人狼物語


57 人狼の血族 Kindred of Werewolves

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見習い看護婦 ニーナ

―ブランダーの店/居住部・自室―

[伯父親子がネリー達と共に引き上げて行くのを見送ってから自室へとすっかり萎えた足で戻り、寝台に崩れ落ちる。
軽く熱が出ている気がしたがそんなことよりもシャーロット達が無事にバンクロフトの屋敷にたどり着けたかどうかの方がずっと気になった]

…大丈夫、かしら。

[気だるげなためいきひとつこぼすと、どうにか寝台から体を起こして、電話口へ向かう。
暫くしてバンクロフトの屋敷の電話がならされるだろうか]

(337) 2007/08/28(Tue) 21:01:33

村長の娘 シャーロット

──アトリエ・リビング(数時間後)──

[蒼白になった両頬に伝う涙を隠すことも出来ないと言った様子で、白い寝間着姿のシャーロットがリビングに現れた。ハーヴェイはすでに客室へヒューバートの手によって運ばれた後のこと。シャーロットはすでにハーヴェイが引き上げた後であることに少し安堵したようだった。

 「シャロはどうなんだい?変わらないでいられるのかな?」

 そんなことは──…誰にもわからない。
 例え、今のシャーロットになんの秘密も無かったとしても。

 ハーヴェイの瞳はシャーロットを見ていたわけではなかったが、何時もと違う鋭利な光を浮かび上がらせていた。ニーナの事を暗示するためにソフィの例を出したつもりだったが、何かしらハーヴェイのこころの琴線に触れてしまったらしい事は分かった。

その時のシャーロットは背中の傷には思い至らず、けれども──「そんなつもりでは」という言葉はシャーロットの口の中で消えた。]

(338) 2007/08/28(Tue) 21:04:59

村長の娘 シャーロット

[リビングに仄かに漂う芳醇なアルコールの香りに、ゆるく首を傾ける。ほどかれた長い髪がさらりと首を傾けた側に流れ、逆サイドの首筋のラインが暗い部屋に白く浮かんだ。]

…パパ。ねえ、パパ。
お願いがあるの。
今夜、昔みたいにパパと一緒に眠っちゃだめ…かな?
私、なんだか今日は一人で居るのが耐えられなくて……。

[包帯の巻かれた右手を震えながらヒューバートに差し伸べ、遠慮がちに傍に近付く。尋ねられても何故「耐えられない」のかには、シャーロットは首を横に振って答えない。ただ涙を*零しつづけた*。]

(339) 2007/08/28(Tue) 21:05:10

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:10:49

修道女 ステラ

[自らの手で乱れ、また愛しい人の手で乱れていくわたしの躰。それは自然の事であって自然ではないような気がして、わたしはならなかった。

わたしは以前一人だけ全てを赦した相手が居た。わたしと同じ女の人――
心を通わせいつの間にか惹かれ合い、そして何もかも赦した。その時はそれが全て正しい自然な事だとわたしは疑う事はなかった。
しかし――]

[下着越しにローズの白い指が当たる。薄く面積の狭い布はあって無いようなもので、彼女の指がわたし流しただらしない体液に濡れている事を想像して身震いした。
そして視界に映る煽情的な姿にため息を漏らした。]

[ふいにローズが辱めの言葉を紡ぐ。そのぬめりとした赤い唇で。
わたしはその言葉に羞恥心を感じ身を捩る]

やだっ…濡れてるだなんてそんなこと…だってローズが……事をするから――

[幾度と無く男と寝てきたわたしでも、これとそれとは別問題だった。経験が有り過ぎる故感じる羞恥。わたしの頬は可憐に仄赤く染まった。]

(340) 2007/08/28(Tue) 21:12:33

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:13:16

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:20:21

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:23:54

酒場の看板娘 ローズマリー

[ローズマリーはくすりと笑って]

そんなに恥ずかしがることはないじゃない、ステラ。
わたしに感じてくれてるのでしょう?

[ステラの下着の上から彼女の合わせ目にそって指をスライドする]

とても、とてもかわいいわ、ステラ。

[そして、焦らすように何往復も]

(341) 2007/08/28(Tue) 21:24:21

酒場の看板娘 ローズマリー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:25:06

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:27:34

美術商 ヒューバート

―アトリエ・地下作業場―

[あまり深酒はしなかった。アルコールはしばらく経つと抜けていた。
 地下作業場に向かうと、隅に置いてあるフラットベンチやダンベルを使ってしばらく運動することにした。なにか、無心に躰を動かしたい気分だった。

 芸術家といえば聞こえはいいが、彫刻家が実際にやることといえば大工とさして変わりがない。大型の造形物の制作となると、ほとんど土木工事だ。
 それ故に体力と筋力が資本で、私は定期的にジムに通い毎日のトレーニングも欠かさぬよう努めていた。

