笑むと、其れをそのまま口に含み、咀嚼した。]
突然こんな話をしても、理解できないかもしれないわね。
そう……自己紹介をしなくてはならないかしら。
私の名はElizabeth。社会的な立場は【Immortal,Inc.】の会長という事になるけれど、それは今は関係無いわ。
ただ、そこのLutherの生みの親――Alchemistとは古い因縁がある、ということ。
もう一人居たけれど……彼女は亡くなってしまったようね。互いに毛嫌いしていた関係だから、お悔やみは無用よ。
[どこか清々した、といった口ぶりで微笑んだ。今までにはない妖婦の表情]
[Lutherの問いかけに答える]
私は――Nina、で良いわよ。彼女が混乱してもいけないし、それに重要なのは私じゃなくこの娘――娘たち、なのだから。
覚え…──が、あるような気がします。
貴方の事を。
[それは、今のLuther/NIGREDではないのかもしれない]
私は──…
[Audreyへの清々した口調をそのまま聞き流してしまいそうなのに、何か違和感を持ったが、違和感が…分からなくなる]
はい、Nina。
[Harveyの破片を千切り取って口に運ぶEugeneの下に降り立った]
――そう。彼の死を悼んでいるのね。
でも残念だけど、Harveyの魂は其処にはもう無いわ。
"mement mori"の、それが本質――『何者にも死は及ぶ』なのだから。
[座ったままで一度目を閉じる。
残骸を口に含んだ感触をなんと言えば良いのだろうか。]
………あぁ、ぼくは。
memento moriに、感染すれば良いと思ってるのかな。
[首を振る。喉元を滑る異物にGeneの体内でクリスタルが弾ける音が反響する。
目の前が青く染まり酩酊する様な感覚を覚えながら、あどけない少女の様だったNinaの様子変化を見る。
一度Elizabethと名乗った彼女の話に耳を傾ける事にした。]
─under/backstreet─
[近い。
探知システムは、先ほど見つけた自律プログラム3体が
かなり狭い範囲で集まっている事を告げていた。
そしてそれは、彼の目前にある。]
建物の中か。
[狭い道を見回し、システムの告げる場所と視覚的障害が合致する建物の中へ。]
─under/backstreet "Alchemist's LABO"─
[因縁。
Lutherの製作者、錬金術師がつくったAIにmemento moriの発症が為ったのは──…]
……。
Nina、Entry Name:Gilbertが来ました。
……そうね、そう思ってくれると私としても嬉しいわ。
[少しの間、クスクスと忍び笑いをこぼした]
「スクール」のmotherは回路が沸騰して切れ兼ねないでしょうけどね。あなたの魂がgame内から取り戻せなくなった、と言って。
それもまた見物だけど。
…魂。
いや、ぼくは自分が何をしたいのか良く分からないんだ。
[Ninaに困った様に頬笑んだ。]
…ID:Luther(…ではないのかな今の状態は。)
と話を続けてくれるといい。
[ふと、空間に視線を固定した。何者かが現れようとする前兆を感じとる]
……誰か、来るわね。
Luther、敵対的な存在だった場合の対応はお願いして良いのかしら?
Alchemistがまた介入してくるのなら、聞くだけ無駄だけど。困ったものね、あのtrickst"A"rにも。
[「memento mori」とそれに続く言葉を聞く。
そこに居るのは人間だろうか、と彼は思う。
足音を立てず(彼には足音を立てる為の情報がない)、
聴覚信号を発したモノの近くへ。]
[本来であれば、Lizは破壊対象だった]
はい。
私がGilbertに死を与えましょう。
私は、貴方の手足であり、目と耳です。
…私の製作者が介入してくるでしょうか?
[「trickst"A"r?」と小さく呟くが]
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