情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[昨日の今日で聞いてしまった所為だろうか]
……冗談じゃねぇ…
[呪ったのは自分の体質]
[その場で崩れ落ちそうになるのを何とか留め。
兎に角スキットルの中身を補充にと*厨房に向かった*]
[広間の隠し通路から自室へ転がり落ちること数時間。何処からか聞こえて来た断末魔によって、...は目を覚ます]
じっ…じっちゃん事件です!…って夢…?
[もそもそと起き上がり、床に手を着けばまたあの隠し通路]
…え?また?
[肖像画の彼が部屋を訪れる直前に、...の体はからくりへと引き込まれていった。]
[辿り着いた所は、...がずっと捜し求めていた書庫で。
鼻をくすぐる独特の古書の匂いに、転がり落ちた時にぶつけた手足の痛みなどすっかり忘れ]
やった!念願の書庫に辿り着いたー!!
[行き帰りの道順など解らないまま、とりあえず喜んでみたり]
わぁ…。やっぱり噂は本当だったんですね…。
[みっしりと立ち並ぶ本棚一つ一つを見上げ、うっとりと甘い溜め息を漏らす。その姿をこの屋敷の主が見たら、即駆けつけ熱いベーゼの一つでも贈ったのだろうと思うは、遠くで眺める司書だったり。]
[しかしそんなことなど露知らず、...は持参の手袋を嵌め、丁寧に本を取り出しては中身を確かめる。至福の時と言うのはまさにこのときを指すのだろう。]
はぁ…幸せだなぁ…。
これで見合いパーティーとかの騒ぎがなかったらもっと幸せなのに…。
[先程とはまた違った溜め息を一つ吐き出し、...はふと重要なことに今更ながら気づく]
あれ?アーヴァインさんって、娘さんが居た?――っていうかあの人…結婚すらまだなんじゃ…。
[知らぬが仏である。]
えっ…えっとー…取り合えず、本を見なきゃね!本…本…
[気付かなければ幸せだったのであろう事実を知ってしまった...は、平常心を保とうと本を漁りだす]
あ、何だろうこれ。えーっとぅ?…うはっ!『麗しきアーヴァイン家の歴史』だって。
[怖いもの見たさでページを捲る]
ちょーっ!!アーヴァイン家って男色の家系ですか!ってか花婿?って何…。しかも皆…男…?って子供は……?
………
……
…
。
世の中知らない方が良い場合ってのも、いっぱいあるよね。
[気が遠くなりそうになりながら、本を閉じる]
[パタリ]
…。知らなかった方が幸せって場合あるよね…。
ちょっと頭冷やしてこよう…。
[...は書庫を出ると、迷わず中庭へ。そしてベンチに座り溜め息を吐く。そこに至るまでの*本人の記憶は無い*]
[気がつくと、あたりは真っ暗闇の中庭で。...は自分がどうやってここまで来たのかを思い出そうとしてもなかなか思い出せないことに]
Σ これもアーヴァインさんの呪い?!
[的外れなことを考えてみる]
でももう夜だし、こんな所に居たって寒いだけだしなぁ…。取り合えず広間に行けば、見合いの事とか何か情報が入るかも…。
[ベンチから立ち上がり、屋敷の方角を目指して歩きだした]
[現時間よりも暫く前のこと。
厨房でスキットルに酒を補充してもらう。
何が良いかと問われ暫く悩んだ末、選んだのはシェリー。
其の中でも更に大量のタイプを羅列されたが途中放棄。
飲み易そうなのを適当に、と頼んだ]
[パロ・コルタド(VORSらしい)と呼ばれるシェリーを満たされたスキットルを受け取り、部屋に戻って服装を整えてから屋敷内散策へ。
適当に探る途中、ふと彫刻の台が目に入る。
回転するのはこれだったような]
…いやこれ普通気付かんだろ。
[確かに擦れた痕はある。壁と台の境目もある。
しかし知らなければ良く見たとしても見逃してしまいそうだ]
[暫く彫刻の台を色々と見て居たがやがて其処を離れ。
壁に手を触れさせながら歩いていく。
結局何もないまま、辿り着いたのは書庫]
……やっぱダメか。
[一つも仕掛けを見付けられず、溜息が漏れた]
[中に入ればいつもの司書が其処に立っている。
ひらと手を振って其の横を通り過ぎ。
ハーヴェイと擦れ違いになったことは気付かずに。
色々と疲れたのか、机の一つで顔を伏せて*眠っている*]
―ハーヴェイが中庭に来る前の話―
よし、行くか。
[男は腹をくくって、落とし穴に身を躍らせる。]
[しかし方向を色々チェックして、変な場所に出たり色々したようだった。]
……だいぶ埋まったが
[どっと疲れが出たのはなぜだろうか。]
―そして今・広間へ向かう途中―
しっかし見づらい地図だ。
[薄く文字が写っているのに気づく]
……ま、読めはしねーだろ。
然し。
アーヴァインの婿探し……
誰がターゲットにされるやら
[浮かんだ顔は流石に可哀想だと思わなくもなかった]
[...はてくてくと、広間を目指して歩いていたはずだったが、ドアを開けばそこは先程訪れた書庫で]
あれ?もしかして、広間を目指せば書庫に出るって言うベタな間違い?