 ダンベルフライにベンチプレス、シットアップにスクワット。アームカールにプッシュアップ。決められたメニューを数セットこなす。汗が心の中の澱みをアルコールと共に洗い流してくれることを願って]

(342) 2007/08/28(Tue) 21:43:22

美術商 ヒューバート

[表現者としてモデルと対峙する時、私は美的探求心に最大限忠実であろうとする。モデルのシャーロットと対峙する時、私は貪欲な一人の男だった。それはシャーロットもわかっていただろう。
 ただ、それはその場限りのものであり、作品制作以上の逸脱がないという事実の積み重ねによって、私の父親としての立場と矛盾しないものと受け入れられていると私は信じてきたのだ。

 妻には、なるべく制作中はアトリエを訪れないよう伝えてあったが、娘にモデルを頼んでいるという事実自体は隠すことではない。なんの後ろ暗いところもない――はずだった。

 それとも、明確に線引きを示そうとする意識は後ろめたさを糊塗するためのものだったのだろうか。

 今となっては、境目は何一つ判然としなかった]

(343) 2007/08/28(Tue) 21:43:36

美術商 ヒューバート

―アトリエ・バスルーム―

[シャーロットが私を見る目は変わるのだろうか。

 例えば、私が普段より羽目を外したつもりでしかなかった行為がエリザを傷つけたと知ったならば。
 妻では満たすことのできなかった感情をステラという愛人で満たしていた過去を知ったなら。
 時に狂おしいほどの情欲に耐えきれなくなり、真夜中に女を買いに行くことさえあると知ったなら。]

ひどい男だ。

[私は服を脱ぐとシャワーのコックを捻る。自嘲は熱い湯の中へ溶けてゆく]

(344) 2007/08/28(Tue) 21:43:53

美術商 ヒューバート

[そう。娘に言えないことは、いくつもある。
 ついさっき見てきた事柄だけでも。

 ルーサーの捩るような遺体のスラックスのジッパーは開けられ、彼を辱めるかのごとく陰部が引っ張り出されていたこと。陰嚢から大腿部にかけての古傷は彼の男性機能に大きな障害を与えていたと想像され得たこと。
 私が彼の名誉を守るために、ジッパーを元のように閉じたこと。

 この町にはルーサーを襲ったような保守的な人間の集まりがあること。私が見た彼らの怖ろしい暴行。

 ネリーとノーマン――

 人は表側だけで察することのできる生き物ではないのだ。
 表面の流れが緩やかに見えても、深みには冷たい奔流が待ちかまえている。]

(345) 2007/08/28(Tue) 21:44:07

美術商 ヒューバート

―アトリエ・リビング―

[熱いシャワーで綺麗に汗を洗い流すと、躰全体を心地よい疲労がうっすらと包んでいたが心の澱みは随分晴れていた。

 ビキニパンツ姿にバスローブを羽織る。今は間接照明だけを灯した仄暗いリビングで、湯冷ましにミネラルウォーターを口にする。
 ふと気がつくと、静かに佇む気配があった。

 シャーロットだった。

 解かれた髪が闇に解け合うように流れ、対比をなすように白い肌が幽寂と浮かび上がっている。]

ロティ……
どうした?

[私は彼女を招き寄せるとそっと頬に手を添え、指先で優しくその泪を拭った]

(346) 2007/08/28(Tue) 21:44:59

美術商 ヒューバート、纔かな逡巡を見せたが、微笑み、微かに肯いた。

2007/08/28(Tue) 21:47:41

修道女 ステラ

わたしに…?感じてくれている…?

[改めて言葉に出されて突きつけられると、恥じらいに目を逸らさずにはいられない。
滑る指。跳ねる水音。淫靡に響き渡り耳を擽る。]

可愛いだなんて…そんなっ…――やぁっ…んっ…焦らさ…ないで…よローズ…いじ…わる――

[吐息交じりの声と共に、わたしはローズの体温を探すように手を伸ばす――]

(347) 2007/08/28(Tue) 21:47:44

美術商 ヒューバート、村長の娘 シャーロットの背中を抱くように、ベッドルームへと導いていく。

2007/08/28(Tue) 21:47:58

旅芸人 ボブ

―自宅/自室―

ハピネスのために…か……。

[ネリーがシャワーを浴びている間、部屋で一息つく。
思えば、久々に”いい汗”をかいたものだった。]

気持ちいいハピネスの感じ方できたし、
水害だなんだっても、案外楽しいもんだ。

[混乱期。彼のハピネス・ハンティングには、
非常に適切な状況だと思った。
サングラスで遮られた目が、獣のように光る。]

