情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
二人?
【コット/師匠/そして二人。
自分を含め、現在のところ五人。】
電気街の方が近いのね。
来たばかりだから、構造がわからないわ。
[苦笑して、彼女の行く方向へと足を進める。]
――すごい速さ?
どちらへ行くのかしら?
速いのならば、先回りはきっと無理でしょうけれど。
[音を捉えようと、耳を凝らす。]
[それでも、言葉はちゃんと耳に入ってきたようで]
沈静って。
ちょっと喋りすぎたわね。
またお客さんって、ここに他にも動いてる人がいるんだ。
ああ。確かに点がもう一つ……。
[フィルムに映し出される点は3つ。自身と、恐らく老人と"お客さん"であろう。そしてもう一つ]
なんか。遠くからすごい速さの点が近づいてきてる?
≪ほう。君もその地図をねえ。≫
[サンスクリットの刻まれたローブが、
風に靡くようなヴィジョン。]
≪どうやら、赤い点はこの沈黙の世界で
動くことのできる連中を示しているようだ。≫
[モーガンの背後に、脈動する男性器のヴィジョン。]
≪私はメガロポリス。上と下を貫く天地の理。
何せ、”手紙”は私に危害を加えると明言している。
君やこの接近中の反応が私―メガロポリス―を
侵そうとする者であれば、排除せねば。
それに―――≫
[周囲を指し示して。]
≪こうして、すでに私の一部が侵されている。≫
それじゃあ、もう一人の方に向かうといいのかしら。
それとも、かするのを期待して向かいます?
――何でそんなスピードで、中央部の方に向かうのかしら。
[UGVはまっすぐに中央部へ向けて疾走してゆく。
奇妙なことに対向車ひとつなく、そればかりか街は静まりかえっていた。]
妙だ。妙だねェ――?
[突然、双子が沈黙を破った。]
「ボス。その後の話を知ってますか?」
「――しってますか?」
[平板で無機質で、それでいて氷を削ぎ落とすような冷ややかな響き。熱を帯びた意識に、薄片は冷たく滑り込む。]
な、なんの“その後”だってェばさ――?
[二人はたっぷりと一呼吸押し黙って――]
《ゆめの》
《――おわりの》
[その言葉を合図にしたように、突然UGVが制御を失い横滑りをはじめた。]
うわぁああぁああ――!!!
[絶叫が車中にワンワンと反響する。
無表情な双子の口許が、なぜか微笑をたたえているように見えた。
二人は、怖れてはいなかった。
先に広がる死の深淵を――]
[老人の背後に移るものをみながら、老人の言葉には首を傾げ]
おじいちゃんがメガロポリスそのものってこと?
で、これに対して怒ってるってこと――。
[動かない人に目を向ける]
メガロポリスを侵すって、具体的に言うとどういうことなのかよくわかんないけど。
あたしはこの手紙に書かれてることが知りたくてここに来た。それだけ。
知的好奇心ってやつかな。
でも、この様子じゃ自力で調べるしかなさそうだし、下に戻ろうにも戻れなさそうだし。
あたしがおじいちゃんの排除対象になるかどうか、あたしにもわかんないよ。
[拡大し捉えた姿はフェミニンな容姿をしていた]
[容姿に興味はないが、"中心部"で動く人間として記録する]
[腕を組み唇の端を持ち上げた、自信と笑みの感情予測と共に]
関係者カ。
手掛カリガ出来タナ。行ケ。
[命令が発せられると同時に姿は電波塔へ近づき/すり抜ける]
[ホログラムが塔にぶつかる事はない]
[内部に降り立ち、手を離し下がれと振る]
[黒の瞳孔が捉えるのは風に靡くローブのヴィジョン]
掠ったとしても接触は無理でしょうね。
もう一点へ向かいましょうか、──。
[言葉を切り、右目に集中。補足していたUGVが横滑りしているのが見える]
事故?……だいじょうぶかしら。
ここから──行ける距離──侵食された?──どちらにせよ──接触してみるべき──
さっきの車。事故を起こしちゃったみたい。
行ってみたいんだけれど、いいかしら?
[レベッカを見上げ、問うてみる]
博物館の方――ですね。
[しかし次いだ言葉に、レベッカはくるりと頭を巡らせ]
事故なら、無事かどうかも。
助けが必要ならば、助けにならなければ。
ましてこんなときですし。
[コットの視線に、頷いて、笑う。]
コットお嬢様の望むように。
《ヴィーッヴィーッヴィーッ!》
[しきりにURVのコンソールの警告灯が明滅する。]
《オペレーティングシステム、強制終了――》
《――制御不能――》
[取り乱し、メガネを取り落とす。]
たた、たァすけてくれェ――
《汎用AI“Mannequin”へアクセス権を委譲しますか?》
[絶望に真っ暗になった俺は藁にも縋る心地で、KITTへの最後の指令に希望を見いだす。]
たた、頼む!
マノン、カノン――
[透明フィルムの奥で光が明滅した。]
《わかりました》
《――コントロールを受け継ぎます》
[やがて、UGVは安定をとりもどし、路肩に緩やかに停車した。]
≪ほーう。君は下から来た者なのか。
ならば、本来は私の排除する対象ではない。≫
[男性器のヴィジョンは、次第にメイの方へ。
ホログラムなので、干渉はしないまでも眼前に。]
≪この状況の原因は、私にも何とも言い難い。
だが、目的は明白といったところか。≫
[男性器のヴィジョンを眼前に突き付けたまま
ニコリと笑い、誘うような声。]
≪君が、排除対象かどうかは今は判断がつかない。
ならば、ちょっと遊ぼうか………
それなら、どっちであっても恨みっこなしだ。≫
―現実世界/電波塔内部―
[目の前に現れたヴィジョン。]
≪いらっしゃい。ようこそ”輪廻”の世界へ。
と言っても、まだここは入口だけれどもね。≫
[やはり背後には脈動する男性器のヴィジョン。]
―― 現実世界/中央部・電波塔(下降エレベーター) ――
[滑らかなシルバーの床に降り立つ漆黒のホログラム。
双眸を細め目尻を吊り上げ、背が高いAIであろうものを見上げる。]
[走り出す少女を追い抜かぬようにスピードを調整]
[どちらの方向か]
――あれ、かしら?
[コットの動きを追い、そちらへと近づく。]
[路肩へと寄せられた、UGV]
本来なら、ね。
つまり対象にはなり得るってこと。
[目の前に迫ってきたそれに一瞬眉を潜めた、が]
遊ぶ?
あたし程度の頭脳で、"メガロポリス"には勝てそうな気は余りしないんだけど。
遊びの内容に寄るわよね。受けるかどうかは。
[地図に浮かんでいた、猛進する点、は動きを止め、それを不思議そうにみた]
何かにでもぶつかったのかな、これ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新