[小首を傾げてくるりと周りを見渡す。]
ま、来た序だから何か本を借りていこう…。
[そう言って本棚の間をすり抜けている途中で、机にうつ伏しているギルバートを見かけ]
あ…れ?ギルバートさん?…ってこんな所で寝てたら風邪引く…
[と、小さく呟いては手を挙げ。司書を呼ぶとブランケットを持ってこさせて]
おやすみなさい。願わくば良い夢を見られることを…
[そっと祈りの言葉を捧げ、ブランケットを掛けると、足音を立てないように書庫を後にした。]
[一通りの探索を終え、与えられた部屋に帰ると、テーブルの上に小奇麗な封筒が一通。
中身の凡その見当は付いたが、とりあえず小さなナイフで封を切り、文面を読んでみる。
まさしく予想通りの内容だ。]
ハァン。いよいよ悪趣味なお見合いの始まりか。
それならそれで・・・。
[こっちも利用させて貰う心積もりなのだし、と頭の中で予定の前倒しと若干の計画修正を素早く済ませる。
手紙を破り捨てて、暖炉に放り投げると、衣服を脱ぎ捨て、備え付けのバスルームへと向かった。]
[ザ・金持ちと言った感じのふんだんに湯の出るシャワーを浴びながら、ざっと汗を流す。
ちなみにシャワーヘッドもレバーも全部金メッキ。ちょっと重い。毎日使ってると、いつの間にか筋肉が鍛えられそうな感じである。
が、今それを使っている男は、あんまり重さを気にしてはいないようだ。
無駄なく鍛えられた身体。意外と着痩せするタイプらしい。
傷痕は顔だけでなく、大小取り混ぜて全身のあちこちに刻まれていて、その上を水滴が流れて滴っていく。]
[きゅっ、とレバーを捻って水流を止め、]
さて。
少し探りを入れるか・・・。
[呟き、タオルを取って身体を拭きつつ*バスルームを出た。*]
――広間 入り口――
[途中、からくりに引っ掛かりそうになりながらもなんとか無事に広間へ到着する。]
うぅ、ここまでの道のりがこんなに長いとは…。
[ケネスから貰った地図を眺めて溜め息。紙にはそう遠く無い位置に広間と書庫、そして自室の位置が書かれている。]
ま、方向音痴は今に始まったことじゃないし。
所で広間には誰か居るのかな?
たのもー!!
[バタン]
[ラッセルのようにドアを開けた]
[...は周りの見えないどんよりぶりで、広間の隅〜っこで体育すわりになって便箋を手に、項垂れていた]
・・・そうだよね。
そもそも招待状も無いのに、こんな僕でさえすんなり入れるってところがおかしいって思わなきゃ駄目だったんだ。
これが現実・・・・
[威勢の良い声とともに、バタンとドアが開く音にびくっと肩をすくませ]
・・・ハーヴェイさん。元気だ・・・まだ知らないのかな。
それとも知ってて平気なのか・・・
[こちらに気付いたケネスと目が合った]
ケネスさんはいつも世の中をナナメに見てる感じだから、どうなのかよく分かんない・・・。
[果たして彼もまた、今自分達が居る世界が悪夢なのだと気付いた男なのかどうか、背景に雨雲でも背負っているかのような暗さで観察するが、分からなかったようだ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新