(348) 2007/08/28(Tue) 21:48:36

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:49:20

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:50:31

書生 ハーヴェイ

[『よければ私に話してくれないか』そういうヒューバートの目は確かに自分を慈しむ眼差しだった。

ただ─ 悲しいかな、その目がその慈しみのものだと分かるには既に遅すぎていた。

尊敬する人である。
父親とはこういうものかと思ったりもした。

しかしシャーロットの言葉、ヒューバートがつぶやくユーインの名。
図らずしも見られた背中の傷、ルーサーの死体。

忘れたい罪はそこにある。
望まぬとも兄と交わり、死なせた事実は何をもっても消えない。

一時とはいえ、アルコールだけで長く忘れるには、あまりにも重いものばかりだった]

(349) 2007/08/28(Tue) 21:51:11

修道女 ステラ、美術商 ヒューバートに話の続きを促した。

2007/08/28(Tue) 21:51:32

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:52:32

書生 ハーヴェイ、村長の娘 シャーロットに話の続きを促した。

2007/08/28(Tue) 21:53:03

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:53:59

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 21:55:05

旅芸人 ボブ

あの娘…まさか言いはしないと思うが。
何かあったら、この子らを使うことにするかな。

[自室の隅に、小さな扉がある。
耳をすませば中からは、呻き声。
彼は、ゆっくりとドアを開ける。]

キミたちも、そんなところに入れられて辛いでしょう。

[目が虚ろな犬、眼光鋭い犬、よだれを垂らした犬。
それらが、別々のケージに入れられていた。
彼は水差しを持って、一角に水をぶちまけてみた。
すると、犬たちは一斉にそれを怖がった。]

3週間程度…まあ、この獣にかかれば、
そんなに待たずに、普通に噛み殺されるかな。

[あくまでも、最終手段。そう考えた。]

(350) 2007/08/28(Tue) 21:56:07

見習い看護婦 ニーナ

[バンクロフト邸の電話があげられるまでそれほど時間はかからなかったが熱と気だるさでずるずると床にへたりこむ身には随分と時間があったような気がした。
やがて耳馴れた使用人の声に]

ニーナです。
伯父様とシャーリィが無事に帰られたか知りたかったので。

[端的に用件を告げれば、帰ってきた返事も端的であった]

(351) 2007/08/28(Tue) 21:56:32

酒場の看板娘 ローズマリー

[焦れるステラの様子にステラをますますかわいく感じる。
 手を伸ばしてくるステラの届くように身体を前に傾け、その感触を受け取る]

ステラ、下着は脱いでしまいましょう?
わたしももう、着けていないわ。

[ローズマリーはステラに微笑んでその下着にゆびをかけた]

(352) 2007/08/28(Tue) 21:58:44

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 22:00:49

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 22:01:39

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 22:03:53

新米記者 ソフィー

[車の中でヒューバートが施した氷嚢で熱を下げる試みは
僅かにだが、確かな効果を上げていた。

ローズマリーのベッドに寝かされてしばらくして、
ソフィーの意識は浮上しつつあった。

熱で節々が痛み、横になっていてさえ時折吐き気を催したが、
そんな最悪のコンディションの中で夢現に考えるのは
やはり父である*イアンの事だった*。]

(353) 2007/08/28(Tue) 22:04:32

修道女 ステラ

[伸ばした手に触れる躰。しっとりと濡れた膚の感触にわたしはしがみ付くように腕を絡める]

――…えっ…うん…解った…わ…
あっでもっ――

[一度は了承してもすぐに思い止まってしまう心。でもローズはそんなわたしのこと等お構い無しに、レースへと手を掛ける]

  [するり――]

[滑り落ちる無機質な感触が心地良くて、わたしの水脈はだらだらと蜜を零す。不躾に]

(354) 2007/08/28(Tue) 22:05:55

見習い看護婦 ニーナ

そう。
…ああ、大丈夫です。
伝言だけ………あら?

[お繋ぎしますか、と尋ねられたので伝言だけ頼もうとしたところでぶつりと向こうの音が途絶える]

…電話線、やられたのかしら。

[どうしようかと首を捻っても電話がうんともすんとも言わないのだから諦めるしかなかった]

(355) 2007/08/28(Tue) 22:07:36

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 22:08:05

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 22:10:43

書生 ハーヴェイ

[いつの間にベッドにいたのだろうか、しっかりとまたシーツをかけられて客間に寝ている。
酔っ払いの帰巣本能…と言うほどここで飲んだ覚えはないのだが、ヒューバートの手を煩わせたことはすぐに思い当たった。

また背中を見られたか、と服を確認するが触れられた様子はない。ほっと安心したようにため息を着くが、先程の会話が頭から離れない。
また二日酔いか、ぐらぐらする頭をどうにか治めたく、
ベッドから身を起こした]

(356) 2007/08/28(Tue) 22:12:04

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